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Yamareco

記録ID: 6903467
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ハイキング
大山・蒜山

伯耆大山剣ヶ峰 0608Part1☀️パラダイス🌼

2024年06月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:10
距離
6.1km
登り
812m
下り
814m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:15
休憩
0:55
合計
5:10
6:10
2
スタート地点
6:12
6:13
125
8:18
8:28
2
8:30
8:42
8
8:50
8:50
18
9:08
9:28
11
9:39
9:40
9
9:49
9:54
5
9:59
10:04
74
11:20
ゴール地点
ザレザレの場所が多いが踏み跡はしっかりある。すっかり人気の道で登山者多数。足下の不安定なところが多くグローブが役立った(去年持参せず反省したもので...)。
天候 快晴→薄曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下道,吉備中央町~美咲町~真庭市で蒜山高原道の駅に車中泊。翌朝,鬼女台,鏡ヶ成経由で文殊堂。
コース状況/
危険箇所等
距離は短いが,三ノ沢~槍までは足場の不安定な急登。ザレザレ上り等のアリ地獄道。稜線に出てからもザレた細尾根が多くご用心。
その他周辺情報 休暇村奥大山に♨あり。往路,復路ともに美しいトイレを拝借。感謝♪
前日下道で蒜山高原観光インフォメーションサービス(道の駅)まで。翌朝鬼女台駐車場へ移動する。大ナメラ〜皆ヶ山〜二俣山の山の端はオレンジ色,伯耆大山は沸き立つ笠雲を被る。
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前日下道で蒜山高原観光インフォメーションサービス(道の駅)まで。翌朝鬼女台駐車場へ移動する。大ナメラ〜皆ヶ山〜二俣山の山の端はオレンジ色,伯耆大山は沸き立つ笠雲を被る。
鬼女台の展望デッキへおさんぽ。高原の風は強く寒い。足下にミヤマナルコユリ,ヒメウツギやタニウツギが山の主役。
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鬼女台の展望デッキへおさんぽ。高原の風は強く寒い。足下にミヤマナルコユリ,ヒメウツギやタニウツギが山の主役。
岡山の日の出は4時50分だった。皆ヶ山と大ナメラの鞍部からやっと太陽が覗いた。
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岡山の日の出は4時50分だった。皆ヶ山と大ナメラの鞍部からやっと太陽が覗いた。
大山東壁に笠雲。真っ白稜線,寒そうだ。
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大山東壁に笠雲。真っ白稜線,寒そうだ。
鏡ヶ成奥大山休暇村のトイレを拝借。まだ早いのでゆっくり文殊堂へ。鍵掛峠から樹海の上の南壁。予想通り,よ〜晴れました♪♪
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鏡ヶ成奥大山休暇村のトイレを拝借。まだ早いのでゆっくり文殊堂へ。鍵掛峠から樹海の上の南壁。予想通り,よ〜晴れました♪♪
文殊堂Pはほぼ満車。既に出発している人多数。三ノ沢を上がる正面に白い剣ちゃんでわくわく。
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文殊堂Pはほぼ満車。既に出発している人多数。三ノ沢を上がる正面に白い剣ちゃんでわくわく。
2週間前,烏ヶ山で希少植物だったダイセンクワガタは,雑草レベル?の繁栄ぶり。色も濃淡いろいろです。
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2週間前,烏ヶ山で希少植物だったダイセンクワガタは,雑草レベル?の繁栄ぶり。色も濃淡いろいろです。
コマユミ,クルマムグラ,ミヤマキケマン,ダイセンクワガタ,タニギキョウ...。周囲の花に気を取られながら沢沿いを詰めていく。堰堤を巻くところをスルーしてしまう等ルートミス。
荒々しい南壁を見上げる。
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コマユミ,クルマムグラ,ミヤマキケマン,ダイセンクワガタ,タニギキョウ...。周囲の花に気を取られながら沢沿いを詰めていく。堰堤を巻くところをスルーしてしまう等ルートミス。
荒々しい南壁を見上げる。
キリンの方から太陽が覗き明るくなった。
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キリンの方から太陽が覗き明るくなった。
槍へのザレザレ急登の始まり。道ばたにクゲヌマラン。ギンランかと思ったら,距が短く目立たないからと山頂で出会った方にレクチャーしていただく。ツガザクラも咲いて花劇場開演♪
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槍へのザレザレ急登の始まり。道ばたにクゲヌマラン。ギンランかと思ったら,距が短く目立たないからと山頂で出会った方にレクチャーしていただく。ツガザクラも咲いて花劇場開演♪
稜線のギザギザ。ただならぬ悪者感...。
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稜線のギザギザ。ただならぬ悪者感...。
