娘(4歳)といっしょに。 唐松岳 (娘の北アルプスデビュー)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 940m
- 下り
- 933m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:40
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:04
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳山荘 直前は少し高度感あり。 |
写真
感想
4歳のうちに北アルプスデビューさせるかどうか迷いに迷っていたのですが、直前に夜行電車の指定席に空きが出たのを発見。 迷っていたはずが、迷わずクリックしてしまい、元気に北アルプスデビューできました。
登山口までの交通の距離があって、運転で疲れて登るのも避けたいし、帰りの渋滞も嫌。 初めてのルートも心配。 天気は100%ではないし、娘も連日の登山と海水浴が続いて、どうしようかと思いながら、なんとなく、毎日、指定席の空きをチェック。
前日に、臨時アルプス81号に空きがあるのを発見。反射的に確保してしまいました。
大きなリュックを担いで、4歳の娘の手を引いて、23時過ぎ、最寄り駅から電車に乗ろうとしたのですが、金曜の夜で満員電車に何とか乗り込み、普段は立たせるようにしてますが、お席を譲っていただいて大変助かりました。
アルプスには途中駅からの乗車だったので、しばらく電車を待ち、何とか乗車するも、オンラインでの予約だけではダメだったようでしたが、確認を取っていただき久しぶりの夜行電車の雰囲気を楽しみます。
終点の白馬で下車。まだ寝ぼけている娘の手を引いて改札を出ると、バス停はすでに大行列。しかたなくタクシーでゴンドラ乗り場へ直行し、運転開始前の行列に娘を並ばせて切符を購入。 行列が徐々に進んでいたのに、娘は私の言いつけどおり、しっかりと「ここで待ってて」くれまして、行列の最後尾になってしまったものの、ゴンドラ、リフト、リフトと乗り継いで、景色を楽しみながらアッという間に下界とは全く別の世界に登りました。
トイレをすまして登山開始。
ダイナミックな雲の動きや、雪の残る最高の景色を楽しみます。
池に映る、青空と山々。
雪渓での雪遊び。
とても楽しく、変化にとんだコースです。
ただ、夜行電車だったので娘が少々寝不足で、時々眠気に襲われて、
「眠い、眠い」を連発。 しばらく休んで気を取り直すと元気を取り戻し、
もうすぐ「赤いおうち」が見えるよ。と言いながら、登りきりました。
今回は、行き先が同じ登山者が多いルートなので、山小屋に到着したときには
途中で追い越されていった皆様からもたくさんのご声援をいただきました。
睡眠不足があってコーヒーを何度も補充しながら、夕食・朝食とも2人で完食しました。
山小屋入り口前で、娘さんとお父さんの登山のお話を聞かせていただいたり、2歳でお父さんに背負ってもらって登ってこられたお友達とも仲良くしていただいて、とても楽しいひとときでした。
小屋はシーズンなので結構混んでいるようで、缶ビール600円はどんどん売れていき、冷やすのが追いつかない様子。
あてがわれた北館のカイコ棚を除くと、お布団1枚に枕が2つづつ。大丈夫かなと心配しましたが、それほどは詰め込まれずよかったです。
今週も、日の出を拝むのはあきらめて、娘の睡眠時間優先。
食事前に、ぐるっと散歩したり、雷鳥の写真を撮ったりして、朝食の順番を待ちます。
雷鳥かどうかはわかりませんが、皆さんが雷鳥の親子がいるよ。と言って写真を撮られてましたので、、、
もっと、花や鳥の名前なんかも教えてあげたほうがよいのかも。とは思うものの、まだ、娘はハトとカラスがようやく違うことに気づき始めた程度なので、ま、いいか。ということで。。。
朝食後、荷物はデポして唐松岳山頂アタック。一気によじ登りました。
昨晩お友達になった2歳のお友達と、4歳の娘が、最高の景色の北アルプスの山頂で遊びまわる様子は、とても不自然であり、そして、とても自然でもありました。
いつまでも長居したい気持ちを抑えて、崩れるかもしれない天気に備えて、早めの下山。 いままでも何度かお友達と一緒に下ろうとするのですが、たいていは4歳のペースでは、時間切れで、自然消滅的にいなくなってしまうのですが、今回はがんばって何とかついていきました。 お待ちいただいてありがとうございます。
でも、娘の言葉を借りると、「もっといい街をみたい」とのこと。翻訳すれば、高いところからの景色を見ながらゆっくり歩くのがいいとのことでした。 今回は午後から天候も崩れる可能性もあったので急いで歩いてしまいましたが、多少の雨ならそれも楽しみたいと思ったのでした。 私も子供のころ、父と雨の中、ニッコウキスゲの群落を見ながら歩いた記憶が一番印象に残ってます。
下山のリフト・リフト・ゴンドラを乗り継いでお友達とご飯を食べてから、10分ほど高速バスのバス停まで歩いたら、ちょうど新宿行きのバスに空席があったので、そのまま直行で帰宅できるという魅力に引かれ、JRはキャンセルしてそのまま帰宅することして、バス停前のお風呂で汗を流して、バスに乗りました。
最大のミスは、バスに乗る前、ビールが買えなかったのが残念。
おつまみはたくさん残してあったのですが、当然、アルコール類は休憩で止まる高速のSA、PAでも売ってませんし、、、
中央道の大渋滞にはまりつつも、バスはウトウトしている間に無事到着。
今回は、無事に4歳の娘が、元気に北アルプスにデビューでき、電車・バスでの2人旅も成功。
これまでは行ったことのあるところだけを娘と楽しんでいましたが、半分案内役のような感じでした。 今回は未知のルートだったので、新しい景色にこちらの楽しみも倍増。 新しいお友達にも巡り合えて、私のテンションも上がって最高の山行でした。
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