唐沢山から諏訪岳

2024年06月01日(土) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 14.0km
• 登り: 856m
• 下り: 880m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:28

10:27 スタート地点
10:49 11:01 唐沢山
11:29 11:31 高鳥屋山
11:42 11:44 見晴休憩所
11:49 11:51 椿山
11:55 11:56 柃山
12:00 12:03 貝吹鳥屋
12:08 12:08 南見明岳
12:14 12:14 北見明岳
12:20 12:21 京路戸山
12:27 12:28 妹背山
12:29 12:29 京路戸峠
12:36 12:36 諏訪岳分岐
12:46 12:56 諏訪岳
13:04 13:06 諏訪岳分岐
13:10 13:10 京路戸峠
13:14 13:14 京路戸山
13:20 13:20 南見明岳
13:24 13:24 柃山
13:30 13:31 椿山
15:26 15:33 唐沢山
15:55 ゴール地点

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

唐沢山城跡駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

唐沢山は神社境内の為、城跡駐車場からはすぐに頂上に登れる。
唐沢山から諏訪岳にかけては、いくつか山があるが、急登が多い。
ルートによっては、勾配のかなり急な斜面となるので、転倒には要注意。
椿山から高速道路の上を通り、大綱山城跡方面の山々を経由したが、こちらは、
極稀に冬場などに人は入っているのかもしれないが、ほぼ整備無し。蜘蛛の巣もルート上に多いことから、この春は誰も歩いていないようだ。
スズメバチも多く、ルートは判別し辛く、倒木や木々で阻まれる。
また、長いこと藪漕ぎを強いられる部分があり、眺望もほぼ無いので、
まず通らないほうが良さそうだ。
どうしても入りたい場合は、冬場など、見通しが良く、スズメバチ等の危険が少ない季節が良いと思う。

その他周辺情報

唐沢山神社の城跡駐車場にはイモフライや佐野ラーメンが売っているらしい。地元ではない人は寄ってみるといいかも。
唐沢山神社は猫が多く、猫好きには嬉しいかもしれない。
自分は猫が特別好きな訳ではないが、すり寄ってくるので、可愛かった。
温泉は佐野やすらぎの湯を利用したが、サウナとその後の外気浴が最高だった。

写真

6/1 10:29

唐沢山城跡。平安から江戸時代頃まで城があったらしい。
関東七名城の一つだとか。唐沢山城のバッジもあるらしい。
今度行ったときにはレストハウスに寄りたい。

6/1 10:30

唐沢山城の歴史。ここが佐野の由来とかなり深い関係があるようです。唐沢山神社では佐野の由来となった佐野氏のご先祖で、平将門を討った人らしい藤原秀郷公を御祭神としているらしい。

6/1 10:31

天狗岩という展望スポットが駐車場からすぐのところにある。

6/1 10:32

少し登ると視界が開ける

6/1 10:32

抜群の眺め。この日一番の眺望はここ。
これだけ楽にこの景色が見れるとなると、親も今度連れてきたい。写真正面方向は足利方面。

6/1 10:32

佐野アウトレット方面。三毳山も見える。

6/1 10:33

これが天狗岩。登って辺りを見渡せる

6/1 10:33

展望案内。富士山や筑波山、妙義山等も見れるそう。

6/1 10:34

松ぼっくり

6/1 10:34

天狗岩からの景色。今度はゆっくりと山の同定をしたい

6/1 10:35

岩に登るだけでさらに視界が開け、ずっと遠くまで見える。

6/1 10:36

土曜日の昼前だと5割くらい埋まるみたい。結構人いた。

6/1 10:37

城跡マップ。秋に来るとさらに綺麗かもしれない。

6/1 10:39

猫。かなり人慣れしてて、突っ立っていると、近寄ってくる。可愛い。

6/1 10:41

厳島大明神とは厳島神社のことらしい。厳島神社では3柱の女神様を祀っているらしい。その1柱が水の神様なのだろうか。日光の滝尾神社にも関係あるらしい。勉強不足で分からない。

