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Yamareco

記録ID: 697273
全員に公開
沢登り
大峰山脈

念願の双門コースから弥山へ

2015年08月12日(水) ~ 2015年08月13日(木)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:24
距離
17.6km
登り
1,764m
下り
1,754m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:23
休憩
1:25
合計
9:48
距離 10.9km 登り 1,624m 下り 702m
5:51
44
6:46
6:47
64
7:51
7:52
10
8:02
8:12
65
一の滝
9:17
9:31
121
11:32
99
13:11
13:45
28
14:13
14:14
14
14:28
14:32
4
14:36
14:55
44
2日目
山行
2:42
休憩
0:16
合計
2:58
距離 6.7km 登り 139m 下り 1,062m
6:15
17
6:32
6:33
28
7:01
22
8:25
8:40
3
9:13
熊渡(金引橋)
天候 晴れのち曇り、夜は雷雨、強風
2日目出発時は雨は無かったが、稜線からカナビキ尾根にかけて雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
双門コース登山口(金引橋)に路駐(5、6台駐車可能)
コース状況/
危険箇所等
釜滝から上部の双門コースは、梯子、鎖、鉄棒足場等の連続、それ以外の箇所も急斜面の直登が続き、緊張を強いられます。体力と経験が必要で、経験者が同行することが望ましいです
下山のカナビキ尾根は想像したよりもしっかりとした踏み跡のルートでした。テープも沢山ついていて迷うことは無いと思います
金引橋から10分ほど歩いた林道の右側斜面が大崩落していて1日目はかなり怖い高巻きを要求されましたが、2日目の朝下山してきたときには、ショベルカーで復旧されていました。(工事の皆さん、ありがとうございました)
早朝5時過ぎに熊渡の登山口到着。すでに4台の車が停められていた
2015年08月12日 05:44撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 5:44
早朝5時過ぎに熊渡の登山口到着。すでに4台の車が停められていた
準備を整え、橋を渡って、いよいよ双門コースへ
2015年08月12日 05:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 5:53
準備を整え、橋を渡って、いよいよ双門コースへ
10分ほど歩いた地点で林道の右側斜面が大崩落。かなり怖い高巻きを余儀なくされた
2015年08月12日 06:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 6:05
10分ほど歩いた地点で林道の右側斜面が大崩落。かなり怖い高巻きを余儀なくされた
カナビキルートとの分岐を過ぎて白川八丁の河原へ。吹き降ろしてくる風が涼しい
2015年08月12日 06:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 6:42
カナビキルートとの分岐を過ぎて白川八丁の河原へ。吹き降ろしてくる風が涼しい
水の無い河原を15分ほど歩くと釜滝。今日は穏やかな細い流れ
2015年08月12日 07:07撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 7:07
水の無い河原を15分ほど歩くと釜滝。今日は穏やかな細い流れ
対岸の上の方に梯子が見える。どうやって行くかなあ。
2015年08月12日 07:08撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 7:08
対岸の上の方に梯子が見える。どうやって行くかなあ。
これから何度もお世話になる梯子への最初の取り付き
2015年08月12日 07:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 7:10
これから何度もお世話になる梯子への最初の取り付き
右下に関電のダムが見えた。この近くで川遊びをしている二人の子供連れの方と狼平で出会うことに
2015年08月12日 07:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 7:12
右下に関電のダムが見えた。この近くで川遊びをしている二人の子供連れの方と狼平で出会うことに
上級向けのコース。十分に覚悟して進みます
2015年08月12日 07:14撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 7:14
上級向けのコース。十分に覚悟して進みます
事故で亡くなった方のご遺族の寄付で新しい梯子などが整備されたようだ。。ご冥福を祈りつつ、感謝したい
2015年08月12日 07:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
3
8/12 7:15
事故で亡くなった方のご遺族の寄付で新しい梯子などが整備されたようだ。。ご冥福を祈りつつ、感謝したい
鎖が何本か垂れ下がっただけの岩の斜面のトラバース。右側へ切れ落ちていて、結構な難所。雨の日だったら諦めそう
2015年08月12日 07:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 7:18
