西吾妻山:アブとの激闘と土砂降りの山頂(若女平コース)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 326m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨(土砂降り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:白布温泉待合所BS〜米沢駅前BS(同上)〜JR米沢駅〜JR福島駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡明瞭、危険箇所なし(ただし、水場手前の細い巻道で崩落あり)。 若女平コースは整備はほとんどなし。 |
その他周辺情報 | 米沢側の下山口には、いわゆる「米沢八湯」あり(今回は未入湯)。 飯坂温泉(今回は十綱の湯に入湯) https://iizaka.com/ |
写真
感想
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7094343.html
↑夏の18きっぷ1回目の続き。
磐梯山から無事(?)下山した後、翁島駅から米沢駅まで移動。翌朝、門東町三丁目ナセBA前BSから石切BSまで移動。
昨日、右足のふくらはぎが攣ったために、その対策として、コンビニで梅干しと昆布のおにぎりをそれぞれ2個購入し、移動中にいただきました。効果はてきめんで、おかげでこの日は足が攣ることはありませんでした。
天元台からロープウェイやリフトを乗り継ぐと標高1,800mくらいまで登れるのですが、男は黙ってスルー(2日連続2回目)。ただ、昨日はゲレンデの中を歩いた結果、尋常ではない暑さと無風状態に閉口したため、今回は登山道を選択。
地形図を見る限り、非常に緩やかな傾斜であり、今回こそノンビリと登れるものだとばかり思い込んでいたのですが…
【コース状況】
■若女平登山口〜水場
・若女平登山口からは、尾根の取り付き地点まで沢沿いの林道を歩きます。
・沢沿いであるためか、最近の雨の影響か、足元は結構濡れています。
・登山道に入ってから尾根に乗り上げるまでは若干急登であり、相変わらず足元が濡れているため、意外に油断なりません。登りならともかく、降りで使う場合は注意を要します。
・尾根に乗り上げる頃には、かなり傾斜が緩み、水場の手前で若干傾斜がキツくなります。
・水場は、尾根から左側に巻いたところにあります。
・ただ、水場までの道は、かなり細い巻道で、一部崩落しており、フィックスロープが張ってあります。傾斜も急ですので、無理に給水する必要はありません。
・給水中は、常に寄ってくるアブと戦うハメになります。この時点で嫌な予感が頭をよぎります。
■水場〜西吾妻山山頂
・水場を過ぎた後からもしばらくは傾斜がゆるい快適な土の登山道が続きます。ただ、尾根上のルートであるにもかかわらず、北面の登山道だからか、全体的に湿っています。
・しばらくすると、傾斜が増していき、木の根や露岩が増えていきます。このあたりからがこのルートの核心部です。
・技術的にはなんら難しくはないのですが、足元が濡れた露岩と木の根が延々と続き、うんざりしてきます。
・それだけならまだいいのですが、ちょっと立ち止まって休憩すると、すぐにアブが寄ってきて、シャツの上からでも容赦なく噛んできます。これにはさすがにストレスが溜まりました。
・そのうえ、次第に天気が曇りがちになり、雨が降り出してきました。ただ、雨が降ったからといってアブが出なくなるわけでもなく、さらにイラつきながら登ることとなります。
・どうにかこうにか天元台からのルートに合流すると、そこには立派な木道が。マイナールートとのあまりにも大きな違いを感じました。
・そして、避難小屋に寄った後、土砂降りの山頂に登頂しました。
■西吾妻山山頂〜リフト乗り場
・山頂は樹林帯に囲まれているうえに、土砂降りだったため、景観は当然まるで望めませんので、早々に下山開始。
・本来であれば、東側まで縦走して峠駅まで降りる予定でしたが、天候が回復する保証がないため、泣く泣くリフトで降りることを決断。
・途中のパーティーからリフトの最終時間を確認したところ、結構ギリギリであったため、ペースを上げてリフト乗り場まで急ぎます。
・そして、どうにかリフトの最終時間である15:40ギリギリに間に合い、そのままリフトに乗って、本日の山行は終了。
【まとめ】
・地形図を見る限りでは、傾斜が緩く、尾根上の登山道であるため、快適に登れると考えていたのですが、予想に反して非常に厳しい山行となりました。
・最大の要因は、立ち止まって休憩しているときだけでなく、歩いているときでさえ寄ってくる大量のアブです。
・このルートは、北面の登山道であるためか、非常に湿度が高く、樹木も生えてはいるのですが、登山道から手の届くものは枯れているか腐っているものばかりで、体重をかけられません。つまり、最近降った雨の影響というよりは、常に湿度が高いルートなのでしょう。
・当然ながら、足元も濡れているため、登りならまだしも、降りで使う場合は、かなり難儀をすると思われます。
・今回、ルート選択と天候がイマイチだったため、西吾妻山の印象もいまひとつでしたが、南北いずれかのリフトを使ったうえで、天候が良い日に稜線歩きができれば、百名山に恥じない魅力があるのかもしれません。
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