日本百名山「トムラウシ山」※北海道遠征2日目「雨の中の鉄人レース」
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- GPS
- 09:00
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,639m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:50
歩行距離=29.57km
標高差=1,121m
平均速度=3.28km/H
※全てGPSログより
GPSログは長めに表記されていますので、参考程度として下さい。
(NV-U37使用:NMEA形式で記録後、フリーソフトでGPX形式に変換)
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国民宿舎「東大雪荘」 http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/hokkaidou/101002.html 北海道新得町 https://www.shintoku-town.net/index.html 道路状況:国民宿舎手前数kmまでは舗装路、あとはダート路 国民宿舎以降は、細いダートの山道 駐車場:短縮コース登山口に無料駐車場あり トイレ:登山口にあり 売店:なし コンビニ:なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.足元は、泥道+一部木道+石鱗地帯 2.石鱗地帯はペンキマークがあるが、ガスっている場合ロストする可能性あり 3.樹林帯の石には泥もついているので滑る可能性あり 4.アップダウンがかなり激しい 5.山頂直前に岩場あり 6.奇岩が多数あり、目を楽しませてくれる 7.松の下からリスが何匹も現れました 8.ナキウサギと思われる音も聞こえます |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖シャツ
ノマドジャケット
ノマドパンツ
靴下
帽子(夏用+ニット帽)
手袋(夏用+冬用)
雨具(ストームクルーザー上下)
着替え
靴
ザック
ザックカバー
スパッツ
行動食(SOYJOY×1+ゼリー飲料×1+おにぎり×4)
非常食(HONEY PROPET×1+ビタミン剤+ドライフード)
飲料(スポーツドリンク×6)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(予備)
予備電池(GPS+ デジカメ用)
GPS
ファーストエイドキット
常備薬(痛み止め)
日焼け止め
リップ
ロールペーパー
保険証(コピー)
携帯
タオル
ツェルト
ストック
浄水ストロー(常備)
万能ナイフ(常備)
カメラ(コンデジ+ミラーレス)
エクストラクターポイズンリムーバー(常備)
パラコード(予備30m)
ホッカイロ(常備)
ネックウォーマー(常備)
ウルトラライトダウン(常備)
熊鈴×2(常備)
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感想
2015年8月27日(木)
本日は3時に国民宿舎を出発して、トムラウシ山短縮コース登山口に向かいます。
狭いダートコースを走る事約30分、登山口に到着しました。
車中泊組でしょうか、既に先人達が待機しています。
車のフロントウィンドウには雨粒が点在しています。
ストームクルーザーを着るか迷う所ですが、その後雨脚が強くなったので
全身雨仕様に包んで明るくなるのを待ちます。
4時を少し過ぎ多少明るくなった所で外に出ました。
熊を警戒しているのか、まだ誰も入山しようとしません。
標準時間≒10Hのコースです。
そろそろスタートだとは思うのですが……(-。-)ボソッ
自分の方は昨日同様、チェックイン&夕食時間から逆算する必要があり、
4時登山開始→12時下山→16時旅館着との予定である。
(結果は下山が少し遅れたが、旅館着は予定通りとなった)
さてまだ薄暗い中ヘッデン装着にてトップで入山した自分だが、
体が蒸れてしまい快調なペースとは行きません。
するとどうでしょう、あとから来る面々は何の問題も無いかの如く
軽く抜き去って行きます。
成る程、急いで入山する必要がない訳だ……。(-。-)ボソッ
雨が上がったので、ストームクルーザーを脱ぎあとを追いますが、
その姿を目で捉える事はあっても、完全に追いつく事はありませんでした。
相手は御年○○歳と言う年配の方々ばかりですが、
ここトムラウシ山を日帰りで登山すると言う兵(つわもの)揃い、
流石としか言えません。
五竜岳縦走で体力的に自信を付けた自分ですが、まだまだ鍛錬が足りない様です。
ちなみに、トップで入山したのを確認したら、残りが続々と入山してきました。
赤信号皆で渡れば、の意識でしょうかね。
現時点は、平坦な林間→緩急の林間を過ぎた辺りです。
まだまだ先は長く続きます。
ここからが急坂→石鱗地帯と千差万別の登山道に加えて
アップダウンが何度も訪れます。
途中でリスとの遭遇が何回かありましたが、景色やら動物との出会いが無ければ
かなりヘロヘロになる事間違いありません。
まあ下山時には、「まだか〜〜〜(-。-)ボソッ」と何度叫んだ事が。
山頂が目の前に見え始める頃には再度雨脚が強くなり
また気温の低下もあり、手がかじかみ始めました。
この辺りで同行する事になった年配の男性と
談笑しながら気を紛らせていましたが、
下山してくる他のメンバーはブルブルと震えて下山してきました。
自分は山頂で手袋を取り替え事なきを得ています。
やはり準備は大切ですね。
山頂では強風の為、写真撮影のみとして下山しました。
腹ペコ状態だったので食事を取りたかったのですが、
雨の影響もあり、下山を優先させました。
なおここまで同行してきた男性とは、写真撮影の間に別行動となり、
ようやく自分本来のペースで歩く事ができました。
さて目標だった8Hの時間はかなり遅れてしまいましたが、
雨の中の鉄人達とのレースを無事終えた、と言う感じです。
満足感はたっぷりありました。
なお下山後に食べ損ねたおにぎりをあっと言う間に食べつくしました。
続いて汗でビッショリ濡れたシャツを着替えます……が、
最終日の飛行機用に1着取っておかなくてはなりません、
なので、昨日着たシャツに着替えました……汗臭いっす!