マイヅルソウは花盛り。ミヤマハタザオは咲き始め。カラマツソウはまだつぼみばかり。
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マイヅルソウは花盛り。ミヤマハタザオは咲き始め。カラマツソウはまだつぼみばかり。
青空の下に槍ヶ峰〜三ノ峰〜天狗ヶ峰の稜線が近くなる。ところどころザレザレアリ地獄。いろいろ見ながらゆっくり。
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青空の下に槍ヶ峰〜三ノ峰〜天狗ヶ峰の稜線が近くなる。ところどころザレザレアリ地獄。いろいろ見ながらゆっくり。
つぶらな瞳のホオジロ。すぐ近くまでやってきた。
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つぶらな瞳のホオジロ。すぐ近くまでやってきた。
下の方では終わったアカモノ,イワカガミも花盛り。上の方ではクルマムグラと似ているクルマバソウもポツポツ残る。
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下の方では終わったアカモノ,イワカガミも花盛り。上の方ではクルマムグラと似ているクルマバソウもポツポツ残る。
槍〜三ノ峰直下。随所に崩落した石で沢ができている。たまにカラカラと石が動く音。
風はだいぶ収まった。稜線に先行者が多い。
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槍〜三ノ峰直下。随所に崩落した石で沢ができている。たまにカラカラと石が動く音。
風はだいぶ収まった。稜線に先行者が多い。
わくわく♪上が楽しみになります😊。
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わくわく♪上が楽しみになります😊。
最後にここを登りきれば...あとはスリリングな平行?移動。イワカガミ,ツガザクラはおまつり状態。
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最後にここを登りきれば...あとはスリリングな平行?移動。イワカガミ,ツガザクラはおまつり状態。
上に出た。キリンへの道分岐から。烏の向こう,岡山方面は雲が多い。風は少しあるが歩くのは大丈夫。
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上に出た。キリンへの道分岐から。烏の向こう,岡山方面は雲が多い。風は少しあるが歩くのは大丈夫。
今季初,烏を見下ろすダイセンオダマキに出会った。
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今季初,烏を見下ろすダイセンオダマキに出会った。
岩の上で早口で囀るのはビンズイか?(遠くでトリミング)
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岩の上で早口で囀るのはビンズイか?(遠くでトリミング)
槍の先っちょからキリンさんと烏さん。下りるとき石が動くのが怖〜。
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槍の先っちょからキリンさんと烏さん。下りるとき石が動くのが怖〜。
三ノ峰と〜ちゃこ。ここは広いのでゆっくりできる。下りて来た方に撮ってもらった。
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三ノ峰と〜ちゃこ。ここは広いのでゆっくりできる。下りて来た方に撮ってもらった。
「崖の上のオダ(マキ)」。
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「崖の上のオダ(マキ)」。
ユートピアの5年分を見る感じ。
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ユートピアの5年分を見る感じ。
正面に天狗ヶ峰,奥がゴール剣ヶ峰。ザレた細尾根が続く。細尾根を進んでいるときに風に煽られるのが地味にキツい。一歩一歩慎重に。
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正面に天狗ヶ峰,奥がゴール剣ヶ峰。ザレた細尾根が続く。細尾根を進んでいるときに風に煽られるのが地味にキツい。一歩一歩慎重に。
でも「崖の上の○○」が気になる。今日の主役ダイセンクワガタ,咲き残っているダイセンキスミレ,タチツボスミレ。
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でも「崖の上の○○」が気になる。今日の主役ダイセンクワガタ,咲き残っているダイセンキスミレ,タチツボスミレ。
青い稜線,ちょっとピンクのイワカガミ。太陽の下美しい。
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青い稜線,ちょっとピンクのイワカガミ。太陽の下美しい。
日本海をバックに天狗ヶ峰からユートピア方面。美しき(恐ろしき)稜線。
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日本海をバックに天狗ヶ峰からユートピア方面。美しき(恐ろしき)稜線。
切り立った細尾根を辿って剣ヶ峰へ。剣の下,最後まで雪が残る場所,サンカヨウが花盛り。
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切り立った細尾根を辿って剣ヶ峰へ。剣の下,最後まで雪が残る場所,サンカヨウが花盛り。