鎖が何本か垂れ下がっただけの岩の斜面のトラバース。右側へ切れ落ちていて、結構な難所。雨の日だったら諦めそう
梯子の無い場所もご覧のとおり
2015年08月12日 07:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 7:22
梯子の無い場所もご覧のとおり
古い鉄梯子は今にも壊れそう。手すりは頼れない
2015年08月12日 07:23撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 7:23
古い鉄梯子は今にも壊れそう。手すりは頼れない
壊れて落ちた鉄梯子が何か所もあった
2015年08月12日 07:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 7:24
壊れて落ちた鉄梯子が何か所もあった
河原へ降りるとマークやテープを探して渡渉を繰り返す
2015年08月12日 07:40撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 7:40
河原へ降りるとマークやテープを探して渡渉を繰り返す
双門弥山線歩道・・・確かに歩道には違いないけど
2015年08月12日 07:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 7:41
双門弥山線歩道・・・確かに歩道には違いないけど
大きな岩の間を抜けたり
2015年08月12日 07:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 7:49
大きな岩の間を抜けたり
岸壁を登ったり
2015年08月12日 07:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 7:51
岸壁を登ったり
上に見える梯子へ行くために岩場のルートを探す
2015年08月12日 07:53撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 7:53
上に見える梯子へ行くために岩場のルートを探す
釜滝から約1時間。一の滝前の岩場で休憩。2段になったこの滝も立派である
2015年08月12日 08:02撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
8/12 8:02
釜滝から約1時間。一の滝前の岩場で休憩。2段になったこの滝も立派である
次はあの吊橋を渡る
2015年08月12日 08:09撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 8:09
次はあの吊橋を渡る
吊橋上から一の滝を見たら綺麗な虹が見えた
2015年08月12日 08:12撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 8:12
吊橋上から一の滝を見たら綺麗な虹が見えた
滝の高巻きはm強烈な急斜面
2015年08月12日 08:21撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 8:21
滝の高巻きはm強烈な急斜面
長い梯子
2015年08月12日 08:27撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 8:27
長い梯子
もっと長〜い梯子。。垂直ではないですが、連続に現れる梯子は本当に体力と神経を消耗します
2015年08月12日 08:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
8/12 8:47
もっと長〜い梯子。。垂直ではないですが、連続に現れる梯子は本当に体力と神経を消耗します
樹木が切れて明るくなった露岩。足元が切れ落ちている岩場を鎖一本を頼りに登る。。ここも難所の一つかも
2015年08月12日 08:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
5
8/12 8:57
樹木が切れて明るくなった露岩。足元が切れ落ちている岩場を鎖一本を頼りに登る。。ここも難所の一つかも
露岩の上部で展望が大きく開けます。大日岳のとんがり帽子、その手前の稲村ヶ岳、バリゴヤ谷の頭が晴れて良く見えます
2015年08月12日 08:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 8:57
露岩の上部で展望が大きく開けます。大日岳のとんがり帽子、その手前の稲村ヶ岳、バリゴヤ谷の頭が晴れて良く見えます
深い谷が見下ろせ、高度感のある登りです
2015年08月12日 08:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 8:58
深い谷が見下ろせ、高度感のある登りです
このコースのハイライト、仙人瑤離謄薀
2015年08月12日 09:27撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 9:27
このコースのハイライト、仙人瑤離謄薀
夢に見た双門ノ滝とのご対面です。谷を隔てた仙人瑤梁膣篳匹發垢瓦で力です
2015年08月12日 09:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 9:22
夢に見た双門ノ滝とのご対面です。谷を隔てた仙人瑤梁膣篳匹發垢瓦で力です
滝壺は見えませんが、落差70mということです。下から見上げたらすごいのでしょうね
