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Yamareco

記録ID: 7050838
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

トラブル連発の甲斐駒周回(八丁尾根〜黒戸尾根)

2024年07月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
12:20
距離
29.0km
登り
3,250m
下り
3,258m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:07
休憩
1:14
合計
12:21
距離 29.0km 登り 3,250m 下り 3,258m
1:12
1:15
26
1:41
1:46
39
2:25
2:32
18
2:50
5
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3
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3:04
5
3:09
3:11
2
3:14
24
3:38
4
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5
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7
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19
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112
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7:59
9
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24
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8:46
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10:13
2
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26
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11:23
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3
11:28
11:31
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8
12:02
12:03
36
12:39
46
天候 曇りときどき晴れ。西風が5m程度
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白川渓谷駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
・日向山までは緩坂メイン。10分の1から10分の9まで標識あり。よく整備されており特に危険個所なし。砂浜は日向山山頂から錦滝分岐あたりまで。その後、大岩山まで路面はフカフカの土で基本的に歩きやすいが、たまに急登。
・大岩山を過ぎて少し進むと壁のような下り標高差50m程度。60〜70度はありそう。波線ルートだけどロープとハシゴで手厚く整備されていた。
・しばらくは平坦道を行き、烏帽子が近付くと急登で200〜300m登らされる感じ。踏み跡は比較的明瞭。烏帽子までの間、3組とすれ違った。
・三ツ頭分岐から甲斐駒までは標高差計500m程度登る。踏み跡は明瞭。特段危険個所はなし。
・黒戸尾根は特に危険個所なし。

