皇海山はやっぱり早いうちに

2024年06月08日(土) [日帰り]

• GPS: 12:20
• 距離: 32.4km
• 登り: 2,589m
• 下り: 2,589m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:33
• 休憩: 2:47
• 合計: 12:20

2:48 スタート地点
3:24 3:26 笹美木橋
3:39 3:45 一の鳥居
3:45 3:48 庚申七滝
4:38 4:42 猿田彦神社跡
4:46 4:56 庚申山荘
5:15 5:34 大胎内(分岐)
5:56 6:06 庚申山
6:08 6:13 庚申山展望台
6:18 6:22 御岳山
6:37 6:39 駒掛山
6:43 6:48 渓雲岳
7:06 7:14 薬師岳
7:15 7:21 白山
7:55 8:06 鋸山
8:33 8:37 不動沢のコル
9:17 9:42 皇海山
10:03 10:06 不動沢のコル
10:31 10:46 鋸山
11:16 11:17 女山
11:23 11:26 六林班峠
13:12 13:14 天下の見晴分岐
13:20 13:33 庚申山荘
13:36 13:38 猿田彦神社跡
14:15 14:16 庚申七滝
14:20 14:22 一の鳥居
14:34 14:35 笹美木橋
15:08 ゴール地点

帰りが夕方になるのがイヤで早すぎるかな？と思うスタート時間でしたが、駐車場の満車状況を見るとこれで正解かなと。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銀山平駐車場に2時半頃到着したら、下の駐車場は残り2台。上の駐車場は空きがありました。下の駐車場が先に目に入るので停めてしまいがちですが、上の駐車場の方が数十メートルだけ登山口に近いです笑。ヘロヘロになって帰ってくることが必定の皇海山ですので、数十メートルも大きいかと笑

コース状況／危険箇所等

六林班峠からの下山ルートは道幅狭く、一部欠損もあり、落ちたらかなり危険。緊張感が続いている鋸山での鎖、ロープに比べて、疲労で集中力を失いがちなこちらの方が危険に思えました。

その他周辺情報

銀山平駐車場の隣のかじかの日帰り温泉は15時までのため間に合わず。日光方面に戻る予定でしたので、日光和の代温泉・やしおの湯へ。トロッとしたお湯加減の露天風呂が最高でした

写真

6/8 2:44

銀山平駐車場にはトイレがない？（見当たらなかった）

6/8 2:55

2時45分に登山開始

6/8 3:40

一の鳥居には55分ほどで到着

6/8 3:44

登り始めは簡単。でも途中の渡河する辺り？で道を見失い、ヘッドライトがたくさん集まる方へ戻りました笑

6/8 4:07

これを目印にすれば良いのかと思いきや、百5丁目くらいで以降の看板を見失いました笑
皇海山に行く人には何の目安にもならないです笑

6/8 4:21

このあたりから徐々に日が昇り始め・・・

6/8 4:30

仁王門あたりでヘッデンを外しました。

6/8 4:42

清流が心地よい

6/8 4:53

5月から使えなくなった庚申山荘に到着。トイレも使用停止で使えるのは水場のみ。庚申山荘が使えなくなったこともあり、前泊・後泊も出来ず日帰りのみのきつい登山になりました。途中荷物が多かった方はもしかしたら山荘泊のプランだったかも、と思うとちょっと可哀想

