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Yamareco

記録ID: 6950534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

【北海道登山ツアー2】(05) :暑寒別岳(暑寒沢コース)

2024年06月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:57
距離
17.4km
登り
1,219m
下り
1,221m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
0:18
合計
6:51
7:23
50
8:13
8:14
51
9:05
9:06
60
10:56
10:57
12
11:09
11:19
14
11:33
11:33
42
13:07
13:07
34
13:41
13:41
31
14:12
14:14
0
14:14
暑寒荘駐車場
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前泊:道の駅るもいで車中泊。
後泊:道の駅あさひかわで車中泊。
暑寒荘前のポストの中のノートに必要事項を記入して登山開始。駐車場には車2台と、バイク1台がいて、今日は自分を含めて4人のようです。
2024年06月21日 07:23撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 7:23
暑寒荘前のポストの中のノートに必要事項を記入して登山開始。駐車場には車2台と、バイク1台がいて、今日は自分を含めて4人のようです。
暑寒荘。6/17に稚内に行く途中で下見した時に中を拝見しました。土間に薪ストーブがありました。
2024年06月21日 07:23撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 7:23
暑寒荘。6/17に稚内に行く途中で下見した時に中を拝見しました。土間に薪ストーブがありました。
小さな川を渡ると登山道が始まります。
2024年06月21日 07:23撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 7:23
小さな川を渡ると登山道が始まります。
樹林帯の中を登って行くのですが、一合目で90度右に曲がります。
2024年06月21日 07:50撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 7:50
樹林帯の中を登って行くのですが、一合目で90度右に曲がります。
少し登ってつつじヶ丘に出ました。でもツツジはあまり多くないようでした。
2024年06月21日 08:06撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:06
少し登ってつつじヶ丘に出ました。でもツツジはあまり多くないようでした。
二合目。尾根上のなだらかな登りが続きます。両脇は木が生えているので見晴はよくありません。
2024年06月21日 08:09撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:09
二合目。尾根上のなだらかな登りが続きます。両脇は木が生えているので見晴はよくありません。
2つめの尾根上の小ピーク、佐上台。ここから三合目の間で、右前方15mくらいのチシマザサの藪の中で何かがちょっと唸った後で急に動き出し、重そうな足音を立てながらゆっくりと遠ざかっていきました。鈴を思い切り鳴らしながら急いで通り過ぎました。
2024年06月21日 08:12撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:12
2つめの尾根上の小ピーク、佐上台。ここから三合目の間で、右前方15mくらいのチシマザサの藪の中で何かがちょっと唸った後で急に動き出し、重そうな足音を立てながらゆっくりと遠ざかっていきました。鈴を思い切り鳴らしながら急いで通り過ぎました。
三合目。まだまだなだらかな尾根が続きます。
2024年06月21日 08:24撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:24
三合目。まだまだなだらかな尾根が続きます。
四合目。傾斜がだんだん急になってきました。
2024年06月21日 08:45撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:45
四合目。傾斜がだんだん急になってきました。
ツバメオモトだと思います。
2024年06月21日 08:57撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:57
ツバメオモトだと思います。
エゾイチゲの花がたくさん咲いていました。
2024年06月21日 08:57撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:57
エゾイチゲの花がたくさん咲いていました。
四合目から五合目あたりにシラネアオイがたくさん咲いていました。シラネアオイを見たのは何年ぶりだろう。
2024年06月21日 08:58撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 8:58
四合目から五合目あたりにシラネアオイがたくさん咲いていました。シラネアオイを見たのは何年ぶりだろう。
五合目。この付近で、また右前方15mの笹藪の中で何かが笹藪をかき分けて離れていきました。山と高原地図でも四合目から六合目辺りはヒグマ注意と書かれているけど、こんなに気配を感じるなんて!
2024年06月21日 09:06撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:06
五合目。この付近で、また右前方15mの笹藪の中で何かが笹藪をかき分けて離れていきました。山と高原地図でも四合目から六合目辺りはヒグマ注意と書かれているけど、こんなに気配を感じるなんて!
六合目。五合目以降、だんだん傾斜は急になっていきますが、歩きやすいです。
2024年06月21日 09:20撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:20
六合目。五合目以降、だんだん傾斜は急になっていきますが、歩きやすいです。
登山道脇に雪渓が現れました。麓からも中腹に雪渓が結構見えていたので、一応チェーンスパイクは持ってきています。
2024年06月21日 09:25撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:25
登山道脇に雪渓が現れました。麓からも中腹に雪渓が結構見えていたので、一応チェーンスパイクは持ってきています。
七合目。ここで初めて山頂方向の展望が得られました。でも山頂は雲の中です。
2024年06月21日 09:34撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:34
