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Yamareco

記録ID: 7100352
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

西吾妻山:アブとの激闘と土砂降りの山頂(若女平コース)

2024年08月04日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:53
距離
9.6km
登り
1,283m
下り
326m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
0:13
合計
6:51
距離 9.6km 登り 1,283m 下り 326m
8:48
286
13:34
13:43
16
13:59
14:00
17
14:17
14:18
8
14:26
14:27
28
14:55
19
15:14
15:15
20
15:35
4
15:39
ゴール地点
天候 晴れのち雨(土砂降り)
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:門東町三丁目ナセBA前BS〜石切BS(山交バス)
復路:白布温泉待合所BS〜米沢駅前BS(同上)〜JR米沢駅〜JR福島駅
コース状況/
危険箇所等
踏み跡明瞭、危険箇所なし(ただし、水場手前の細い巻道で崩落あり)。
若女平コースは整備はほとんどなし。
その他周辺情報 米沢側の下山口には、いわゆる「米沢八湯」あり(今回は未入湯)。
飯坂温泉(今回は十綱の湯に入湯)
https://iizaka.com/
本日はこちらからスタート。
最寄りのバス停は石切BSです。
2024年08月04日 08:46撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:46
本日はこちらからスタート。
最寄りのバス停は石切BSです。
まずは沢沿いの林道を歩きます。
2024年08月04日 08:49撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:49
まずは沢沿いの林道を歩きます。
途中、橋を渡って尾根に取り付きます。
2024年08月04日 08:52撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:52
途中、橋を渡って尾根に取り付きます。
橋の途中から。
このルートを降って、この滝壺に飛び込んだらさぞ気持ちがいいことでしょうねぇ…。
2024年08月04日 08:53撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:53
橋の途中から。
このルートを降って、この滝壺に飛び込んだらさぞ気持ちがいいことでしょうねぇ…。
さて、ここから取り付き。
2024年08月04日 08:58撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:58
さて、ここから取り付き。
登山道の様子はこんな感じ。
よく踏まれているのですが、整備されている様子がまったくありません。
2024年08月04日 08:59撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 8:59
登山道の様子はこんな感じ。
よく踏まれているのですが、整備されている様子がまったくありません。
このあたりから傾斜が緩みます。
2024年08月04日 09:21撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 9:21
このあたりから傾斜が緩みます。
徐々に尾根に乗り上げていくと、傾斜は緩んできます。
2024年08月04日 09:25撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 9:25
徐々に尾根に乗り上げていくと、傾斜は緩んできます。
標高1,050mを越えたくらい。この辺から少し涼しくなります。
2024年08月04日 09:32撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 9:32
標高1,050mを越えたくらい。この辺から少し涼しくなります。
水場手前から、少しだけ傾斜がキツくなります。
2024年08月04日 09:50撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 9:50
水場手前から、少しだけ傾斜がキツくなります。
そして水場。
割と足元が悪く、途中に崩落地点もあります。フィックスロープが張ってありますが、無理に給水する必要はないでしょう。
ちなみに、水量は多いですが、パイプから出ているわけではないので、意外と給水には時間がかかり、その間、アブと戦い続けるハメになります。
2024年08月04日 09:57撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 9:57
そして水場。
割と足元が悪く、途中に崩落地点もあります。フィックスロープが張ってありますが、無理に給水する必要はないでしょう。
ちなみに、水量は多いですが、パイプから出ているわけではないので、意外と給水には時間がかかり、その間、アブと戦い続けるハメになります。
戻ってから。
こちら(向かって左側)が水場へのルート。
2024年08月04日 10:07撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 10:07
戻ってから。
こちら(向かって左側)が水場へのルート。
こちら(向かって右側)が正規ルートです。
2024年08月04日 10:07撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 10:07
こちら(向かって右側)が正規ルートです。
標高1,300mくらい。徐々に涼しさが増していきます。
2024年08月04日 10:18撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 10:18
標高1,300mくらい。徐々に涼しさが増していきます。
このあたりから、傾斜が増え、露岩と木の根の割合が増えていき、立ち止まるとすぐにアブが寄ってくるようになります。
そのうえ、雨がパラつきはじめ、写真を撮っている余裕がなくなります。
2024年08月04日 11:09撮影 by  Pixel 8a, Google
1
8/4 11:09
このあたりから、傾斜が増え、露岩と木の根の割合が増えていき、立ち止まるとすぐにアブが寄ってくるようになります。
そのうえ、雨がパラつきはじめ、写真を撮っている余裕がなくなります。
マイナールートの悲哀を感じる木道の出現。
思わず「マジかよ…」とつぶやいた瞬間です。
2024年08月04日 13:29撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 13:29
マイナールートの悲哀を感じる木道の出現。
思わず「マジかよ…」とつぶやいた瞬間です。
途中、避難小屋に寄ってトイレ(非水洗・和式・給水不可)を拝借します。
2024年08月04日 13:35撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 13:35
途中、避難小屋に寄ってトイレ(非水洗・和式・給水不可)を拝借します。
で、登頂。
山頂は樹林帯の中で、しかも土砂降りの雨の中であり、景観はサッパリです。
2024年08月04日 13:57撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 13:57
で、登頂。
山頂は樹林帯の中で、しかも土砂降りの雨の中であり、景観はサッパリです。
本来は、ここから東側に縦走して峠駅まで降りる予定でしたが、天候が安定する保証がないため、リフトでエスケープを決断。
2024年08月04日 15:06撮影 by  Pixel 8a, Google
2
8/4 15:06
本来は、ここから東側に縦走して峠駅まで降りる予定でしたが、天候が安定する保証がないため、リフトでエスケープを決断。
先ほど登頂した西吾妻山。
いかにも深田久弥が好きそうなどっしりとした山容です。
2024年08月04日 15:09撮影 by  Pixel 8a, Google
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8/4 15:09
先ほど登頂した西吾妻山。
いかにも深田久弥が好きそうなどっしりとした山容です。
ここにきての登り返しがキツい…
2024年08月04日 15:11撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:11
ここにきての登り返しがキツい…
2024年08月04日 15:14撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:14
展望台だけあって景観はまずまず。
2024年08月04日 15:15撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:15
展望台だけあって景観はまずまず。
麓にも雲が湧いている模様。
2024年08月04日 15:15撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:15
麓にも雲が湧いている模様。
で、なんとか最終時間ギリギリにリフト乗り場に到着し、本日の山行は終了。
2024年08月04日 15:34撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:34
で、なんとか最終時間ギリギリにリフト乗り場に到着し、本日の山行は終了。
リフトの途中から。
エスケープをした途端に晴れてきて、厳しい西日に晒されながら降りていきました。
カメラの仕様?性能?のためか、それほど高度感がなさそうですが、実際は結構高い位置から撮影しています。
2024年08月04日 15:41撮影 by  Pixel 8a, Google
8/4 15:41
リフトの途中から。
エスケープをした途端に晴れてきて、厳しい西日に晒されながら降りていきました。
カメラの仕様?性能?のためか、それほど高度感がなさそうですが、実際は結構高い位置から撮影しています。
撮影機器:

