【北海道登山ツアー2】(05) :暑寒別岳(暑寒沢コース)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 06:57
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,219m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
後泊:道の駅あさひかわで車中泊。 |
写真
感想
北海道登山ツアーの2回目。礼文島を完了していよいよ北海道本体の山に入ります。計画では礼文島の後に洗濯休憩日を設定してありましたが、週末の天気予報が良くないので、礼文島終了の翌日に一番近い暑寒別岳に登ることにしました。このため、
礼文島から稚内に戻って、夕食・入浴の後、180km離れた道の駅るもいに移動して車中泊しました。
早朝、基本曇りなのですが、時折ポツポツと雨の落ちる天気。それでも北側の登山口の暑寒荘の駐車場に行ってみると、3人が登ろうとしています。暑寒別岳は比較的ヒグマが多く、一人では不安だったのですが、他に3人いるということで心強く感じて登ることに最終決定しました。
曇りですが、時折ポツポツと雨が落ちてくるので、一眼レフはザックにしまい、ザックにレインカバーをして、雨具を着てスタートです。
最初は樹林帯の中の道で、歩き出して10分ほどで暑くて苦しくなって雨具を脱ごうとしましたが、お約束のように雨が強くなるので諦めました。
最後尾でのスタートでしたが、二合目までに一人抜いて三番手に浮上。樹林帯を出て尾根道に入ると結構色々な花が咲いています。ズームの効かない携帯のカメラで頑張って撮しましたが失敗も多数ありました。
尾根の両側はササ藪や樹林なので展望はほぼありません。足下の花だけを頼りに歩きます。
ところが、佐上台を過ぎた辺りで、リンリン鳴っている鈴の音の合間から何か唸り声が聞こえた気がして立ち止まると、15mくらい先で急にササがガサガサ鳴って何か重そうな足音が遠ざかって行きました。えっ?ヒグマ?腰につけた鈴を手で思い切り鳴らしながら足早に遠ざかります。一応、熊スプレーも持っていましたが、意識に登りませんでした。同じようなことが五合目付近でもありました。
七合目辺りから山頂方面が時々見えるようになりましたが、山頂はずっと雲の中。雪は1カ所だけありましたが、結局登山道には全く雪はありませんでした。
八合目から一旦少し降って九合目への急登を登り切ると、平らなお花畑に出ました。すっかりここが山頂の一部なんだろうと思っていたら、奥から先行する2人が戻ってきて、まだまだ先があることを知らされました。
山頂は周囲に木がなく、晴れていたら見晴が良さそうでしたが、今日はガスで真っ白で風もあるので休憩もできません。残念です。
下山を始めて、九合目辺りで最後尾の人とすれ違った時に、先頭の人が九合目と八合目の間で、登山道を横切るヒグマを見た話を聞きました。そこから先は鈴だけでなく、声を出したり、手を打ち鳴らしたり、音を立てながら歩きました。そのおかげか、熊の気配を感じずに無事下山することができました。
次は天気を見ながら札幌近郊の低山に登ろうと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する