尾瀬/小淵沢〜センノ沢下降
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 931m
- 下り
- 930m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
syosiさんに初心者でも行ける沢企画をお願いするも、応募はなく2人山行に。
2人だと小淵沢だけではちょっと物足りないかもということで、
小淵沢登り〜尾瀬沼〜センノ沢下降という素敵ロングルートに変更してもらいました。
●前夜
小淵沢は、狙ったところにツメられればすぐに小淵沢田代に出られるのですが、
最後に東寄りに行ってしまったという記録がいくつかあり。
また、センノ沢の本流最後はセン沢田代よりかなり西になっています。
ということで、小淵沢のツメの狙いとセンノ沢への入渓点について確認。
●小淵沢
大清水駐車場から入渓点まで1時間半程度林道歩き。
小淵沢は水の上が明るく開けていて、木漏れ日の中ナメを歩くのがとても気持ち良い。
15mの滝
唯一ロープを出してもらった滝で、左側を登る。
私でもリードで登れるくらいの滝ですが、
適切な位置でランニングビレイが取れるか、ちゃんと引き揚げ出来るかは、まだ不安。
登れるだけではダメですね。
ツメの読図では、随時まずは自分なりの意見を聞いてもらい、要所にてGPSで答え合わせ。
その甲斐あって、笹薮突入10分もしないうちに狙った登山道に到着。
ここで一旦沢装備を外し、尾瀬散策へ。
●小淵沢田代〜大江湿原〜尾瀬沼
登山道を行くと、すぐに開けた小淵沢田代に。
ただただ広くて、綺麗で、気持ち良くて(^-^)。
大江湿原は、ニッコウキスゲをはじめ、花がたくさん。
多少時間は要しますが、こちら周りにして大正解です。(syosiさん、感謝!)
「こんなに良い天気だと尾瀬沼ヒュッテでゆっくり過ごすのも気持ちいいだろうね」
と繰り返すsyosiさん。
確かに凄く凄く魅力的ですが、今日は沢下降が待っているので、敢えて聞こえないふり(笑)。
●センノ沢下降
本流をツメた先は皿伏山からかなり先になるので、セン沢田代から入ることに。
登山道左横の笹薮の数メートル向こうにセン沢田代が見えるも、あまり大きくないため、位置を探っているうちに通り過ぎてしまう。
改めて戻り、入りやすそうな地点を見つけ、ここで沢装備装着。
コンパスで狙いをつけ、いざ笹薮へ突入。
背の高さ程の藪漕ぎは、もたつくと他のメンバーが見えなくなり怖い。
笹束を踏み切れず足を取られている間に、syosiさんが見えなくなる。
焦ってコンパスを頼りにもがいた瞬間、ぽん!っと笹薮から脱出し、足元に水流。
突入から10分程で、沢の横面に当たることが出来ました。
セン沢田代の近くですが、本流はちゃんと水の流れあり。
実は沢下降は初めて。
慎重に進むも、思ったよりは滑らないことにほっとする。
センノ沢のトポがなかったのですが、他の方の記録から下降2時間と予想。
こちらも小淵沢同様ナメ床&ナメ滝の素敵な癒し沢ですが、
水量&登攀要素は小淵沢よりほんの少しだけ多いかな?という印象。
それでもノーロープ&2時間弱で下降できました。
最後の最後まで、素敵な沢山行でした。
syosiさん、無理やりなお願いを聞いて頂き、本当にありがとうございました!
今度は遊び要素も含め、よろしくお願いします〜。
<沢下りにおける注意点&反省点>
・腰が引けると滑るので足裏全体でフリクション効かせると、思ったより滑らない。
・滝は、登るより下降のほうが十分なルーファイが出来ない分怖い。下りた先の滝壺が思いもよらず深かったりすることもあるので要注意。
・(当たり前だが)徐々に水量が増え、水流が強くなるため、中途半端に足を置くと流されやすい。慎重に。
・下降最初の藪漕ぎで地図落としました。カメラやコンパス、紐系が出ているとひっかけやすいとあれだけ注意していたのに。。。よって下降は読図出来ず。猛省。
・人数が増えたり、ロープを出す回数が増えると、日帰りはちょっと難しいかも。
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