金剛山、石ブテ東谷／沢を歩く人、遠雷

2024年08月04日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.8km
• 登り: 747m
• 下り: 629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:10

9:20 スタート地点
10:10 石ブテ東谷出合
10:10 六道の辻
12:40 大日岳
12:50 転法輪寺
13:30 山頂広場
15:00 ツツジオ谷入口
15:30 金剛登山口バス停
15:30 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

近鉄富田林駅〜東水分：4市町村コミバス（400円）
東水分バス停〜水越トンネル入口旧道分岐：第一交通タクシー（1400円）
金剛登山口〜河内長野駅前：南海バス（500円）

コース状況／危険箇所等

滝は、直登が無理なら、ほとんど巻き道がある。しかし、大抵の場合、濡れるのを厭わず、流れに沿って登った方が楽な場合が多い。設置されたトラロープは、かなり劣化している、体重を預けず、軽く握り、バランスを取る程度にすること。

写真

8/4 11:16

咲き始めたゲンノショウコ。

8/4 11:46

最初に出合う小滝が見えてくる。

8/4 11:47

滝の右の岩に取り付く。

8/4 11:47

滝つぼに流れ落ちる水・・

8/4 11:49

岩に足をかけて、滝の落ち口から上流にシャッターを切る。

8/4 11:52

この日は、多くの遡行者に出会った。先行するのは、男女のペア・・男性が先導し、女性がその後につづく。

8/4 11:54

3m、幅広の滝を、2人はもう越えている。

8/4 11:54

奥に見える、3段7mの滝の上に、男性はもう立っていた。

8/4 11:55

強烈な日射しに輝く、3段7mの滝・・滝の上に立つ男性は、今、這い上がろうとしている女性に、アドバイスしている。

8/4 11:56

私も、2人の後につづく・・輝く日射しが眩しい。

8/4 11:56

中段の滝の前に立つと、滝の流れが運ぶ涼風が、頬に当たって心地よい・・

8/4 11:57

岩に足をかけながら、シャッターを切ると、水しぶきが飛び散る。

8/4 11:57

滝の上段が見えてくる・・

8/4 11:58

見上げると、滝の落ち口の向こうに、溢れる光・・2人は、もういない・・

8/4 11:59

滝の上流の水面が、光り輝く・・

8/4 11:59

滝つぼを見下ろすと・・夏の日射しが、泡立つ水面で光を散らす・・

8/4 12:01

頭上を蔽う緑を押し分けて、上流へ向かう。

8/4 12:07

渓流の畔に咲くダイコンソウ。

8/4 12:08

ミズヒキの赤い小さな花・・

8/4 12:14

丸滝谷との分岐、東谷入口の滝。ここで、先ほど先行していたペアが、準備のためか、しばらく立ち止まっていた。私は、先に行かせてもらう。

8/4 12:17

右岸を巻いて谷に降り立つと、眩い木漏れ日に、暗い谷が光り輝く。

8/4 12:18

何段にも分かれて流れる滝・・

8/4 12:18

8/4 12:19

岩を這い上がると、滝のあちこちを、木洩れ日がまだらに照らす・・

8/4 12:19

上流の緑も輝いている・・

8/4 12:20

連続する2つの小滝を越えて・・

8/4 12:21

上流は、穏やかな流れ・・

8/4 12:26

暫らく歩いた先の、苔むした倒木に、一株のイワタバコ・・

8/4 12:26

みごとに花を咲かせている・・

8/4 12:28

倒木を乗り越えた先に、5mの滝が現れる。

8/4 12:28

滝の右に取り付き、這い上がる・・飛び散る水飛沫に、ズボンが濡れる。

8/4 12:29

滝の中段に立ち、奥を覗き込む・・

8/4 12:29

滝つぼに流れ落ちる水流・・

8/4 12:30

ようやく滝を這い上がると、暗い回廊の奥に、もう一つの滝が現れる・・

8/4 12:31

岩にへばりつくように、濡れながら咲くイワタバコ・・

8/4 12:32

振り返ると、先ほどのペアが、私に追いついてきた・・先に滝を這い上がり、連れの女性が上ってくるのを見守る男性・・

8/4 12:32

暗い回廊の奥に現れた、4mの滝。

8/4 12:33

流れに沿って這い上がると、水しぶきでびしょ濡れになる・・

8/4 12:34

滝の落ち口に立ち、上流を眺める・・ペアの男女は、私を追い抜いて行った。

8/4 12:49

倒木のトンネルを潜り、しばらく行くと出会う、3mの滝。

8/4 12:50

滝の右の岩に取り付き、這い上がる・・落ち口から流れ落ちる水を眺める。

8/4 12:54

両側を岩に挟まれた暗い谷を行き、3つの滝を乗り越えると・・

8/4 13:16

しばらく穏やかな流れが続く・・この滑滝の奥で、谷は二股に分かれる。

8/4 13:23

谷の右股の奥に、現れる最後の滝・・

8/4 13:23

立ちはだかる、壁のような滝8m・・

8/4 13:25

四つん這いで這い上がる・・

8/4 13:26

中段の踊り場に立ち、落ち口を見上げる・・

8/4 13:29

ようやく滝を這い上がり、落ち口から下を見下ろす・・木漏れ日に谷が輝いている。

8/4 13:29

対岸の太尾の稜線と青空・・

8/4 13:31

ここからは、穏やかな流れが続く・・渓流の畔に咲く、ガンクビソウ。

8/4 13:32

スギの倒木の上に、ミゾホオズキとヤマトウバナ・・

8/4 13:44

谷はこの先で伏流水となり、水の流れは無くなる。そこから、左岸の尾根にエスケープした。

8/4 14:00

尾根に咲くヒヨドリバナ。

8/4 14:42

大日岳のキンミズヒキ。

8/4 14:43

大日岳を下る手前の樹林。

8/4 15:40

山頂売店で昼食し、タカハタ道の尾根から下山した。

8/4 15:43

尾根のブナ林が美しい・・

8/4 15:48

下山しながら、ずっと雷鳴が鳴り響いていた・・

8/4 16:26

尾根を下った先の水場から、見上げる自然林がきれいだ・・

8/4 17:16

下山して、林道を歩く。モンベル前に、シュウカイドウが咲き始めていた・・

撮影機器：

LUMIX DMC-FT4 パナソニック

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ハッカ水(虫除け) 軍手 ストック ゲイター

感想

arajin

　沢シーズン真っ盛りの日曜日、普段は静かな石ブテ東谷は、多くの登山者で賑わっていた。登りで、男女のペア1組、男性のソロ1人、下ってきた男性3人と2人のパーティー。
　私は、いつも通り、ゆっくり歩き、次々と追い抜かれていく。人の去った後の、静かな谷の風情を味わいながら、渓流の所どころに咲く、小さな花に目を落とす。
　温暖化で、真夏に歩ける低山が少なくなる一方だが、東谷は、私にとって、猛暑の中でも涼しく歩ける、オアシスのような場所である。