6/1 10:41

大炊の井(おおいのい)。昔、大炊寮という役職があったらしいので、そこから取った名前か。

6/1 10:43

藤原秀郷公が助けた龍神様のお話。龍神様も唐沢山の御祭神のようです。

6/1 10:44

龍神様の神宮。神宮というと、皇室関係と思うが、竜神宮なので、別物みたい。龍神様を祀っている。

6/1 10:45

御神木ではなく御神岩？

6/1 10:45

パネル。顔はめパネルではないみたい。

6/1 10:47

明治天皇の短歌。澄み渡る大空のように、自分の心も広く澄み渡っていたらなという意味だと思うが、明治天皇も何かもやもやするものを抱えていたのだろうか。

6/1 10:47

曳橋(ひきばし)があったらしい。攻め込まれた際に、橋を取り外せるのだとか。曳=引 と捉えても問題なさそう。曳と卑が頭の中で混ざってて、混乱した。

6/1 10:47

今は立派な石橋がある。

6/1 10:48

木漏れ日が気持ちいい。

6/1 10:52

唐沢山神社本殿前の階段からの写真。左にお守りとか売ってるところがある。

6/1 10:52

本殿前の広場

6/1 10:53

本殿。立派な建物。右の龍の絵はどこかで見た気がすると思ったら、龍ケ崎市のまいりゅう君に似てる。まいりゅう君見すぎて、多分黄緑のゆるい絵の龍=まいりゅう君に頭がなってる

6/1 10:55

石垣跡。

6/1 10:56

本殿右側に唐沢山の山頂標と、栃木百名山の標示があった。

6/1 10:57

ここちよい木陰。この後、お参りして、登山の安全を願って出発しました。

6/1 10:59

本殿から少し降りたところ。石垣結構残っている。

6/1 11:01

諏訪岳に向かい始めた直後。弓道場みたいのがあった。

6/1 11:02

二の丸方面への分岐。諏訪岳に向かうので、二の丸には行かないけど、帰りは大人しくこっちに帰ってくれば良かった。

6/1 11:03

薬草畑があったらしい。薬草ってRPGとかで聞くけど、本当に使われてたのかと実感。

6/1 11:04

自然の家？

6/1 11:05

京路戸峠方面へと向かう。

6/1 11:07

教育キャンプ場があった。

6/1 11:07

キャンプスペース

6/1 11:08

ドクダミ。お茶のイメージが強いけど、薬としても使われてらしい。さっきの薬草畑でも育ててたのだろうか。

6/1 11:10

サラシナショウマというらしい。これも薬草。

6/1 11:11

歩きやすい山道が続く。

6/1 11:14

分岐。諏訪岳までの道中にある山々の山頂も踏みたいので、松風の道を行く。

6/1 11:16

結構急だが優しい方。

6/1 11:17

尾根に出た。

6/1 11:21

東京農工大の看板がある。広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センターというところの管理地で、一般公開されているから、歩けるらしい。授業とかもやるそう。

