中の湯(旧道)〜焼岳〜上高地(泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
http://sawayaka.alpico.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中の湯バス停では土砂降りの雨でした。 ・トイレは中の湯売店にありますが、営業時間以外は使えません。 ・登山ポストは見当たりません。 ・他の人も書いていますが、登山口は草が生えていて判りずらい。注意深く 見ていないと通り過ぎてしまいます。 ・一たび登山道を登り出せば道に迷うことはありません。 分岐もありません。 一本道で分かりやすい道です。 ・雨で登山道が川になってる箇所あり。 ・やぶ漕ぎをする箇所あり。 ・りんどう平の小湿地の登山道は水浸し。 ・下堀沢出合には標識はない。 ・焼岳南峰は立ち入り禁止。 ・焼岳小屋と上高地の間にある階段は4か所。注意深く下りれば大丈夫。 |
写真
感想
前回、上高地に足を踏み入れてから1ヶ月足らずの再訪です。
なぜ再訪なのかと言えば、前回の山行→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-68977.html
では焼岳に登れなかったからである。
今思ってみれば、前回の「時間に余裕があったら焼岳にも挑戦してみたい」なんてのは、
時間的には無理だったと思う。
そこで、今回は仕切り直しってことで、中の湯から焼岳に登りました。
前回、東京から車で来たんだけど、いささか疲れた。
特に帰りの高速では何度も仮眠を取ってしまい、平湯温泉を出たのが昼の12時だったのに
東京に着いたのは夜の7時を回ってしまい7時間もかけて帰ったのを覚えている。
そこで今回はこの季節に毎日運行している「さわやか信州号」にした。
名前はさわやかなのだが、普通の観光バスなので、乗り心地や居住空間は普通である。
料金は6000円と安くはないが決して高くもない。
例えば新宿からJRのあずさ号を使い、松本電鉄の新島々から路線バスで行ったなら、
鉄道部分が6880円、バスが1900円で8780円なので、2000円以上もお得って訳です。
しかも、新宿始発7時00のスーパーあずさ1号に乗ったとしても、新島々に着くのが
10時38分。それから10時55分発の路線バスに乗り換えて、上高地に着くのは12時00分。
しかしこの時間では、上高地を軽く散策するていどの時間しかない。涸沢だったら
辿りつけないだろう。せいぜい横尾あたりじゃないかな?
それに比べて、直通の「さわやか信州号」なら、前の日の23時に新宿を出て、
上高地に着くのが早朝の5時30分なので、日帰りで上高地を散策して帰りたいという
観光客や涸沢や槍、穂高まで足を延ばして本格登山をしたいという人には打って
つけって訳です。
とは言いつつも私は歩くの遅いし、景色や花を小さなデジカメで撮りながら歩くのが
好きだから無理はしないけどね。
それに新宿からバスに乗ってる時間だって、自分で運転してたら目を充血させながら、
一生懸命運転しなければならないが、このバスは乗り心地は「さわやか」でなくても、
仮眠くらいならできてしまうので、やっぱりお得でしょ?と、思ってしまいます。
値段よりもっと居心地が重視だって方にはグリーンカーとかプレミアバスとかいう
名前の3列シートのバスだってある。
http://www.sunshinetour.co.jp/alps/green_car/index.html
運行期間や運賃は多少違いがあるみたいだから事前に調べておこう。
そのバスは肘掛が付いてたり、フットレスト、レッグレスト付きで横幅も広く、
また、おしぼりやひざ掛け、スリッパがサービスというから相当ゴージャスじゃない?
お金に余裕があって、バスに乗ってる時間も有意義に満喫したい人には最適かも
しれない。
ま、以上の理由で「さわやか信州号」に決めたんだけど、これだけ、「さわやか信州号」
のこと書けばその筋の関係者だと思っている人、いっぱいいると思うけど、
それなら前回の上高地も乗ってる筈だし、全くの異業種なので先ずはご安心下さい。
さて、話が飛んじゃったけど、今回の登山ルートは新宿からの夜行バスっていう
制約がある。
本来ならユルユル登山家の私としては、新中の湯ルートから登ってみたかったけど、
バスの通過点の中の湯ルートから登ります。
今回のメンバーは登山仲間のTちゃん。
彼女のファッションは今流行りの山ガール風の乗りなのだが、芯は体育会系なので
そのギャップがおもしろい。
当日、中の湯バス停に着いた時は、凄いどしゃ降り。
事前にバスの中でカッパとスパッツを履いて待機していたので、すぐに歩きだせた。
直ぐ横を流れる梓川が轟音をたてながら、もの凄い水量で流れていたが、いつもの
透き通った清流の面影は全くなかった。
梅雨の最中とはいえ、今年は2回目、去年、一昨年と私が上高地に来ると、必ず雨が
降るので「上高地の雨男」と云われてもしょうがないかもね。
バス停から200mほど岐阜県側に歩くと中の湯ルートの登山道なのだが、判りにくい
ので注意が必要です。
草が生い茂っていて、「これが登山口?」って感じです。
登り始めたら、うっそうと木々が立ち込めてはいますが、登りやすい登山道です。
途中から藪こぎが始まるけど、7:30分くらいから1時間20分位やっていた。
もう少し整備されていたなら、もっと登りやすい道だったのだろう。
焼岳小屋から上高地にかけての下山道は前回通って知ってるので、安心して下れた
けど、距離がけっこうあるので初めての方は「まだかなー」って感じになるかもし
れません。
今回、河童橋にあるホテル白樺荘にしたのは、次の日は涸沢の小屋泊まりだったので
利便性を考えたのと、小屋だと料理が期待できないので、しっかりした料理を食べ
たいと思いそこにした。
結果はまずまずで、追加した和牛の鉄板焼きはリーズナブルでなかなかおいしかった。
欲を言えば風呂がもう少し大きければなお良かった。
サービスは私にとっては満点だった。
今度またチャンスを作って、快晴の焼岳にチャレンジしてみたい。
その時は新中の湯ルートでピストンになると思う。
そうなれば、車で目を充血させながら運転するんだろうな。きっと・・・・
明日、明後日は初めての涸沢に行きます。
宜しかったら覗いて下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-71725.html
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