六甲山全山縦走（神奈川県から前泊＆弾丸日帰り）

2022年05月24日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 42.3km
• 登り: 2,868m
• 下り: 2,840m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:36
• 休憩: 0:35
• 合計: 13:11

4:11 須磨浦公園駅
4:41 鉢伏山
4:52 鉄拐山
5:44 横尾山
5:51 須磨アルプス馬の背
6:32 妙法寺
7:12 高取山
8:00 鵯越駅
8:53 菊水山
9:16 天王吊橋
9:40 鍋蓋山
10:21 桜茶屋（市が原）
11:40 掬星台
12:46 藤原商店
13:20 13:55 六甲ガーデンテラス フードテラス
14:35 六甲山
16:48 塩尾寺
17:22 宝塚駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

【往路】仕事を終えていったん帰宅し、新横浜駅（19:58発）から新幹線で新神戸駅（22:20着）へ。夕食は新幹線の車内で駅弁をモグモグ。新神戸駅（22:32発）から地下鉄で長田駅（22:42着）に移動し、快活クラブ長田店（22:45着）で仮眠。仮眠後に快活クラブ長田店（3:50発）からタクシーで須磨浦公園駅（4:05着）に移動。
※長田駅から始発電車利用で5時30分頃に須磨浦公園駅に到着できますが、自分は早く帰宅したかったのでタクシーを利用しました。

【復路】宝塚駅から電車で新大阪駅に移動し、新幹線で21時30分に新横浜駅に到着。

コース状況／危険箇所等

特筆するような危険箇所はありませんが、六甲山から宝塚駅までの下りが長く、疲れも出ているので、集中力を切らさないよう注意。

写真

須磨浦公園駅に到着。ヘッドライトを点け、4時10分に駅の裏手を登り始めます。

すぐに明るくなり、ヘッドライトが不要に。須磨海岸が美しい。

4時52分に鉄拐山に到着。

5時頃に御来光。

いったん山を下り、高倉台の住宅街に出ます。

栂尾山への400段の登り。

階段の途中からスタート地点方面を振り返り。右奥に明石海峡大橋や淡路島も見えます。

5時50分に馬の背を通過。

横尾の住宅街に下りてきました。

住宅街にも縦走路の案内標識が充実しているので安心。特にここは充実してた。迷いやすいポイントなのかな。

妙法寺の前を通過し、高取山へと登って行きます。

7時12分に高取山山頂にある高取神社に到着。素晴らしい眺めです。「孤高の人」にも登場する高取山。早朝からたくさんの高齢の方々が山頂を目指して登っていました。

8時に鵯越駅を通過。

駅裏がすぐに山になっています。

8時53分に菊水山に到着。初めて山頂に他の登山者がいました。

菊水山を下ると国道426号線を横断する天王吊橋を渡ります。

鍋蓋山を越え、10時に大龍寺を通過。

大龍寺にある自販機。ここで飲み物を補給して一息つきます。

10時20分に大龍寺のすぐ先にある市ヶ原に到着。新神戸駅前を流れる布引川の上流部にあたる川を渡ります。ここが六甲山全山縦走路のほぼ中間地点となります。

摩耶山への長い登りに入ります。

11時40分に摩耶山の掬星台に到着。日本三大夜景のひとつに数えられるロマンチックな絶景ポイントです。でも今日は昼間だし、おっさん一人なのでさっさと先に進みます。

オテル・ド・摩耶は閉鎖されていました。

ここからしばらくは車道歩きが増えます。だいぶ疲れてきましたが、この先は急登がないので気楽です。

六甲山全山縦走路のオアシス・藤原商店で食事にしようと思いましたが、重めのメニューしかなかったのでスルー。

その先の六甲ガーデンテラスで昼食。観光客で賑わう中、13時55分に出発。

ようやく縦走路最高峰の六甲山が見えてきました。

14時34分、六甲山山頂に到着。山頂には誰もいませんでした。

山頂付近から大阪方面を撮影。中央下に阪神競馬場が見えます。

少し車道を歩いてから、トレイルの長い下りに入ります。塩尾寺まで2時間ほど人家はありません。

16時48分に塩尾寺を通過。

17時20分、宝塚駅でゴール。13時間10分かかりました。ヘトヘトですが、明日も仕事なので、さっさと着替えて神奈川県にとんぼ返りしました。

感想

roger2

　過去レポです。速報性はありませんが、同じ季節に同じ山域に行く方の参考になるかもしれませんので、備忘録を兼ねてアップします。

　令和4年5月に六甲山全山縦走を行いました。神奈川県在住の自分にとっては遠い山ですが、加藤文太郎の小説「孤高の人」を読んで以来、いつか歩いてみたい縦走路でした。仕事の合間を縫って、ネットカフェでの前泊仮眠＋日帰りでの強行日程となりました。
　裏山感のあるトレイルと住宅地を交互に繋いでいく縦走路で、どっぷり山に浸る感じはありません。しかし、分岐が次々と出てくるので、迷わないようにオリエンテーリング感覚で意外に楽しんで歩くことができました。また、関西を代表する50kmの縦走路を歩き切った達成感が十分に味わえます。自分のような日帰りはお勧めしませんが、関東方面の方も1泊して観光を兼ね縦走してみてはいかがでしょうか。
　トレランを始める前だったので全行程歩きで、13時間10分。最後はヘトヘトで、ゴール後は足攣りもありました。次回はぜひトレランで挑戦してみたいものです。