ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6908970
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

戸倉三山+今熊山など ~十里木駐車場から周回~

2024年06月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:45
距離
21.6km
登り
1,760m
下り
1,759m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:46
休憩
2:00
合計
10:46
7:23
3
スタート地点
7:26
7:28
14
7:42
7:43
13
7:56
8:00
22
8:22
8:25
3
8:34
8:34
8
8:42
8:42
22
9:04
9:05
14
9:19
9:19
10
9:29
9:30
0
9:30
9:39
1
9:40
9:40
37
10:17
10:33
11
10:44
10:44
19
11:03
11:03
10
11:13
11:14
25
11:39
12:19
11
12:30
12:30
12
12:42
12:42
10
12:52
12:52
2
12:54
13:02
2
13:04
13:04
10
13:14
13:15
3
13:54
13:54
7
14:01
14:11
26
14:37
14:37
5
14:42
14:54
45
15:39
15:40
29
16:09
16:17
2
16:19
16:19
35
16:54
16:54
5
16:59
16:59
19
17:18
17:19
20
17:39
17:39
5
17:44
17:44
11
17:55
17:55
10
18:05
18:06
3
18:09
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆十里木駐車場
◇料金:無料
◇駐車台数:約30台
◇トイレ:あり(水洗トイレ)
◇携帯電話:問題なく使用できます
◇備考
 ・周辺にレジャー施設や河原があるので、遅い時間に来ると満車になります
コース状況/
危険箇所等
※危険箇所はありませんが、登山道が狭い所もあるので注意
※方向標識は多めですが、標識のない分岐もかなりあります。まき道と思って作業道に行かないよう注意
※全体的にアップダウンが多いですが、刈寄山から臼杵山までが一番キツイ区間になります
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆秋川渓谷 瀬音の湯
◇料金:1000円(JAF割引900円)
◇浴槽:内湯、露天風呂、サウナ、水風呂
◇泉質:アルカリ性単純温泉
◇休憩スペース:あり
◇備考
 ・五日市周辺の定番温泉で、広い駐車場があります
 ・pH10.01と高アルカリで、しっとりとしたお湯が特徴です
 ・施設の広さの割に露天風呂が狭いのが難点
十里木無料駐車場に来ました。周りにレジャー施設などがあるので、混むイメージのある駐車場ですが、7時頃だと空いています。
2024年06月09日 07:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 7:24
十里木無料駐車場に来ました。周りにレジャー施設などがあるので、混むイメージのある駐車場ですが、7時頃だと空いています。
トイレに寄ったら出発します。この日の計画は20km超のロングコースなので、長い一日になりそうです。
2024年06月09日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 7:21
トイレに寄ったら出発します。この日の計画は20km超のロングコースなので、長い一日になりそうです。
先ずは戸倉城山を目指します。この辺りは竹林が広がっており、お寺でもありそうな雰囲気です。
2024年06月09日 07:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 7:28
先ずは戸倉城山を目指します。この辺りは竹林が広がっており、お寺でもありそうな雰囲気です。
スタートから30分ほどで戸倉城山(434m)に到着しました。北条氏の支城であった戸倉城の本丸があった場所です。
2024年06月09日 07:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 7:56
スタートから30分ほどで戸倉城山(434m)に到着しました。北条氏の支城であった戸倉城の本丸があった場所です。
この日は一日中曇ってましたが、気温が上がらなかったので、歩きやすいコンディションでした。
2024年06月09日 07:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 7:57
この日は一日中曇ってましたが、気温が上がらなかったので、歩きやすいコンディションでした。
山頂付近には土塁や井戸などの遺構が残っています。北条家の家臣であった大石定久の居城とされています。
2024年06月09日 07:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 7:59
山頂付近には土塁や井戸などの遺構が残っています。北条家の家臣であった大石定久の居城とされています。
戸倉城の説明書きがありました。豊臣秀吉の小田原攻めによって廃城となったようです。
2024年06月09日 07:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 7:57
戸倉城の説明書きがありました。豊臣秀吉の小田原攻めによって廃城となったようです。
戸倉城山の山頂を後にすると、ひたすら下りが続きます。登ったら同じだけ下ってしまうのが、この日の基本スタイルです。
2024年06月09日 08:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 8:09
戸倉城山の山頂を後にすると、ひたすら下りが続きます。登ったら同じだけ下ってしまうのが、この日の基本スタイルです。