2015年08月12日 09:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 9:20
滝壺は見えませんが、落差70mということです。下から見上げたらすごいのでしょうね
気持ちを新たに上を目指します。ここも正直、緊張しました
2015年08月12日 09:36撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 9:36
気持ちを新たに上を目指します。ここも正直、緊張しました
このプレートも遭難者の追悼碑。。この付近から双門へ下ることができるとのことだったが、そんな余裕はないので先を目指します
2015年08月12日 09:46撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 9:46
このプレートも遭難者の追悼碑。。この付近から双門へ下ることができるとのことだったが、そんな余裕はないので先を目指します
仙人凜謄薀垢らの急斜面を登りきると暫く小さなアップダウンを繰り返しながら沢へ下って行きます
2015年08月12日 09:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 9:59
仙人凜謄薀垢らの急斜面を登りきると暫く小さなアップダウンを繰り返しながら沢へ下って行きます
ここまでは、花を見る余裕がなかなかありませんでした
2015年08月12日 10:03撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 10:03
ここまでは、花を見る余裕がなかなかありませんでした
なおも梯子登りが続きます
2015年08月12日 10:18撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 10:18
なおも梯子登りが続きます
河原まで下った所で休憩。冷たい水で汗を拭くだけで気持ちが良かったです。ここで先行の単独行の方と会いました
2015年08月12日 10:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 10:31
河原まで下った所で休憩。冷たい水で汗を拭くだけで気持ちが良かったです。ここで先行の単独行の方と会いました
エメラルドブルーの淵が美しい
2015年08月12日 10:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 10:43
エメラルドブルーの淵が美しい
オタマジャクシが泳いでいました
2015年08月12日 10:47撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 10:47
オタマジャクシが泳いでいました
鎖場の急な下りの先にまた梯子の連続が待ってます
2015年08月12日 11:11撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 11:11
鎖場の急な下りの先にまた梯子の連続が待ってます
梯子でのトラバースも慣れて来ます。下が見えますがそれほど高度感はありません
2015年08月12日 11:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 11:16
梯子でのトラバースも慣れて来ます。下が見えますがそれほど高度感はありません
何度か河原へ下りたり山側を高巻いたりを繰り返します
2015年08月12日 11:19撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 11:19
何度か河原へ下りたり山側を高巻いたりを繰り返します
旧河原小屋のあった場所でしょうか。大規模な崩落で大きな岩がゴロゴロする河原を歩きます
2015年08月12日 11:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 11:32
旧河原小屋のあった場所でしょうか。大規模な崩落で大きな岩がゴロゴロする河原を歩きます
岩の隅に3匹のイワナ?が死んでいました。水溜りに閉じ込められ、干上がってしまったのでしょうか。。
2015年08月12日 11:43撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 11:43
岩の隅に3匹のイワナ?が死んでいました。水溜りに閉じ込められ、干上がってしまったのでしょうか。。
沢の遡行もそろそろ終わりでしょうか
2015年08月12日 11:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 11:49
沢の遡行もそろそろ終わりでしょうか
美しい沢が続きます
2015年08月12日 11:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 11:58
美しい沢が続きます
ここまで来ても梯子です。整備してくださった方の努力がしのばれます
2015年08月12日 12:03撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 12:03
ここまで来ても梯子です。整備してくださった方の努力がしのばれます
シモツケソウの名残りです
2015年08月12日 12:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 12:24
シモツケソウの名残りです
キリンソウでしょうか
2015年08月12日 12:24撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 12:24
