トラブル連発の甲斐駒周回(八丁尾根〜黒戸尾根)
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- GPS
- 12:20
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 3,250m
- 下り
- 3,258m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 12:21
天候 | 曇りときどき晴れ。西風が5m程度 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・日向山までは緩坂メイン。10分の1から10分の9まで標識あり。よく整備されており特に危険個所なし。砂浜は日向山山頂から錦滝分岐あたりまで。その後、大岩山まで路面はフカフカの土で基本的に歩きやすいが、たまに急登。 ・大岩山を過ぎて少し進むと壁のような下り標高差50m程度。60〜70度はありそう。波線ルートだけどロープとハシゴで手厚く整備されていた。 ・しばらくは平坦道を行き、烏帽子が近付くと急登で200〜300m登らされる感じ。踏み跡は比較的明瞭。烏帽子までの間、3組とすれ違った。 ・三ツ頭分岐から甲斐駒までは標高差計500m程度登る。踏み跡は明瞭。特段危険個所はなし。 ・黒戸尾根は特に危険個所なし。 八丁尾根に水場なし 六合石室付近に水場があるはずだが未確認。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
備考 | ザック:パーゴワークス ラッシュ20 ザック:パーゴワークス スイッチL 靴:スポルティバ エクイリビウムST GTX 上: ・スタティック ハイブ スリーブレスシャツ ・山と道 100%メリノ クルーネックポケット ・山と道 アルファベスト(不使用) ・ティートンブロス ウインドリバーフーディ ・ティートンブロス ツルギライトジャケット(不使用) ・ファイントラック アームカバー 下: ・SAXX クエスト ・マイルストーン デイブレイクショーツ ・モンベル ジオラインLWタイツ(不使用) ・ティートンブロス フェザーレインパンツ(不使用) 当初携行水量 スポドリ1200ml、水2000ml 甲斐駒山頂までで1000ml程度の消費 下山までで2000ml程度の消費 消費補給食 あんバターコッペ、レーズンカスタードパン、ラムネわらび×2、 えねもち×2、オレは摂取すリカバリー×2、カロリーメイト4本 |
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感想
最後の百高山、鋸岳に向け、日帰りの可能性を探る周回を敢行。
靴の選択が全て。ワースト山行となりました。
鋸岳は、釜無川ルートから歩けば容易く穫れますが、やはり第1高点から甲斐駒ヶ岳までの間を歩かねばという(謎の)義務感から、ルートを練っていたところ、尾白川渓谷からの日帰り案が浮上。
ひとまず未知の八丁尾根を体験し、行けそうなら鋸も穫ってしまおうと計画しましたが、結果は散々💥
なお反時計回りとしたのは、後半に小屋があった方が良いだろうとの判断。前半に七丈小屋があった方が登り始めの水分携行量をかなり減らせるメリットはあるけど。
今回の最大の戦犯は新靴スポルティバのエクイリビウム、を履いてしまった自分。
残雪期と初冬の高山用に衝動買いしたものの、推進力の高さと疲れにくさを売りにするこの靴のパフォーマンスを試したい欲求に打ち勝てずに使用。
結果、いきなり酷い靴擦れが発生。スポルティバでこれまで靴擦れになったことないのに…😰
さらにソールが固すぎて脚が異常に疲労。冬はともかく夏に固い登山靴はほぼ履いてなかったので。
結局いくら推進力を売りにしていようと、トレランシューズのそれに敵うはずもなく、靴擦れと相まって歩みは亀。
さらにはルート逆走という有り得ないミスを犯すなど踏んだり蹴ったり。
極めつけは標高2300mあたりから体調が悪くなり、吐き気に加えて身体が激重に。原因は前日ボルダリングに行ってそのまま寝ずに登ったから説が最有力ですが、ともあれエスケープを考えることに。
現場では、人が多い黒戸尾根に行った方が良いと判断し、そのまま進みましたが、結局体調悪化地点から甲斐駒の山頂まで3時間かかったので、来た道を戻る方がベターだった。
黒戸尾根の下山も地獄。靴にクッション性がないので靴擦れと相まって一歩ごとに脚が痛いし全くスピード上げられない。
オマケに大して靴に負荷をかけたとも思えないのに下山後ソールを見たら、踵部分が2カ所も欠けていた。
たった一回の、しかも甲斐駒程度の岩場で欠けるのか…。
泣きっ面に蜂😭
なおエクイリビウムの名誉のため、ヒール構造で推進力が生まれているのは間違いなく感じられ、どんなスタンスにも安定して立てる岩場での安心感は絶大。
要は重装備時に履くべき靴ということ。
しかし鋸の日帰りは、この靴では難しいかな…。一方で、トレランシューズで第2高点〜第1高点を行く気にもなれない😑
鋸攻略は改めて計画練り直し。
北沢峠からなら日帰り可能だとは思うけど、人だらけ戸台から入るのは敬遠したいところだし、角兵衛沢を下りて戸台川を歩くのは気が滅入りそう…。
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