20分ほど下ると光厳寺(こうごんじ)という臨済宗のお寺に出ました。1334年に足利尊氏が臨済宗の高僧を招いて開いたお寺だそうです。
2024年06月09日 08:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 8:21
20分ほど下ると光厳寺(こうごんじ)という臨済宗のお寺に出ました。1334年に足利尊氏が臨済宗の高僧を招いて開いたお寺だそうです。
光厳寺の名は南北朝時代の光厳天皇に由来します。山号(寺の名称が書かれた額)は光厳天皇の直筆と伝えられています。
2024年06月09日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 8:23
光厳寺の名は南北朝時代の光厳天皇に由来します。山号(寺の名称が書かれた額)は光厳天皇の直筆と伝えられています。
七福神の布袋尊の像がありました。笑門来福の神様だけに、満面の笑みを浮かべています。
2024年06月09日 08:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 8:24
七福神の布袋尊の像がありました。笑門来福の神様だけに、満面の笑みを浮かべています。
一旦車道に出て、次の山(日向峰)に向かいます。グングン下るので、スタート地点よりも標高を下げています。
2024年06月09日 08:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 8:31
一旦車道に出て、次の山(日向峰)に向かいます。グングン下るので、スタート地点よりも標高を下げています。
沢戸橋の手前から再び登山道に入ります。この辺はやや分かりくいところです。
2024年06月09日 08:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 8:36
沢戸橋の手前から再び登山道に入ります。この辺はやや分かりくいところです。
日向峰(323m)に到着しました。高木に囲まれて眺望は全くありません。先に進みます。
2024年06月09日 09:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:05
日向峰(323m)に到着しました。高木に囲まれて眺望は全くありません。先に進みます。
次に目指すのは今熊山ですが、その前に金剛の滝に寄って行きます。
2024年06月09日 09:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 9:22
次に目指すのは今熊山ですが、その前に金剛の滝に寄って行きます。
これが金剛の滝?余りにもショボすぎませんか…?
2024年06月09日 09:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:29
これが金剛の滝?余りにもショボすぎませんか…?
…と思ったら、滝の右手に一人通れるくらいの洞窟(トンネル)がありました。濡れていて滑りやすいので、補助の鎖が設置されています。
2024年06月09日 09:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:30
…と思ったら、滝の右手に一人通れるくらいの洞窟(トンネル)がありました。濡れていて滑りやすいので、補助の鎖が設置されています。
トンネルを抜けると落差18mの滝が現れました。これが金剛の滝(雄滝)で、先ほどのは雌滝でした。
2024年06月09日 09:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:31
トンネルを抜けると落差18mの滝が現れました。これが金剛の滝(雄滝)で、先ほどのは雌滝でした。
昔は行者の修行の場でもあったようで、近くには不動明王像が建てられています。
2024年06月09日 09:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:31
昔は行者の修行の場でもあったようで、近くには不動明王像が建てられています。
滝を後にして今熊山に向かっていると、ヤマアジサイが咲いていました。
2024年06月09日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 9:40
滝を後にして今熊山に向かっていると、ヤマアジサイが咲いていました。
今熊山(505m)に到着しました。楽に登れるイメージのある今熊山ですが、今回のルート(裏参道)だと意外と急な登りでした。
2024年06月09日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 10:19
今熊山(505m)に到着しました。楽に登れるイメージのある今熊山ですが、今回のルート(裏参道)だと意外と急な登りでした。
山頂には今熊神社の本殿が建っています。今熊神社の創建は1364年とされ、8月最終日曜日に行われる獅子舞が有名です。
2024年06月09日 10:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 10:16
山頂には今熊神社の本殿が建っています。今熊神社の創建は1364年とされ、8月最終日曜日に行われる獅子舞が有名です。
こちらが今熊神社の本殿で、健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)と月夜見命(つきよみのみこと)が祀られています。麓の遥拝殿が立派なのに対して地味な造りをしています。
2024年06月09日 10:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 10:17
こちらが今熊神社の本殿で、健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)と月夜見命(つきよみのみこと)が祀られています。麓の遥拝殿が立派なのに対して地味な造りをしています。
山頂から少し下ると今熊稲荷明神があります。ほぼトレランの人しか見かけないこの日の周回コースでも、今熊山の山頂付近は多くの登山者で賑わっいました。