6/8 5:02

山荘を出てしばらくすると・・・

6/8 5:06

岩を水がしたたる神秘的な場所に。前後に登山客がつかえているのであんまりゆっくり出来ませんでした笑

6/8 5:18

登り切ると見晴らし台が・・・

6/8 5:17

雲海に浮かぶ山々が美しい

6/8 5:17

ハシゴとかも出始めます（上から見下ろした感じ）

6/8 5:18

下界は曇りか

6/8 5:26

素敵な岩（これが大胎内くぐりかな？）

6/8 5:40

眺望が楽しめないと思っていたのですが、庚申山までは見晴らしは良いです。

6/8 5:42

富士見台まであるとは！笑

6/8 5:59

庚申山に到着。帰りに庚申山登山の方にお会いしましたが、確かに皇海山を目指さず、庚申山までなら楽しめる登山ルートと思います。

6/8 6:08

そしてようやく鋸山と皇海山の二つがくっきり。
「遠い！」

6/8 6:09

この展望地の景色が最高で最後の展望地かと

6/8 6:19

ここからアップダウンを繰り返しながら山々を巡ります
御岳山

6/8 6:36

駒掛山
毎回、キレイなジャイアンを乗せるので面倒笑

6/8 6:46

渓雲岳

6/8 6:50

地蔵岳

6/8 6:50

花も美しい

6/8 7:11

薬師岳

6/8 7:12

谷沿いが花畑になってました

6/8 7:18

白山

6/8 7:21

お花
まだ撮影する余力あり。ここまでは「そんなに大変じゃないやん、楽しいやん」と楽観

6/8 7:25

鋸山が見えて仰天。あんなところ登るの？笑

6/8 7:25

しかも下の方にも人がいるし笑
あれだけの高さ登るの？笑

6/8 7:28

お分かりいただけただろうか笑

6/8 7:29

そしてそこに辿り付くために垂直落下の鎖場笑

6/8 7:33

鎖場を超えて振り返るとこんな感じ笑
あんなところを降りていたとは！

6/8 7:49

熊野岳までも各種はしごやらを乗り越える必要あり

6/8 7:56

剣ノ山までもよじ登り系あり。

6/8 7:59

鋸山と皇海山。まだ遠い！

6/8 8:01

お花を撮ってしばし休憩

6/8 8:22

鋸山から下りるのもロープ場がかなり厳しい。
やばくなってコムレケアを投下！

6/8 8:27

通行止め系の倒木多数笑

6/8 8:34

鋸山から不動沢のコルまで来る途中「まだ下らされるのか！」と心の連呼笑

6/8 8:52

そしてここから登り。最後の方にロープ場もありトドメを刺しにやってきます笑

6/8 9:16

ビクトリーロードは平坦！

6/8 9:17

可愛い松の木の赤ちゃん。すでに雪のせいで幹が曲がっている笑

6/8 9:17

青銅の剣は修験の山っぽいですね

6/8 9:20

ついに登頂！山頂付近に山小屋がほしい笑
到着まで6時間35分（標準CT7時間45分）なのでよく頑張りました笑

6/8 9:21

ここまで苦労させておきながら眺望がねぇなぁ笑
山頂では他の登山家の方と自然と仲間意識が芽生えます笑

6/8 9:24

行動食だけで乗り切りました。おにぎり2個、バウムクーヘン2個、練乳チューブ、羊羹、餅バー、などなど。
一番のヒットは甘酒（紙パック）でした笑

6/8 9:30

コーヒーは外せない。アイスコーヒーのポーションでおいしくいただきました。

6/8 9:39

三角点タッチ！

6/8 10:14

座りすぎて関節が固まらないうちに出発（それでも20分休んでました笑）

6/8 10:38

帰りはスイスイ。1時間20分のCTのところ1時間で鋸山まで到着

6/8 10:43

帰りは六林班峠方面へ。下りのこの景色は四阿山から根子岳方面の景色に似てるなぁ

6/8 10:47

藪漕ぎが大変と聞いてましたが、それほででもなかった。強いて言えば、少し抵抗が生じるくらいかな。良い生地の服着ていたら問題なしです笑

6/8 10:51

振り返るとこの景色。かなりの急坂を降りてきたようです（下りだからルンルンで覚えてない）

6/8 10:51

雲がだいぶ重くなってきました。結果的に、見晴らしの無い山であったことで、直射日光も最小限で涼しくて済みました。この山にとっては最高の気候でした。

6/8 11:05

藪漕ぎの一番高いところで140cmくらいでしょうか。背の低い人は厳しいかな。

6/8 11:07

やぶさえなければ、気持ち良い稜線歩きなんですけどね

6/8 11:15

ピークあたりで女山の看板を探しても見当たらず、諦めかけたら、見つけました笑

6/8 11:28

藪漕ぎよりも、足下に藪が残っている方が歩きにくかった

6/8 11:33

水は水場が不安だったので3l＋2lを持ち込みましたが、六林班峠を超えてから複数の水場があったので、庚申山荘以外とここで補給できる前提で水のプランを組まれると良いと思います