6/1 11:28

三角点。

6/1 11:29

景色は綺麗だが、木に遮られ、一方向しか見えない。

6/1 11:29

ベンチで休憩できる。

6/1 11:30

山神様。日光で大雨の中歩いた時にお祈りして無事帰れたので、いつもお祈りしてる。

6/1 11:30

太陽光発電が見える。最近どこでも一気に増えてきている印象。

6/1 11:37

多分ヒメジョオンまたの名を貧乏草。ハルジオンと区別つかない。一応糖尿病とかの予防に使える薬草みたい。

6/1 11:37

トランシット測量器なるものがあるらしく、良く道路で測量の人が使っている道具のようなものみたい。

6/1 11:38

ノアザミ。これも食用だとか、薬用もできるらしい。

6/1 11:38

ヤブヘビイチゴというらしい。食べれるが味はしないそうで、これも一応薬草らしく、虫刺されにきくらしい。

6/1 11:39

地層が見えるところがあった。

6/1 11:39

こんなところにも電線。

6/1 11:42

無線基地局とのこと。

6/1 11:42

かっこいい。こういう資材ってどうやって運んだのだろう。ヘリで運んだのか、人力か、それとも近くに道路があるのだろうか。

6/1 11:44

基地局の側にベンチがあって、休憩できるみたい。ここが見晴休憩所。

6/1 11:44

少し下る。

6/1 11:46

椿山分岐。

6/1 11:47

椿山に向かう。

6/1 11:50

椿山頂上。ここも分岐。帰り道は子の分岐を大綱山城跡方面へと向かったが、荒れ放題で眺望もないので、おすすめしない。

6/1 11:56

柃山(ひさかきやま)というらしい。木札には気付けなかった。

6/1 12:01

貝吹鳥屋。こんな感じで各スポットには木札があるらしい。

6/1 12:01

ここは石が積まれていた。

6/1 12:07

南見明岳。

6/1 12:07

ここは少し広いので、座って休憩できる。

6/1 12:09

牛ケ背

6/1 12:11

牛の背中っぽい？

6/1 12:11

らくだ岩。

6/1 12:11

自分の年代の人はバサルモス岩といっても伝わると思う。

6/1 12:13

北見明岳。写真だと結構淡々と写真撮っているように感じるけど、どの山も割と急登ばかりできつい。

6/1 12:13

古い山頂標。

6/1 12:16

京路戸峠への看板。

6/1 12:20

とんび山。

6/1 12:21

春夏でなければ、眺望いいかも。

6/1 12:25

妹背山への分岐。ここも登りきつい。

6/1 12:27

妹背山。

6/1 12:29

多田駅分岐。京路戸峠はここのことをいうらしい。
山頂であった方が言っていた駅は多田駅の事だったみたい。
初めて聞いた駅だから頭に入ってなかった。

6/1 12:29

ここはいっぱいベンチある。

6/1 12:32

諏訪岳までもう少し。各山頂踏まなければ、優しい道が続く。

6/1 12:36

諏訪岳分岐。

6/1 12:39

太陽光パネル。これだけ置かれていると割と発電量あるのだろうか。

6/1 12:43

諏訪岳も結構急登。

6/1 12:46

やっとの思いで諏訪岳山頂。山頂標がいっぱい。

6/1 12:46

この日は20℃程度。湿度はそれほどなさそうで、カラッとしていていい汗かいた。

6/1 12:51

山神様。

6/1 12:51

眺望はまあまあ。

6/1 13:41

椿山からの分岐を大綱山城跡方面へと向かったところの最初の山頂。名も無き山頂。眺望は微妙。

6/1 13:41

緑茂る山々を見れる点では少し気持ちいい。

6/1 13:48

多分岩船のゴルフ場方面。

6/1 14:22

道中ずっとこんな感じ。この部分はルート明瞭でかなりいい方。
蜘蛛の巣がルート上に多いことから、最近は人はほぼ入ってないみたい。スズメバチ多いけど、こっちを襲う暇はなさそうに忙しくしていた。

6/1 14:44

藪漕ぎ直前の広場。スズメバチはここら辺では見かけなかったけど、背丈を超える藪の中を歩くのは怖い。GPSが無いと厳しいかも。ヤマレコの人が歩いたルートが見える機能がすごく役に立った。

