薬師岳@和賀山塊(甘露水口からピストン)
- GPS
- 07:57
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 955m
- 下り
- 962m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ。山頂で気温24℃くらい、風速0〜2m/sくらい。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道50号線がほぼ併走している。これを目指してもいいだろう。だいたい、国道13号線か国号46号線から県道50号線、みずほの里ロード、真木林道という入り方になる。 登山口の少し手前に綺麗な避難小屋があり、そこで林道は車両通行止めとなる。小屋の前に10台ほど停められる。それ以上は縦列で隙間に詰め込むか、もう少し手前の離合帯などに停めるか、さらに手前のキャンプ場(ほぼ「跡地」と言って良い)を利用するしかない。登山口は、小屋から少し林道を進んだところ。 水場はキャンプ場の沢か、小屋に引いてある沢水か、登山口にある甘露水という湧き水ということになるが、小屋の水は飲用不適とのことだし、甘露水はとても汲めるような状態ではない。街場で調達しておいた方が良いだろう。トイレは小屋にある。避難小屋にしては綺麗なので、前泊なども選択肢に入る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
樹林帯の急登は葛折りに付いている。ひたすらダラダラ登る修行ロードである。標高990mの「倉方」で尾根に乗る。 山頂効果が出る辺りから、しばらく片斜面トラバースが続く。転倒すれば崖から落ちて死にます。眺めは良い。薬師岳直下は直登の急坂。枯れ葉、特にササが非常に滑るので、登りはともかく下りは要注意。大事なことなのでもう一度書くが転倒すれば死ぬ。 主稜線に入ると広めの尾根なので、そこまでの危険は感じない。時期によっては藪らしい。今は綺麗に刈り払いされている。感謝。 水場は標高750m辺りに滝倉という場所がある。かつて避難小屋があったらしい。湧き水らしく冷たいが、実際の湧出ポイントはもう少し上にあるようで確認できない。沢水と認識しておいた方が良いかもしれない。山中に小屋、トイレなどはない。 |
その他周辺情報 | 真木真昼のあたりは温泉、宿泊の不毛地帯である。南北の強豪に挟まれているから仕方ない。北へ向かえば八幡平エリア、南へ向かえば焼石・栗駒エリアとなる。街場に関しては大仙市中心部、また角館が近い。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:2.75L/3.75L
行動食・非常食:おにぎり3/3個、ゼリー飲料5/5袋、小型羊羹0/2個
食事:即席カップライス1/1個(食べず)
【以下日記】
薬師岳のニッコウキスゲが見頃と予想した。6年前、まだ山歩きを始めたばかりの頃、献血翌日にチャレンジして撤退している。確か群発頭痛も抱えていたはず。いつかリベンジをと思っていたが、林道悪路の印象もありなかなか足が向かなかった。
天気予報は良く、久しぶりにダートを運転するのも悪くないとも思えたのだが、今日もまだ体調は万全とは言えない。どうせ行くなら和賀岳も狙いたいところだが、難しい気がする。それでもまあ薬師岳までは何とかなるだろうと行ってみた。
歩き始めは良かったが、滝倉で頭痛の発作。痛みを我慢して歩き続けるか迷ったが、ちょうど休憩適地でもあるので腰を下ろす。想定の範囲ではある。30分ほど休んだら痛みが引いてきたので続行するが、調子が上がらない。また途中で痛みが出てきたため休憩し、ついでに行動食なども取るが、この調子ではやはり和賀岳は厳しい。もう諦め、ゆるゆる登ることにした。
そして薬師岳直下の急登がとどめ。何あれキツすぎる。山頂でゆっくりおにぎりを食べながら、小杉山まで行くかどうかで悩む。頭痛も微かだが続いている。いずれにせよニッコウキスゲの群落は少し先にあるので進んだが、まだ二分咲き三分咲きといったところ。予想が外れ、無念。
刈り払いされた道は素晴らしく、眺めも大層良かったものの、薬師平を過ぎた辺りで撤退を決めた。小杉山の登りもキツそうだし、薬師岳の登り返しも待っている。何より予想される激下りに脚を残しておきたい。
最低限のリベンジは果たしたものの、ミニマムゴールといったところで少し残念。まだ伸び代があると思うことにする。いやしかし、2019、20あたりの自分だったら行けただろうなあ。
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