6/8 11:35

そしてこのルートは倒木による通行止めが（もちろん乗り越えていく必要あり）しょっちゅう登場します

6/8 11:47

沢は癒やされるのですが、沢を越えるために下って登るのが、キツいです笑

6/8 11:52

全体に右肩下がりの登山道なので、右腰に負担が生じやすく、右足をひねりやすいので、靴紐をしっかり締め直しておきましょう

6/8 11:58

こういうロープもあり

6/8 12:18

これなんかSASUKEやん笑
先人の越えた跡を探して乗り越えていきます

6/8 12:26

これは楽勝笑

6/8 12:28

沢の上流には巨岩が！後の巨岩がラスボスっぽい笑

6/8 12:39

最初は庚申山経由じゃなくてこっちのルートで回れば楽なんじゃない？って思ったんですが、結構足場が悪いです笑

6/8 12:54

庚申山荘までの間の登り返しアリ

6/8 13:06

シラカバがキレイ

6/8 13:23

庚申山荘で水の補給と最後のバウムクーヘン

6/8 13:30

庚申山荘の水場がまだ使えるのが救いです。
隣で休憩されていたご婦人が「百名山は達成したいけど、庚申山荘が使えなくなってどうしよう」と途方に暮れた様子で嘆いておられました。ほんと早期復活を希望しますが、群馬側からのルートも直される目処もないため、どんどん悪化する一方かもしれませんね

6/8 13:37

山荘からの下りの道はとても楽に感じる笑
ホイホイご機嫌良く降りていきます

6/8 13:44

早朝に日の出を迎えた仁王門

6/8 13:44

岩の上に生える木々

6/8 13:50

夫婦蛙岩
オスが乗っかっているように・・・

6/8 13:51

夫婦蛙岩の反対側。あぁ目が確かにカエルっぽいわ笑

6/8 13:54

下りの道は本当に気持ち良い

6/8 13:56

朝暗くてよく分からなかった鏡岩
説明書きを読んで暗い気持ちになった笑

6/8 14:04

清流！

6/8 14:15

もちろん滝には立ち寄らず！笑

6/8 14:16

見えた！一の鳥居！

6/8 14:21

無事下山できました、と一礼して退散

6/8 14:25

林道もこんな感じ

6/8 14:31

天狗の投石、は見応えあり。どうやってできたんだろう・・・

6/8 14:59

渓谷に流れる水流が涼やかです

6/8 15:08

駐車場に戻ってきた！

6/8 15:10

12時間半（CT14時間45分）で下山！
疲れた！

6/8 15:14

かつてない汚れっぷりの登山靴。中敷きを柔らかめのものに変えておき、正解でした

6/8 16:37

帰りはやしおの湯へ。日光方面から帰り方にはオススメです。
このあと、サービスエリアで5時間も寝てしまいました笑

撮影機器：

DSC-RX100M7 SONY

Galaxy Z Fold5 samsung

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

備考

鎖場、ロープ場が長く、結構落石が起きやすく、ヘルメットは鋸山に行く方は必須と思いました（荷物軽減で削ってしまった）

感想

kikuppu

群馬側からのルートが復活すると皇海山の人気も戻るかも知れませんが、復興のめどなく、庚申山荘も使用停止とどんどん悪くなる一方。六林班峠からの登山道も災害に弱そうで、百名山制覇を狙う方にとっては、皇海山は体力・技術があるうちに早めに行っとけって感じです笑