蟻の塔渡〜戸隠山〜高妻山
- GPS
- 10:18
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,875m
- 下り
- 1,874m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:14
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
日本百名山55座目となる高妻山に登りました。
どうせならと「蟻の塔渡」も歩きたいと考えて戸隠山経由での山行にしました。
有料駐車場に止めて仮眠をとってから朝5時の出発時点で駐車場には自分のを含めて2台のみでした。
参道を奥へと歩みを進めると杉の並木道があります。
信心深い方ではない私でも身の引き締まる感覚に包まれました。
パワースポットと言われる所以を肌で感じました。
奥社にて参拝をさせてもらってから登山道に戻り登り始めたのは、5時40分頃で登り始めから急登が続きます。
戸隠山から高妻山までは修験の場とされているのも頷けるように所々に険しさが現れますが、鎖など安全面も確保されていますし、よく見極めれば鎖に頼らなくても登れる岩でした。
歩き始めてから約2時間で楽しみにしていた蟻の塔渡に到着。
先行者の方がちょうど渡り終えたところでした。
この日は風もほぼない状態で視界もよく岩も乾いていたので、とても良い条件だったと思います。
高所が苦手な方にはかなりの難所となるかと思いますが、一応迂回路もありましたが迂回路と言えど一般的な迂回路のように易しい道ではなく本筋よりはマシだと言える程度ですので検討されている方は状況と技量にあった判断をお勧めいたします。
八方睨まで上がれば、高妻山が遠くに見えます。
息を整える程度に休んでから戸隠山へ向かいます。
八方睨から戸隠山までは10分ほどで到着。
写真だけ撮って高妻山を目指します。
登り下りの連続で、八方睨〜戸隠山〜九頭龍山を通り一不動避難小屋までは2時間ほど歩きました。
一不動避難小屋前にはベンチがあったのでしばしの休憩。
この避難小屋は緊急時の避難のみの使用となっており通常登山での宿泊には使えないのでご注意ください。
避難小屋の横には携帯トイレを使用出来る小さな小屋がたっておりました。
中を覗くと、使用料は200円で棚には携帯トイレが置いてあり500円で販売もしておりました。
当然、使用済みの携帯トイレは各自持ち帰りでの処分となりますがありがたい設備だと思いました。
私はトイレ利用はしなかったのですが、室内も綺麗にされており明かりもあったので快適に使えそうな印象でした。
一不動避難小屋から弥勒尾根の合流地点である六弥勒までは約1時間かかりました。
ここでも休憩をとりエネルギーチャージをしてから歩きだしました。
六弥勒から高妻山に向かうときは一度下っていきます。
その後も登り下りを繰り返して行くと高妻山までの最後の登りに差し掛かる。
しばらくは緩やかな傾斜で歩けるのですが「この先急斜面」という案内看板から先は本当に急登となり歩みも一気に遅くなります。
山頂から降りてくる方と譲り合いながら進みますが、ロープがあったりするので安心感はありますが落石などには十分な注意が必要だと思います。
石を落とさない!石が落ちてくるかも?という気持ちは大切だと思います。
六弥勒から高妻山山頂までは約1時間半かかりました。
山頂に着いた時点で5名の方がいまして、それぞれ写真を撮ったり食事をしたりと山頂を満喫している様子です。
私も自撮りで記念写真をとり日本百名山も55座目を達成。
残す45座は自宅からは遠い山ばかりなので、今後は休みと交通費など、コストとの闘いとなりそうです(^_^;)
長居は無用なので、行動食をほおばりながら下山開始です。
帰りは六弥勒までは同じ道を辿りますが、六弥勒からはまっすぐ進み弥勒尾根で下山します。
弥勒尾根もそこそこの急斜面なので疲れた身体にはなんともシンドイのです。
六弥勒を13時に通過してブナ仙人を横目に牧場を通り戸隠キャンプ場に着いたのは15時まえ。
牧場では動物たちとふれあえたりできるようで小さなお子さんが目立ちました。
キャンプ場自体も綺麗に整備されていてキャンプの、利用としても一度は来てみたいと思える環境でした。
キャンプ場からでてすぐのところには登山者用の無料駐車場があるので大抵の人はこの駐車場を利用されると思います。
そこから車道を約2km歩いて有料駐車場へと戻りました。
行動食しかお腹に入れてないので、駐車場の、すぐ近くにある奥社の茶屋にて天ざるそば大盛りを注文。
注文したのちメニューを眺めていたらノンアルコールビールが目に入り追加注文。
冷えたグラスと共におつまみもいただけてノンアルなのに酔えそうな気分で1人祝杯をあげます。
疲れていたらノンアルでも美味しく感じるものですね!笑
食後には蕎麦のソフトクリームもいただきました。
総括としては自分の予定よりも時間がかかってしまったので、今後の計画を立てる時には体力低下なども踏まえて少し時間修正が必要だと感じました。
天気に恵まれましたが、この時期は晴れすぎも身体には毒となり暑さが辛い山行でしたが、目的は全て達成出来たので大満足です。
おつかれ山でした/^o^\
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