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Yamareco

記録ID: 69946
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無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

大山(宝珠山〜三鈷峰〜剣ヶ峰〜弥山) 縦走はダメ。ゼッタイ

2010年05月21日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:45
距離
9.8km
登り
1,183m
下り
1,173m

コースタイム

駐車場5:35-5:45大山寺
大山寺6:00-6:35宝珠山
宝珠山6:40-7:35上宝珠越
上宝珠越7:40-8:00三鈷峰
三鈷峰8:20--9:05天狗ヶ峰
天狗ヶ峰9:10-9:20剣ヶ峰
剣ヶ峰9:45-10:10弥山
弥山10:50-12:05阿弥陀堂
阿弥陀堂12:10-12:20駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大山寺そばにあるモンベルの無料駐車場。
どこも無料のようでした。平日だから?
コース状況/
危険箇所等
上宝珠越手前に小規模崩落あり、ロープが張ってありますが地盤も脆く、少々危険です。(5月末時点)

ユートピア側から行くと縦走路に簡単に入れてしまいますが、稜線は非常に脆く、滑落や落石の原因になります。どれだけ慎重に歩いても、ユートピア側の剣ヶ峰の手前と、ラクダの背辺りは勾配がきつく、落石の原因になると思われます。私は縦走路を歩いたことを激しく後悔しました・・。とあるサイトの情報を参考にしまして、その情報ではそこまで緊迫感を感じなかったのですが、山の侵食を進めないためにも、そして自分の身を守るためにも、縦走はしないで下さい。
(・・と縦走した私が言うのもおかしいのですが、批判覚悟で晒します)
ちなみに弥山側から行きますと銃走路に入る前にたくさんの看板があります。
モンベルの川向かいの駐車場に停めました。
2010年05月21日 05:33撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
1
5/21 5:33
モンベルの川向かいの駐車場に停めました。
モンベルの玄関から見える大山。
2010年05月21日 05:37撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 5:37
モンベルの玄関から見える大山。
大山寺の水場、延命水。
2010年05月21日 05:54撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 5:54
大山寺の水場、延命水。
大山寺の参道。色々な社があって、ついつい色んなとこでお参りしてしまいました。
2010年05月21日 05:57撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 5:57
大山寺の参道。色々な社があって、ついつい色んなとこでお参りしてしまいました。
寺の奥に行くと、登山口が出てきます。
2010年05月21日 06:16撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 6:16
寺の奥に行くと、登山口が出てきます。
宝珠山の山頂。展望なし。
2010年05月21日 06:37撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 6:37
宝珠山の山頂。展望なし。
上宝珠越の分岐
2010年05月21日 07:38撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 7:38
上宝珠越の分岐
土砂崩れがあったためか、ちと厳しいです。歩くたびに崩れます・・。慎重に。
2010年05月21日 07:45撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 7:45
土砂崩れがあったためか、ちと厳しいです。歩くたびに崩れます・・。慎重に。
三鈷峰に到着。
2010年05月21日 08:03撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:03
三鈷峰に到着。
三鈷峰からみえる大山の姿は美しい1
2010年05月21日 08:11撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:11
三鈷峰からみえる大山の姿は美しい1
三鈷峰からみえる大山の姿は美しい2
2010年05月21日 08:12撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:12
三鈷峰からみえる大山の姿は美しい2
山頂からだと先ほどの崩落現場がよく分かります。大丈夫かな・・。
2010年05月21日 08:30撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 8:30
山頂からだと先ほどの崩落現場がよく分かります。大丈夫かな・・。
ユートピア付近から。
2010年05月21日 08:40撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:40
ユートピア付近から。
天狗ヶ峰手前から。だいぶ登山道が細くなってきます・・。
2010年05月21日 08:51撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:51
天狗ヶ峰手前から。だいぶ登山道が細くなってきます・・。
がんばって育ってね。
2010年05月21日 08:54撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 8:54
がんばって育ってね。
天狗ヶ峰手前。高所恐怖症の人は厳しいかも(登山する人でそんな人はいないか?)。
2010年05月21日 09:06撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:06
天狗ヶ峰手前。高所恐怖症の人は厳しいかも(登山する人でそんな人はいないか?)。
天狗ヶ峰
2010年05月21日 09:06撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 9:06
天狗ヶ峰
この辺りから引き返すとなると、恐怖心。
2010年05月21日 09:08撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:08
この辺りから引き返すとなると、恐怖心。
剣ヶ峰。その昔、地元高校の登山部の方々が遭難したされたそうです。
2010年05月21日 09:19撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:19
剣ヶ峰。その昔、地元高校の登山部の方々が遭難したされたそうです。
これまで歩いてきた稜線。
2010年05月21日 09:24撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 9:24
これまで歩いてきた稜線。
これから歩くべき稜線。ちょっと不安。
2010年05月21日 09:25撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 9:25
これから歩くべき稜線。ちょっと不安。
南側の山々。ややガスっており、あまり展望がよろしくありません。晴れただけでも喜ぶべきか。
2010年05月21日 09:25撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 9:25
南側の山々。ややガスっており、あまり展望がよろしくありません。晴れただけでも喜ぶべきか。
剣ヶ峰から少し歩いたところ。かなり細いです。斜面を崩さないよう、石も落とさないよう慎重に。
2010年05月21日 09:44撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:44
剣ヶ峰から少し歩いたところ。かなり細いです。斜面を崩さないよう、石も落とさないよう慎重に。
緊張の連続。ロープのある場所があったのですが、そこが一番危険でした。
2010年05月21日 09:49撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:49
緊張の連続。ロープのある場所があったのですが、そこが一番危険でした。
最後の登り。
2010年05月21日 09:58撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 9:58
最後の登り。
やっと安心。三角点が。昔の山頂?
2010年05月21日 10:08撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 10:08
やっと安心。三角点が。昔の山頂?
こちら側は厳重にロープと看板が。ユートピア側は何もなかったような・・。
2010年05月21日 10:11撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
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5/21 10:11
こちら側は厳重にロープと看板が。ユートピア側は何もなかったような・・。
ここで休むことに。
2010年05月21日 10:12撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 10:12
ここで休むことに。
恒例のカップラーメン。
2010年05月21日 10:28撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 10:28
恒例のカップラーメン。
大山北側の展望。
2010年05月21日 10:54撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 10:54
大山北側の展望。
遊歩道を遠回りしていると、遠足の団体さんが。
2010年05月21日 11:07撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 11:07
遊歩道を遠回りしていると、遠足の団体さんが。
遠足の団体さんを待ちながら三鈷峰〜天狗ヶ峰の稜線を一枚。
2010年05月21日 11:12撮影 by  PENTAX K100D Super , PENTAX Corporation
5/21 11:12
遠足の団体さんを待ちながら三鈷峰〜天狗ヶ峰の稜線を一枚。

