北アルプス
- GPS
- 22:33
- 距離
- 40.2km
- 登り
- 2,913m
- 下り
- 2,637m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:15
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:18
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所無し |
写真
感想
新穂高から入りいつも双六でテントを張っていたが、実は一日で三俣山荘まで行く登山者がけっこういるということを知り、ちょっとキツそうだけどやってみました。
今回の目的は三俣山荘のテント場利用と雲ノ平。一日目三俣テント、二日目太郎平テント泊です。なかなか距離があるのでお天気が心配でしたが、予報に反し三日間いいお天気で助かりました。
水場もしっかりあるルートなので、背負う水は最小限に、また缶ビール等は担がず現地購入と軽量化に努力。そして時間の関係もありピークは全て巻いてしまいました。未踏じゃないし、、。
初日、夜行バスで新穂高温泉入り。6時30分スタート。佐俣は慣れていますが、それでもわさび小屋から鏡平まで長いな〜といつも感じます。晴れていて暑いので秩父沢で水をたっぷり補給。双六小屋で小休止して巻き道で三俣へ。三俣蓮華岳の分岐はちょうどガスっていたので、このピークもスルーして三俣山荘へ。せっせと歩いたので予定を1時間半くらい短縮できました。それでもテント場の良いところは埋まってました。平日なので、激混みという感じではなかったですね。
ここのテンバは小川を挟んで小さなエリアが点在してあります。とても涼しげで、沢水が引いてあります。外トイレはなく、小屋のトイレを利用するので遠くのエリアほどちょっとトイレが面倒になります。でも小屋の後ろに鷲羽岳がどおーんと見えるのは圧巻です。ほとんど平らだし、ペグも刺さります。
家族連れもいて、楽しい雰囲気です。
二日目。五時出発。
鷲羽岳は昨年行ったので、巻いて雲ノ平へ進みます。祖父岳もめんどくさいのでやめます(笑)。目的は雲ノ平なんで!
祖父岳を左に見上げながら巻いて行くと、チングルマの群落地があって、この一帯はまだ見頃でした。癒されますなぁー。
日本庭園、ギリシャ庭園と名前がついたエリアを過ぎますが、違いのわかる男ではないのでそのビミョーな違いは分かりませんが、素敵なエリアであることは確かです。やはり早朝に歩くのが最高です。
だいぶ進むと下方に雲ノ平のテント場が見えてきました。小屋は見えません。ぐるっと巻くと木屋とテント場の分岐があります。木道でつながっていますが、やはり相当離れていますね。
雲ノ平山荘でトイレを借りました。100円で嬉しい。最近は200円が多いですよね。小銭がすぐになくなります。
雲ノ平はとても癒されるエリアでしたが、花の見頃が終わっていたのかな?どちらかというと雲ノ平山荘に癒されました。外見もいいけど、中も綺麗で食堂からのビューもいいし細長いテラスがカフェみたい。わー、、、と私なんぞでも乙女心をくすぐられました。
雲ノ平を過ぎて薬師沢へ下ります。この下り大変とハイカーさんから情報を入れていたのですが、想像以上にエグい下りで、事前に調べておかなかったことを後悔しました。とは言え雲ノ平から太郎平へ行くんだから仕方ないコースなのですが、、。ツルツルの岩場を両手とストックを駆使してなんとか下って行くのですが、とにかく長い!信頼できる岩がひとつもない!緊張感の連続で休憩をとる場所もなく、疲労困憊。空腹を忘れるほどの下り。
やっと沢に下りて薬師沢小屋の橋が見えるも、その手前の梯子が怖い!今の下りで手足はガチガチのプルプルなんだよー!しかも梯子に血痕が付いてる!やっぱ誰か転んだのかよー!てなことで着いた薬師沢小屋の前で一休み。こぢんまりとしたテラスは沢の音と合わせてなんだか居心地良い。やはり安心感なのか。
ここから太郎平まで上り返し。ふつうのお山なんだけど既にやられちゃってるから地味にキツイ。こんなにへばったのは久しぶり。おまけに暑い。しかし振り返れば景色は最高。しかしキツイ。すれ違うハイカーは口笛でも吹いてそうな浮かれ調子だというのに。
小屋に着いたらまずビールだとそればかり考えていたのに、頂上付近は急に濃いガスにまかれ半袖が寒いくらいになっていた。なんとか予定より早く小屋に着く。小屋でラーメン食べたいくらいな気分だったが、雨が落ちそうなので急いで20分離れたテント場へ。繁忙期はテント場でテント受付をしていました。(17時まで)
太郎平のテント場は5〜60張りでしょうか。平らなところは少なくどこも若干の傾斜がある感じ。水場、トイレあり。テント受付時間内はビールとコーラを売っていました。
テントを張ってやっと人心地。この夜は足が熱をもってシュラフに入れていられませんでした。よく頑張ったなぁー、私の足。
三日目。
折立へ下山。午前中のバスに乗るので朝はのんびりする。せっかくなので太郎山だけはピークハントしておこうと出かける。小屋から20分ほど。お天気がこの三日で最高だったので、まぁ景色の良いこと良いこと!黒部五郎ちゃん、薬師ちゃん、眺めて飽きない。できることならもう一日歩きたい、、、。ハイカーの後ろ姿を羨ましく見送りました。
三日間雨に降られず、景色を堪能できたのは奇跡かな。テント泊もほぼ一年ぶりだったけど、なんとか、担げたし。三泊四泊の荷物はもう無理かもしれないが、担いでる年配のハイカーを見ると頑張らねばと思う。
お山の神様、今回もありがとうございました。
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