1年ぶりにやってきた中国地方最高地点。少し雲が増えてきたが,よい天気に恵まれた。
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1年ぶりにやってきた中国地方最高地点。少し雲が増えてきたが,よい天気に恵まれた。
弓ヶ浜も隠岐の島もよく見えた。弥山山頂も人影多数。
西の方,遙か遠くに三瓶山が霞む。
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弓ヶ浜も隠岐の島もよく見えた。弥山山頂も人影多数。
西の方,遙か遠くに三瓶山が霞む。
山頂標のコンクリートの隙間に逞しく咲くマッキー。
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山頂標のコンクリートの隙間に逞しく咲くマッキー。
ブナの樹海を切って三本の沢が並ぶ。ここにもクゲヌマラン。そして真打ち,ノビネチドリぽつぽつ。
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ブナの樹海を切って三本の沢が並ぶ。ここにもクゲヌマラン。そして真打ち,ノビネチドリぽつぽつ。
ノビネチドリの立派な株が花盛り。東の方のハクサンチドリにはいつも遅れるので,こちらでしっかり見とく。
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ノビネチドリの立派な株が花盛り。東の方のハクサンチドリにはいつも遅れるので,こちらでしっかり見とく。
山頂でお花マスターの方から花情報をいただく。名残惜しいが,おにぎり一つ食べ下山開始。風が少し出てきて,烏の上に雲が流れてきた。
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山頂でお花マスターの方から花情報をいただく。名残惜しいが,おにぎり一つ食べ下山開始。風が少し出てきて,烏の上に雲が流れてきた。
剣からの道を振り返る。北側に体重をかけたくなる落ち具合。
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剣からの道を振り返る。北側に体重をかけたくなる落ち具合。
天狗ヶ峰から東方面。帰路もスライドする方多数。眺望と花を求め多くの方が上ってくる。1636mピーク方面に向かう方2人。戻ってこられちょっと安心?する。
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天狗ヶ峰から東方面。帰路もスライドする方多数。眺望と花を求め多くの方が上ってくる。1636mピーク方面に向かう方2人。戻ってこられちょっと安心?する。
槍ヶ峰手前。トンガリ烏は雲の下になった。ミミナグサ,初見のハナワラビなど,お花マスターの方に教えていただく。剣への稜線,スリリングで花いっぱい。
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槍ヶ峰手前。トンガリ烏は雲の下になった。ミミナグサ,初見のハナワラビなど,お花マスターの方に教えていただく。剣への稜線,スリリングで花いっぱい。
ときどき「ぷち砂滑り」をしながら,ザレザレゾーンを下へ。心地よい風が吹き抜ける稜線にさらば。
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ときどき「ぷち砂滑り」をしながら,ザレザレゾーンを下へ。心地よい風が吹き抜ける稜線にさらば。
下は地味に暑く感じる。沢の奥はまだ雪渓が残るギザギザ南壁。
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下は地味に暑く感じる。沢の奥はまだ雪渓が残るギザギザ南壁。
「押すなよ,押すなよ。」
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「押すなよ,押すなよ。」
下りにスライドした方々が細尾根を歩いていた。
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下りにスライドした方々が細尾根を歩いていた。
よい天気,よい景色,よい花で満足の剣ヶ峰。三ノ沢を下りた。
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よい天気,よい景色,よい花で満足の剣ヶ峰。三ノ沢を下りた。
沢筋の道にも花いろいろ。コマユミ,コナスビ,オオナルコユリ。
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沢筋の道にも花いろいろ。コマユミ,コナスビ,オオナルコユリ。
ハンショウヅルはまだつぼみ。あとちょっとで可愛い花に出会えそう。
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ハンショウヅルはまだつぼみ。あとちょっとで可愛い花に出会えそう。
文殊堂の前の路肩にも車。人気者の剣ちゃんありがとう。ノンアルで渇きを潤し帰路(道草)へ向かった。鍵掛峠から高曇りの伯耆大山。歩いた場所を復習した。
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文殊堂の前の路肩にも車。人気者の剣ちゃんありがとう。ノンアルで渇きを潤し帰路(道草)へ向かった。鍵掛峠から高曇りの伯耆大山。歩いた場所を復習した。
奥大山休暇村で,またまたトイレをお借りする。烏をバックに表の植え込みのサラサドウダン,花盛り。
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奥大山休暇村で,またまたトイレをお借りする。烏をバックに表の植え込みのサラサドウダン,花盛り。

