深岩観世音〜深岩山〜岩山(猿岩の鎖場下降は怖いよ〜)

2024年06月09日(日) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 8.6km
• 登り: 709m
• 下り: 718m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:37
• 休憩: 2:39
• 合計: 9:16

距離 8.6km 登り 709m 下り 718m

8:06 スタート地点
9:39 10:48 深岩山
12:40 12:43 猿岩
12:44 12:46 岩山
12:50 12:51 猿岩
13:33 13:41 岩山
13:57 14:09 ２番岩
14:20 14:26 ２のタルミ
14:38 ３番岩
14:45 14:53 Ｃ峰
14:57 ３番岩
15:10 ２のタルミ
15:37 15:38 ２番岩
15:51 16:03 岩山
16:09 16:46 猿岩
17:22 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深岩山聖観世音入口に路肩駐車
近くの深岩農村公園にトイレ有り

コース状況／危険箇所等

「深岩山」
深岩山聖観世音の左斜面からロープ出して藪岩を登り、聖観世音上部へ3Pで登りました。落ちると洒落になりません。ルート取り次第で、�掘銑�⁺
深岩山東尾根に乗り、連続する岩場を登ったり躱したり、最後の核心岩壁は岩の隙間を潜り、右ルンゼから巻き登りました。
後は山頂を目指して急斜を登ります。

山頂からは南西尾根を降り「深岩石」の現役の石切場を上部から覗き、下降する南尾根の状況を観察します。採石場跡だらけの南尾根、過去の石切場跡には錆びた索道や滑車、鋸刃等が残置されて、しばし産業遺産の見物をしました。
南尾根270m圏峰には、石祠が三宇、末端大岩には古い注連縄が巻かれていました。

「猿岩」
70mの鎖場は長いです。
特に、溝に垂れる4本目の鎖は傾斜が強く、足場もツルツルで危険、握力が抜けたら滑落します。
※ 猿岩は、降雨で濡れてたら最初から降りないで、巻き道から降りた方が良いです。

妙義山の鎖場よりも足場が少なく遙かに大変で、これを登るとなると大事です。

その他周辺情報

天然温泉 湯処あぐり　510円
https://www.romanticmura.com/yudokoro/

写真

6/9 8:13

山に入ると直ぐに、段差の大きい石段が深岩山聖観音へ続きます。

6/9 8:14

手摺りの石段を上りきると、左手に青面金剛像

6/9 8:16

正面の岩窟に、深岩山聖観音堂が見事に嵌まり込んでいます。

6/9 8:17

お堂の左岩壁には、磨崖仏が彫られています。

6/9 8:18

お堂の中の暗がりを覗くと、立派な厨子と仏像が薄っすらと見えます。

6/9 8:24

観音堂は、大きな亀岩の懐に祀られています。罰当たりにも後でこの天辺の甲羅岩に登りました。

6/9 8:24

お堂の右手には、如意輪観音像

6/9 8:30

少し右下の湧水の岩窟に、弁財天が祀られています。
この付近一帯、何だか凄いです。

6/9 8:37

お堂の右斜面から登り、亀岩の天辺まで行けないか観察してみます。
う〜ん、支点は無しでフリー、7m壁 ��⁺〜�� 岩質も凝灰岩で微妙・・相棒は行きたそうですが、却下❌ TRなら未だしも、こんなの登りません(°°;)

6/9 8:46

亀の甲羅から降りるのも結構危ないです。

6/9 8:52

仕切り直して、お堂の左斜面から行ってみます。

6/9 8:59

グルグルの蔓みたいのが引っ掛かります。

6/9 9:06

上部へ続く岩根沿いを登ります。

6/9 9:11

急斜で落葉がとても滑ります。

6/9 9:29

もう少しです。
鞍部に登り上げると、なんと古い赤テープが落ちていました。反対側から、もっと安全に来られるのかも知れません？
少し左の枝にも赤テープが・・左から来られるルートも有るのかも？
何れにせよ、同好の士が付けたって事ですよね〜(^^;)

6/9 9:34

深岩観世音の天辺岩です🐢

6/9 9:35

右手に屹立する岩々も凄いです(°°)

