和佐又山~弥山~天和山(和佐又山登山口 IN 天川和田 OUT 行者還避難小屋泊)
- GPS
- 13:14
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,760m
- 下り
- 2,917m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:14
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
奈良交通 [R169ゆうゆうバス]下桑原行 大和上市BS 08:30発 ⇒和佐又口BS 09:53着 (83分) 復路 天川和田 6:49 15:14 16:11 |
写真
感想
こんないい天気の時は北アルプスに行くしかない!と、ワクワクしながらパッキングをしつつ、天気をチェックすると、、、
アレ?日曜日の午後からしっかりめに雨が降りそう、、、
日本全国梅雨明け&酷暑だと思っていたのだが、、、
先週の北アルプスで、
「ちょっとパラつくかも」⇒全身びっしょり、
「翌朝から次第に天気は下り坂」⇒朝からずっと雨
というトラウマから、今回の「午後からしっかりめに雨が降る」は、「朝からパラつき正午を待たずしてしっかりめの雨」と予想。
二週連続雨でぬれるなんてヤダ!ということで晴れそうな関西の名峰、大峰山(弥山)へ。
山行計画
今回の大峰山への登りルートは、和佐又口から。和佐又山、七曜岳、行者環岳を通り、行者環小屋泊ののち、大峰山へ
下りルートは、狼平、頂仙岳、栃尾山、天和山を通り、天川和田へ下る。
忘れ物
登山口へ向かう電車の中で、はっと気づいた。「ライターを忘れた。」
しまった。これでは、晩御飯のメニューが変わってしまう。そして、恒例の甘々コーヒーも飲めないではないか‼️
購入しようにも下車駅前にはお店は一軒もない。バスに乗り継ぎ、バスのトイレ休憩で、道の駅に行ってみるも、販売していない。
「避難小屋に宿泊する人がいれば、借りれるか」と半ば諦めつつ、バスの方を見やると、、、運転手さん、紙巻きタバコを吸ってらっしゃる‼️ダメ元で、予備のライターを無心してみると、、、
手荷物を探ってくれるも予備は無し、、、その時、『しゃあない。これ持っていくか?』と自分のライターを恵んでくれた。
ありがとう‼️運転手様に幸あれ‼️
和佐又山へ
運転手様に深くお辞儀をし、登山口バス停で下車。ここからしばらくは舗装路歩き。気温は31℃。下界より少し気温は低めだが暑いな。
途中から沢道コースへ入り沢沿いを歩く。若干涼しいような気もするが暑いぞ。
和佐又ヒュッテへ到着。皆、ここに駐車してハイクアップするらしいがバスアプローチ者はここまで1h登り。
和佐又ヒュッテは綺麗な施設だ。バンガローが立ち並び、テントも張れそうだな。
ヒュッテ奥から和佐又山を目指す。綺麗に整備された道。程なく山頂。山頂からは大普賢岳の立派な姿がドーンと見える。こうやってみると、途方もなく遠く見えるのだが裾に取り付くと登れてしまうのが不思議^ ^
七曜岳へ
和佐又のコルまで下る。コルでは気持ちの良い風が抜けていた。おにぎりを頬張るハイカーさんとしばし談笑。行者還岳は険しいのかと聞かれたので、「行者還は険しくなく、七曜岳が大変だ」と伝えたがなんとなく和佐又から行者還へ登るのは楽勝と伝わったような気がして少し気掛かり。(この後、実際に歩いた感想としては、結構大変www)
コルからはトラバース気味に標高をじわじわ下げながら七曜岳へ迫る。
底無井戸からは一気に下るのだが、ここからがキツい。かなりの急斜面を鎖に掴まりながら下る。鎖のないところはより慎重に滑ったら大怪我しそうだ。
下った後も岩場のトラバースなど慎重に。
水簾の滝で小休止したら無双洞で給水。無双洞は斜面に口を開けた岩の洞で、そこからコンコンと冷たい水が流れ出ている。ここらは天然のエアコンだ。洞からの冷気がとても気持ち良い。(写真を撮り忘れた、、、)
ここから踏ん張って登り返しだ。しかも激登り。激登りという表現はあまり使わないのだが(激登りと書いてあってもさほど急ではなかったり、ジグのおかげでさほど急登な感じがなかったり、そもそも急な箇所が短かったりということはよくある話)、ここはあえて使おう。激登りだwww。
やや狭い尾根なので高度感もある。
最後の大岩を抜け、ようやく大峯奥駈道に合流したところで爽やかな二人組ハイカーさんにご挨拶。
すると、「これどうぞ」と、凍らせたドリンクのプレゼント‼️
なんということでしょう。本日2人目の神に遭遇‼️
七曜岳で、大峰の山々を眺めながらキンキンのドリンク。最高です。
爽やかハイカーさんに幸あれ‼️
行者還へ
七曜岳を下り、行者還へ。行者還岳にも立ち寄ろうかと思ったが、やや疲れたのでそのまま行者還避難小屋へ
避難小屋には誰もいない、、、寂しいなあ。
運転手さんいなかったらライターはなかったなあ。
小屋で着替えて、甘々コーヒーを飲みながら今日のアンコを頂く。
幸せだ。やはり快晴が良いね。
大峰山へ
4時起床。朝食を済ませ、朝日も出きらぬうちにヘッデン山行開始。
行者還避難小屋から大峰山へこの時間に歩くのは昨年の大峯奥駈道全縦走以来だ。一度歩いているから安心だし、このルートはとても歩きやすい。
徐々に朝日が出てきた。目指す大峰山(弥山)がくっきりと見える。よーくみると山頂に弥山小屋も見えている^ ^
弥山小屋前で、2度目の朝食を食べ、先を急ぐ。
バスの時刻があるのでタイムマネジメントはしっかりしなくてはいけない。しかも、栃尾山〜天和山は難路設定のため、標準タイムが参考にならない。
狼平避難小屋、なんかとても素敵^ ^
ただ野便問題がね、、、なんとかならないものだろうか、、、
途中、頂仙岳、天女の頂のピークを踏みつつ栃尾山分岐へ
栃尾山へ
難路、、、ではないなあ。ただ歩く人が少ないから踏み跡は薄め。基本尾根歩きなので迷いようはないが、、、
天和山へ
栃尾山から天和山まで、アップダウンをこなしながら黙々と、、、
タイムはかなり早い。10:30までに天和山に到着したら折り返して天川川合へ下ろうかとも考えていたが、結局天和山山頂は11:00過ぎ。
下山
天和山からの下山は黙々と杉の植林帯を下る。
、、、つまらん、、、
時間はゆっくり下っても13:00だな。
バスの時間は15:14、、、
天川まで下ってくると河原で水遊びをしているグループが。
いいスポットを見つけた^ ^
着衣を脱いで、日陰で涼む。
呼吸を整えつつ、ぐったりしていたら、三度神が降臨‼️
「これどうぞ」と差し出されたのはキンキンのスポーツドリンク‼️
涙が溢れます‼️
お兄さんと、そのお仲間達、幸あれ‼️
今回の山行、神様に3度もお会いするという素晴らしい山行だった^ ^
締めの焼き鮎丼も美味しかった^ ^
大和屋さん、ありがとうございます^ ^
バスが来るまで待たせてくれるし、最後は手を振って見送ってくれるし、なんて良い人たちなんだ^ ^
コメント
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天和山あたりのルートは歩く人が少ないので情報が少ないですよね。
ちなみに天川和田の下山口では、先日子熊が捕獲されたとのこと。
お気をつけて‼️
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