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Yamareco

記録ID: 6974703
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

石狩岳・音更山・ユニ石狩岳〜シュナイダーコース登山口から周回〜

2024年06月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:28
距離
22.0km
登り
2,078m
下り
2,094m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:36
休憩
0:30
合計
9:06
6:10
6:12
110
8:33
8:45
4
8:49
8:55
7
9:02
9:05
16
10:18
10:18
59
11:17
11:17
39
11:56
11:57
47
12:44
12:44
25
13:09
13:11
37
13:48
13:48
45
14:33
14:33
24
天候 快晴、無風
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
シュナイダーコース登山口の駐車場はかなり広く10数台は停めれる。
ユニ石狩岳登山口の駐車場は3、4台くらいしか停めれない。
コース状況/
危険箇所等
シュナイダーコースの尾根沿いは道が狭くやや切り立っている。
AUスマホの電波は山頂や一部の稜線沿いしかなかった。
その他周辺情報 ニペソツ山登山口近くの幌加温泉が近い。
273号線から登山口林道に入る場所の看板。グーグルナビ通りに行ったら現在閉鎖中の林道に案内されたので、273号線を折り返して戻った。
273号線から登山口林道に入る場所の看板。グーグルナビ通りに行ったら現在閉鎖中の林道に案内されたので、273号線を折り返して戻った。
シュナイダーコース登山口と案内図。駐車場はかなり広い。
シュナイダーコース登山口と案内図。駐車場はかなり広い。
最初は川に沿ってなだらかな林道が続く。
最初は川に沿ってなだらかな林道が続く。
コースに一つだけある渡渉地点。倒木の上を渡れば濡れないで行ける。
コースに一つだけある渡渉地点。倒木の上を渡れば濡れないで行ける。
そのあともまだ緩やかな登山道が続く。
そのあともまだ緩やかな登山道が続く。
ここからが名物の急登の始まり。
ここからが名物の急登の始まり。
写真だと分かりづらいがかなりの急斜面。
写真だと分かりづらいがかなりの急斜面。
まだ手を使わなくても登れるくらいだが、暑さも相まってものすごくキツイ。
まだ手を使わなくても登れるくらいだが、暑さも相まってものすごくキツイ。
だんだんと手で木の根や石を掴みながら登らないといけなくなってくる。
だんだんと手で木の根や石を掴みながら登らないといけなくなってくる。
時にロープを握りながら岩をよじ登る。
時にロープを握りながら岩をよじ登る。
ロープは3箇所くらい設置されていたが、どれもそこまで登りづらくはなかった。
ロープは3箇所くらい設置されていたが、どれもそこまで登りづらくはなかった。
石狩の肩。心臓破りの急登を抜けると一気に視界が開ける。山頂よりもここが一番爽快かも。
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石狩の肩。心臓破りの急登を抜けると一気に視界が開ける。山頂よりもここが一番爽快かも。
尾根伝いにまずは石狩岳山頂へ。
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尾根伝いにまずは石狩岳山頂へ。
ピークに到達。石狩の肩からは30分ほどかかった。標識はあるが実は1,966mピークで正確な山頂ではないらしい。
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ピークに到達。石狩の肩からは30分ほどかかった。標識はあるが実は1,966mピークで正確な山頂ではないらしい。
さらに奥にある1,967mの最高地点に向かう。
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さらに奥にある1,967mの最高地点に向かう。
ここが本当の石狩岳山頂だが、石が積まれているだけだった。
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ここが本当の石狩岳山頂だが、石が積まれているだけだった。
次に左手前に見える音更山へ。
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次に左手前に見える音更山へ。
石狩の肩まで戻ってきた。音更山までそんなに距離は感じない。
石狩の肩まで戻ってきた。音更山までそんなに距離は感じない。
そのあとすぐ登山道にクマのフンを発見。見えづらいが新旧のやつがいくつもあったので、徘徊中のトイレにしているのかも。
そのあとすぐ登山道にクマのフンを発見。見えづらいが新旧のやつがいくつもあったので、徘徊中のトイレにしているのかも。