6/9 9:40

深岩山を目指して岩場を登り、更にこの岩を登ると、前方に登れそうに無い白い岩壁が見えて来ました。左側は崖です。

6/9 9:43

大岩の隙間から、反対側へ潜り抜けて活路を探します。

6/9 9:42

何処かに活路が無いかルーファイ、ここも厳しそうです。

6/9 9:45

岩根右側のルンゼから巻き登れそうで、ここから行ってみます。

6/9 9:47

ここも落葉が凄いです。

6/9 9:57

狭い鞍部から最後の岩壁の天辺に登ります。

6/9 9:54

天辺から隣の岩山と猿岩辺りが見えます。

6/9 10:00

天辺岩の足元は絶壁です。落ちたら助かりません。

6/9 10:08

更に深岩山頂を目指します。

6/9 10:09

岩の回廊をすり抜けて

6/9 10:14

深岩山頂に到着しました(^^)/

6/9 10:16

この岩の裏側に、小さなお地蔵さんがいました。

6/9 10:17

石切場の名残、鉄杭とワイヤーが突き刺さり、まるでナウシカのオウムの子です。

6/9 10:30

丸鋸の跡

6/9 10:30

切り出した石を滑り落とした滑り台、遙か下まで続いています。凄いです。

6/9 10:32

石切場跡の垂壁、こういう場所が多いから、すんなりと降りられません。

6/9 10:38

南西尾根を降り、現役の石切作業場を眺めます。
先週の千葉、鋸山を思い出します。

6/9 10:46

ウロウロして、隣の石切場跡を覗いてたら、崖下で子育て中のハヤブサのツガイに警戒音を発せられ、凄いスピードでヒュンヒュン飛び回られました。
ウロウロしてて、ゴメンね〜(**;)

6/9 10:53

石切場の名残、錆び付いた索道

6/9 11:24

南尾根の途中に有ったチョックストーン、
天辺にも登ってみます。

6/9 11:18

CS天辺から見る石切場、まるで昇仙峡。
さっき左上の丸岩の天辺に居たんだよ〜(**)

6/9 11:34

南尾根270m圏峰の大きな石祠、麓を向いています。

6/9 11:37

突き出した岩場から見る、麓の田んぼが綺麗です。

6/9 11:38

モザイク入りのドラえもん(^^;)

6/9 11:58

足元刈られた竹藪を通り、この直ぐ脇の擁壁切間から降りて来ました。

6/9 11:57

マツバギク、目がチカチカします。

6/9 12:07

先程まで居た深岩山、岩壁の一番高い天辺に居ました。

6/9 12:09

何とも凄い尖塔、岩山のA峰みたいです。

6/9 12:39

次は岩山に向かいます。こちらも石切場跡から登りました。

6/9 12:58

岩山頂から

6/9 13:37

先程登った、深岩観世音天辺岩〜深岩山頂、
歩いた稜線が良く分かります。

6/9 13:45

岩山頂から南尾根を適当に降りると、顕著な岩が有りました。

6/9 14:03

6/9 14:46

C峰、見晴らしベンチで、TR登りの方々を見ながら一休み。

6/9 15:29

二番岩

6/9 15:35

1.5番岩、古賀志山が良く見えるので、この岩からの眺望が好きです(^^;)

6/9 16:10

猿岩手前岩

6/9 16:10

猿岩手前岩で、オオスズメバチに待ち伏せされてて🐝
刺されたら怖いので、危ないけど岩裏から行きます(°°;)

8年ぶりの猿岩下降、その時は雨が降っていて、滅茶苦茶怖かったんです(°°;)
一本目の鎖は、直ぐ先で下が見えなくなります。

そして斜度の強い危険な4本目の鎖、
乾いているけど一度ズリッと滑りました・・
やっぱり怖いです(°°;)

撮影機器：

EX-ZR1600 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

チェンスパ

共同装備

20ｍ

感想

booko

秩父方面へ走行中、目的地は絶対に降っていそうな真っ黒い雨雲☔
途中で、急遽行く先を変更して、栃木県鹿沼市の深岩山聖観世音にやって来ました。

長い石段を登り着いた深岩観世音、
亀の様な岩屋に嵌まり込んだ観音堂や、周囲にある諸々の石仏が素晴らしいです。
一寸気が引けましたが、罰当たりにも亀岩の天辺へ登ってみました<(_ _)>
深岩観世音から深岩山頂を目指すと、プチ藪岩登りとなり、次は何が出て来るだろう？と、久しぶりに少しワクワクしました(^^;)
深岩山は、そこら中に石切場の名残があり、どん詰まると絶壁、僅かな隙間を抜けて突破したり、フィールドアスレチックで愉しかったです。

8年ぶりに岩山にも寄り、ピストンして来ましたが、登降出来る岩が多くて良いですね(^^)
そして危険な猿岩70m鎖場の下降、8年前は雨で濡れてて怖い思いをしました。
今回は乾いてるのに、4本目鎖でズリッ💦 やっぱり怖いです(°°;)

コメント

chii1961

bookoさん　こんばんは　　　　　　　　　　　　あんな岩、登れるのか？という形の深岩山に登られたのですね！流石です。自分は岩山だけで充分です…笑。無事の下山、大変お疲れ様でした。

booko

chiiさん　こんばんは。
深岩山、結構ルーファイが楽しくて良かったですよ〜😊
やっぱり私は、猿岩の70ｍ鎖場下降の方が怖いです(**;)
chiiさんは、平気で降りてましたよね〜😓