2024年06月09日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 10:30
山頂から少し下ると今熊稲荷明神があります。ほぼトレランの人しか見かけないこの日の周回コースでも、今熊山の山頂付近は多くの登山者で賑わっいました。
次は戸倉三山の一座である刈寄山(かりよせやま)に向かいます。
2024年06月09日 10:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 10:31
次は戸倉三山の一座である刈寄山(かりよせやま)に向かいます。
コアジサイが咲いていました。やはり今の時期だとアジサイをよく見かけます。
2024年06月09日 10:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 10:41
コアジサイが咲いていました。やはり今の時期だとアジサイをよく見かけます。
縦走路から少し外れていますが、豆佐嵐山(ずさらしやま)に寄りました。何気に多摩百山の一座に選定されている標高648mの山です。
2024年06月09日 11:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 11:13
縦走路から少し外れていますが、豆佐嵐山(ずさらしやま)に寄りました。何気に多摩百山の一座に選定されている標高648mの山です。
刈寄山の手前で開けた場所に出ました。今回の周回コースはひたすら樹林帯の中を歩くので、このような景色を見るとホッとします。
2024年06月09日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 11:26
刈寄山の手前で開けた場所に出ました。今回の周回コースはひたすら樹林帯の中を歩くので、このような景色を見るとホッとします。
戸倉三山の一座である刈寄山(687m)に到着しました。戸倉三山では一番低い山になります。
2024年06月09日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 11:39
戸倉三山の一座である刈寄山(687m)に到着しました。戸倉三山では一番低い山になります。
山頂は高木で覆われ、眺望は余りありません。スタートから4時間以上経過しているので、ここで昼休憩にします。
2024年06月09日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 11:39
山頂は高木で覆われ、眺望は余りありません。スタートから4時間以上経過しているので、ここで昼休憩にします。
刈寄山でゆっくり休憩した後に市道山に向かっていると、イチゴの実がありました。クサイチゴなのかヘビイチゴなのか、どちらでしょう?(どちらも無毒なので、食べて甘ければヘビイチゴという見分け方はある)
2024年06月09日 12:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 12:27
刈寄山でゆっくり休憩した後に市道山に向かっていると、イチゴの実がありました。クサイチゴなのかヘビイチゴなのか、どちらでしょう?(どちらも無毒なので、食べて甘ければヘビイチゴという見分け方はある)
林道を横切ります。ここからが戸倉三山のキツイところです。臼杵山まで急なアップダウンが「これでもか」というくらい連続します。
2024年06月09日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 12:30
林道を横切ります。ここからが戸倉三山のキツイところです。臼杵山まで急なアップダウンが「これでもか」というくらい連続します。
途中、縦走路からは外れますが、鳥切場(トッキリバ)に寄ってみます。以前から気になっていた場所です。
2024年06月09日 12:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 12:49
途中、縦走路からは外れますが、鳥切場(トッキリバ)に寄ってみます。以前から気になっていた場所です。
ここがその鳥切場ですが、周りには何もありません。ハッキリとは分かりませんが、屠殺が行われた場所とされています。
2024年06月09日 12:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 12:54
ここがその鳥切場ですが、周りには何もありません。ハッキリとは分かりませんが、屠殺が行われた場所とされています。
今回も周辺をあちこち探してみましたが、作業が行われていたと思われる場所は見つかりませんでした。余り時間もないので先に進みます。
2024年06月09日 13:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 13:05
今回も周辺をあちこち探してみましたが、作業が行われていたと思われる場所は見つかりませんでした。余り時間もないので先に進みます。
こちらも縦走路から少し外れていますが、弾左衛門ノ峰(669m)というピークです。弾左衛門は江戸時代に穢多頭(えたがしら)として関東地方の被差別民の頭領をしていた人物です。
2024年06月09日 13:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 13:14
こちらも縦走路から少し外れていますが、弾左衛門ノ峰(669m)というピークです。弾左衛門は江戸時代に穢多頭(えたがしら)として関東地方の被差別民の頭領をしていた人物です。
このコースはほぼアップダウンが連続しているような状況です。中にはまけるピークもありますが、幾つもの名もなきピークを超える必要があります。
2024年06月09日 13:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 13:32
このコースはほぼアップダウンが連続しているような状況です。中にはまけるピークもありますが、幾つもの名もなきピークを超える必要があります。
市道山(いちみちやま)(795m)に到着しました。標高は795mで、戸倉三山では2番目に高い山です。ピークの手前は大きく下ってから登り返すので、山頂が遠く感じました。