旅館着17:00
1名利用なのに部屋はツイン、眺望もばっちり&食事も満足、と、
久しぶりに宿を満喫したのでした。
食事はバイキングだったので、少しずつ&ゆっくり選択して食べます。
そうしないと色々食べられないから……。
それからデザートは完全に一口サイズになっていました。
なので、オジサン10個は行きました!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
アイスにイチゴとマンゴーをその場で混ぜたものも
これまた美味しかったです。
作っていたのは若い女性スタッフ、当然お綺麗でした。
当然ご依頼して作って頂きました。
さてあとは呑んで寝るだけかな。
日本百名山「十勝岳」※北海道遠征初日「暴風と冬服の装い」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-706905.html
drunkさん
こんにちは(・∀・)
雨天の中、約30卞帰りとはハードな上にペース配分も難しそうな。。
そもそもトムラウシ山が日帰り出来ることをはじめて知りました。
北海道遠征、羨ましく当方のレコにコメントも感謝です
yonoshikoさん、こんばんは。
トムラウシはかなり年配の方が多い山でした。
そして国民宿舎の掲示板によると、出発3:00〜4:00→下山15:00〜18:00と言うのが
記載されており、基本日帰りで下山してくるとの事です。
なので自分と同時刻に登ったメンバーは化け物揃いだったと言う訳です。
ちなみに去年は諸事情で山に行けなかった分を取り戻そうと、
今年はかなりあちこち行っています。
山の神様の苦言には、「去年の分、去年の……」と告げ、
トップシーズンが終わった後も、まだまだ行くつもりな自分です。(-。-)ボソッ
drunkさん、こんにちは!
北海道遠征での格闘劇、いやいや写真とコメント拝見しながら
ついつい夢中になってしまいました
この時期のトムラウシ、お天道様の機嫌が悪いと
とんでもないことになるんですね
一方で、デザートの下りに力が入っておられて
そのメリハリの付いたあたり、最後に笑わせて頂きました
ところで、一つ前の十勝岳レコにもあったキタキツネですが、
私もトムラウシに向かう道路で出会いました。
その時は何も考えなかったのですが、drunkさんのコメント
かなりしょんぼりしたキツネの表情を見て同感しました。
おつかれさまでした
yamahiroさん、こんばんは。
前回もそうでしたが、北海道の太陽には縁が無い感じです。(移動日だけ晴れますが)
冬仕度は準備していたものの、まさか真冬並みの寒さになるとは思いませんでした。
ただ逆に達成感はかなりありました。
デザートの件、最初から色々食べるつもりでいましたが、
食後になると、はっきり別腹の存在を感じました。
明日ケーキでも買ってこないと神の怒りが炸裂するかも……(-。-)ボソッ
drunkさんが遠征というくらいだから相当遠いだろうとは思っていましたが、まさか北海道だとは思いませんでしたΣ(・□・;)30キロを日帰りって!!chi-sukeは6日で70キロでしたのに!drunkさんも十分鉄人です!
いや〜、やっぱり北海道の山はスケールがでかいですね!!!どこまでも景色が広がっていますね✨そして天候が厳しいですね💦本州の感覚とは別物ですね(>_<)人生1回は行きたいところですがヒグマ恐いです💦💦💦十勝岳のキタキツネの写真には驚きました!あんなに普通にいるんですね!
興味深いレコありがとうございました♪
自分にとっての遠征は、自車で移動できない場所か
宿泊を必要とする場合ですかね。
移動距離に関しては、色々とある模様なので何とも言えませんが、
北海道の山は別格として楽しめました。
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