感想

今週最後の晴れの日。天気のよい日に行こうと思っていた伯耆大山剣ヶ峰へ。最近,高速を使わない節約山行がマイブーム。前の日下道で蒜山入りし,道の駅で快眠。朝起きると風が強い...。強風なら槍で引き返そう。
文殊堂に向かう道中,鬼女台で道草する。冷たい風が吹き抜ける中,皆ヶ山~大ナメラ鞍部からご来光,大山と烏のモルゲンを眺めた。大山稜線の雲は文殊堂に着く頃にはきれいになくなり,予報以上の快晴。文殊堂Pはほぼ埋まっていた。空いたスペースに停めスタート。
朝から青い空の山日和で,風は思ったほど激しくない。ご来光狙いで早い時間に上がっていた方から「何も見えず寒いばかりだった」と伺った。朝は雲が流れていたので上はかなり寒かっただろう。
去年ノビネチドリがほぼ終わっていたので,今年は10日ほど早く訪問。予想通りノビネチドリは花盛り。予想外のクゲヌマランとの出会いがあった。今年お初のダイセンオダマキは稜線上至る所に開き,さすが花の剣ヶ峰,奥深い。
上の方は春の花が多く残り標高の高さを感じる。最後まで雪の残っていた場所にはサンカヨウの花も咲いていた。
昼から天気は下り坂。下りる時間になるとピーカンだった空に雲が薄く広がり始めた。天気に恵まれたよい一日,花いっぱいの山歩きを堪能することができた。遮るものがない剣ヶ峰,つい近付いてしまう...。
午後,帰りの道中,見たいものを訪ね勝山の星山へ寄る。

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コメント

satopanさん、こんにち和😁
いやあ〜全部素晴らしい⭐ ええコトされましたね👍
代表写真にもなってる#20 オダマキさんに心鷲づかみにされましたよ✨

同じ日に岡山市内を巡っておりました💦 おっしゃる通り曇りがちでしたが、ナカナカ暑かった〜🥵
まだレゴ作成中ですが、感動的なシーン多く嬉しく悩んでます😅
2024/6/9 11:24
いいねいいね
1
よしPさん,こんばんは。コメありがとうございます。
朝の稜線見たとき「槍から先どうしようか?」「風吹いたらヤダな...。」と不安になりましたが,そんな心配は杞憂でした。天気にも眺望にも恵まれほんとラッキーでした。時季がちょっと変わっただけで花が始まったり終わったりと忙しい...。行くタイミングは毎度悩ましいですね。

8日はなんと岡山にいらっしゃってたのですか?どこを巡っておられたのでしょう。レコ楽しみに拝見させていただきます。
2024/6/9 18:23
プロフィール画像
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