2024年06月09日 14:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 14:42
市道山(いちみちやま)(795m)に到着しました。標高は795mで、戸倉三山では2番目に高い山です。ピークの手前は大きく下ってから登り返すので、山頂が遠く感じました。
市道山の山頂は狭く、眺望は全くありません。10分ほど休憩したら先に進むことにします。
2024年06月09日 14:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 14:43
市道山の山頂は狭く、眺望は全くありません。10分ほど休憩したら先に進むことにします。
スタートから8時間近く経過していますが、これから向かうのがこの日の最高地点です。そして、市道山からは一気に200mくらい標高を下げます。
2024年06月09日 15:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 15:04
スタートから8時間近く経過していますが、これから向かうのがこの日の最高地点です。そして、市道山からは一気に200mくらい標高を下げます。
途中、杉が伐採されて裸山となった斜面に出ました。以前歩いた時は、こんな景色ではなかった記憶ですが…。
2024年06月09日 15:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 15:28
途中、杉が伐採されて裸山となった斜面に出ました。以前歩いた時は、こんな景色ではなかった記憶ですが…。
スタートから9時間近くかかって、この日の最高地点(842m)である臼杵山(うすぎやま)に到着しました。苦労して到着しましたが、山頂には全く眺望がありません。
2024年06月09日 16:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 16:08
スタートから9時間近くかかって、この日の最高地点(842m)である臼杵山(うすぎやま)に到着しました。苦労して到着しましたが、山頂には全く眺望がありません。
時刻は既に16時を過ぎていますが、この時期は日が長いので薄暗さはありません。臼杵山から車道(バス停)にエスケープすることもできますが、予定通り周回を続けます。
2024年06月09日 16:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 16:08
時刻は既に16時を過ぎていますが、この時期は日が長いので薄暗さはありません。臼杵山から車道(バス停)にエスケープすることもできますが、予定通り周回を続けます。
臼杵山を過ぎて最初の内は急な下りや登り返しがあり、まだまだ楽をさせてくれません。なお、その先は荷田子峠までなだらかで歩きやすい道になります。
2024年06月09日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
6/9 16:24
臼杵山を過ぎて最初の内は急な下りや登り返しがあり、まだまだ楽をさせてくれません。なお、その先は荷田子峠までなだらかで歩きやすい道になります。
南側の視界が開けた場所がありました。この日歩いてきた山々が見えます。
2024年06月09日 16:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 16:36
南側の視界が開けた場所がありました。この日歩いてきた山々が見えます。
こちらは北側に視界が開けています。雲で見えずらいですが、大岳山・御前山・三頭山の奥多摩三山が揃い踏みです。
2024年06月09日 16:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 16:55
こちらは北側に視界が開けています。雲で見えずらいですが、大岳山・御前山・三頭山の奥多摩三山が揃い踏みです。
荷田子峠に来ました。以前はここから瀬音の湯に下りましたが、今回は戸倉城山方面に向かいます。
2024年06月09日 17:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 17:18
荷田子峠に来ました。以前はここから瀬音の湯に下りましたが、今回は戸倉城山方面に向かいます。
荷田子峠を過ぎると、思い出したかのように再びアップダウンが始まりました。もうお腹いっぱいです…。
2024年06月09日 17:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 17:33
荷田子峠を過ぎると、思い出したかのように再びアップダウンが始まりました。もうお腹いっぱいです…。
既に20km以上も歩いているのに、まだこんなアップダウンが連続します。鬼ですか…!?
2024年06月09日 17:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 17:42
既に20km以上も歩いているのに、まだこんなアップダウンが連続します。鬼ですか…!?
戸倉城山との分岐に来ました。この標識を見るのも10時間以上ぶりです。
2024年06月09日 17:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 17:55
戸倉城山との分岐に来ました。この標識を見るのも10時間以上ぶりです。
駐車場に戻って来たら18時を過ぎていました。後半はペースが落ちたので、予想より遅い到着になりましたが、無事に歩ききれて良かったです。
2024年06月09日 18:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 18:08
駐車場に戻って来たら18時を過ぎていました。後半はペースが落ちたので、予想より遅い到着になりましたが、無事に歩ききれて良かったです。
下山後は定番の「瀬音の湯」で汗を流しました。下山後の温泉は格別ですね。
2024年06月09日 18:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
6/9 18:27
下山後は定番の「瀬音の湯」で汗を流しました。下山後の温泉は格別ですね。

