巻機山 青空に映える雪渓や池塘の豊かな高原歩き

2024年06月20日(木) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,435m
• 下り: 1,440m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:47

5:24 スタート地点
5:27 5:28 桜坂駐車場
6:10 6:11 5合目
6:46 6:46 6合目
7:53 8:05 ニセ巻機山
8:11 8:11 巻機山避難小屋
8:30 8:37 御機屋
8:45 8:45 巻機山
9:15 9:29 牛ヶ岳
9:53 9:53 巻機山
9:59 9:59 御機屋
10:11 10:13 巻機山避難小屋
10:22 10:24 ニセ巻機山
11:13 11:13 6合目
11:35 11:38 5合目
12:08 12:08 桜坂駐車場
12:10 ゴール地点

天候

快晴。真夏日のせいで遠くの山々にもやがかかり展望を邪魔するが、総じて良い天気。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜坂駐車場。一日500円。昼間係員の人に渡す仕組みだが、不在の時は料金箱に入れるシステム。
大変綺麗な水洗トイレと靴の洗い場もある側の駐車場に多くの車が停まる。上部の登山口近くにも大きなスペースがある。平日は余裕があるが、ハイシーズンの土日はいっぱいになるのでは。

コース状況／危険箇所等

ニセ巻機山までは急坂が続く。その先は、なだらかな稜線・高原歩き。巻機山の先の牛ヶ岳まで足を伸ばせば、楽しい高原歩きになり、平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山なども眺められます。

なお、途中、割引岳までの間は雪渓がべっとりとついていて、急斜面なので滑落し易いようで、雪渓が溶けるまで近づかないように注意書がありました。

その他周辺情報

石打ユングパルナス
巻機山から17号線で湯沢に戻る途中にあるホテル併設の日帰り温泉。ナトリウム塩化物温泉。
大人900円。なお、7月1日からは1000円になるようです。
露天風呂は30人は入れそうだが、空いていて独り占めできた。

