旧三国街道（高崎宿〜六日町宿）

2024年06月08日(土) ~ 2024年06月09日(日)

• GPS: 22:46
• 距離: 132km
• 登り: 3,359m
• 下り: 3,267m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:34
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:49

距離 67.1km 登り 1,475m 下り 948m

7:04 高崎駅
7:26 7:27 北高崎駅
13:05 中山峠
13:10 13:11 プラネット
13:38 13:43 中山本宿バス停
14:34 赤根峠ポケットパーク
14:47 金比羅峠
14:51 不動峠
16:36 16:39 たくみの里バス停
17:11 17:15 逆桜バス停
17:40 17:41 関所跡バス停
17:53 猿ヶ京温泉

2日目

• 山行: 11:26
• 休憩: 0:31
• 合計: 11:57

距離 64.7km 登り 1,884m 下り 2,319m

4:06 猿ヶ京温泉
4:59 吹路
5:21 5:24 永井宿郷土館入口
5:28 5:30 三国路自然歩道入口
6:19 6:20 大般若塚
6:47 6:48 国道17号1.3km
7:02 三国トンネル分岐
7:06 7:14 三国峠
7:21 7:24 三国権現御神水
7:28 三国峠登口
7:40 西武クリスタル前バス停
7:44 三国山荘
7:47 7:49 浅貝バス停
7:59 シュネー
8:21 平標登山口バス停
8:25 元橋バス停
8:43 8:44 宿場の湯
8:57 旧三国街道 二居峠登口
9:12 9:16 二居峠
9:31 中の峠
10:13 10:16 道の駅みつまた
10:45 10:47 荒戸城跡登口
10:49 荒戸城跡大手登口
10:54 荒戸城跡
10:59 荒戸城跡登口
12:14 12:15 ハツカ石口
12:17 ユングパルナス
16:03 六日町インターチェンジバス停

天候

6月8日
7:08　高崎駅　晴れ　19℃
11:30　北ノ牧宿　晴れ　27℃
17:55　猿ヶ京温泉　晴れ　21℃
6月9日
4:09　猿ヶ京温泉　曇り　15℃
7:15　三国峠　曇り　12℃
17:22　六日町宿　曇り時々晴れ24℃

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

中山宿〜塚原宿の金比羅峠越え、猿ヶ京温泉〜永井宿の猿沢の上り下り、永井宿〜三俣宿の三国峠、火打峠、二居峠不動峠越えに未舗装登山道区間がある。他は概ね舗装道路歩き。
金比羅峠〜塚原宿の山道は道型不明瞭。車道へ迂回している。

その他周辺情報

猿ヶ京温泉の温泉民宿ふじやにて宿泊。無色透明の硫酸塩・塩化物温泉でした。

写真

6/8 7:15

高崎宿
中山道との追分
北へ進むとしばらくして渋川街道との追分があり、三祀神が祀られてる。

6/8 7:37

高崎宿〜金古宿
史跡三国街道みちしるべ
「右えちご　左はるな」と刻まれたもの。

6/8 9:15

金井宿〜渋川宿
吉岡町指定史跡の三国街道の一里塚跡
昭和の初期まで樹齢数100年の榎が立っていて、現在のは2代目とのこと。

6/8 10:26

渋川宿
国重要文化財の堀口家住宅
この地方における商家を伝える貴重なもの。

6/8 11:05

金井宿〜北牧宿
旧安中藩杢ヶ橋関所(もくがばしせきしょ)跡
この辺りでは碓氷関所に次いで重要とされてた関所。吾妻川の渡しを警護してた。

6/8 11:54

横堀宿〜中山宿
横堀宿の一里塚
西側の塚は取り壊されてしまったけど東の塚は残ってた。東西15m南北8mの中央にけやきが植えられたもの。

6/8 16:45

須川宿
本陣と脇本陣がそれぞれ1軒ずつ。明治初期には129軒の家屋があったという宿場町。今は匠の里として売り出してた。宿泊入口手前にある藁作りの恐竜は目を引く。

6/9 7:02

永井宿〜浅貝宿
三国峠(1,300m)
街道で最も標高高く、最も難所と言われた峠。ちなみに三国は上野、信濃、越後のこと。信濃国境はもっと西だけどここが3国の境と考えられてたみたい。

6/9 8:42

二居宿
旧本陣富沢家住宅
慶長14年(1609年)から当地の本陣役を勤めていた富沢家の旧宅。

6/9 9:27

二居宿〜三俣宿
中の峠茶屋跡
標高1,020mの二居峠越え。かつてここにはきのこの吸い物と甘酒が名物だった茶屋があったという。

6/9 14:27

塩沢宿
牧之通りと呼ばれる通りは北国らしい雁木の街並みが復元されている。

6/9 15:03

六日町宿
清水街道と三国街道の追分碑
上州と越後の最短ルートで明治には国道だった清水街道との合流点。

撮影機器：

DSC 1655Z Kenko

感想

higashino9

6月上旬の旧街道歩き走り旅は旧三国街道。江戸時代の脇往還だった道を群馬県の高崎から新潟県の六日町まで歩き走ってきた。
この道、上越国境越え以外はそんなに上り下りなく歩けるだろうと思ってたらそれまでもそれからもけっこうアップダウンだった。高崎市からみなかみ町へは今の主要道である国道17号は利根川沿いを行くのに、旧三国街道は子持山小野子山の鞍部の中山峠を越えていく。昔の坂東太郎の暴れっぷりと標高差500mの登りを苦労しても安定した旅路がしたい人たちの気持ちが伝わってくる。三国峠越え後の清津川沿いに進む区間も同じ。
三国峠前後は大部分舗装道路となってしまいこの点は残念だけど、全体的に史跡石仏見どころ多く楽しめた。
石仏に関して。群馬県では膝丈ほどの高さの石仏が主だったのが、新潟に入ったら大人の背丈ほどの恵比寿様かと思うようなものを多く見るようになった。新潟県には日本一大きいというお地蔵様あるようだし、この地方には大きい石仏造るとご利益あるという考え方あるのか。文化の違いもおもしろい。