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Yamareco

記録ID: 696887
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ハイキング
丹沢

塔ノ岳・鍋割山(県民の森〜戸川林道)

2015年08月18日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.0km
登り
1,348m
下り
1,502m

コースタイム

◆2015年8月18日(火)  鍋割山・塔ノ岳(書策新道)
05:52 表丹沢県民の森発     10:37 新大日通過
06:11 二俣通過         10:47 書策(かいさく)小屋跡着
06:33 林道終点通過       11:01 書策(かいさく)小屋跡発
06:58 後沢乗越通過       11:30 白竜の滝通過
08:03 鍋割山着         12:09 本谷沢通過
08:19 鍋割山発         12:51 戸沢着
09:12 金冷シ通過        13:03 戸沢発
09:29 塔ノ岳着         13:19 新茅荘通過
10:02 塔ノ岳発         13:51 竜神ノ泉通過
10:24 木ノ又小屋通過      14:20 大倉着
天候 ◆2015年8月18日(火) 曇り   早朝・湘南大橋=26℃
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
◆2015年8月18日(火)
《往 路》
自宅 → 国道134号線 → 表丹沢県民の森P 
補足)タクシー利用では↓ 
渋沢→表丹沢県民の森P … 所要時間=約15〜20分 \2,440前後 
渋沢→戸沢P      … 所要時間=約25〜30分 \3,250前後
《復 路》
大倉14:22−14:35渋沢        神奈川中央交通バス=\210
コース状況/
危険箇所等
◆ヒル
本日は遭遇しませんでしたが万全の態勢で臨みました。
(塩と塩水スプレーを持っていっただけですが)
二俣の指導標の下に自由に持っていけるように塩がセットされています。
◆虫
時々いた程度で気になりませんでした。ハッカスプレーを少々噴霧しました。
◆水場
本日の行程においては、基本的に山小屋で購入することになります。
戸川林道に「竜神ノ泉」がありますがオーバーユースにより要煮沸と
なっています。
塔ノ岳から西(尊仏ノ土平方面)に下ると「不動ノ清水」があります。
個人差はありますが往復約30分かかります。距離=約300m
◆書策新道(かいさくしんどう)
『東丹沢登山詳細地図』では廃道になっています。私の場合ですが、書策新道が一般
登山道のころから歩いていたので道勘や変化に対する抵抗が少なく歩いていて迷った
り間違えたりすることはないですが、もしこれが廃道になってから初めて足を踏み入
れることになればかなりの危険が伴うようにいつも感じています。
下りにおいては稜線からセドノ沢左㑨に降り着くまでに九十九折に下る箇所がありま
すが意外と踏み跡が薄く、折り返さず真っ直ぐ進んでしまったりとか、沢に降り立っ
て白竜の滝を右手に見ながらさらに下り、途中で右折する箇所がありますがそのあた
り分かりにくいです。また、後半戦は山腹を巻くように登山道の跡がありますが幅が
狭かったり或いは崩れていたりで滑落の恐怖もあります。これまでにも事故が起きて
いるルートなので最大限の注意が必要です。また、上に行けば行くほどトゲトゲが多
くチクチク刺さって痛いです(><)
※書策新道を開かれた渋谷書策さんについて→http://nabewari.net/archives/245
 2009年7月、93歳で大往生されました。
その他周辺情報 ◆登山届 
神奈川県警=https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm
◆WC
本日の行程では表丹沢県民の森P・鍋割山・塔ノ岳・戸沢・大倉にあります。
◆近くのコンビニ
1、セブンイレブン 秦野堀山下店 神奈川県秦野市堀山下631
2、セブンイレブン 秦野堀西店  神奈川県秦野市堀西909
地図→http://cvs-map.jp/map?ll=35.3882746%2C139.178383&s=14
◆丹沢・緊急時連絡先
 秦野警察署   0463-83-0110   秦野市消防本部 0463-81-0119
 秦野市遭対協  0463-82-5111
表丹沢県民の森を出発し、
尾関先生の胸像の前に。

 
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表丹沢県民の森を出発し、
尾関先生の胸像の前に。

 
二俣の指導標。足元にはヒル
対策の塩が置いてあります。

 
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二俣の指導標。足元にはヒル
対策の塩が置いてあります。

 
二俣の渡渉点。やはりいつも
より水量が多いです。
 
 
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二俣の渡渉点。やはりいつも
より水量が多いです。
 
 
林道終点。草野さん、まだ
出勤されてません。ここか
ら登山道になります。
 
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林道終点。草野さん、まだ
出勤されてません。ここか
ら登山道になります。
 
明るいところまで登れば
後沢乗越です。

 
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明るいところまで登れば
後沢乗越です。

 
後沢乗越まで来ました。
ここまで来ると風が吹き
涼しく歩けました。
 
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後沢乗越まで来ました。
ここまで来ると風が吹き
涼しく歩けました。
 
