上高地-(涸沢カール)-北穂高岳
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- GPS
- 17:13
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 1,958m
- 下り
- 1,979m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 3:58
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:55
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:24
天候 | 1日目 曇り。14時ごろより雨。 2日目 快晴。夕方ごろよりガス。のち雨。 3日目 ガス、曇り、晴れ時々雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
災害の影響から通行止めや迂回路があるところがある。あかんだな駐車場でバスを待っている間、係の人に教えてもらえる。 |
写真
感想
最近泊まった山小屋で読んでいた登山雑誌で、「富士山の山小屋を除いて1番高い山小屋」として紹介されていた北穂高。
常念や蝶ヶ岳から見る穂高が綺麗で、雪もほぼ無くなっているとあったので、北穂高に決めた。
上高地-横尾山荘
長い。大体3時間半くらい。明神行くまでの小梨平突っ切りルートが災害で通行止めになっていたせいで余計に時間がかかった。金払うからタクシー通してくれと何度思ったことか。
横尾山荘
テント場利用。1人2000円。本当はテント装備担いで行く予定だったが、あまりに重くて置いていくことを決意。張りっぱなしでも追加料金なしと言われ、即決。
テント場は草地や一部砂利。朝方外に置いていた靴に緑の毛虫が這い寄っていた。
横尾山荘-涸沢カール
初めの1時間はなだらかな道で、屏風の頭など景色がいい。横尾山荘からすぐのところが、災害の影響か迂回路になっており、歩きにくかった。一ノ沢→常念よりはマシな迂回路。
涸沢カールまでは急登もなく、ゆっくり標高を上げていく。しばらくすると涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてくる。下山時は、沢沿いに猿が大量発生(40匹はいた)していた。
涸沢ヒュッテ、涸沢小屋
小屋の方は休業中。テント場にその旨の看板があったそうだが、私が行った時は倒れており気づかなかった。小屋に荷物をデポしヒュッテへ。
ヒュッテは軽食が10時からだったが、9時半の時に作ってもらえた。お土産で売っていた涸沢カールがプリントアウトされているクリアファイルがとても良かった。実用性もあるしバッジよりもコストかからないんじゃないかな? 他の山小屋でもやって欲しい。
涸沢カール-北穂高岳
標高差800mほどの道。標高差400mほどは急ではあるが普通に登れる。南陵取り付きより上は梯子や鎖、スラブなどが多くあり難易度を上げている。ところどころ危険箇所はあるが、警戒していたより難しい箇所はなかった。
山頂手前で小屋の方が作ってくれている雪の階段があり、ストックなどがある方が安定しそう。
北穂高岳
穂高方面はガスがかかっていたが、槍ヶ岳方面は快晴。槍へ向かう稜線がくっきり見え、これが大キレットかとテンションが上がっていた。先週、先々週、常念、大天井、蝶ヶ岳から見ていた場所に今いるという事実が感動だった。
北穂高小屋
山頂から数秒で着く。本来は10人くらいだったそうだが、翌日の天気も悪くキャンセルが相次ぎ、宿泊は私1人だった。
水やお湯が無料で、1人の影響か個室っぽい場所を割り当てられ、快適な環境だった。
ヘリでの物資輸送の予定だったが、他の山小屋を先にやっているうちにガスに飲まれ、結局北穂高小屋にヘリは飛ばなくなってしまっていた。
結構きつかった。でも北穂高から見る景色は絶景。次は奥穂高、前穂にも行ってみたいが、重太郎新道をどうするか模索中。いずれ大キレットも行ってみたい。
上高地-横尾山荘はもう勘弁。1日で北穂高から上高地まで下ったが、本当に横尾からがきつい。長い。奥穂高行く時は白出沢からかな。
本谷橋からの登りの途中で足にテーピングをしてくださったパーティの方、帰りの横尾山荘手前で食べ物を下さったご夫婦の方、そして横尾山荘テント場でご一緒し、楽しいひとときを与えてくれたアメリカから来られた女性の方、ありがとうございました。
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