餓鬼岳・唐沢岳
- GPS
- 16:10
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,770m
- 下り
- 2,767m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:41
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:44
天候 | 29日曇り、30日早朝はガスの中、次第に弱い雨になる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
餓鬼岳まではこの辺り特有の白砂崩壊で道が無くなっていたりするが手入れ済み。笹は多め。 唐沢岳との往復はハイ松漕ぎなどなかなかワイルド。餓鬼岳と餓鬼のコブとの間の岩稜部分で道をロストしやすい。帰りに変な踏み跡に入ってしまい30mハイ松漕ぎ。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯 750円 |
写真
感想
天気予報を睨んで土曜午後と日曜午前でいい景色が見れないかなと向かった。
餓鬼岳登山路の下部は沢登りのよう。沢装備で一部登山道を使って登っても面白いかも(それも魚止めの滝までだが)。
最終水場で明日の分も含めて水5L担ぐ。
大凪山への斜面は急登で、水とテント泊装備はかなり堪えた。日が暮れるまでに着けばいいのでのんびり行く。
大凪山の平坦な笹薮の向こうから子どものクマが親を呼ぶ声?がする。しばらく掛け声との応酬をしているうちに遠くに行ったようだ。
百曲りはほんとに百ほど曲がりくねっているが、大凪山手前の斜面ほど急ではない。
ずっとガスの中を歩いてきたが、稜線から向こうは晴れているようだ。心のなかで歓声をあげる。
着くと小屋の方がお二人いた。まだ小屋開きではないので購買はできないが、道を歩かせてもらったのでテント代2000円をお支払いした。
テント場は風が防げる良い立地。ツエルトでもいけたかな。頑張れば6張りくらいいけそう。
夕日を見に餓鬼岳に行く。雲とガスが多かったが夏の夕暮れを堪能した。グロッケン君にも久しぶりにお会いした。斜面の砂礫地にコマクサが咲いている。可憐だ。
テントに戻り夕食。持ち上げたものでプチ贅沢して満足。暗くなると同時に寝た。
2時起き。お湯を沸かして朝食を済ませる。ガスに包まれていて眺望はなさそうだが、下界(安曇野)の灯が見えた。
3時過ぎに出発。予定では餓鬼のコブあたりで朝日か。
ガスだけと甘く見ていたら登山道に覆い被さる樹々や這松で全身濡れそう。すぐに上下雨具を着て手で木を漕ぐためにストックはお片付け。
途中で朝日のような朝焼けは少し見えたが以後はガスの中。予報では9時から雨だったが6時頃から降り始めた。まぁそうですよね。
完璧な防護の甲斐なく下半身には浸水し、帰りには全身ぐっしょり。下着にはウール混ばかり着ていたのでそう寒くはなかったが…
今回おろしたレインパンツにはもれなく穴が3箇所… 悲しい。メーカーの標準的な製品だけにこの強度はどうなのだろうと考えさせられた。製品性能をみると表地は20デニールという。ULなスペックですよね。レインジャケットは某海外メーカーの高強度を謳った商品(こちらも厚みは同じ20デニール)でこちらはなんとも無かった。
テントもびっしょりだったがとにかくザックに突っ込んで撤収。担いでいる水は1.5Lなのに行きよりも重くなってないか⁈
しとしと降り続ける中下山した。増水はなく沢歩きは問題なかった。
ここだけは安いままでいてくれるのかと思っていたのですが。。。
このご時世、テン場といえども500円なんてことはもうないと思います。
整備された道を歩かせてもらっているのでこれくらいは当たり前の供出かと感じます。
小屋開け前にもかかわらずトイレも使わせてもらいましたし(一応簡易トイレは持参してました)。
ただ、テント場がネット予約でいっぱい…という状況には辟易しますが。
(同じ日にあちこちに予約を入れて天候を睨んで直前にキャンセルする輩が出てきそうです)
このテント場は予約なしのようです。
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