槍ヶ岳(恒例の弾丸ピストン涙目編)


- GPS
- 12:14
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,345m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
- 山行
- 11:21
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 12:15
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昨年の。
槍ヶ岳(弾丸登山&負傷者を下山させよう編)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-493717.html
今年も弾丸です。出発早めにできたので去年よりはスケジュール的に楽。
でもお盆で渋滞、やっぱり運転8時間はかかる。
【駐車場】
ダメもとで無料駐車場に行ったら30台くらい空いてると。今年は見張りのおじさんが天使に見えました。昨年は鬼に見えた(笑)。一番奥に駐車。
夜中は雨の音で何度か眼がさめる。(増水してたら無理せず引き返そうね、そう自分に言い聞かせてウトウト・)
【出発】
2時半過ぎに出発。一人林道を。前に二人登山者が。人がいると安心する。
穂高平小屋の数十メートル手前で、あ!財布忘れた!さあどうする?どうする!?
引き返しました。たぶん40分~1時間のロス。
予定山行;登り8時間 下り6時間。なんとかなるかな・。
【登り】
すぐに雨。時折強く降る。ここから山頂までの5時間。雨に打たれっぱなし。
滝谷出会:
木の橋は濡れてはいるが渡河余裕。問題はもうひとつ横の沢。ここは橋がないので増水したら危険部位。なんと全然水がなかった!先に進める!(内心、ここで引き返したかった~て思いも少し)
南沢も水はなし。でもまだ雨は降り出したばかり。いつ鉄砲水がくるか。
槍平小屋過ぎて最終水場。ここらくらいから修行度が増してきた。
森林限界越えると風が強い。
救急箱の岩横にうずくまって行動食摂る。
雨が至るとこから進入してくる。座るとびしょ濡れの服がびったりくっつく。
そのうち靴内にも水が。手足がしびれてきた。う~む。遮蔽物がほしい。
【下山】
山頂小屋になんとか到着。でザックみたら中もびしょ濡れ!全部防水袋にいれておくんだった!ビニールに入れたフリースだけ助かった。重ね着してココア注文。
手の震えとしびれが止まらない。
外、穂先見る。真っ白。あれ今登ってさらに冷えたらもう帰れないな。
即決下山!おにぎり一個ほおばってダッシュ。
「沢が増水してませんように!」何度か祈りながら走る。
山頂から白出沢まで泣きながら下った3時間半(笑)。一度もスリップせず来て沢への階段でズルッ。わかりやすい気の抜け方でした^^。
白出沢にはなぜかパトカーが。で次々車が来て5人ほどの県警隊員らが入山。南岳でけが人だそうです。無事を祈ります。
その後長い長い林道を下って駐車場へ。
【雑感】
このルート。なんといっても難関は穂高連峰からの右俣谷へ流れ込む沢を渡らなければいけないこと。広範囲の水を集める沢なので鉄砲水もあり得る。
昨年は前日が雨だったため今回より増水してました。当日の雨量よりも過去数日の雨量の影響が大なのかもしれないです。
今回は情けないことに風雨からの低体温に。
6~8時間風雨に打たれ続けることの厳しさを甘くみてました。
穂先に行けなかったことに悔しさはありませんが、自身のカラータイマーが点滅するような状況に身をおいてしまったことに大きな反省を感じます。
単身登山では途中で動けなくなっても誰に頼る事もできません。どの状況まで自分の身を置いてOKか。をその時の気力体力で判断しないと。
結論!
穂先にソーセージ立てるのはまた今度ね!(笑)
今年も新穂高温泉から弾丸ピストンだったのですね
お盆休みなので上高地から小屋泊でじっくりノンビリ登山かと思ってました
あっ‼️わかった
次があるのですね(≧∇≦)
yamaaruki1さん 今回もピストンです。この天候だったので、未だかつてないほど悩みました。心配してた増水は全然OKでしたが風雨に足すくわれましたね。
猛暑にうんざりしたときは雨の槍ヶ岳お勧めです。身体の芯から冷やしてくれますよ^^。
吹きさらしの中お疲れ様でした。
増水してなくてよかったです。
毎週末お疲れ様でした。
これでアルプス編はしばらくおやすみですね。少しは体労ってあげてください。
sadachanさん 山頂つまみ食いピストンシリーズ。楽しんで頂けましたでしょうか。
今回は低温への弱さを実感しました。これからしばらくはのんびりと皮下脂肪蓄えて冬に備えようと思います。日々備えているsadachanさんはさすがです(すいません)^^。
平地は猛暑なのに贅沢な低体温!久しぶりに?嵐を呼ぶ男!魅せてくれますね~!(^.^)
去年は周辺の沢で何度か事故が起こってるので用心用心!
私なら財布忘れた時点で場所変えか、帰ってしまいます!(笑)
nekojigenさん
やっぱり3000mの山で、なんとかなるだろ、はダメですね。突風には馴れてるつもり(笑)ですが濡れた身体で1000m登り中休みなく吹き付けられたら涙目です。
穂先行かずに撤退した事。
たまたまフリースをビニールに包んで濡れてなかったこと。
増水してなかったこと。
ちょっとした判断と幸運が無事帰れた要因かも。
て、最初から行かなきゃいいのですけどね(笑)。
昨年は滝谷で3人亡くなりましたが要注意は沢だけではない。あらためてこのルートの厳しさ痛感しました。
財布忘れ・。この件に関してはまた後日^^。
初めましてです。が、13日ご挨拶しています。当方12日登頂で下山中でした。
黒のメット(私)とライムグリーンのメット(息子)の二人組です。
息子は背負子を背負っていました。
あの日のコンディションは悪かったですね。
あのコンディションで槍の肩まで登ったとは…。
すごいですね。
当方も増水が朝心配でしたが、沢筋まで下りたら水が澄んでいたので「まぁ夕方まで大丈夫かな?」と想像してましたが、どうやら大丈夫だったみたいですね。
同じ時間、同じ場所を共有された方と、こうした形でまたお会いできるのは楽しいですね。
また、どこかの山でニアミスしましょう。
land-raiderさん ありがとうございます!すれ違いましたか!
あの状況でしたから人とすれ違うとホッとする登りでした。
13日以前にはしばらく雨なかったのが幸いしたのでしょうか。南沢も滝谷の橋のない方の沢も全然水なかったですね。下りながら「増水してませんようにー!」て声出して祈ってました^^。
昨年来たときは、当日は良い天気でしたが今回より水は多かったです。で翌日に滝谷で3人流されました。
息子さんとお二人で槍。うらやましい限りです。
当方家族には変人と見られてますので^^。
またお会いしたときはよろしくお願い致します!
ソーセージもってウロウロしてたらたぶん僕です(笑)。
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