音更山へのルートはハイマツが濃い場所が多くてやや歩きにくい。
音更山へのルートはハイマツが濃い場所が多くてやや歩きにくい。
取り付き手前までは特に急な斜面もなく緩やかだった。
取り付き手前までは特に急な斜面もなく緩やかだった。
ピーク手前はガレ場になっている。目印の金属棒が所々に刺してあるが、わりとどこからでも登れそうだった。
ピーク手前はガレ場になっている。目印の金属棒が所々に刺してあるが、わりとどこからでも登れそうだった。
音更山の山頂へ到着。石狩岳山頂よりも広くて休憩しやすい。大雪山の山々もはっきりと見えた。
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音更山の山頂へ到着。石狩岳山頂よりも広くて休憩しやすい。大雪山の山々もはっきりと見えた。
石狩岳方面。天気が良くて登山日和。
石狩岳方面。天気が良くて登山日和。
北側の大雪湖があるほうの景色。
北側の大雪湖があるほうの景色。
山頂スペースが広くて虫もそんなにいなかった。
山頂スペースが広くて虫もそんなにいなかった。
次はユニ石狩岳を目指して稜線を登り降りする。中央の山が目標地点だろうか。
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次はユニ石狩岳を目指して稜線を登り降りする。中央の山が目標地点だろうか。
一気に下がってまた登る予感。
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一気に下がってまた登る予感。
音更山〜ユニ石狩岳間の稜線はあまり整備されていないのでけっこう進みづらい。
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音更山〜ユニ石狩岳間の稜線はあまり整備されていないのでけっこう進みづらい。
思ったよりも距離が長く、なかなか目的地に着かない。
思ったよりも距離が長く、なかなか目的地に着かない。
ブヨ沼近くのテン場。わりと広い。
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ブヨ沼近くのテン場。わりと広い。
名前の通りブヨの繁殖地になってそう。
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名前の通りブヨの繁殖地になってそう。
左手前がユニ石狩岳。ここまでもここからも、何度も登り降りを繰り返す。
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左手前がユニ石狩岳。ここまでもここからも、何度も登り降りを繰り返す。
東大雪エリアの広大な樹海。右端に見えるニペソツ山にもいつか登りたい。
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東大雪エリアの広大な樹海。右端に見えるニペソツ山にもいつか登りたい。
まずは右手前の十石峠に向かう。
まずは右手前の十石峠に向かう。
十石峠からユニ石狩岳の本峰を望む。いよいよラストスパート。
十石峠からユニ石狩岳の本峰を望む。いよいよラストスパート。
一度コルまで降りる。ここから一気に本峰を登る。
一度コルまで降りる。ここから一気に本峰を登る。
途中からザレ場になるのでやや滑る。
途中からザレ場になるのでやや滑る。
十石峠から30分ちょっとで山頂に到達。
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十石峠から30分ちょっとで山頂に到達。
ここからも大雪の山々がはっきりと見えた。
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ここからも大雪の山々がはっきりと見えた。
十石峠に戻り、ユニ石狩岳登山口の方へ下山する。シュナイダーコースに比べて緩やか。
十石峠に戻り、ユニ石狩岳登山口の方へ下山する。シュナイダーコースに比べて緩やか。
道も広くて歩きやすい。
道も広くて歩きやすい。
急登はあまりなく、緩やかな登山道が続いている。
急登はあまりなく、緩やかな登山道が続いている。
ところどころに倒木はあるが、しっかりと整備されている。
ところどころに倒木はあるが、しっかりと整備されている。
ユニ石狩岳登山口に到着。あとは車で通過したシュナイダーコース登山口までの林道をひたすら歩くだけ。
ユニ石狩岳登山口に到着。あとは車で通過したシュナイダーコース登山口までの林道をひたすら歩くだけ。
バリエーションに富んだ縦走コースで距離も長かったが、だいたい予想通りのペースだった。
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バリエーションに富んだ縦走コースで距離も長かったが、だいたい予想通りのペースだった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 着替え ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