何回か山頂かと期待するの
ですが太陽パネルが見える
とやっと山頂です。
 
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何回か山頂かと期待するの
ですが太陽パネルが見える
とやっと山頂です。
 
ここまでどなたにも会わず
来ました。

 
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ここまでどなたにも会わず
来ました。

 
登ってきた尾根と遠くに
真鶴、伊豆方面が見えて
います。
 
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登ってきた尾根と遠くに
真鶴、伊豆方面が見えて
います。
 
鍋割山稜を塔ノ岳に。


 
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鍋割山稜を塔ノ岳に。


 
鍋割山稜のガスが取れ、
秦野市街、相模湾を
見ることができます。
 
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鍋割山稜のガスが取れ、
秦野市街、相模湾を
見ることができます。
 
陽が射してきました。
輝くような緑です。

 
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陽が射してきました。
輝くような緑です。

 
金冷シを過ぎ、左手にはガス
が取れかけている蛭ヶ岳。

 
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金冷シを過ぎ、左手にはガス
が取れかけている蛭ヶ岳。

 
尊仏山荘に到着。
カップヌードル\350
山頂に単独男性の方が3人
いらっしゃいました。
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尊仏山荘に到着。
カップヌードル\350
山頂に単独男性の方が3人
いらっしゃいました。
ミー君、16歳
悠々自適☆

 
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ミー君、16歳
悠々自適☆

 
塔ノ岳を後にし、表尾根・書
策小屋跡へ。右手に三ノ塔。
左手奥に大山。
 
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塔ノ岳を後にし、表尾根・書
策小屋跡へ。右手に三ノ塔。
左手奥に大山。
 
木ノ又小屋通過。

書策新道の渋谷書策さん
ゆかりの小屋だそうです。
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木ノ又小屋通過。

書策新道の渋谷書策さん
ゆかりの小屋だそうです。
ヤマホトトギス(表尾根)


 
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ヤマホトトギス(表尾根)


 
存在感抜群でした。

後沢乗越からずーっと風が
吹き歩きやすい一日でした。 
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存在感抜群でした。

後沢乗越からずーっと風が
吹き歩きやすい一日でした。 
表尾根。
手前から書策小屋跡、
烏尾山、三ノ塔と連なって
います。
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表尾根。
手前から書策小屋跡、
烏尾山、三ノ塔と連なって
います。
書策(かいさく)新道に入って
きました。苔が綺麗です。

 
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書策(かいさく)新道に入って
きました。苔が綺麗です。

 
倒れかけており、文字も見え
ないのですがなぜか目にする
と安心感がある指導標です。
 
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倒れかけており、文字も見え
ないのですがなぜか目にする
と安心感がある指導標です。
 
九十九折れの斜面を降りてき
てセドノ沢左俣に入ります。
左岸に降り立ちますが適当な
場所で右岸に渡ります。
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九十九折れの斜面を降りてき
てセドノ沢左俣に入ります。
左岸に降り立ちますが適当な
場所で右岸に渡ります。
たくさん咲いていました。


 
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たくさん咲いていました。


 
白竜の滝。


 
沢から離れて巻き道に入り
ますが前回3月よりもひどい
状態になっていました。
 
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沢から離れて巻き道に入り
ますが前回3月よりもひどい
状態になっていました。
 
本谷沢まで降りてきました。


 
4
本谷沢まで降りてきました。


 
ここも近い将来、なくなって
いるのかなと・・・。

 
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ここも近い将来、なくなって
いるのかなと・・・。

 
降りてきました。戸沢の駐車
場です。戸川林道を1時間20
分歩いて大倉バス停までいき
ます。
 
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降りてきました。戸沢の駐車
場です。戸川林道を1時間20
分歩いて大倉バス停までいき
ます。
 
戸川林道脇、竜神ノ泉。休日
は多くの方が汲みに来られて
います。これも渋谷書策さん
が中心になって建設されたそ
うです。
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戸川林道脇、竜神ノ泉。休日
は多くの方が汲みに来られて
います。これも渋谷書策さん
が中心になって建設されたそ
うです。
風の吊り橋を渡って大倉
バス停です。塔ノ岳でお
会いした3人の方以外どな
たともお会いしなかった
静かな一日でした。
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風の吊り橋を渡って大倉
バス停です。塔ノ岳でお
会いした3人の方以外どな
たともお会いしなかった
静かな一日でした。

装備

備考 ◆飲料水=3,5隼参  3半暖顱 Hの氷は7時間

感想

廃道である書策新道を今年の3月以来久々に下ってみることに。

前日の大雨が心配されたが全行程を通じて支障はなかった。

書策新道は日一日と元々あった自然の姿に戻っていることを

今回もまた痛感した。いつまでこの道を歩けるか分からないが

無理のない範囲で千変万化するこの素晴らしい道とともに丹沢

の伝説の人・渋谷書策さんを偲んでいきたい。


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