キリンソウでしょうか
かなり上流の沢ですが、まだ広々した感じで続きます
2015年08月12日 12:35撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
8/12 12:35
かなり上流の沢ですが、まだ広々した感じで続きます
2015年08月12日 12:45撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
1
8/12 12:45
遂に来ました宙づりの鎖梯子
2015年08月12日 12:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 12:48
遂に来ました宙づりの鎖梯子
続いて空中梯子?右側の鎖をもって鉄棒の足場を伝いました
2015年08月12日 12:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
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8/12 12:52
続いて空中梯子?右側の鎖をもって鉄棒の足場を伝いました
最後まで鎖場が続き、気を抜けません。この後の沢の遡行中、最後の最後でドボンしてカメラが壊れました
2015年08月12日 12:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
2
8/12 12:55
最後まで鎖場が続き、気を抜けません。この後の沢の遡行中、最後の最後でドボンしてカメラが壊れました
何度も写真で見た狼平の避難小屋に到着。漸く肩の力を抜くことができました
2015年08月12日 13:11撮影 by  SH-01G, SHARP
4
8/12 13:11
何度も写真で見た狼平の避難小屋に到着。漸く肩の力を抜くことができました
翌日の天気予報が良くないので頑張って弥山まで登りました
2015年08月12日 14:32撮影 by  SH-01G, SHARP
5
8/12 14:32
翌日の天気予報が良くないので頑張って弥山まで登りました
弥山から八経ヶ岳と明星ヶ岳、左奥は仏生ヶ岳
2015年08月12日 14:33撮影 by  SH-01G, SHARP
3
8/12 14:33
弥山から八経ヶ岳と明星ヶ岳、左奥は仏生ヶ岳
2015年08月12日 14:43撮影 by  SH-01G, SHARP
3
8/12 14:43
弥山小屋の東側から望む山上ヶ岳から続く奥駆け道。大普賢、小普賢の険しさが目立つ
2015年08月12日 14:53撮影 by  SH-01G, SHARP
3
8/12 14:53
弥山小屋の東側から望む山上ヶ岳から続く奥駆け道。大普賢、小普賢の険しさが目立つ
トリカブト
2015年08月12日 14:54撮影 by  SH-01G, SHARP
2
8/12 14:54
トリカブト
真夜中の強風雨と雷鳴で不安な夜をすごした二日目、高崎横手へ出て金引尾根から下山することに
2015年08月13日 06:35撮影 by  SH-01G, SHARP
1
8/13 6:35
真夜中の強風雨と雷鳴で不安な夜をすごした二日目、高崎横手へ出て金引尾根から下山することに
稜線へ出て暫くすると止んでいた雨が降り出してきたが、これも大峯らしい雰囲気なのかもしれない
2015年08月13日 06:40撮影 by  SH-01G, SHARP
1
8/13 6:40
稜線へ出て暫くすると止んでいた雨が降り出してきたが、これも大峯らしい雰囲気なのかもしれない
金引ルートと双門ルートの分岐点まで70分ほどで降りてしまいました
2015年08月13日 08:42撮影 by  SH-01G, SHARP
2
8/13 8:42
金引ルートと双門ルートの分岐点まで70分ほどで降りてしまいました
初日通過に手間取った林道の崩壊個所が1日で道が付けられていました。作業していただいた方々、有難うございました
2015年08月13日 09:03撮影 by  SH-01G, SHARP
2
8/13 9:03
初日通過に手間取った林道の崩壊個所が1日で道が付けられていました。作業していただいた方々、有難うございました
熊渡の橋まで下山しました。お疲れさまでした
2015年08月13日 09:31撮影 by  SH-01G, SHARP
1
8/13 9:31
熊渡の橋まで下山しました。お疲れさまでした
下山後のご褒美、今回は天の川温泉へ行きました。小さな温泉ですが、木の浴槽や雰囲気の良い露天風呂の一番風呂を楽しませてもらいました
2015年08月13日 10:54撮影 by  SH-01G, SHARP
3
8/13 10:54
下山後のご褒美、今回は天の川温泉へ行きました。小さな温泉ですが、木の浴槽や雰囲気の良い露天風呂の一番風呂を楽しませてもらいました
撮影機器:

感想

大峯最高峰の八経ヶ岳、弥山に至る難コース双門ルート。途中、日本滝百選の一つの双門ノ滝を望むことのできる唯一のルートである。そもそも自分がこのルートを意識したのも日本滝百選を調べていて発見したもので、到達最難関の滝と紹介されていたものである。
そうしたことで以前からチャレンジしてみたいルートの一つであったところ、今年の7月に山の友人の一人Kickeyさんが2週続けて挑戦された記録に触発され、息子が盆休みで帰って来た機会を利用しての今回の山行になった。
色んな方の記録を見て、ルートの状態や雰囲気をよ〜く頭の中に叩き込んで出発した。本来は、13日からの予定だったが、13日、14日は天気が悪くなるとの予報に旅行疲れの取れない息子を叱咤して一日前倒しで決行した。
早朝、5時過ぎに熊渡着、4台の車が停まっており、すでに出発されていた。準備を整え、登山届をポストに提出していざスタート!
10分ほど歩いた林道が大崩落で高巻きが必要だったのは直前に読んだレコードで織り込み済みだった。カナビキルートとの分岐を過ぎて白川八丁の河原へ。。天気も良く、沢の涼しい風を受けながら白い石の河原を遡っていくと釜滝に到着する。
対岸上部に有る梯子へ登り、本格的な梯子などの急登はここから始まる。途中、関電のダムの近くで子供連れの親子が水遊びをしているのを下に見ながら注意深く登る。この親子とは実は夕方に狼平の避難小屋で再会することになる。その後も鎖場や梯子の連続、更には沢の大岩を攀じるなどで緊張を強いられながら出発から2時間で何とか一の滝(ここで休憩)へ。だけど、ここでもまだまだ始まったばかりだった。一の滝からは沢を離れて右岸の岩壁を仙人凜謄薀后更にその上まで凡そ500mの水平距離で500mの高度を登るという恐ろしいまでの急登である。
それでも途中展望の良い露岩で稲村ヶ岳、大日岳方面の展望を楽しんで、この辺りまで来ると連続する長尺梯子も自虐的に楽しく思えてくるので不思議である。吹きあげてくる風も爽やかで流れる汗をいくばくか引かせる。これでもかと思ったところで少し下りがあって唯一双門の滝を見ることができる仙人瑤離謄薀垢帽澆衫つことができた。深い谷を挟んでみる滝は何度も写真でも見ていたが、じかに見る姿はまた格別だった。
暫くの休みを取って出発するが、テラスからの登りがまたきつい。。正直未だなのか未だなのかと何度繰り返したことか。一旦上がった高度から沢まで降りるのにまた、何度かアップダウンを繰り返しながら100mほど下る。後も荒々しい崩壊跡や渓谷を辿り、最後に宙吊り梯子、鉄棒を渡る空中梯子の難所を疲れた体でクリアする。
そしてあともう少しで小屋へ到着かな?っと思った頃から少し雨が降り出し、渡渉で足を滑らせて転倒し、手を水中に突っ込んでしまった瞬間カメラも一緒に水没してしまったのか、うんともすんとも言わなくなってしまった。
そんな悪夢も有ったし、お尻の打撲が残ってしまったけど何とか7時間かけて狼平の小屋へ着いた。しばし、双門コース制覇の感激の余韻に浸ったものでした。
本当はこのまま小屋泊まりのはずだったのだが、翌日の天気が悪そうだということで、この日のうちに弥山と八経ヶ岳へ行くことに。。身体が悲鳴を上げる中弥山だけは何とか登ることができ、八経ヶ岳をピストンするという息子と分かれてお先に狼平に下る。戻って来た息子と一緒に小屋の前の流れで汗を流したりしてゆっくりしていたら、4時頃だろうか朝、ダムの近くで遊んでいた親子連れが橋を渡ってきてびっくり。。
聞いてみるとお二人の子供さんは上が10歳とのこと、そんな子供さんがあの双門コースを上がって来たかと驚きながら色々とお話をしていたら、今回が二度目とのこと、更にその前に雨で増水した釜滝の所でドボンして撤収したお話を聞いていて、ヤマレコでそんな記録を見ましたよ、って話したら案の定akirasさん親子だった。そして、何と自分の山友達であるKickeyさんの名前まで出てきて世間の狭さを痛感した瞬間でした。
その晩は、弥山でテントを張って夕焼けと翌日は八経ヶ岳で日の出を見ますというakirasさん親子を見送り、今日は我々だけかねと初めての小屋泊まりと夕食準備に右往左往し、7時前には横になりながら充実した一日を振り返っていたらなんと暗くなってから川合から尾根を登って来たという男性が到着した。
40年ぶりの避難小屋泊まりで寝付かれないところ、夜は雷鳴が鳴り強風に強い雨の音が聞こえて、山頂に泊まったakirasさんたちが心配になったりしたが、朝には風も収まり雨も上がっていたので一安心した。
しかし、天気が良くなる見通しもないし、前日弥山には登っていたのでこのまま高崎横手を経由してカナビキ尾根を下山することに。途中降り出した雨に蒸せて苦労しながら金引橋まで下山。橋の脇の流れで顔を洗い汗を流して熊渡へ戻ってくると前日斜面の大崩壊で難儀した個所がショベルカーで何と復旧していたのには本当に驚き、作業されていた方々に感謝しつつ車へ戻った。
念願の双門の滝を眺める双門コースを何とか無事に登り切った今回の山行は恐らく生涯の思い出になることだろう。それと山で出会う人々の思わぬ繋がりに...
二度来れるコースとは思わないけれども、体力と機会が許せばまた。

 今回の歩行距離:18.3km 2015年の累積距離:313.9km(25回目)
 今回の累積標高:1,952m 2015年の累積標高:26,323m

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コメント

ゲスト
お疲れさまでした
chamchanさん、sattonさん、こんばんは。そしてお疲れさまでした!
あの夜はテントの中まで少し浸水するくらいの嵐でほんと大変でしたが何とか無事に生還しました!(行者還トンネル西口へと下山路を変更しました)。もちろん朝も日の出どころでは無く一面真っ白でした・・・又今度お天気の良い日にチャレンジします。また、お会い出来ると良いですね!
2015/8/18 0:05
Re: お疲れさまでした
akirasさん
やはりテントで頑張られたのですね。本当にお疲れ様でした。凄い雷雨でしたので心配していました。それにしても二人の息子さんたちには感心させられます。あのコースを上がってこられるだけでもすごいし、それにまた最後に狼平からさらに弥山にまで上がってテント泊とは。。
これから先も楽しみですね
またどこかでお目にかかるかもしれませんね。これを機会にどうかよろしくお願いします。
あれから北アルプスの方へ入っていてお返事が遅くなってしまいました。申し訳ありませんでした
2015/8/23 17:40
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