【三百名山 横手山＆笠ヶ岳】渋峠〜横手山〜志賀山〜笠ヶ岳

2024年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 09:11
• 距離: 19.1km
• 登り: 1,093m
• 下り: 1,576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:44
• 合計: 9:10

5:14 県境の宿 渋峠ホテル
5:37 5:47 横手山
5:50 5:50 渋峠リフト山頂駅
5:55 5:55 横手山頂ヒュッテ
7:05 7:05 横手山方面分岐
7:25 7:30 鉢山
7:42 7:42 四十八池分岐
7:50 8:18 四十八池
8:53 9:08 裏志賀山
9:36 9:37 志賀山
10:05 10:05 志賀山登山道入口
10:19 10:21 渋池
10:26 10:27 前山山頂駅
10:41 10:42 池めぐり登山口入口
10:47 10:52 ほたる温泉バス停
10:54 10:56 熊の湯
12:05 12:06 笠岳峠
12:32 13:03 笠ヶ岳
13:17 13:19 笠岳峠
14:18 14:18 熊の湯
14:22 14:22 ほたる温泉バス停
14:24 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

クルマをほたる温泉公共駐車場に駐車し，バイクで約7km離れた渋峠へと移動。笠ヶ岳下山後，クルマで渋峠へ移動し，バイクを回収しました。

コース状況／危険箇所等

★渋峠〜横手山〜鉢山〜四十八池
・　横手山の山頂までは渋峠スキー場ゲレンデを登って行きますが、リフト降り場近くで左折しますのでご注意を。私は行き過ぎてヤマレコ先生に叱られました。
・　横手山の山頂から山頂ヒュッテまでは5分ほどの距離。舗装道路が整備されていて、駐車場にクルマが止まっていたのに驚きました。
・　山頂ヒュッテから先は、登山道が左右二手に分かれますが、距離の短い左ルートを選択。ゲレンデのところで合流するので、右ルートでもOKです。なお、ゲレンデ歩きでは虫の攻撃が半端ないのでご注意を。
・　鉢山へはコメツガやシラビソの樹林帯の中を歩きますが、こちらは虫は少なかったです。ただし、背丈を超えるような高さのササヤブが覆い被さってきて鬱蒼とした雰囲気の森の中の歩きが続きます。四十八池までは誰ともすれ違いませんでした。

★四十八池〜裏志賀山〜志賀山〜渋池〜ほたる温泉公共駐車場
・　四十八池は、開放的な湿原と志賀山の組み合わせが素晴らしく、まるでミニ尾瀬とも呼べるような雰囲気でした。休憩舎でこの景色を眺めながらのんびりとランチ休憩しました。
・　志賀山へのアプローチでは、裏志賀山を往復するルートがおすすめ。山頂東側に志賀神社の祠が祀られ、その先の展望地からは眼下に大沼池、その先に岩菅山などの山並みを眺めることが出来ます。また、尾根の途中から望む四十八池と横手山の展望もナイスです。
・　志賀山から渋池を経てほたる温泉公共駐車場までは、一般的なハイキングコースとなっており、危険個所はありません。

★ほたる温泉公共駐車場から笠ヶ岳往復
・　熊の湯スキー場のゲレンデを登って行って登山道に入りますが、3本あるリフトのうち、中央のリフト沿いに登ります。間違って右手のリフトに取り付いてしまい、ヤマレコ先生に叱られました。
・　登山道に入ると、しばらくはフラットな歩きとなりますが、徐々に傾斜が出てきて登りとなると、桟道橋を通過。右下に車道が見え、坊寺山や志賀山の展望が開けます。
・　笠岳峠からは、長い階段登りが続きます。段差が大きいので、登るのに息が切れ、結構きつい感じです。階段が終わると、その先は岩場の登りが山頂まで続きます。笠ヶ岳山頂は巨岩の上の展望台になっていて、とても眺めが良いです。ここでものんびりと食事休憩を楽しみました。

その他周辺情報

前日に岩菅山〜切明温泉を縦走後、ほたる温泉公共駐車場にて車中泊。トイレは近くに硯川公衆トイレがあります（24時間利用可）。入浴は駐車場に隣接する志賀パレスホテルを利用。800円ですが、鍵付きのコインロッカーなどはありませんので、貴重品の扱いは注意してください。周辺のホテルは日帰り入浴時間が制限されていたり、そもそもホテルが休業していたりしていて利用できない場合も多いですが、パレスホテルは午後6時（7時？）まで利用可とのことです。

