愛宕山 愛宕神社 千日詣(せんにちまいり)
- GPS
- 03:32
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
- 山行
- 1:27
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 1:31
天候 | 貼れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された参道です。 |
写真
装備
個人装備 |
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
私は京都市内で生まれ育ったのですが、愛宕山の位置する右京区出身なので小中学校の頃から愛宕山には学校の行事で登ってましたので馴染みがありました。
その愛宕山、今年の2月25日に約30年ぶりに登ったのがきっかけで、以来山登り、山歩きに目覚めたのです。
山頂の愛宕神社は、全国に約900社を数える愛宕神社の本社として、京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座し、古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られています。
その愛宕神社の行事に、千日詣り(正式には千日通夜祭)というのがあるのを同時に知りました。
7月31日夜から8月1日早朝にかけて参拝すると千日分の火伏・防火の御利益があると云われ、毎年数万人の参拝者で境内参道は埋め尽くされるとのことです。
2月の寒い時期にこの行事を知り、以来絶対に千日詣りに行きたい、行こう、と思ってたのですが、実際に行くことが出来ました。
というより、公式夜間ハイクが出来たというのが正しいでしょうか。
千日詣りには毎年数万人の方が登られるとは聞いていましたが、実際に行ってみてあまりの人の多さに驚いたというのが正直な感想です。
いやぁ、皆さんタフです。
また愛宕神社は、「愛宕の三つ参り」として、3歳までに参拝すると一生火事に遭わないと言われています。
そのため、日頃から小さなお子様連れの参拝者が登山されているのも特徴です。
この千日詣りの夜も、やはりお子様連れの方を多く見かけました。
その子供達が親に向かって「もう眠たい!」と言って泣いている光景もチラホラありましたが、多くの子供は周りの大人達にも励まされ、一生懸命登ってました。
いいですね、こういうのも。
さてその千日詣りですが、仕事を少し早めに切り上げて帰宅したのが午後8時過ぎ。
それから晩御飯食べて休憩後、飲み物など山行の準備し、家を出発したのが多分9時半頃だったかな。
駐車場も台数が足りない様子だし、自家用車はパス。
バスは午前0時で終了し、翌朝5時半再開。
話にならないので自転車で行くことにしました。
自宅から自転車で清滝までの登り道をひたすら走り続け、10時過ぎに清滝に到着。
清滝トンネルでは、千日詣りの交通規制が行われており、歩行者や自転車は清滝トンネルは通れず、清滝トンネル手前のいつもは無料駐車スペースとして開放されている場所が無料駐輪場として指定されています。
駐輪場に自転車を置き、清滝トンネルの上の真っ暗けの試峠を歩かされます。
10分足らずで峠を越え、清滝バス停に。
ここから私にとっては日頃日中に登っている愛宕山の夜間ハイク。
それにしても凄い人。人、人、人です。
そうですね。神社が標高924mの山頂にあるから当然登山になるのですが、根本的に今日は参拝行事に人が集まっているのです。
表参道の登山口にはかき氷まで売っているやん(笑)
普段も営業してくれへんかな。
登山道に入っても当然この人並の中を歩くわけです。
私の登るペースが決して速いというわけではないのですが、あまりにも渋滞し過ぎてますので、可能な範囲内で人を抜いて登っていきました。
千日詣りの時は、こちらが登りの場合、下りの人とすれ違う時に「お下りやす」と
お声かけします。すると相手からは「お登りやす」という声が返ってきます。
いいですね。
登山道には、千日詣りの参拝者のために、普段はありませんが千日詣り用に電球がぶら下げられており、懐中電灯などなくても普通に足元はみえます。
いつものように5合目までは特に坂が強く、暑さと人ごみでバテ気味に。
大杉大神まで来るといつもと同じ様に景色が開けます。
ここ、少しだけですが眺望いいんです。
でも夜景となると明るさも弱く、少し微妙かもしれません(あくまでも個人的な感想です。)
カメラは携帯(スマホ)ですが、夜景を撮るにはスペック不足。
どんなモードにしても夜景として撮れませんでした。
でもこの場所はすごい人だかりでした。
納得です。
そして7合目の水尾別れの東屋まで来ると満杯状態。
ここも当然スルー。
でも実はここまで来たら山頂はすぐ近くです。
やはり一気に登るしかないでしょう。
黒門にも人が座って休憩されてましたがスルー。
一気に山頂へ。
行事事で人が多いので仕方ありませんが、本音は自分のペースで登ったり歩いたり出来ないのは逆に疲労の原因。
しかも途中までは暑かったしね。
そんな訳で時々無理に人を抜き去っていくため、息が上がりそうになることもありました。
しかし極力立ち止まってゆっくりした休憩は避けたいので、ほとんど休憩なしで人の渋滞などに巻き込まれながら山頂に到着。
神社の社務所付近で宮司さんがペットボトルの飲み物を販売しておられました。
私も持って行った飲み物があまりの暑さに足りなくなりそうだったのと、少しがぶ飲みしたかったのでポカリスエットを1本買いました。
一気飲みしたのですが、何とぬるい・・・
まあ、しかしこんな山の上の行事の際に飲み物買えただけで幸運ですね。
そして一気に神社へ駆け上がり、参拝を致しました。
その後、お札を買い求めるために普段は絶対にない行列に並びました。
順番を待ち、お札を買いましたが、並んでみてると皆さん凄い大人買いしてらっしゃるのに驚きました。
やはり愛宕の火伏のご利益にあやかるために託されて来られてるんでしょうね。
凄いな。
この時点でもう真夜中、12時を過ぎてます。
登り切ったせいなのか、標高のせいなのか、少し涼しくなりました。
持ってきた夜食のおにぎりを食べ、下山の途につきます。
しかし登って来られる人の波はまだまだ途切れることなく続きます。
そらそうですね。
12時まではバスが動いてたんだし、それに今から登ってくる人は夜明けを山頂で迎え、明け方にバスで帰るんでしょうかね。
神社内で半野宿状態の方も大勢いらっしゃいます。
しかし残念ながら私は翌朝は仕事なのでそんなにゆっくり楽しむわけにいかず、ひたすら帰路に就くために下山です。
帰りの表参道の下山は約1時間程度でした。
いつもは月輪寺から降りるので、凄く早かったです。
初の夜間愛宕。千日詣りも無事に終了!
お疲れ様でした。
なかなか楽しませて頂きました。
さすがに仕事終わってダッシュで用意して自転車で清滝に向かい、愛宕登って疲れました。
最後までお付き合いありがとうございます。
はじめまして、拍手ありがとうございました。
私は、就職先が京都市内で、現在右京区に在住しています。
(出身は関東地方なのですが)
レコ、拝見しました。
時間からすると、どこかで、すれ違っていますね!
僕も、愛宕山には何度か登っているのですが、千日参りは今回初めてでした。
山頂往復3時間は、なかなかのスピードなのではないでしょうか。
すごい体力ですね。
mogeruさん
こんばんわ!コメントありがとうございます♪
私は右京区出身の西京住まいです。
今回はチャリで約30分かかって清滝まで行きました。
愛宕千日詣り、時間的にはお会いした可能性高いですね。
人がたくさんの中、急いで登って急いで降りて、とても疲れました。
翌日仕事じゃなかったら夜明け見たかったです。
私の体力ですか?
素直にありがとうございます。過信しないよう頑張りますね!
過去レコ拝見しました。
私もこの冬に初雪(比良・愛宕で)デビューしたいと思ってます。
特に雪の武奈ヶ岳が楽しみなんです。
またご教授願えれば幸いです。
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