甲斐駒ヶ岳 空の中へ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,695m
- 下り
- 2,963m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR(特急スーパーあずさ36号)小淵沢駅20:44発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されています。晴れていればルートに迷うことはないでしょう。 |
その他周辺情報 | スパティオ小淵沢 延命の湯(入湯料:北杜市民でなければ820円) ふるさと旬彩レストラン 森樹 豚生姜焼きは肉厚で最高に美味しかった! |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
美しい星空の下,ヘッデンの光で道の駅はくしゅうを目指して歩きます。小淵沢ループ橋を通る経路でゆっくり歩いて1:30くらいです。
白州の水を汲むことができるので,ここでハイドレーション3Lとペットボトルを充填させていただきました。午前3:30,いよいよ甲斐駒ヶ岳にむけて出発です。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ヘルメット
|
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備考 | 荷物はもう少し軽量化したかった・・ トレッキングシューズ(Timberland)は丹沢縦走含めて今まで散々履き慣らしてきたものですが,ソールが柔らかめのためか,さすがに長い道中で足底が痛くなり,下山時は石の凹凸が一つ一つ辛かったです。 |
感想
8月8日は山梨の山の日だそうです。
念願の南アルプス初登山でした。日帰り週末登山&公共交通機関利用で,あれこれ計画をしました(マイカーだと帰路に眠らず運転する自信がないのです)。新宿を夜中に出発し明け方に信州に到着する「ムーンライト信州号」はすでに予約満席。そこで,新宿発松本行きの特急あずさ最終便を利用することにしました。金曜日21時に新宿を出発し23時07分の予定到着時刻から遅れること5分,小淵沢駅に到着。特急券に記念スタンプを押していただき,いざ出発。星空の下,まず道の駅はくしゅうを目指します。途中で甲州街道沿いに24時間営業のセブンイレブンがあります。
・小淵沢〜道の駅はくしゅうは徒歩でゆっくり歩いて1時間30分くらいです。
・道の駅はくしゅうは甲州の湧き水を頂くことができますので,水補給が可能です。
・道の駅はくしゅうから竹宇神社は徒歩で約1時間。
初めての甲斐駒ヶ岳登山の感想・・
本当に登れるか,そして帰ってくれるか,最後まで不安でした。
夏山という好条件ですら,そう感じながらの登山でした。天候悪化時やビバークを迫られたときのことを考え,装備もかさみました。笹ノ平,八丁登,刀利天狗と続く雄大な自然と歴史ある登山道を,楽しみ感じながら登る余裕はなく・・。刃渡り,確かに歩幅は十分に確保されていますが,南側に切れ落ちる斜面は滑落すればまず無事はあり得ません。突発的な雨や落雷,強風でザックがあおられたならどうなるか。正直怖かったです。それでもこの尾根を登り切れるのは,梯子や鎖を整備して下さっている管理者の方々のおかげです。
5合目小屋跡を超え,高度を上げるにしたがって高鳴る心拍,青天に連なる尾根道を上り詰める高揚感,甲斐駒ヶ岳の白くきらめく雄姿。連立する山と連なる稜線の美しさ。吹き上がる白い雲,蒼い空。
自然の素晴らしさ,大きさ,奥深さ。謙虚さを忘れず,自然への畏れを忘れず,また必ず登りたい。
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