写真

6/15 4:48

クルマをほたる温泉公共駐車場に駐車し，バイクで約7km離れた渋峠へと向かいます。

6/15 5:12

渋峠駐車場のトイレ近くにバイクをデポ。ここから歩き始めました。

6/15 5:14

正面に見える渋峠スキー場のゲレンデへと向かいます。

6/15 5:15

ゲレンデ内の登山道を登っていきます。

6/15 5:31

あのリフト降り場のところを左折しますが，気づかずに行きすぎて，山レコ先生に怒られました。

6/15 5:35

この小さな指導標が目印。

6/15 5:35

樹林帯の中にはいっていくと。

6/15 5:38

すぐに横手山山頂に到着。

6/15 5:43

記念の証拠写真を自撮り。

6/15 5:45

万座山方面の眺め。この時点ではまだ曇り空でした。

6/15 5:49

横手山頂ヒュッテに向かいます。

6/15 5:54

5分で横手山頂ヒュッテに到着。

6/15 5:54

四十八池へと向かいます。

6/15 5:59

この分岐は右の鉢山・四十八池方面へ。

6/15 6:02

正面に笠ヶ岳が見えました。

6/15 6:02

笠ヶ岳をズームアップ。こちら側から見ると，かなり険しい岩山ですね。

6/15 6:07

コメツガやシラビソの樹林帯の中を下っていきます。

6/15 6:12

ゲレンデに出ました。

6/15 6:16

ここから右の樹林帯の中にはいっていきますが。

6/15 6:22

すぐにまたゲレンデに出ます。このあたり，虫の攻撃がすごくて参りました。

6/15 6:34

指導標に従って森の中にはいっていくと，虫も少なくなり，ホッと一息。

6/15 6:43

でも，今度は背丈を超える高さのササヤブが覆い被さってきました。

6/15 6:51

鬱蒼とした森の中を歩きます。誰にも会いません。

6/15 7:01

草津峠に到着。この案内板があるだけ。

6/15 7:06

硯川からの登山道との合流点に到着。ここを右に登っていきます。

6/15 7:18

鉢山山頂手前の急な登り。

6/15 7:25

鉢山山頂に到着。展望はありませんが，ベンチが置いてあるので休憩には良いポイントです。

6/15 7:42

鉢山から下っていくと，忠右衛門新道との分岐に出ました。

6/15 7:49

四十八池分岐に到着。トイレがありますが，閉鎖されていました。

6/15 7:50

この休憩舎で大休止としました。

6/15 7:51

目の前には四十八池と志賀山の展望。このときは誰もおらず，この眺めを一人占め。贅沢な時間でした。

6/15 7:55

ここで山崎パンのランチパックやハンバーガーのおやつ休憩。泡の出る飲み物も美味しく頂きました。

6/15 8:19

30分ほどのんびりと休憩したあと，木道を歩き始めました。

6/15 8:20

まずはあの裏志賀山へ。

6/15 8:22

まるでミニ尾瀬の雰囲気。

6/15 8:25

振り返ると，先ほど登った鉢山が見えました。

6/15 8:29

志賀山神社の鳥居をくぐります。

6/15 8:36

あの右のピークが裏志賀山の山頂。

6/15 8:49

志賀山・裏志賀山分岐に到着。まずは裏志賀山へ。

6/15 8:51

横手山と四十八池の眺めが素晴らしい。

6/15 8:52

さらに東へと進みます。

6/15 8:54

ベンチがありました。

6/15 8:56

その先に志賀山神社の祠。

6/15 8:57

神社の脇の展望地から大沼を見下ろす。奥に，昨日歩いた岩菅山が見えていました。

6/15 8:57

パノラマ写真です。「元サイズ」クリックで横幅1,600ドットに拡大。

6/15 9:09

分岐に戻り，ここから右に進み志賀山へ。

6/15 9:15

左奥が志賀山の山頂です。

6/15 9:17

池と鉢山と横手山の組み合わせ。良い雰囲気です。

6/15 9:29

先ほど登った奥志賀山を望む。左奥には岩菅山。

6/15 9:31

志賀山山頂に到着。

6/15 9:33

証拠写真を自撮りしました。

6/15 9:38