※グーグルナビでシュナイダーコース登山口をセットすると273号線から通行止めのほうの林道を案内されるので注意。
消費カロリー:2859kcal、水分摂取量:5.2L、行動食は登山開始前の移動中に248kcal摂取(キットカットミニ62kcal×4)。石狩岳山頂で64kcal、音更山山頂で128kcal摂取(ブラックサンダーミニバー64kcal×3個)。水分は7.0L携行。
現地スタート地点の気温は12℃前後。目的地まで札幌から車で片道3時間30分〜4時間ほど。片道約260km。下山時の気温は26℃前後。
他の方の山行記録にも書いてある通り、十勝三股エリアの273号線から登山口へ向かう林道の場所が変更になっていたが、現地には新しい登山口の標識があるのでそのとおり進めば問題なく着く。
午前2時過ぎに札幌を車で出発し、いつものように札幌ICで高速道路に乗り込み、上川層雲峡ICまで向かった。39号線から層雲峡を越えて南下し、大雪湖がある273号線へ進む。さらに南下して三国峠を越え、十勝三股エリアへ。ここまではグーグルナビをシュナイダーコース登山口にセットして向かっても良いだろう。肝心の石狩岳・ユニ石狩岳登山口への林道は目視でその看板を探す必要がある。グーグルナビが示す通行止めの林道入口よりも数km北側にあった。
そこから登山口までは車一台分ほどの幅の砂利道をひたすら進む。対向車が来てもすれ違いは大丈夫なくらいゆとりはあったが、デコボコしている場所があるのでスピードは出せない。25分くらいかけてシュナイダーコース登山口へたどり着いた。
駐車場はかなり広いが、午前6時前なのにもう7、8台は車が停まっていた。途中にユニ石狩岳登山口もあったが、そちらの駐車場は数台しか停めれないくらい狭い。
北海道三大急登の一つである石狩岳シュナイダーコースの急登は、しばらく緩やかな登山道を進んだ先にあった。その前に渡渉は1箇所のみ。倒木を渡るので濡れることはない。
急登の最初こそ脚のみで上がっていくことができるくらいの道だったが、次第に手で周囲の木々の根や岩に掴まりながらよじ登ることになる。おまけにこの日は暑さで滝のような汗が吹き出てスタミナが奪われていく。ドM養成コースと言ってもいいほどの急登で、登れど登れど石狩岳の稜線は見えてこない。その分、石狩の肩まで到達した時の爽快感は半端なかった。ロープが設置された場所も3箇所ほどあったが、定山渓天狗岳の山頂手前のロープ箇所に比べたら簡単に登れた。
石狩の肩からはサックリと石狩岳山頂へ行くことができた。山頂標識のある頂きのさらに奥のピークが本来の石狩岳山頂らしいので、余力があればそこまで向かったほうが良い。
そのあとの音更山までのルートは距離も長くなく、急登もないので楽だった。個人的には石狩岳山頂よりも音更山の山頂のほうが広くて見晴らしも良いように感じた。
そこからユニ石狩岳までのルートが想像以上に長かった。そのうえ何度もピークを登り降りするため、かなり体力が奪われることになる。道も整備されていないのでブッシュや石が多くて歩きにくい。
ユニ石狩岳に登頂したあとはユニ石狩岳登山口のほうへ下山した。こちらはシュナイダーコースに比べて緩やかな傾斜で整備もされているので登り降りしやすいコースだった。
今回は欲張って北海道百名山3つを一気に縦走したが、シュナイダーコースをはじめとしてバリエーションに富んだルートを登ることができて楽しかった。晴天に恵まれて東大雪の山々を十二分に満喫することができた。

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