天狗岳 西尾根-西天狗-東天狗-黒百合平 日帰り周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 835m
- 下り
- 835m
コースタイム
12:20西天狗岳出発-12:50東天狗岳(写真休憩)-13:15中山峠/黒百合平分岐-14:05スリバチ池-14:25黒百合ヒュッテ-16:45唐沢鉱泉
天候 | くもりのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:唐沢鉱泉の玄関先に黄色いポストがあります。 道の状況:黒百合平〜唐沢鉱泉間は沢沿いで大きな石が多く、濡れているのですべりやすいです 温泉:唐沢鉱泉のお湯は湯の花が浮き、肌あたりは柔らかく気持ちよいです。 源泉は10℃のため加熱・塩素殺菌しているかけ流しとのこと。 湯船は2つあり、大きい湯船は温度が高め、循環ろ過しており 小さいほうはぬるめでろ過はしていないそうです。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
梅雨の合間の曇りのち晴れ予報。
これを逃す手はない!と八ヶ岳の天狗岳へ行ってきました。
前回、天狗に登った時は桜沢から根石岳経由で東-西とピストン、しかも小屋泊まりと
かなり余裕ある行程だったのですが、今回はどんな感じかしら・・・?
唐沢鉱泉駐車場に着いたのは8時前。
この天気のおかげかまだまだ余裕で停めることができました。
支度をすませ、シャクナゲ橋を渡り西尾根経由で天狗岳を目指します。
樹林帯はいきなり斜度があり、石がごろごろしていて
ウォーミングアップできていない体には辛いです
ゆっくり息を整えながら薄暗い道を進むと
傾斜が緩みパッと視界が開け、第一展望台に到着です。
梅雨時期のうす曇りだから、編笠山〜硫黄岳まで一望できるだけでも御の字!
夢中でシャッターを切ったり、双眼鏡で眺めまくったり
はっきり見えてしまった天狗岳への道のりにうんざりしたり・・・。
写真には写らないけれど、うっすら甲斐駒や鳳凰三山も見えました。
充分に休憩を取ってから出発。
寝不足が効いてか、体が重くなってきました。
第二展望台は岩場の取り付き直前にあり、気力と体力を整えるのに最適です。
おにぎりを食べてから岩場に取り組みます。
ガスが濃くなり風も出てきました・・・。
でもいたる所にペンキのマーキングがしてあり視界が多少悪くても心配ありません。
ふんがふんがとよじ登り西天狗岳登頂!ふぃー疲れた。
ここで昼食を兼ねた大休止。
目の前の東天狗岳には団体が固まっていてなんだか窮屈そう。
いっぽう、こちら西天狗は休憩にはちょうどいい広さと眺望。おまけに人がいない!
前回、西天狗はつまらない!と思ってしまったことが申し訳ないような快適空間。
1時間ほど満喫してから、低気圧が接近しているとの情報を得たのをきっかけに
根っこの生えたお尻をひきはがし、まずはザレ場を下ります。
さくさくと登り返せばすぐに東天狗の頂上です。
もう時間が遅く、ガスがどんどん濃くなってきたということもあり山頂独占。
うひょーと絶壁をのぞきこみ地図を確認して出発です。
浮き石(岩?)にときどきヒヤリとさせられるガレガレの道をずんずん進みます。
この頃にはガスもかなり濃く、風も強くなってきました。
数メートル先で飛び立った小鳥が、風に抗えず目の前を斜めに横切っていきます。
笑っちゃったけど置かれた状況はこちらも同じ。
岩の上で正面から吹き付けられ、固まることもしばしば。
人の気配はないし、足元は悪いし、風は止まないしで嫌になってきたけど
なんとかスリバチ池までたどり着きました。
一瞬、ガスが吹き飛ばされ池全体が見えた時は感動しました。
これで後ろに東西天狗さんが並んで見えたら最高だったんだけどな
ヒーコラと黒百合ヒュッテに到着。
ここで小休止して いよいよ唐沢鉱泉に向け出発です。
通るの2度目だけど、私この道大嫌い!!
前回、歩きながら「二度とこのコースは通るまい」と心に誓ったのに・・・
沢沿いの湿った岩がちな道はとても滑りやすく、ただでさえ歩きにくいのに
長時間歩いて疲れた足にはとても堪えます。
渋の湯との分岐でチョコを食べながら一思案。
パノラマコースを行けば快適な森の中を歩ける・・・けど時間は倍近くかかる。
普通に唐沢鉱泉方面に降りていけば最短コースだけど、この嫌な道がまだ続く。
すごく迷いましたがセオリー通り最短コースを行きました。
うぅ。。。二度とこのコースは通らないぞ
途中で雨が降り出しましたが、木々に遮られほとんど濡れませんでした。
なんとか無事に樹林帯を抜け、唐沢鉱泉へと続く橋が見えた時には本当にホッとしました。
車について靴を脱いでいたら、急に本降りに!ラッキーでした〜
あぁ、嫌な道だけど最短コースにしてよかった・・・。
お楽しみの温泉は、唐沢鉱泉700円也。
夕方だったので他にお客さんもおらず、お湯もよかったのですが
お山の宿だけに鹿やら熊やらキツネやら雉やらの剥製があちこちに・・・
剥製恐怖症な私にはかなり辛いものがありました。トホホ
今年初の八ヶ岳はかなり冒険要素があり充実してました。
これを皮切りにバンバン登りにいくぞ〜〜!!
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