横手山の山頂を望みながら下っていきます。

6/15 10:04

志賀山登山道入口を通過。

6/15 10:18

渋池に到着。ここで給水休憩。

6/15 10:25

前川スキー場のリフトトップが見えてきました。スキー場の手前を左折します。

6/15 10:33

硯川へと下って行くと，正面に笠ヶ岳が見えました。

6/15 10:33

笠ヶ岳をズームアップ。なかなか険しい岩山ですね。

6/15 10:50

志賀パレスホテルの山崎ショップで飲み物を購入し，クルマに立ち寄ってから，笠ヶ岳へと向かいました。

6/15 10:53

熊の湯ホテルへと下っていきます。

6/15 11:11

熊の湯スキー場のゲレンデの中を登っていきます。

6/15 11:15

ここから登山道へと入ります。しばらくは、フラットな道が続きます。

6/15 11:55

鉄パイプに渡板を乗せた桟道橋を通過。

6/15 11:55

桟道橋から見た景色。正面左のピークは坊寺山1,840m、右奥は先ほど歩いていた志賀山。眼下には、笠岳峠登山口までクルマで行ける車道が通っているので、登山者の多くは峠から登るようです。

6/15 12:05

笠岳峠登山口に到着しました。

6/15 12:05

笠岳峠登山口から山頂方面を仰ぐ。

6/15 12:18

このような階段の登りが続きます。

6/15 12:26

このあたりで階段が終わり、岩場が出てきます。

6/15 12:30

山頂直下の岩場。

6/15 12:32

笠ヶ岳山頂に到着。

6/15 12:33

大岩の上に置かれた祠。

6/15 12:35

証拠写真を自撮り。

6/15 12:37

横手山から白根山方面の眺め。

6/15 12:37

万座山〜黒湯山〜御飯岳の眺め。

6/15 12:37

西側の眺め。

6/15 12:40

奥志賀の展望を楽しみながら、携帯イスに座ってランチタイム。

6/15 12:56

山頂祠は、この大岩の上にあります。

6/15 13:08

それでは下山します。

6/15 13:16

笠岳峠が見えてきた。

6/15 13:29

桟道橋を通過。

6/15 13:54

途中の沢で顔を洗い汗を拭きとりました。

6/15 14:07

ゲレンデのところまで戻ってきました。

6/15 14:16

リフト基部まで降りてきました。

6/15 14:24

クルマを駐車した、ほたる温泉公共駐車場に戻りました。

撮影機器：

LUMIX DC-GX7MK3 ボディ パナソニック

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

りきまる

・　奥志賀遠征2日目は、日本三百名山に選定されている横手山と笠ヶ岳、さらに甲信越百名山の志賀山を巡るルートを歩きました。この登山ルートも、登山口と下山口が離れているため、前日に続き「バイク作戦」を決行。クルマを駐車したほたる温泉公共駐車場から登山スタート地点の渋峠までは、バイクで移動しました。
・　最初に登った横手山は上空が雲に覆われ、展望もイマイチでしたがその後急速に雲が晴れ、四十八池に到着したときには快晴の天気。志賀山を背景にした四十八池の開放的な湿原風景は、まるで絵画を見ているよう。のんびりとランチ休憩しながら至福の時間を過ごすことが出来ました。
・　また、奥志賀山や志賀山の山頂周辺からの展望も素晴らしいですね。前日歩いた岩菅山や横手山、鉢山、それに四十八池や大沼池が箱庭の風景のように望めました。
・　一方、ほたる温泉からの笠ヶ岳往復は、ゲレンデの登りの先に続くフラットな登山道のトラバースが少々単調なものの、笠ヶ岳山頂からのパノラマ展望は素晴らしかったです。ここでも、のんびり食事休憩を取りながら眺めを楽しめました。
・　志賀高原はスキー場だらけで自然破壊のイメージがあったため、今まで敬遠していたのですが、一歩森の中に入ると、そこはまさしく原始の森。しかも登山道は良く整備され、危険なところも少ないので、これから年齢を重ねても楽しめそうです。特に四十八池と志賀山周辺のハイキングなどは、孫娘が成長した頃に一緒に歩いてみたいと思いました。