感想

臼杵山(842m)、市道山(795m)、刈寄山(687m)の総称である戸倉三山。標高はさほど高くないですが、とにかく急なアップダウンが連続するキツいコースとされています。この戸倉三山に今熊山(506m)を合わせた縦走はこれまで何度かしていますが、今回はもう少し長い距離を歩こうと思い、十里木から周回するコースを計画しました。

歩行距離21.6km、累計標高差が1760mというロングコースでしたが、コースの3分の2は過去に歩いたことがあるので、休憩を取りながらゆっくり歩けば大丈夫だろうと思っていました。結果的には、無事に歩き切ることができましたが、市道山の手前で脚力が怪しくなり、臼杵山への登り返しはこれまでになくキツく感じました。

なお、戸倉は北条氏(後北条)の支城であった戸倉城のあった地で、かつては戸倉村と呼ばれていました。その後、合併によって西多摩郡五日市町になり、現在はあきる野市の一部となっています。

最初に登った戸倉城山の山頂は、この戸倉城の本丸が建っていた場所で、土塁や井戸などの遺構が残っています。当時、平坦な尾根道である浅間尾根は甲州裏街道として武蔵国と甲斐国との交易に利用されており、逆に言えば武田軍の侵攻が予想されるルートでした。戸倉城は近くにある檜原城などど共に、戦国時代には武田軍に対する備えとして位置付けられていたようです。
なお、戸倉城に合戦の記録は残されていないですが、檜原城が豊臣秀吉の小田原攻めによって1590年7月に落城(城主は自刃)しているので、同じ頃に落城(廃城)になったと見られています。

また、今回の周回コースで一番気になっていたのが、縦走路からは少し外れていますが、刈寄山と市道山の間にある鳥切場(トッキリバ)という場所です。「鳥を切る場」と書きますが、過去に寄った時には、なんの変哲もない分岐の標識があるだけでした。その後調べたところ、ハッキリとは分かりませんが、どうやら屠殺が行われた場所だったようです。(対象は鳥ではなく、鹿や猪など)

なお、鳥切場の近くには弾左衛門ノ峰というピークがあります。弾左衛門は、江戸時代に「穢多頭(えたがしら)」として、関東地方の被差別民の頭領であった人物です。
当時、被差別民が主に従事していたのが皮革製品の加工で、そのための屠殺も彼らの仕事でした。この場所で屠殺や加工が行われていたのだとすると、近くに弾左衛門の名が付けられたピークがあることとの関連性も見えてきそうです。
今回も作業が行わていたと思われる場所を探してみましたが、それらしいものは見つかりませんでした。もっと標高を下げた場所には沢があり、作業をするならそちらの方が合理的に思えますが、今となってはよく分かりません。

結局、確証は得られませんでしたが、あまり積極的に掘り下げるべきことでもないのかもしれません。この辺りは、大昔から集落が作られ、交易ルートとしても利用されていたので、意外と歴史のある地域です。山行の中で興味を惹くような史跡・遺構があれば、また調べてみようと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:40人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら