富士山・宝永山 深夜に目が覚め2時間早く出発し山頂で展望に恵まれる


- GPS
- 08:46
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,519m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 8:47
天候 | 山頂付近は朝9時頃まで晴れ、後ガス。早朝の五合目7度無風。 アメダス富士山:3時-0.6度、8時2.8度、12時4.2度。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
令和6年度 富士山マイカー規制期間 令和6年7月10日(水曜日)9時〜9月10日(火曜日)18時 計63日間 https://www.pref.shizuoka.jp/machizukuri/doro/fujisandoro/1029179.html 水ヶ塚(みずがつか)公園、冬季閉鎖なし、24時間、トイレあり、 http://www.fujisanpo.com/info/fujinomiya/transfer_parking.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士宮口五合目は通行止めで通れません(金属のゲート柵あり)。300m先に宝永山入口があり、そこからトラバース気味にブル道を登ると富士宮口ルートと合流します。 富士宮口は九合五勺から上は雪があります(未確認ですが九合五勺で合流するブル道には雪が無い感じでした)。この時点では雪は固く凍ってました。 下りで使用した御殿場口登山道のほうが残雪上の道が長く続く。なお下山時、雪の表層は溶けてザラメになってました。御殿場口は下り始めに雪が無くアイゼンを外しましたが、すぐに残雪が現れましたが着けなくてもなんとか下れました(ピッケルは手に持った)。 御殿場口登山道(7合目まで)は富士宮口登山道よりも小さな石・砂のザレが多くゲーターを着けないと砂が靴に入りまくると思います。小さな石・砂のザレは下る分には楽です。登るのは崩れるので疲れると思います。 富士宮口登山道、ご来光は富士山の斜面からでした。7合目まで行けば地平線から見られると、誤って認識していました。須走や吉田登山道からだと、多分6合目まで行けば地平線(時期により水平線かな?)からご来光が見られると思います。 この時期、冷え込むと上部の雪渓は凍るので、軽アイゼン・チェンスパくらいは持参したほうが良いです。上部の硬い雪渓でスリップしたら、傾斜的にピッケルがないと滑落します。 |
予約できる山小屋 |
|
*以下コメントの標高は画像の時間とカシミール3Dから取得しました。
感想
シーズン前、少しでも雪の残る富士山に行って見たくなりました。富士山は1月、5月(山頂からの山スキー)、そして9月にお鉢めぐりもしてるのでピークハントが目的ではなく、晴れた日の富士登山と山頂からの景色が目的でした。最後が1985年05月21日の山スキーだったので39年ぶりの富士山でした。
10時には雲が湧いてきて山頂はガスに覆われる予報もあったので、4時に出て8〜9時に山頂に着けばいいかなと計画しました。5合目は寒いので、水ヶ塚公園(1450m位、シーズン中はここでバスに乗り変えるようです。ここから5合目まで15km、車で25分位)で車中泊。
20時には眠りにつくが、23時過ぎに目が覚める。タイマーの2時30分まで頑張って寝ようとしたが無駄だと分かる。結局3時間ほどしか寝てないが早めに出発することにした。
5合目に着いた時は7度、無風。暗いうちにスタート。歳をとってから寝不足が相当堪えるの分かっていた。恐れていたのは寝不足による高山病だった。3300mから上は頭痛・吐き気がこないかビクビクしながら登った。3600m越してもなんとも無かったので、山頂まで大丈夫だと思った。
7時過ぎには剣ヶ峰に着いた。誰もいなかった。7合目辺りで上のヘッデンランプが2つ見え、8合目で追いついたので、多分富士宮からは私が最初の登頂者だと思う。すぐにソロが3名富士宮から来た。1名はトレランで90分(ベストタイムは84分)で着いたそうです。60分の方もいるとのこと。また3〜4往復する猛者もいるとのこと。トレランはすごい!
山頂標識の少し先に進み、八ツ、南ア等の展望を得ました。やや霞がかかり遠望こそ効きませんでしたが、十分満足しました。下り始めた頃には雲が湧き出し、宝永山に着いたときには、8合目から上は雲の中でした。
ワクワク感満載の登山ができて楽しかったです!
膝痛もほとんど無く、下山後の筋肉痛もほぼ皆無でした。
秋に予定している九州遠征のため暫く山を休みます。登山再開は8月以降を予定してます。再開後は、バージョンアップした体で山に行けるように、しっかりトレーニングしようと思ってます。
あ!山頂で動画撮り忘れた!体力・筋力はまだ伸びしろがある感じだが、記憶力は減退するばかり、脳トレも必要かな?
備忘録:出会いは山頂付近で6人ほど、下りの御殿場登山道では7合目辺りで2人。宝永山から下では30人以上と出会いました。
水は1400cc持参、300ccほど余る。エナジーゼリー1個。
靴はスカルパの3シーズン。ズボンはワークマンの薄手ストレッチ素材。
スマホバッテリー残 スタート時95%→下山時65%。
簡易ピッケルは雪上で使用。サレワの古い12爪アイゼン持参。ストック1本持参。御殿場口、下り始めは雪がなかったのでアイゼンを外すがその後、雪が出てきた(雪が緩んでいたので着けず)。右アイゼンすぐに6角ナットが外れた。ストックは下りの雪が消えてから使用(登りでは使わず)。
こんな富士山の登り方、あるんだーって思いました。
ザレた斜面を埃を立てながらゾロゾロと大渋滞の中、人のお尻を見ながら登るのが富士山、というイメージなので💦
なので、富士山は見る山であって登る山ではない❗️とズーッと思ってます😅
こんな風に日帰りで登れるのか?という問題はあるけど、こんな風に静かに富士山と対峙できるならチャレンジしてみたい気もしました…と言いながらムリーな気持ちが大きいかな🥴
富士山は過去、冬期の3合目と8合目撤退を含めると6回行きました。雪のない時期では9月7日に吉田口から行きましたが、そのとき(シーズンは終わりでどの小屋も閉まっていた)でも10人くらいと会っただけでした。次に人が多かったのが今回でした。なので、人のお尻を見ながら登るのというのはTVで見ただけで経験ありません。
登山者は吉田口からが圧倒的に多いです。それでも小屋が営業している7月〜9月初旬までのシーズンを除くと登山者は激減します。おすすめはシーズンを外した日程で五合目まで車で入れる時期です。富士宮と富士吉田の五合目からなら日帰りはさほどキツくないです
須走口五合目は1900m程度なので不利です。五合目まで車で入れない時期だと、どこの登山口も標高1000m程度なのでトレランさんでないと日帰りは困難です。なお吉田口5合目の佐藤小屋だけは長く営業してます。
吉田口は今シーズンから通行規制と通行税が課せられるのでシーズン中もいくらマシになるかも、その分、富士宮ルートに人が流れると思います。
コメントありがとうございました
確かに、富士宮ルートは他のルートと比べて山頂までの所要時間が短めです✨
元気なうちに考えてみようかなー😅
詳細なコメントありがとうございました😊
富士山は比較的危険箇所の少ない山ですが、一つ他の山と大きく違う点があります。それは標高です。北岳より600m近く高いですから。今回3000m越してもまだ中間点以下(スタートが2380m)だと分かり、高山病にならないようにゆっくり、適度に休憩を取って登頂しようと思いながら登りました
下りで登り返しがないので、登頂してしまえば下りは楽だと思いました。
コメントありがとうございました
35年前位友人と八合目だったか7合目で🍺ビールで🍻✨🍻🎶乾杯し下山しました。😣
いつか登れるかな?です。
お疲れ様でした。👍️
開山前は残雪があり、閉山後は9月ならほぼ新雪がないです。暗いうちから登り、途中でご来光を見るなら吉田口がいいと思います
行程的にロングでもなければ、吉田口・富士宮口5合目からなら標高差も1500m程度なので充分日帰り可のコースです。標高が高いので空気が薄いのと、5合目から上は森林限界で悪天だと風を遮る(風下の小屋が唯一)ところがないのと、悪天時の暴風・低温は注意なので、天気の良い日を選んで1度は登ってみる価値はあると思います
私は新雪の10〜11月にもう一度登ってみたいです。
コメントありがとうございました
ありがとうございます。
一度は山頂に立たないといけませんよね。😊
富士山は登る山ではなく見る山だとよく言われますが、そんなことないと思います。シーズン中の吉田ルートのあの大混雑を見ると確かにそう思います。しかし高尾山のように、いつでも混雑している訳でなく、むしろ閑散としている時のほうが多いので、時期と天気を見て登れば、日本一の山だなと思います
コメントありがとうございました
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