七合目。ここで初めて山頂方向の展望が得られました。でも山頂は雲の中です。
滝見台。正面手前のピークが八合目、左奥のピークが九合目。山頂は雲の向こう側です。右側は西暑寒別岳に続く尾根です。
2024年06月21日 09:40撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:40
滝見台。正面手前のピークが八合目、左奥のピークが九合目。山頂は雲の向こう側です。右側は西暑寒別岳に続く尾根です。
右側の西暑寒別岳の中腹の雪渓の下に滝が隠れているようです。
2024年06月21日 09:41撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:41
右側の西暑寒別岳の中腹の雪渓の下に滝が隠れているようです。
花は黄色いスミレで、葉が違う。これは?フギレオオバキスミレのようです。
2024年06月21日 09:43撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 9:43
花は黄色いスミレで、葉が違う。これは?フギレオオバキスミレのようです。
八合目には扇風岩がありました。この後一度降ってから今日一番の急登が九合目まで続きます。
2024年06月21日 10:07撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:07
八合目には扇風岩がありました。この後一度降ってから今日一番の急登が九合目まで続きます。
九合目。この後少し緩くなった坂を一登りすると、山頂手前の平坦な場所に出ます。
2024年06月21日 10:36撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:36
九合目。この後少し緩くなった坂を一登りすると、山頂手前の平坦な場所に出ます。
九合目ではエンレイソウがまだ咲いていました。
2024年06月21日 10:38撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:38
九合目ではエンレイソウがまだ咲いていました。
キバナシャクナゲかな?
2024年06月21日 10:49撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:49
キバナシャクナゲかな?
平坦になってエゾノハクサンイチゲのお花畑になりました。
2024年06月21日 10:51撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:51
平坦になってエゾノハクサンイチゲのお花畑になりました。
チングルマもあります。
2024年06月21日 10:52撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:52
チングルマもあります。
左がミヤマアヅマギクで、右がマシケゲンゲらしいです。
2024年06月21日 10:53撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:53
左がミヤマアヅマギクで、右がマシケゲンゲらしいです。
もうここが山頂だと思って山名表示板を探していたら、山頂はまだまだ先のようでした。
2024年06月21日 10:56撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 10:56
もうここが山頂だと思って山名表示板を探していたら、山頂はまだまだ先のようでした。
カスミザクラだそうです。
2024年06月21日 11:06撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:06
カスミザクラだそうです。
暑寒別岳山頂に到着しました。先に登っていた2名はもう降っていきました。
2024年06月21日 11:09撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:09
暑寒別岳山頂に到着しました。先に登っていた2名はもう降っていきました。
暑寒別岳。ガスで真っ白ですが登れて良かった。
2024年06月21日 11:09撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:09
暑寒別岳。ガスで真っ白ですが登れて良かった。
暑寒別岳の一等三角点「暑寒岳」です。
2024年06月21日 11:10撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:10
暑寒別岳の一等三角点「暑寒岳」です。
せっかくなので記念写真を。
2024年06月21日 11:11撮影 by  FCG01, FCNT
1
6/21 11:11
せっかくなので記念写真を。
山頂にウコンウツギが咲いていました。
2024年06月21日 11:16撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:16
山頂にウコンウツギが咲いていました。
ハクサンチドリ。礼文島のより小さい?
2024年06月21日 11:22撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:22
ハクサンチドリ。礼文島のより小さい?
シナノキンバイでしょうか?
2024年06月21日 11:26撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:26
シナノキンバイでしょうか?
頂上と間違えた平坦地はハイマツで覆われていて、その間にお花畑が広がっています。
2024年06月21日 11:34撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:34
頂上と間違えた平坦地はハイマツで覆われていて、その間にお花畑が広がっています。
九合目付近から。雪渓があるのが八合目、その右奥が七合目です。最後尾の人から聞いた話では、先頭の人は下山時に八合目手前の窪地で、ヒグマが登山道を横切るのを見たそう。かなりの密度でヒグマがいますね。
2024年06月21日 11:51撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 11:51
九合目付近から。雪渓があるのが八合目、その右奥が七合目です。最後尾の人から聞いた話では、先頭の人は下山時に八合目手前の窪地で、ヒグマが登山道を横切るのを見たそう。かなりの密度でヒグマがいますね。
最後に西暑寒別岳をもう一度。
2024年06月21日 12:11撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 12:11
最後に西暑寒別岳をもう一度。
朝は濡れていたサンカヨウも乾いて元気になりました。濡れて透き通った花びらも良いのですが、形が崩れていたのですが、乾いたら復活しました。
2024年06月21日 12:42撮影 by  FCG01, FCNT
6/21 12:42
朝は濡れていたサンカヨウも乾いて元気になりました。濡れて透き通った花びらも良いのですが、形が崩れていたのですが、乾いたら復活しました。
撮影機器:

感想

北海道登山ツアーの2回目。礼文島を完了していよいよ北海道本体の山に入ります。計画では礼文島の後に洗濯休憩日を設定してありましたが、週末の天気予報が良くないので、礼文島終了の翌日に一番近い暑寒別岳に登ることにしました。このため、
礼文島から稚内に戻って、夕食・入浴の後、180km離れた道の駅るもいに移動して車中泊しました。
早朝、基本曇りなのですが、時折ポツポツと雨の落ちる天気。それでも北側の登山口の暑寒荘の駐車場に行ってみると、3人が登ろうとしています。暑寒別岳は比較的ヒグマが多く、一人では不安だったのですが、他に3人いるということで心強く感じて登ることに最終決定しました。
曇りですが、時折ポツポツと雨が落ちてくるので、一眼レフはザックにしまい、ザックにレインカバーをして、雨具を着てスタートです。
最初は樹林帯の中の道で、歩き出して10分ほどで暑くて苦しくなって雨具を脱ごうとしましたが、お約束のように雨が強くなるので諦めました。
最後尾でのスタートでしたが、二合目までに一人抜いて三番手に浮上。樹林帯を出て尾根道に入ると結構色々な花が咲いています。ズームの効かない携帯のカメラで頑張って撮しましたが失敗も多数ありました。
尾根の両側はササ藪や樹林なので展望はほぼありません。足下の花だけを頼りに歩きます。
ところが、佐上台を過ぎた辺りで、リンリン鳴っている鈴の音の合間から何か唸り声が聞こえた気がして立ち止まると、15mくらい先で急にササがガサガサ鳴って何か重そうな足音が遠ざかって行きました。えっ?ヒグマ?腰につけた鈴を手で思い切り鳴らしながら足早に遠ざかります。一応、熊スプレーも持っていましたが、意識に登りませんでした。同じようなことが五合目付近でもありました。
七合目辺りから山頂方面が時々見えるようになりましたが、山頂はずっと雲の中。雪は1カ所だけありましたが、結局登山道には全く雪はありませんでした。
八合目から一旦少し降って九合目への急登を登り切ると、平らなお花畑に出ました。すっかりここが山頂の一部なんだろうと思っていたら、奥から先行する2人が戻ってきて、まだまだ先があることを知らされました。
山頂は周囲に木がなく、晴れていたら見晴が良さそうでしたが、今日はガスで真っ白で風もあるので休憩もできません。残念です。
下山を始めて、九合目辺りで最後尾の人とすれ違った時に、先頭の人が九合目と八合目の間で、登山道を横切るヒグマを見た話を聞きました。そこから先は鈴だけでなく、声を出したり、手を打ち鳴らしたり、音を立てながら歩きました。そのおかげか、熊の気配を感じずに無事下山することができました。
次は天気を見ながら札幌近郊の低山に登ろうと思います。

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