感想

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7094343.html
↑夏の18きっぷ1回目の続き。

磐梯山から無事(?)下山した後、翁島駅から米沢駅まで移動。翌朝、門東町三丁目ナセBA前BSから石切BSまで移動。

昨日、右足のふくらはぎが攣ったために、その対策として、コンビニで梅干しと昆布のおにぎりをそれぞれ2個購入し、移動中にいただきました。効果はてきめんで、おかげでこの日は足が攣ることはありませんでした。

天元台からロープウェイやリフトを乗り継ぐと標高1,800mくらいまで登れるのですが、男は黙ってスルー(2日連続2回目)。ただ、昨日はゲレンデの中を歩いた結果、尋常ではない暑さと無風状態に閉口したため、今回は登山道を選択。

地形図を見る限り、非常に緩やかな傾斜であり、今回こそノンビリと登れるものだとばかり思い込んでいたのですが…

【コース状況】
■若女平登山口〜水場
・若女平登山口からは、尾根の取り付き地点まで沢沿いの林道を歩きます。
・沢沿いであるためか、最近の雨の影響か、足元は結構濡れています。
・登山道に入ってから尾根に乗り上げるまでは若干急登であり、相変わらず足元が濡れているため、意外に油断なりません。登りならともかく、降りで使う場合は注意を要します。
・尾根に乗り上げる頃には、かなり傾斜が緩み、水場の手前で若干傾斜がキツくなります。
・水場は、尾根から左側に巻いたところにあります。
・ただ、水場までの道は、かなり細い巻道で、一部崩落しており、フィックスロープが張ってあります。傾斜も急ですので、無理に給水する必要はありません。
・給水中は、常に寄ってくるアブと戦うハメになります。この時点で嫌な予感が頭をよぎります。

■水場〜西吾妻山山頂
・水場を過ぎた後からもしばらくは傾斜がゆるい快適な土の登山道が続きます。ただ、尾根上のルートであるにもかかわらず、北面の登山道だからか、全体的に湿っています。
・しばらくすると、傾斜が増していき、木の根や露岩が増えていきます。このあたりからがこのルートの核心部です。
・技術的にはなんら難しくはないのですが、足元が濡れた露岩と木の根が延々と続き、うんざりしてきます。
・それだけならまだいいのですが、ちょっと立ち止まって休憩すると、すぐにアブが寄ってきて、シャツの上からでも容赦なく噛んできます。これにはさすがにストレスが溜まりました。
・そのうえ、次第に天気が曇りがちになり、雨が降り出してきました。ただ、雨が降ったからといってアブが出なくなるわけでもなく、さらにイラつきながら登ることとなります。
・どうにかこうにか天元台からのルートに合流すると、そこには立派な木道が。マイナールートとのあまりにも大きな違いを感じました。
・そして、避難小屋に寄った後、土砂降りの山頂に登頂しました。

■西吾妻山山頂〜リフト乗り場
・山頂は樹林帯に囲まれているうえに、土砂降りだったため、景観は当然まるで望めませんので、早々に下山開始。
・本来であれば、東側まで縦走して峠駅まで降りる予定でしたが、天候が回復する保証がないため、泣く泣くリフトで降りることを決断。
・途中のパーティーからリフトの最終時間を確認したところ、結構ギリギリであったため、ペースを上げてリフト乗り場まで急ぎます。
・そして、どうにかリフトの最終時間である15:40ギリギリに間に合い、そのままリフトに乗って、本日の山行は終了。

【まとめ】
・地形図を見る限りでは、傾斜が緩く、尾根上の登山道であるため、快適に登れると考えていたのですが、予想に反して非常に厳しい山行となりました。
・最大の要因は、立ち止まって休憩しているときだけでなく、歩いているときでさえ寄ってくる大量のアブです。
・このルートは、北面の登山道であるためか、非常に湿度が高く、樹木も生えてはいるのですが、登山道から手の届くものは枯れているか腐っているものばかりで、体重をかけられません。つまり、最近降った雨の影響というよりは、常に湿度が高いルートなのでしょう。
・当然ながら、足元も濡れているため、登りならまだしも、降りで使う場合は、かなり難儀をすると思われます。
・今回、ルート選択と天候がイマイチだったため、西吾妻山の印象もいまひとつでしたが、南北いずれかのリフトを使ったうえで、天候が良い日に稜線歩きができれば、百名山に恥じない魅力があるのかもしれません。

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