鶏冠山・飛龍山(94/関東100):柳沢峠からぐるっと鴨沢まで、半袖隊長、計画通り歩き通せました
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- GPS
- 28:53
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 2,090m
- 下り
- 3,001m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:52
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 9:26
【二日目】5:02 将監登山道入口5:58 牛王院下6:25 将監小屋8:23 大ダル9:06 禿岩9:23 飛龍権現神社(祠)9:42 飛龍山10:36 前飛龍11:42 熊倉山(火打岩)12:13 サオラ峠(サヲウラ峠)12:18 丹波山12:43 丹波天平13:12 保之瀬天平13:38 高畑集落跡13:55 親川14:03 お祭バス停14:11 所畑バス停14:17 鴨沢西バス停14:27 鴨沢バス停
天候 | 初日![]() ![]() ![]() ![]() 二日間とも猛暑日 ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() 塩山駅08:30 ![]() ・落合行きバスにはおよそ20名強が乗車 ・大菩薩登山口でその半数が下車 ・柳沢峠で11名が下車し、拙者を除き、大菩薩嶺に向かったようだ 【復路】鴨沢14:40 ![]() 奥多摩駅15:26 ![]() ![]() ・奥多摩行きバスは鴨沢BS時点で乗車5名、その後も追加2名のみと空いていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【危険箇所 ![]() ●ミサカ尾根(前飛龍からの下り)の岩場雑じりの急斜面。 ●後山(保之瀬天平)付近から思川にかけて足場の悪い山腹に貼り付いた道。 【柳沢峠⇒鶏冠山】 東京都水道局の管理する「水源のみち 柳沢峠ゾーン ブナのみち」は広葉樹に囲まれ整備の行き届いた道。六本木峠に至る前に、奥秩父の山々が見渡せる展望台があるので是非寄りたい。その後もよく踏まれた道が黒川山まで続く。なお黒川山は全く眺望のない三角点なので、西方に5分も歩けば露岩の見晴台がある。 鶏冠山の直前は岩と根っこが絡み合った尾根筋となるが、手掛かり・足掛かりは豊富だ。但し下る際にはでは慎重に通過したい。 【鶏冠山⇒落合バス停】 黒川山の北面を縫うように道は続く。一部で苔生し、大き目の岩が剥き出た箇所はあるが、特に危険箇所はない。横山手峠からの道と合流すると、ハンノキ尾根のなだらかな坂は実に歩きやすく、あっと言う間に落合集落に下る。 【落合バス停⇒三ノ瀬高原(民宿みはらし)】 全て舗装道路歩きだが、クルマの交通量は極めて少なく、当日出合ったクルマなし。一ノ瀬民宿村への道標に沿って犬切峠までクネクネしたU字ターンを繰り返して標高差250mを稼ぐ地味な道程だ。広葉樹が道の上を覆う日陰の道なので暑さはさほどではない。新犬切峠で左へ行くと作場平を経て遠回りとなるので、右折し犬切峠を経由すること。 犬切峠から一ノ瀬集落(但し廃屋多し)まではなだらかに下り、二ノ瀬集落の先のバンガローを過ぎれば「民宿みはらし」はすぐそこだ。 【三ノ瀬高原⇒将監小屋】 将監峠登山口でもある三ノ瀬高原から将監小屋までは全て未舗装の林道歩きだ。将監小屋の食料・資材の運搬道路として使われており路面良好。しかし一般車は通行禁止。 取付直後の暫くはやや急だが、次第になだらかになり安定した登り坂となる。牛王院下で道は二手に分かれ、将監小屋へは右を取る。但し将監峠に行く場合は左の七ツ石尾根を歩く方が早い。 【将監小屋⇒飛龍権現】 小屋から暫く急坂をこなせば稜線の南側に付けられた奥秩父縦走路に出合い、大ダワを経て禿岩まで起伏の少ない快適な道が続く。道が崩れ気味の谷筋には橋が掛けられており、際立った危険箇所はない。 時折、樹木の間から南西方向が開け展望が得られるが、飛龍権現の直前にある禿岩は本コースでは随一の展望を誇るので必ず寄りたい。 【飛龍権現⇔飛龍山】 笹原やシャクナゲが生い茂る変化に富んだ緩慢な坂道を辿る。地図で見て取れる感じよりは奥まった位置にあるが、道中・山頂とも眺望はなく、2000mを越える峰にしては地味で物寂しい。 三条の湯への縦走路に下る道は山と高原地図では破線扱いだが、山頂標を更に30mほど進むと笹原の中を下る道筋が見える。赤テープに導かれて下ると5分も掛からずに縦走路に出合い、山腹を縫うように付けられた道を右に行けば飛龍権現に戻る。 【飛龍権現⇒熊倉山】 出だしは急な下りだがすぐに樹林帯の中の緩やかな下りとなり、鞍部から前飛龍に登り返すが大したことはない。前飛龍を少し下った先の岩場からは、本コースでは最後となる展望が得られる。 前飛龍からミサカ尾根を下るが、暫くの間、嫌らしい岩場雑じりの急降下が続く。登りに使うなら単なる岩場の急登で難易度は低いが、下りで使うと足の置き方に気を使う。本コースで最大の難関だが、ロープ・クサリの類は一切ないので慎重に通過しよう。しかしコンタ230mも下れば急坂は終わり、その後は特に苦労する箇所もなく熊倉山だ。 【熊倉山⇒丹波天平】 ブナを始めとする広葉樹の美林が続く素晴らしい道だ。特に熊倉山からサオラ峠間は、新緑や紅葉の時期にまた歩いてみたいと思わせるプロムナード。丹波天平に掛けては見事なカラマツ林もあり黄葉に染まる頃は相当に混み合うのではないか。 【丹波天平⇒思川⇒鴨沢バス停】 踏み跡が薄く、余り歩かれていないのがよく分かる。地形図に載っているルートと、実際のルート(=山と高原地図ルート)は異なっており、GPSで位置確認しながらだと、地形図ルートから外れているのではないかと不安を覚えた。 しかし道標通りに進んでおり間違いはなかったのだが、次第に、山と高原地図の後山付近(ヤマレコでは保之瀬天平付近)から片側急斜面の山腹を縫うよう道は続いたが、路肩が不安定な細い道で悪路と言っても過言ではない。廃屋となった住居跡が出てくると、緊張の道も終わりが近づき、やがて青梅街道に飛び出すと思川BS付近だ。 【オマケ:思川⇒鴨沢】 思川から5分も歩けば始発バスのあるお祭だが、13:48発が15分前に出発したばかりだった。 次の便は西鴨沢14:38発だと下調べしていたので、 ![]() 短いながら、この二日間で最も辛い道程だったと断定できる。 ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() ![]() 初日:柳沢峠を出発以降は誰とも出会わず。 二日目:将監小屋で1人、前飛龍付近で2人、 サオラ峠〜丹波天平の間で4組12人。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★コンビニ ![]() ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() ★宿泊 ![]() ●一階に1部屋(6畳)、二階に2部屋(各8畳)の3部屋のみ。 ⇒当日の宿泊客は拙者のみ。 ●夕食は18時から(前年10月は17時から)だった。 ●朝食は原則7時から、登山者用に6時からだが、拙者は食べず。 ●朝食不要の場合は「デカイおにぎり3個+500mlお茶+ミニトマト10粒」弁当。 ●ビール(大ビン)600円、同(レギュラー缶)350円、日本酒350円と貼ってあった。 ●普通の家庭風呂だが、お湯が熱いので、金タライを上手く使うのがコツ。 ●和式トイレを改造した洋式トイレ(1階)だが非水洗。2階は和式のみ。 ●大小タオルは風呂場に置いてあるが、ゆかた・歯ブラシ・髭そりなど全て持参すること。 ●部屋にテレビなし。 ●今の時期でも朝晩は涼しい=標高1280mに立地。 ⇒⇒⇒要は山小屋の延長線上の民宿とお考え下さい。 女将さんはとても気さくな方ですよ(*^^)v ●高齢の女将さんが引退したら廃業だと思われるので、利用するなら今でしょ ![]() |
写真
感想
【プロローグ・・・長くてスイマセン 】
懸案であった関東100名山の一つ・飛龍山(別名:大洞山)にようやく登って来た。
何がどう懸案だったのかと申せば、飛龍山は拙宅から日帰り登山するには極めて不便なのである。
飛龍山を日帰り登山する場合、丹波を起点とするのが一般的である。
しかし、基本は公共交通機関利用派である拙者の場合、土休日の奥多摩駅丹波行きバスは8:35発+所要54分であることから、どんなに早くても歩き始めるのは9時半になる。
「歩行距離16.4km、単純標高差1450m、累積標高差1735m、CT8時間59分」(ヤマプラ機能より)なので、CT通りに下山した場合は18時半に到着する。
ところがどっこい、丹波山を出る帰りのバスは15:45発もしくは18:20発のどちらかで間に合わない。
休憩込みでCTの8掛けで歩いたとしても下山できるのは17時頃なので、18:20発にしか乗れない。
しかしこの場合も、ヘッ電を点けての下山はご免被りたいので、日照時間の長い夏場に限定される。
でも標高600m地点から
では平日にすれば・・・と思うのだが、始発電車に乗ったら奥多摩駅到着は07:28。
ところが平日の場合、丹波山行きバスは奥多摩駅07:00発になるので・・・乗れないのだ。それに次のバスは・・・なんと12:35発なので論外。
奥の手は・・・青梅駅付近のネットカフェや漫画喫茶に前泊するか!
【コース設定】
昨年10月、和名倉山に登るため三ノ瀬高原(将監登山口)にある民宿みはらしに前泊した際に、同宿客が女将さんに「和名倉山に登ってから、飛龍山経由で奥多摩側に下りる」と話しているのを聞いた。
拙者にはそんなコースを歩く真似はとてもじゃないが出来ないが、ここ三ノ瀬高原から飛龍山に登って奥多摩側に下りるだけだったらやれそうだと思ったのが、今回の一泊二日プランの原点である。
その時はレンタカーを利用したのだが、奥多摩側に下るとなると、ここ三ノ瀬高原まで歩いて来ることになる。
地図を見ながら、バス時刻表を見ながら、グルグルグルグルグル・グルコサミン状態で考え付いたのが今回のプランだ。
黒川鶏冠山は柳沢峠から既に一度歩いたことはあるのだが、落合バス停に下って三ノ瀬高原まで登り返すと、ちょうど時間が良さそうだ。
【暑さ対策】
こんなクソ暑い時に実行する計画かなぁとは思いつつ、最高地点では標高2000mを超えるし、標高1000m以下になるのは丹波天平を過ぎたもっと先なので、最後の6〜7kmだけ。
水分はペットボトル6本分を用意し、二日目は将監小屋の水場でペットボトルを満タンにする計画にした。
・・・が、意外に水分消費は少なく、初日は3.5本分、二日目は3本分が余った。もう少し減らせば、もっと楽に歩けたのに・・・とも思うが、一方で、水分を持っているとの安心感を持てるのは心強かった。
【ブナ大好き】
今回歩いたコースでは、熊倉山から丹波天平に掛けての広葉樹の森は素晴らしかった。特に熊倉山からサオラ峠間は、こんな縦走路があるのか・・・とビックリ。
新緑の時期、紅葉の時期ともに素晴らしい景観なのだろう。そんな時季にまた歩いてみたいものである。
しかし、晴れてはいたものの雲が湧いて、全般的に眺望が得られなかったのは残念だった。
【民宿みはらし】
これで2回目の利用だが、素直な印象として、この先、いつまでも営業するのは無理なんだろうなぁ・・・と。
今回の宿泊客は拙者一人だったが、2年前?に同じ三ノ瀬高原にある「民宿しゃくなげ」が廃業したように、確実に利用客は減っているはずである。
そこへ来て女将さんも相当のご高齢である。拙者のお袋殿と五つぐらいしか違わないのである。
女将さんにいくら意欲があろうとも、寄る年波には勝てないだろうし、ある日、突然、廃業しました・・・と言う日もそう遠くないような気がする。
でも、頑張ってね、女将さん!
皆さん、行くなら・・・「今でしょ!」
【追加事項があれば書き足します】
★鶏冠山(けいかんざん):1716m
山梨100名山(二度目)
★飛龍山(ひりゅうやま):2077m
関東100名山(94座目)
山梨100名山(54座目)
お疲れさんどした<(_ _)>
隊長
コメント
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お疲れ様です!
週末のレコ上がらないなと思っていたら、こんなお泊りコースを歩いていたとは
これ行くと奥多摩と笠取山も繋がるのですね
隊長が歩かれた今回のコース、全区間が未踏なので、この辺りを歩く際の参考にさせて頂きます。
hamburg
計画完遂、お疲れ様でした。
今回のようなちょっと捻った計画、考えること自体が楽しいですよね。
これはどうだ、あれなどうかな・・・私は大好きです。
田辺屋商店、私も思い切って飛び込んで
今回、隊長さんの歩かれた山域、消化不良や未踏の山々があるので、行こうと思っていました。
鶏冠山(黒川山)は、写真の道標の所までで、三角点には、行っていないし、鶏冠山は、雪と強風に阻まれ、神社への途中の岩場で断念。
石保土山、藤尾山…未踏。 竜喰山、大常木山…登山道が巻道のため、山頂は、踏んでいない。
何年か前から、落合バス停まで、バスが来るようになったので、利用できるかな?と思っていました。しかし、本数が…。あの辺は、かなり奥地なので、なかなか、痒い所に手が届きませんね。民宿で一泊とは、思いつきませんでした。
ガッツリ40kmオーバー!お疲れさまでした。
極秘計画はこのタイミングでの実行だったのですね。
土曜あたりから連日の猛暑もわずかに和らぎ、朝の空気も多少過ごしやすくなってきましたが、功を奏したようですね。
熊倉山からサオラ峠は三条の湯から飛龍に周回登山した際に何度か歩いていますが、本当に照葉樹のプロムナードですね。
ただここは頭上を見上げればあちこちにクマ棚があり、熊の巣なんで歩く際は要注意なんですよね。、、ってあとの祭りか??笑
このあたりだと柳沢峠から北上して倉掛山を越えて笠取小屋に至るルートも、倉掛山から先は静かで、林相が美しいルートですよ??
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
猛暑の中、お泊まり山行お疲れ様ですた_(._.)_ 爽やかに晴れたら遠景が望めたのでしょうが、それでは暑さが爆発
飛龍山付近の道もいい感じですが、はやり
このあたりならルートによっては自分達でも行けそうな…
mamepapa
眺望なしは承知の助で、いつの日か登頂したいと思っていますが、
山小屋泊ではなく、民宿前泊プランなんてありなんですね
いつも色々なルート、手段で歩き通されるお姿に感心しています
ところで、女将さんとお友達にもてなされ、単独宿泊とは、まさに
竜宮城!かと思いきや、廃業の心配か深刻とは、残念ですね
あさかわ食堂の女将さんでさえ、先日「もう歳だから、平日のランチ
営業はしないのよ〜」と言っていらしたもので
あさかわもそうですが、期間限定となると是非足を運びたくなります
よね
こんにちわ。
ロングコースお疲れ様です。東京からそれほど離れていないのに、秘境みたいなところですね。酒屋さんとか民宿とか、昭和の香りです。
隊長さんは、なにげなく歩いていらっしゃいますが、かなり急なところとか、足場の悪いところもありそう。お疲れ様でした。
yamabeeryuさん、こんにちは。
一泊してるとは言え長いですね〜
暑さの中、無事に歩き通せて良かったです
「民宿みはらし」さんはお風呂の写真に見覚えがありました。
昔、テレビのコントで天井から落ちてくる金タライのサイズですね〜
これを上手く使うと
湯船に浮かべて乗ってみるとか?
夕食は美味しそうですね〜
こういう料理、大好きです
利用するお客さんが増えるといいですね〜〜
半袖隊長、こんにちは。
この時期は、アルプス行きたい病が蔓延しているため、
みんなアルプス、八ヶ岳、冨士山にお出かけしているみたい。
奥秩父は空いていていいですね。
しかも、標高ソコソコあって、樹林帯で涼しいし。
8月の混雑期としては、裏をかいて静かな山歩き、
してやったり、ザ・山歩きですね。
涼しくなったら、青梅街道から一之瀬高原つなげてみたいです。
みはらしの夕食もいいですね。
肉より、野菜豊富なメニューは魅力的です。
はぁ、歳のせいかな?
そもそも拙者は「遅筆」なので、二日後の夜(未明)にアップできたのはまだいい方です
だいだい下山した当日は、やるぞ!との意気込みだけはあるのですが、
今回は鴨沢に下りるよりも丹波に下った方が、既存の赤線とのドッキングにはよかったのですが、近視眼的なセコイことを考えても将来につながらないので、ここは王道の鴨沢に下りました。
でも、
落合集落に商店があるなんて思いもしなかったので、ビールケースや看板を見掛けた時には驚いて・・・ニンマリしました
ガラス戸から中を覗いてみると、
いやぁ、よく冷えている缶
まだザックの中に残っていた凍らせた飲料二本と一緒にして、みはらしで飲むのを楽しみにして歩きました。
「馬の面に人参状態」でした。
もっとも「みはらし」でも350円で売っていますから、わざわざザックを重くすることもなかったかもしれません
黒川山の山頂標示と三角点は、目と鼻の先ですので惜しいことをしましたね。
また、竜喰山や大常木山はそもそも縦走コースではないので、やぶ漕ぎ覚悟の尾根道なのでしょうか
落合へのバスは一日二本だけ、それも春〜秋の土休日運行だけですから、使い勝手はもう一丁!!!ですね。
それに大菩薩登山口までは300円なのに、落合までとなると1100円に跳ね上がる
それでもないよりはマシ
でも塩山駅前では西沢渓谷行きのバスの方が断然混んでいますね
大菩薩へは、甲斐大和から上日川峠に行くハイカーの方が多くなってしまったのでしょうか
心配なのは午後の雷雨でした
それが怖いので先週はみはらしの予約をキャンセルして日光・太郎山に逃避。
今週も雷雨への警戒は必要でしたが、先週よりはマシなようだったので、日が長い時期に歩きたかったこともあり、突撃して来ました
将監小屋で朝食にしたのですが、風がそよそよ吹いており、肌寒かったですよ。
汗が蒸発して熱を奪ったためもあったのですが、縦走路で強風が吹いていたら嫌だな・・・と懸念するほどでした。
もっとも杞憂に終わりましたけど
三窪高原から倉掛山のコースも検討しました。
が、今回は飛龍山がメインだったので見送りましたが、そんなに林相が好いのであれば、
●初日は柳沢峠⇒倉掛山⇒笠取小屋
●二日目は雁坂嶺⇒破風山⇒甲武信岳⇒西沢渓谷
なんて考えられますね
熊倉山〜サオラ峠間は、ブナ林の写真をもっと載せたいほどの美林でした。
でも、歩きながら考えたのですが、その熊倉山に行くのが、ちょいと遠いのです。
丹波の方から行っても、また、戻って来るだけになりそうですし・・・。
すると、サオラ峠〜丹波天平の間の天平尾根を歩くのが好さそうです。
丹波天平付近までは、暑さもそんなに感じなかったのですが、もっと標高を下げるに連れてジワジワと
最後の青梅街道歩きは暑かったぁ
30分だけで済んだので助かりました
yamabeeryuさん、真夏の奥多摩ロング&完歩 お疲れ様でした!
一之瀬高橋、廃屋も多いとのこと。
ずいぶん前のことですが、集落に分校があって、
担任の先生が休校前に赴任して
テレビで取り上げられたりなどと身近に感じてはいるものの
訪れたことはありません
柳沢峠発奥多摩着の青梅街道
その昔、強歩大会なるもので3年間走った(歩いた?)はずですが
柳沢峠は毎回「これから延々と歩くのか〜」と緊張していたのか
全くどんなところか記憶にありません。
(遠い記憶すぎますね)
今は道もよくなっているようですし、
一之瀬あたりもいつかゆっくり訪れてみたいと思っています。
みはらしは、山小屋のような民宿ですから、相当の覚悟を持ってお泊りになる必要があります
でも一人で「8畳間を二間」使えるなんて、山小屋ではありませんけどね
みはらしは、女将さん一人切り盛りしているんですよ。
後継者がいるような感じは全くしませんし、今シーズンが終了して、来年になったらまだやっているかなぁ・・・て思います。
今年も予約の電話を入れた時に、「もう廃業したのよ」なんて言われたらどうしよう・・・と思いながらでした。
拙者が思うに、あさかわの女将さんプラス20歳ぐらいかぁ・・・と推測しています
昭和の香りも消えてしまいそうなほど、急速に過疎化が進んだのだと思いますが、人気のない廃屋が多いのです。
その中で、よく民宿をやってるなぁ・・・と思います。
きっと女将さん、人と接するのが好きなんでしょうね
今回歩いた道は
●鶏冠山の直前
●前飛龍からの下り
を除けば、危険箇所はありません。
前述の二ヶ所も険しいけど危険と言うには至らないですから。
但し、最後の保之瀬天平は、路肩が緩くて足場が悪かったのであまり再挑戦する気にはなりません
昨年宿泊した時もそうだったのですが、お風呂のお湯がやたらと熱いのです。
きっと、女将さんのサービス精神で大盤振る舞いしてくれているのだと思いますが、それじゃ、湯舟に浸かれない。
そこで金タライに水道のホースを引き込みチョロチョロ程度に水を流し、そこへ熱いお湯をどっさどっさと入れるのです。
これでようやく身体が耐えられる熱さになるのです
夕食の食材ですが、野菜類に関しては、建物の南側にある家庭菜園で収穫されたものが大半ではないでしょうか?
動物性たんぱく質は魚の甘露煮だけとの、誠に山深い民宿の食事に相応しい内容でした。
鴨沢バス停で雲取ピストンされた方と話す機会があったのですが、雲取山頂も空いていたそうで、10人ぐらいだったかなぁ・・・と。
もっとも、飛龍は拙者以外はゼロでした・・・と言うと、のけぞっていらっしゃいました。
その方、先週は蓮華温泉から白馬三山を歩いて、白馬鑓温泉から下ったそうですが、そりゃ、人の多いこと、多いこと・・・っておっしゃっていましたから、初詣に行くかのごとく、ナントカ・アルプスに集結されているのでしょう。
拙者も30代前半は特に、オンナよりはヤマ・・・で、長期休みは入り浸っていましたから
将監小屋も空いていたのではないでしょうか?
6時25分に着いた時には、小屋番さん(ご主人?)が手持ち無沙汰そうでした
みはらしの夕食で十分です。
足りないと困ると思って、スーパーで保存がきくキンピラゴボウなどを持って行ったのですが、単に荷物になっただけでした
落合バス停の酒屋で女将さんと話をしてから、次に出会ったのが写真40番のワンちゃん二匹です。
そのお宅には腰の曲ったお婆さんとその娘さんらしき方が農作業をされていました。
ただ、見掛けた家屋の三分の二は廃屋かな?と思われました。
学校(分校)も全て廃校になっていますね。
青梅街道歩きに情熱を燃やすyamaheroさんのような方もいらっしゃいます。
強歩大会はお得意だったかもしれません・・・。
あっ、今だからこそ、情熱を燃やせるのでしょうね。
若い頃は、なんでこんなことしなくちゃダメなの
鶏冠山(けいかんやま)は6月の鶏冠山(とさかやま)の帰りに行く予定でしたが、雨のため中止になりいつになったら行けるやら。
隊長の場合は時間的に無理ですけど、時間のある方は竜喰山、大常木山経由で飛竜に行くと、リンノ峰から和名倉山が北正面に見えてなかなかいいですよ。禿岩からは北が見えないし、飛竜山は展望ないですからね。
鶏冠山から「みはらし」まで歩く方は希なんでしょうね。当方の発想領域外です。車での移動しか考えられないです。禿岩からのみはらしはイマイチで残念でしたね。
みはらしの女将さんは元気でしたか?まだまだお口の方は達者のようにお見受けしましたが。
お疲れ様でした。
山と高原地図でも、将監峠から竜喰山までは破線がありますね。
山と高原地図で破線ならば、山なれた人にとっては実線みたいなもの。
きっと大常木山までも細々ながらも踏み跡がありますね。
昨年、西仙波から南側を眺めた時に竜喰山や大常木山が見えていたのですね。
現地に行かないと、地図上だけでは、なかなか実感が湧きません。
落合バス停からだと、みはらし(三ノ瀬高原)や将監小屋、あるいは笠取小屋まで歩くハイカーは時折いるようです。
昨年宿泊した際に、笠取山に向けて歩くハイカーを見かけたし、みはらしでは、実際に歩いて来た方と同宿になりました。
女将さん、お達者でしたよ。
身動きもササッとされてましたし。
きっと我々は、息子世代みたいなものなんでしょう。
yamabeeryuさん、この暑い中歩きましたね〜
2日の山歩きでしたら、折角稼いだ標高、あまり下げないで出来るだけ高い所に泊まって歩きたいところですが・・・・。一旦下山しての街宿泊まりとは
一ノ瀬、近くて遠い場所で、いまだ行ったことがないんですよね。
天平(でんでいろ)尾根、ここは懐かしいです
季節が違う(みどりみどり〜!)のもあって、随分イメージも違う気もしますが・・・・。
20代の頃秋口に当時の相棒と、長沢背稜から縦走してきて、飛龍から同コースを下りました。疲れてるハズなのに、明るい黄色に染まりかけたカラマツ林の広く緩い下り尾根の、分厚いイエローカーペットのクッションに、弾む様に降りたのを覚えています。
「(でんでいろ)と言いつつ、いい色
「そうね、今度はカラマツが落ち切って、空が広くなった頃ネ。」
などと話しながら。
が以来30年、再訪いまだ叶わず、その相棒もとっくに山
そういえば、御巣鷹も今日で丁度30年ですね。不意に山から降りられなくなった多くの命に、改めて黙とうしたいと思います。
登って下って、また登って下って・・・アルプス縦走していると思えば容易いものです。
風呂にも入れるし、ビールも飲めるし、元・お嬢様たちとお話は出来るし・・・。
民宿と言う名の山小屋ですよ、みはらしは。
「でんでいろ」・・・拙者、こう読むのだと知ったのは昨年ヤマレコ上でです。
それまでは「てんぴょう」でした。
井上靖の「天平の甍」ですね。
奥多摩といえば、25年前くらいに雲取山に登っただけで、それ以降、もっと西側に足を踏み入れることはなかったですから。
西上州の山に行くと、「上野村」⇒「御巣鷹の尾根」と連想しながらレンタカーを運転していますが、もう30年ですね。
合掌。
yamabeeryuさん、おはようございます。
里山(といっても2000m位ありますが…)の魅力満載のコースですね
No.80・100の道を新緑か紅葉の時期にのほほ〜んと歩きたいですね〜
…夏は暑そうです
ジャンバラヤのおにぎりってあるんですね
ちょっと食べてみたいです
長い上に1日目はハードコース、2日目は不明瞭コース…お疲れ様でした
白馬岳に比べれば里山かもしれませんが、標高1500mぐらいまでは、ナントか涼しいですよ・・・日差しを遮る広葉樹林帯であれば
のほほ〜〜〜ん
歩きながら、寝てしまうかも
ジャンバラヤおにぎり、イオン系のスーパーマーケットで発見しました。
拙者もその時初めて見掛けたので、つい、手が出てしまいました。
20%オフの札が貼ってあったこともありますが
ど真ん中にウインナーソーセージのスライスが2枚載せられており、味は・・・オムライスに似ていました
もう少しピリリとしていた方がジャンバラヤらしいかも
⇒あくまで個人的な感想です
半袖隊長
やっぱり奥秩父いいですねえ!
みはらしを泊地にするとは、
なるほど!とうなりましたよ。
充分な下調べがあってこそのロングですね。
お疲れ様でした(-_^)
con
拙者のホントの遅コメに比べれば、十分に早コメです
「みはらし」には昔の栄華を懐かしむかのように、宿泊客から寄せられた色紙がたくさん飾ってあるのです。
「多摩川を歩く会」とか、学校運動部の合宿とか・・・。
川崎の河口からここまで歩いて来た・・・なんて、健脚・豪脚の色紙もあってビックリ。
でも、書かれた年月を見ると10年以上前のが多数なんです。
最近は減ってきているのでしょうね、利用客。
下調べをやりすぎると、逆に慎重になりすぎて行かなくなることもあるので、ほどほどに調べてエイや!がいいのかもしれません
半袖隊長様、aideiei@携帯です。
入念に計画を立て、ここぞというときに実行する決断力、素晴らしいですね。
さて、今回注目したのは摂取カロリー量です。いろいろなレポートをみていると摂取カロリーと消費カロリーでは、どうしても消費カロリーが多くなっていることが多いと感じていました。本当はもっと食べなきゃならないのだろうな、と漠然と考えていました。
で、やっぱり隊長、食べていますね。本当はこれが理想的なのかなと、思いました。
今回から私も粉のスポーツ飲料の元を用意しました。1泊の山行で使いましたが、たいそう便利でした。
また、楽しい記録を楽しみにしています。
「@携帯」からとは、北アルプス方面からでしょうか?
拙者カロリーについては、拙者は、いつも多めです。
おにぎり系が多いし、予備の分もと考えると個数が増えるし・・・。
写真には写っていないカロリーメートや惣菜パックもザックには鎮座してますし・・・。
なので、なかなかポッコリお腹がへこみません
スポーツ飲料の元は、前夜に駅前商店街にて、セール品を買い求めました。
実際には3袋を持参しましたが、実際に使ったのは一袋だけ。
でも、水場があるコースでは重宝しますね
yamabeeryuさん、こんにちは。
yamabeeryuさんも民宿泊で山歩きされていたのですね。
場所と距離は違いますが、私の方も宿で栽培された野菜を使った女将さん手料理を頂いていました。ヘルシーでとても贅沢ですよね。
民宿 なくならないでいてほしいです。
奥秩父は曇っていたようですが、それでも暑かったみたいですね。
ほんとうに、山の湧水は美味しそうです
民宿といっても、限りなく山小屋に近い三ノ瀬高原と、限りなく温泉旅館に近い桧枝岐では、随分と環境は違いますよ
でも変わらないのは、ホスピタリティ(おもてなし)の精神でしょうか
二日目の朝は、上空の雲の動きが早くて、強風にならないといいな・・・と思うほど涼しかったのです。
が、時間が経つに連れて、次第に夏本番の気候に・・・。
青梅街道歩きでは、少しでも日陰を歩こうと、道の右に行ったり左に行ったり・・・蛇行しながら歩いていました。
隊長、おつかれさまでした
私も 鉄道・バスでのアプローチになりますので、
登山計画は どうしても 運行ダイヤに左右されてしまいます。
*でも、ここと 山の標準CTを組み合わせて計画するのも
パズルを解くようで楽しいのですけどね^^
そして
凄いです。
飛龍山は 行ってみたいですね〜 (雲取山方面から
下山ルートを参考にさせて頂きますね^^ノ
民宿は(多くの場合)一人でも泊まれるので有り難いです。
そこは山小屋と一緒(^_-)-☆
下山口(=登山口)に気軽に泊まれる民宿があれば、色んなコース設定が出来るのになぁ。
飛龍山には雲取側から行かれるハイカーが多いのではないでしょうか?
三条の湯から周回される方も多いと聞きます。
下りは丹波かな?
〆は奥多摩駅前\(^o^)/
半袖隊長
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