八丁尾根に水場なし
六合石室付近に水場があるはずだが未確認。
予約できる山小屋
七丈小屋
張り切って出発したが、10分後には両足の踵に靴擦れが発生し、12時間に渡る我慢大会が開始😵
2024年07月21日 01:08撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 1:08
張り切って出発したが、10分後には両足の踵に靴擦れが発生し、12時間に渡る我慢大会が開始😵
日向山ゲット。近くにORのビビィで寝てる人がいてビビった。
2024年07月21日 02:54撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
2
7/21 2:54
日向山ゲット。近くにORのビビィで寝てる人がいてビビった。
天空のビーチ雁ヶ原を夜間に通過するというもったいなさ。
このあとロストして、ルートを逆走するという信じられない頓珍漢ぶりを発揮🤣思い込みってコワイ…。
40〜50分のロス。
2024年07月21日 02:54撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 2:54
天空のビーチ雁ヶ原を夜間に通過するというもったいなさ。
このあとロストして、ルートを逆走するという信じられない頓珍漢ぶりを発揮🤣思い込みってコワイ…。
40〜50分のロス。
朝。富士山
2024年07月21日 04:44撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 4:44
朝。富士山
甲斐駒は雲を纏っている。
2024年07月21日 04:49撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 4:49
甲斐駒は雲を纏っている。
鞍掛山分岐。ここが日向山と大岩山の中間地点らしい。
2024年07月21日 04:53撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 4:53
鞍掛山分岐。ここが日向山と大岩山の中間地点らしい。
ウワサの毛むくじゃら山。そして奥には謎の熊手
2024年07月21日 05:31撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 5:31
ウワサの毛むくじゃら山。そして奥には謎の熊手
大岩山。靴擦れで歩みが遅いのに加え痛恨のルート逆走により、想定より2時間近く遅い…。
2024年07月21日 05:50撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 5:50
大岩山。靴擦れで歩みが遅いのに加え痛恨のルート逆走により、想定より2時間近く遅い…。
鋸がよく見える高度までたどり着いた。
2024年07月21日 07:09撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 7:09
鋸がよく見える高度までたどり着いた。
烏帽子への急登。ハシゴあり。身体が重く、吐き気を催す始末…。ホント散々😵
2024年07月21日 07:13撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 7:13
烏帽子への急登。ハシゴあり。身体が重く、吐き気を催す始末…。ホント散々😵
烏帽子着いた〜と思ったら真のピークもう一個先…😰
2024年07月21日 07:38撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 7:38
烏帽子着いた〜と思ったら真のピークもう一個先…😰
烏帽子岳着いたが、甲斐駒の山頂は雲の中😑
体幹を温めたら吐き気は収まり、ひとまず飯は食えるようになった。
2024年07月21日 07:47撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 7:47
烏帽子岳着いたが、甲斐駒の山頂は雲の中😑
体幹を温めたら吐き気は収まり、ひとまず飯は食えるようになった。
三ツ頭分岐。両足の靴擦れに加え、体調不良により登りで脚に力入らず。
さらに基準タイムオーバーで、鋸を狙える要素ナシ。潔く諦め。
2024年07月21日 08:08撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 8:08
三ツ頭分岐。両足の靴擦れに加え、体調不良により登りで脚に力入らず。
さらに基準タイムオーバーで、鋸を狙える要素ナシ。潔く諦め。
ちょっと後ろ髪を引かれる…。
2024年07月21日 08:11撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 8:11
ちょっと後ろ髪を引かれる…。
見慣れない花
2024年07月21日 08:17撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 8:17
見慣れない花
石室到着。三ツ頭から30分もかかってしまった…。
2024年07月21日 08:37撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 8:37
石室到着。三ツ頭から30分もかかってしまった…。
小屋内はもぬけの殻。
鋸ピストンして戻ってくるような人はいないということか。
2024年07月21日 08:37撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 8:37
小屋内はもぬけの殻。
鋸ピストンして戻ってくるような人はいないということか。
石室の上部に幕営適地🎵
2024年07月21日 08:39撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 8:39
石室の上部に幕営適地🎵
石室から上は岩稜帯。ケルンが豊富
2024年07月21日 08:42撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 8:42
石室から上は岩稜帯。ケルンが豊富
テン場ズーム。実際は路面の傾斜が結構あり、快適とは言えなさそう。
2024年07月21日 08:42撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 8:42
テン場ズーム。実際は路面の傾斜が結構あり、快適とは言えなさそう。
登ってきた尾根を望む。
2024年07月21日 09:03撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 9:03
登ってきた尾根を望む。
5m級の鎖場。鎖の場所が悪く右手から登ったが、難儀して酷く疲れた。鋸に向かわなかった選択が正しかったことを実感
2024年07月21日 09:16撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 9:16
5m級の鎖場。鎖の場所が悪く右手から登ったが、難儀して酷く疲れた。鋸に向かわなかった選択が正しかったことを実感
甲斐駒山頂はそれまでと打って変わってワイワイガヤガヤ。
2024年07月21日 09:58撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 9:58
甲斐駒山頂はそれまでと打って変わってワイワイガヤガヤ。
北アが近い
2024年07月21日 10:05撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 10:05
北アが近い
未だ未踏の摩利支天。人多い。
2024年07月21日 10:06撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 10:06
未だ未踏の摩利支天。人多い。
山頂人多すぎで、証拠写真は山梨百名山の標識のみ。
2024年07月21日 10:07撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 10:07
山頂人多すぎで、証拠写真は山梨百名山の標識のみ。
鳳凰山の上に富士山
2024年07月21日 10:12撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 10:12
鳳凰山の上に富士山
夏の甲斐駒に来るのは何年ぶりか。
2024年07月21日 10:26撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 10:26
夏の甲斐駒に来るのは何年ぶりか。
やっと八合目。靴のクッションなさ過ぎでペース上がらない。
2024年07月21日 10:42撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/21 10:42
やっと八合目。靴のクッションなさ過ぎでペース上がらない。
無事帰還。感謝。鍛え直してまた来ます👍
2024年07月21日 13:24撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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7/21 13:24
無事帰還。感謝。鍛え直してまた来ます👍
左右ともダブルヒールの手前部分が欠けていた😑
2024年07月22日 21:15撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
7/22 21:15
左右ともダブルヒールの手前部分が欠けていた😑
撮影機器:

装備

備考 ザック:パーゴワークス ラッシュ20
ザック:パーゴワークス スイッチL
靴:スポルティバ エクイリビウムST GTX

上:
・スタティック ハイブ スリーブレスシャツ
・山と道 100%メリノ クルーネックポケット
・山と道 アルファベスト(不使用)
・ティートンブロス ウインドリバーフーディ
・ティートンブロス ツルギライトジャケット(不使用)
・ファイントラック アームカバー

下:
・SAXX クエスト
・マイルストーン デイブレイクショーツ
・モンベル ジオラインLWタイツ(不使用)
・ティートンブロス フェザーレインパンツ(不使用)

当初携行水量 スポドリ1200ml、水2000ml
  甲斐駒山頂までで1000ml程度の消費
  下山までで2000ml程度の消費

消費補給食
 あんバターコッペ、レーズンカスタードパン、ラムネわらび×2、   
 えねもち×2、オレは摂取すリカバリー×2、カロリーメイト4本

感想

最後の百高山、鋸岳に向け、日帰りの可能性を探る周回を敢行。
靴の選択が全て。ワースト山行となりました。

鋸岳は、釜無川ルートから歩けば容易く穫れますが、やはり第1高点から甲斐駒ヶ岳までの間を歩かねばという(謎の)義務感から、ルートを練っていたところ、尾白川渓谷からの日帰り案が浮上。
ひとまず未知の八丁尾根を体験し、行けそうなら鋸も穫ってしまおうと計画しましたが、結果は散々💥
なお反時計回りとしたのは、後半に小屋があった方が良いだろうとの判断。前半に七丈小屋があった方が登り始めの水分携行量をかなり減らせるメリットはあるけど。

今回の最大の戦犯は新靴スポルティバのエクイリビウム、を履いてしまった自分。
残雪期と初冬の高山用に衝動買いしたものの、推進力の高さと疲れにくさを売りにするこの靴のパフォーマンスを試したい欲求に打ち勝てずに使用。
結果、いきなり酷い靴擦れが発生。スポルティバでこれまで靴擦れになったことないのに…😰
さらにソールが固すぎて脚が異常に疲労。冬はともかく夏に固い登山靴はほぼ履いてなかったので。
結局いくら推進力を売りにしていようと、トレランシューズのそれに敵うはずもなく、靴擦れと相まって歩みは亀。

さらにはルート逆走という有り得ないミスを犯すなど踏んだり蹴ったり。

極めつけは標高2300mあたりから体調が悪くなり、吐き気に加えて身体が激重に。原因は前日ボルダリングに行ってそのまま寝ずに登ったから説が最有力ですが、ともあれエスケープを考えることに。

現場では、人が多い黒戸尾根に行った方が良いと判断し、そのまま進みましたが、結局体調悪化地点から甲斐駒の山頂まで3時間かかったので、来た道を戻る方がベターだった。

黒戸尾根の下山も地獄。靴にクッション性がないので靴擦れと相まって一歩ごとに脚が痛いし全くスピード上げられない。

オマケに大して靴に負荷をかけたとも思えないのに下山後ソールを見たら、踵部分が2カ所も欠けていた。
たった一回の、しかも甲斐駒程度の岩場で欠けるのか…。
泣きっ面に蜂😭

なおエクイリビウムの名誉のため、ヒール構造で推進力が生まれているのは間違いなく感じられ、どんなスタンスにも安定して立てる岩場での安心感は絶大。
要は重装備時に履くべき靴ということ。

しかし鋸の日帰りは、この靴では難しいかな…。一方で、トレランシューズで第2高点〜第1高点を行く気にもなれない😑
鋸攻略は改めて計画練り直し。
北沢峠からなら日帰り可能だとは思うけど、人だらけ戸台から入るのは敬遠したいところだし、角兵衛沢を下りて戸台川を歩くのは気が滅入りそう…。

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