燧ヶ岳

2024年07月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 9.0km
• 登り: 1,022m
• 下り: 1,029m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:39

4:58 御池登山口
5:03 御池田代
5:46 広沢田代
6:12 6:18 御池登山道 ５合目
6:30 熊沢田代
7:41 俎��
8:01 8:44 燧ヶ岳
9:02 俎��
10:07 10:13 熊沢田代
10:28 御池登山道 ５合目
10:52 広沢田代
11:30 11:31 御池田代
11:37 御池登山口

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

朝の出発時点で、広ーーーい駐車場は、まだまだ駐車スペースがいっぱいありました。

御池駐車場の奥が登山口です。

なんと今日が開山式でしたが、この御池駐車場では特に何もやらなかったのかな？？

序盤は巨大化した水芭蕉がワサワサとしげる湿地の木道歩きです。

やがて沢のように水が流れ落ちるゴロタ石の登山道へ。(帰路は水の流れがだいぶ減っていたので、もしかすると前夜に強い雨が降った影響かな？)

湿原に出ました。ワタスゲがいっぱい。

この木道歩きも、このコースの楽しみの一つでした。

ワタスゲに囲まれるコバイケイソウ。

チングルマ。

まだ出たてホヤホヤの若いギンリョウソウ。このくらいの時が一番かわいい。

おそらく、このコースで一番気をつかうゴロゴロ石エリア。落石注意。

山頂付近では石楠花が咲いていました。蕾がいくつもあって、まだ楽しめそう。

双耳峰の最初のピーク。

尾瀬沼かな？

お次はもうひとつのピークに向かいます。

こちらの山頂部は広めです。

目の前に尾瀬ヶ原、そして至仏山、その後ろに谷川岳、遠くに富士山や日本アルプスの山々も見えました。

帰りも、のんびりと湿原の木道歩きを楽しみました。

最後の最後に、泥の中に足を突っ込んでしまいました。(光の反射で泥が岩に見えてしまいました)

朝はそれほどでもなかった樹林帯の中が、帰りは蒸し暑さ絶好調でした。

御池駐車場に戻って来ました。

出会った植物。モウセンゴケ。

これは？？

アカモノ。

感想

wasakaji

梅雨の晴れ間になった日曜日は、尾瀬の燧ケ岳を12年ぶりに歩いて来ました。

本当は去年の開山式イベントが楽しかった谷川岳に行く気満々だったのですが、当日の群馬県の気温が外出も遠慮したい猛暑予想だったので急遽予定を変更。どこか涼しくて天気が良さげな所は無いかなぁ？とヤマテン見て燧ケ岳に決定しました。

歩いたコースは「御池駐車場〜広沢田代・熊沢田代〜燧ケ岳〜熊沢田代・広沢田代〜御池駐車場」の単純ピストンです。というのも前回、下山に長英新道を歩いたら、延々と続く長くて暑い樹林帯が精神的にキツくて「次に燧ケ岳に来ることがあったら広沢田代・熊沢田代通るルートでピストンしよう」と心に決めてました。


それと広沢田代・熊沢田代の湿原がとても美しかった思い出もあって、次に燧ケ岳に行くことがあったら絶対に御池駐車場〜広沢田代・熊沢田代〜燧ケ岳の単純往復にしよう！と決めていました。


【御池駐車場】
人気の尾瀬だし駐車場が満車になったら嫌だなぁ・・と、土曜日の夜に桧枝岐の奥にある御池駐車場に乗り込みました。さぞかし大賑わいだろうと思っていたら、広ーーーい駐車場はガラガラ。朝になってもまだまだ空きがいっぱい。下山時はかなり車が埋まってましたが、それでも空きスペースがいくつもありました。

駐車場には綺麗なトイレ、自販機もあります。


【登山道】
前日の夜に強い雨が降っていたこともあってかドロドロ箇所が多く、登山道を水が流れ沢のようになっている個所もありました。ゲイターつけていけばよかった・・・。

それと木道や階段が経年劣化で崩壊気味の箇所も目立ちました。

残雪は登山道の横にチョロっと残る程度で、上に乗って歩くことは一切ありませんでした。

【高山植物】
青空の下、湿原に揺れる一面のワタスゲは一見の価値あり。山頂周辺の石楠花は蕾も多くてまだまだ楽しめそうでした。


【下山後温泉】
窓明の湯を利用しました。熱めの湯を掛け流しです。使い勝手の良いシャワー、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ドライヤーがあります。ひとやすみできる畳スペースや冷たい水もあり。