写真

6/20 5:23

朝の5時台で10台程度。

6/20 5:22

大変綺麗なトイレ施設があります。

6/20 5:22

個室が二つもあります。清潔そのものです。

6/20 5:25

登山靴の洗い場も完備

6/20 5:25

上部にも駐車場

6/20 5:26

たくさん停められますが、トイレから離れてしまいます。奥は登山口。

6/20 5:27

登山口。特に沢コースに入らないように書かれた掲示が多い。

6/20 5:27

尾根コースと沢コースの分岐。沢コースは滑落がよく起きると注意喚起されています。

6/20 5:28

本格的な登山道に入ります。

6/20 5:35

急坂

6/20 5:50

4合目

6/20 6:03

奥の左が苗場山

6/20 6:11

5合目。広場になっています。この辺りから、日射が入ります。この季節、朝早い時間は良いのですが、10時を過ぎると大変暑く感じると思います。

6/20 6:17

6合目への登り

6/20 6:46

6合目

6/20 6:47

険しい沢コースを望む。

6/20 6:47

沢コースアップ。急傾斜で相当厳しそう。

6/20 7:05

お花①

6/20 7:09

お花②

6/20 7:13

標高1500メートルを越えて、岩岩した場所。もろに太陽を浴びますので、遅い時間だと日射で体力を削がれます。

6/20 7:23

左から谷川岳、真ん中の尖った山が万太郎山、右は平標山。

6/20 7:24

遠く苗場山を望む。

6/20 7:35

ニセ巻機山への登り。ここが一番キツさを感じる所。

6/20 7:39

8合目

6/20 7:42

木の階段が非常に良く整備されています。これを登り切れば、楽になります。

6/20 7:43

谷川岳方面を振り返る。

6/20 7:47

お花③

6/20 7:52

巻機山方面。ピークは右奥に隠れています。

6/20 7:54

9合目は、ニセ巻機山です。可哀想に、独自の山の名前がありません。

6/20 8:04

左から斜め右方向へ、これから歩いて行くルートです。

6/20 8:04

登りルートのアップ。稜線沿いですので、雪渓は通りません。

6/20 8:07

ワタスゲ

6/20 8:10

巻機山避難小屋

6/20 8:13

中は、相当立派です。2階への階段も見えます。右のドアは、バイオトイレで、室内にあるのは驚きです。

6/20 8:20

青空に映える木道

6/20 8:21

池塘と巻機山山頂方向

6/20 8:23

ニセ巻機山方向を振り返る。真ん中奥は谷川岳。

6/20 8:31

巻機山山頂標識。しかし、現在は巻機山ピークは奥の高い所とされていて、これもニセピーク。山頂標識が立派なので、こちらで写真を撮る方多数。

6/20 8:31

巻機山真正ピーク方向

6/20 8:35

割引岳方向にちょっとだけ行ってみました。お花が綺麗と聞きましたが、見つかりませんでした。あそこに見える雪渓は、急斜面で滑落が多い大変危険な雪渓だそうです。

6/20 8:37

雪渓滑落注意の掲示。救助要請が多いそうなので、自粛してくださいという趣旨では。

6/20 8:38

左は武尊山、右は赤城山

6/20 8:41

ニセ巻機山を過ぎて、真正巻機山ピークへ向かいます。大変楽しい登山道♪

6/20 8:42

池塘越しの谷川岳

6/20 8:48

これが真正の巻機山山頂、1967メートル。

6/20 8:48

高原の真ん中にポツンと巻機山山頂

6/20 8:50

牛ヶ岳へ向かいます。高層湿原ですね。

6/20 8:53

牛ヶ岳が見えて来ました。

6/20 8:56

左が平ヶ岳、右が燧ヶ岳

6/20 8:58

左が至仏山、右が武尊山で、真ん中に皇海山があるそうですが、よく分かりません。
一番右が赤城山。

6/20 9:01

南魚沼郡ですね。有名なコシヒカリの産地。盆地で相当寒暖差があるのが、美味しいお米になるのだそうですね。

6/20 9:02

左から平ヶ岳、真ん中が燧ヶ岳、右が至仏山

6/20 9:09

牛ヶ岳山頂、1962メートル。この奥にも道が続いていますが、ここが牛ヶ岳のピークです。三角点が目印。

6/20 9:12

牛ヶ岳から巻機山山頂を望む。

6/20 9:12

女の人の顔に見えません？
有名なのは、雨飾山だそうですね。

6/20 9:23

左から平ヶ岳、真ん中は燧ヶ岳、右は至仏山。越後駒ヶ岳は、平ヶ岳の手前に重なっているようです。

6/20 9:30

池塘と巻機山

6/20 9:35

武尊山アップ

6/20 9:38

お花④

6/20 9:43

谷川岳アップ

6/20 9:50

青空に続く道

6/20 9:55

笑っている池塘

6/20 9:55

笑う池塘アップ

6/20 10:00

谷川岳を望む下山ルート

6/20 10:05

水芭蕉がまだ少し残っていました。

6/20 10:08

避難小屋を上から見たところ。コンパクトで可愛い。

6/20 10:14

避難小屋から水場を望む。奥の沢からじゃんじゃん流れています。

6/20 10:16

水場まで往復10分くらいでは？
巻機山は、標高1500メートルくらいから日射を受けますので、水の消費が激しいです。この水場での補給を考えてはどうでしょう。

6/20 10:17

ワタスゲの群生

6/20 10:18

お花③

6/20 10:22

霞む苗場山

6/20 10:23

振り返って見上げる巻機山山頂方向

6/20 10:24

左から谷川岳、万太郎山、平標山

6/20 10:27

武尊山アップ

6/20 10:27

谷川岳アップ

6/20 10:32

木道に刻みが入っていますが、左右順番に刻んでいます。すごい心遣いですね。初めて見ました。

6/20 10:38

下山時に、谷川岳から苗場山まで、見えるようになりました。

6/20 10:44

この山の塊を越えて下山するようですね。

6/20 11:12

青空に映える沢コース

6/20 12:08

上部の駐車場は5台でした。下のトイレのある駐車場は、半分以上埋まっていました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

hirocroc

今年の遅い梅雨入り前の晴れ間に、急遽、巻機山に行くことにしました。同じことを考える人が大勢いるみたいで、平日なのにたくさんの方々が登って来られました。

巻機山は、最初に急坂がありますが、ニセ巻機山まで登ってからは、楽しい展望のある稜線歩き・高原歩きになります。
高層湿原や池塘、まだ残る雪渓と青空、谷川岳などの上越の山々、燧ヶ岳、至仏山、武尊山など名だたる山々を眺める恵まれた山行になりました。

牛ヶ岳山頂に佇んでいた時に、かつて出会った方に似た方を見かけて声をかけると、記憶にある声でした。なんと、5月に登った屋久島の宮之浦岳と永田岳でご一緒した方でした。こんな奇跡的なことってあるのですね～
しばし、その後の山行とこれからの計画について話し合いました。また、どこかでお会いできると嬉しいです。