幌尻岳・戸蔦別コース(とよぬか山荘・シャトルバス)・日帰りピストン
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- GPS
- 10:13
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 2,095m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道には熊のものと思われる糞あり。頻繁に人通っているので大丈夫だと思いますが、緊張感は持つべきかと。 ・渡渉、水位は大したことないです。深いところでも膝くらい(しかもここは流れ遅い)。だいたいは足首から脛くらい。 |
その他周辺情報 | ・前泊はとよぬか山荘。 ・帰りの温泉は、びらとり温泉。この温泉施設、新しく快適。山奥から、人の世界に返ってきたと体感できます(笑)。 |
写真
サワーシューズかサワートレッカーで迷いましたが、渡渉は2km程度なのでサワーシューズで十分。
感想
木、金曜日とお休みを取り、北海道へ遠征。幌尻岳と羊蹄山へ。金曜日は幌尻岳。
木曜日はとよぬか山荘へ宿泊。とよぬか山荘周辺には店どころか民家も無いので、行動食などは町で購入しておく必要あり。
午後5時から食事。風呂に入り、談話室で他の登山者と山情報交換。なかなか貴重な情報聞けてありがたい。
この日は、10名ほどが宿泊。全員朝3時発のバスに乗らせるとのことで、一部屋で宿泊。
午後9時消灯。しかし、何故か眠れない。一日、飛行機、レンタカーの移動しかしていないためか、ぜんぜん疲れておらず、眠気が全くこない。結局、目をつぶって、横になっている間に午前2時。出発の準備を始める。明日の羊蹄山を考えると若干不安。
宿泊手続きするときに「明日、バスが出ないかも」と言われていたが、雨はそれほど降らなかったために無事出発。どうやら、雨が降って増水した場合はここがストッパーの役目となるらしい(過去にマイカーでゲートまでいけたころに事故があり、そのためにマイカー制限になったのでは?とのことでした)。
午前4時にゲート到着。真っ暗。先頭歩くと当然熊に遭遇する確率も高くなりそうだけど、日帰りを公言しているのは自分だけなので、先頭で出発。30分もするとヘッドライト不要なくらいには明るくなる。
しかし、林道長い。うちのGPSウォッチでは片道7km強。1時間半弱くらいで電力会社の取水施設へ。ここで林道終わり。単調で熊との遭遇心配していると神経疲れる。
取水施設過ぎてもしばらくは渡渉ない。しかも川岸ギリギリを越えていくところが何箇所もあり、ルートが分かりにくい。渡渉する気満々なので「ここから渡渉か?」と何度も間違えそうになる。ピンクテープが対岸に出てくるまでは絶対に渡ってはいけないと思った。
渡渉は、最初の1本目は膝をちょっと越えたところまで浸かってしまった。まあ、ここは流れが速くないのでどうということはないが。
そこから先は、だいたい脛くらいまでしか浸からない。というか、沢靴はいているなら岩の上を歩いても浅いところを行った方が良いと思う。あと、ストック使うと非常に楽。今回、ストックが一番活躍したと思う。
渡渉は、登山口から9km弱くらいから開始し、幌尻山荘がある11kmまでの2kmくらい。
幌尻山荘からは普通の山登りになる。とは言え、片道5km、高低差1000m程度なので大したことはない。山荘直後に急登なので、ここをゆっくり行けば体力的に余裕が出ると思う。
稜線まで来てしまえば、天気次第で景色を楽しみながら歩くことができる。この日は青空ではなかったが、風もなく、遠くまで景色が眺められたので非常によかった。
山荘から2時間程度で頂上到着。このとき午前9時。このまま帰ると午後2時にはバス乗り場到着しそう。でも、バスが来るのは午後5時。
一瞬、七ッ沼カール〜戸蔦別岳を回って幌尻山荘に向かうことを考える。今日だけで終わるならアリかなと思ったけど、明日、羊蹄山登らないといけないので断念。でも、七ッ沼カールは上から覗いてみたい。頂上から見るとちょっと下ったところに小高いところが見える。あそこまで行けば見えるんじゃない?と思って下ってみる。が、ここからでは見えない。もう一段下ったところに小高い肩がある。あそこまで行って見えダメなら諦めよう、と歩き始める。結果、ここまで下ると七ッ沼カールが俯瞰できる。大変満足。片道30分くらいなので行く価値はあると思う。
一瞬、このまま周回してしまおうかとも思ったが、頂上側へ引き返す。初めての山で冒険して、シャトルバスに乗り遅れてはたまらないため。
帰りは大したことなく、ひたすら下山。最後の林道は長く感じたけど、新穂高温泉から槍日帰りしたときに比べれば楽。
午後2時半くらいにバスの待合室に到着。予定通り、誰も先客いないのでごろ寝させてもらうことに。30分くらいウトウトしたら、徐々に人が増えてきたので座ってバスを待つことに。最後は雨が降り出し、10人くらいの人が待合室でバスを待つことに。いろいろな山の話を聞くことが出来て、楽しかった。
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