6/1 14:49

池が見え、一安心。

6/1 14:49

結構魚いるみたいでボチャンボチャン聞こえる。でも釣りは禁止らしい。

6/1 14:50

いくつか池ある。

6/1 14:56

道に出た。とんだ道を選んでしまった。やっぱり計画通り唐沢山神社からのピストンにすればよかったとずっと後悔した。

6/1 14:56

奥に見えるのが椿山の分岐当たりと考えると、結構歩いた。

6/1 15:03

唐沢山ポケットパーク。

6/1 15:04

トイレがあったので、利用させていただいた。

6/1 15:09

舗装路で駐車場まで行けると思っていたけど、唐沢山神社までの登山道があるらしいので、疲れていたが利用することにした。

6/1 15:21

梅林公園方面への分岐。

6/1 15:24

もうすぐ唐沢山神社

6/1 15:24

ベンチがあった。

6/1 15:34

三の丸跡。

6/1 15:34

結構大きめの広場

6/1 15:46

城跡駐車場側の足尾神社近くにあったアジサイ。青が鮮やか。

6/1 15:46

明日は太平山に行くので、もっとたくさんのアジサイが見れる予定

6/1 15:47

最近右ひざが痛いので、足尾神社にお参り。

6/1 15:48

サツキ。ミツバチが一生懸命花の蜜吸ってた。

6/1 15:51

駐車場で上着脱いだらTシャツにヒル1匹だけ付いてた。初めて見たからびっくり。襟までしっかり上着のチャック閉めて、長袖長ズボンだったのに、どうやってか入ったみたい。申し訳ないけど、諦めてもらった。

6/1 15:57

コーラのグミに見える。

6/1 16:04

レストハウスは既に閉まっていた。

6/1 18:24

帰りに佐野のやすらぎの湯に入ってきました。サウナとその後の外気浴が今までで一番気持ちよかっです。多分これから何度もリピートすることになりそうです。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル

感想

うっちー

右ひざが負荷をかけ続けると、少し痛むようなので、低山ハイクに行きました。
目的は栃木百名山の唐沢山と諏訪岳。唐沢山神社の猫にも魅かれて決定しました。
唐沢山は山頂付近まで車で行けるので、すごく楽でした。それでいて眺望も良く、ハイキングにはうってつけでした。そのためか、かなりお客さんも多かったです。

諏訪岳まではいくつか山を越えたのですが、どれも急登が多く、これが連続するので、少しきつかったです。諏訪岳頂上付近も急登でしたが、こちらは岩もあり、少し楽しかったです。眺望はいまいちですが、頂上は少し広く、休憩でき良かったです。

問題は帰りのルートで、行きで見つけた椿山からの分岐を進んでしまったことです。
ヤマレコ上では一応人が歩いているルートがあるようだったので、進んだのですが、歩いている人は少数のようで、特に最近は誰も入っていなかったのか、荒れ放題でした。眺望は悪く、ルートは蜘蛛の巣だらけで、倒木やら新しい木が生えまくっていて、ルートファインディングしながらずっと進みました。また、スズメバチも多く、少し怖かったです。スズメバチ達は忙しいのか、ルート上で鉢合わせると、近づくと少し警戒して飛びますが、すぐに樹液を飲みに戻り、飲み終わるとそそくさと帰っていきました。なんだか邪魔したようで申し訳なかったです。

ルートが分かりづらいことまでは良かったのですが、道中ルートが完全に消え失せていて、倒木や木々で通れないところもあり、少しトラバースし、尾根上のルートに戻ったりしました。ヤマレコのGPSとみんなのルートの記録のおかげでなんとか登れる感じでした。特に最後の山頂のところは30mほど傾斜のある所で、背丈超えの藪漕ぎをしなくてはならず、ちょっと勇気がいりました。最後に池と舗装路が見えたときは安心しました。

なんとか駐車場に戻ったあと、さすがに疲れたので、温泉を検索したところ、佐野のやすらぎの湯という場所があったので行ってみました。
ゴルフの打ちっぱなしとスイミングプールが併設された施設で、大きめの施設でした。風呂は混んでいましたが、洗い場は数があり、待つことなく利用できました。
また、半個室のような湯舟があったりと割とくつろげました。また、サウナは30分おきにロウリュがあり、その直後はかなり熱く、ドバっと汗をかきました。
その後、汗を流し、水風呂に入ったのち、外の背もたれが結構倒れている椅子に座ると、今までの外気浴で一番気持ちよかったです。少しこのころ雨が降り出しましたが、どうでもよくなるくらい気持ちよかったです。今後リピートすることになりそうです。

今回の山行は、ルート失敗しましたが、最終的には良い思い出と発見ができたので、良い山行として記憶できそうです。まだ唐沢山付近はめぐるところ多そうなので、再度来たいと思います。城バッジ入手もかねて。