感想

一回くらい冬山に行こうと思いつつ、仕事が忙しかったり、天気に恵まれなかったり、やる気が起きなかったりして、昨年10月、富士山以来の登山です。近場の鈴鹿辺りから登ろうかと思いましたが、兵庫に行く用事があり、ついでに憧れていた山陰地方をドライブがてら、登山も予定に組み込み。事前に下調べしたところ私の地図には縦走危険とあったものの、縦走データも数件見つけれたので、三鈷峰側から周回登山することにしました。

平日の早朝ですが意外と駐車場は車が数台止まってました。早朝の大山寺、厳かな気持ちになります。参拝してから、まずは宝珠山へ。久しぶりの登山ですが、意外と快調に歩け、宝珠山に到着。しかし、展望がありません。

まだまだ普段なら電車に乗ってる時間、この非現実さがたまりません。続いて三鈷峰へ・・。誰にも会わず(結局弥山まで誰にも会わず。ちょっと寂しい)めちゃくちゃ静かです。ときどき崩落の音が聞こえ、ちょっと怖いです。ユートピアの稜線に出る直前、崩落した土砂で登山道が埋まったところが・・。一応ロープはありますが、慎重に歩いても、少しだけ崩落が起きてしまいます。土砂も緩く、危険でした。

三鈷峰からは日本海と大山が一望でき、すばらしい展望でした。そしていよいよ縦走へ向かいます。縦走はスリル満点とのことで、気分的には、戸隠の蟻の門渡りみたいなのが連続するのかと思っておりました。剣ヶ峰までは若干緩いところもありましたが、何とかなります。ただ、下りだと嫌だな、という感じの斜面が緩いところが一箇所ありました。剣ヶ峰到着。

残念ながら若干水蒸気か黄砂なのか晴れている割に遠望は利かず。日本海の海岸線もあんまり見えませんでした・・。山頂から海岸線が綺麗に見える山ということで期待していたのですが。しばしおにぎりを食べながら、ぼけーっとします。お腹も空いたので、弥山でカップラーメンを食べるべく、ラクダの背へ。しかし、ここから弥山までは、とにかく稜線が脆く、落石を起こさないように慎重に一歩一歩進め、かなり時間がかかりました。そしてロープが張ってある場所があり、足がすくみました。高度ではなく、あまりの地盤の緩さに、次にどこに足をついていいのか分からなくなったのです。挙句、握り拳ほどの石で少しだけ、崩落を起こしてしまい、罪悪感に駆られます・・。かと言って引き返すのも自分の身も、山にとっても危険すぎます。

その後も危険な箇所がありましたが、やっとのことで弥山に到着。弥山は人が多いこともあるのでしょうが、激しいロープと、縦走禁止の看板。このルートを選んだことを後悔。達成感は多少あるものの、登頂して喜べない登山は初めてでした。空腹を満たし、下山。予想どおり遠足に来ている学生が大量におり、登山道は大渋滞。しかし皆、挨拶してくれて少々びっくり。逆に挨拶のしすぎで疲れました(^-^;

そういえば大山には一木一石なる運動があります。これは登山する度、木や石を上に上げる運動。これを山頂で見た私は、帰りの登山道を歩く際、せめてもの罪滅ぼしにと、なるべくたくさんの石を上に一つずつ上げて歩きました。

最後は皆生温泉で汗を流すつもりが、良い日帰り温泉が見つからず、罪悪感にかられたまま、山陰路の旅を続けたのでした・・。登山マナーを改めて考える意味で、良い経験にしたいと思います。

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