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Yamareco

記録ID: 711737
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳(別山尾根往復)昨年のリベンジ成功

2015年09月04日(金) ~ 2015年09月06日(日)
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docodemo30u その他1人
GPS
--:--
距離
16.7km
登り
1,796m
下り
1,797m

コースタイム

1日目
山行
0:240
休憩
0:30
合計
0:00
10:00
180
13:00
13:30
60
14:30
2日目
山行
0:450
休憩
0:210
合計
0:00
6:00
0
6:00
6:30
0
6:30
7:00
50
7:50
8:00
0
8:00
8:40
80
10:00
10:40
170
13:30
14:00
60
15:00
15:30
60
16:30
16:30
0
7:30
0:00
30
3日目
山行
0:120
休憩
0:00
合計
0:00
9:40
120
11:40
11:40
天候 4日(金)雨
5日(土)快晴
6日(日)曇のち雨
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
小雨の室堂からスタート
2015年09月04日 09:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
9/4 9:55
小雨の室堂からスタート
雷鳥坂は昨年より歩きやすい。整備された??
2015年09月04日 12:12撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/4 12:12
雷鳥坂は昨年より歩きやすい。整備された??
剱御前小屋前では超冷たい強風、剱沢の下りはガスガス。
2015年09月04日 13:37撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/4 13:37
剱御前小屋前では超冷たい強風、剱沢の下りはガスガス。
しばらくすると少し晴れてきたが剱岳は見えず。
2015年09月04日 13:53撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/4 13:53
しばらくすると少し晴れてきたが剱岳は見えず。
翌朝、快晴。
2015年09月05日 05:38撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 5:38
翌朝、快晴。
粛々と登り、前剱。このガレ場、昨年より不安なく歩けた
2015年09月05日 07:07撮影 by  DSC-TF1, SONY
1
9/5 7:07
粛々と登り、前剱。このガレ場、昨年より不安なく歩けた
前剱から白山。見守ってて下さい!
2015年09月05日 07:54撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 7:54
前剱から白山。見守ってて下さい!
ブリッジからのトラバース。回り込んだところからがヨイショと登る、小さい身体には恐怖。
2015年09月05日 08:06撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 8:06
ブリッジからのトラバース。回り込んだところからがヨイショと登る、小さい身体には恐怖。
昨年、超混雑により撤退を決意したポイント。数人しか待ちがなく、ついに未体験ゾーン
2015年09月05日 08:40撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 8:40
昨年、超混雑により撤退を決意したポイント。数人しか待ちがなく、ついに未体験ゾーン
後ろにいたガイドさんが要所要所でアドバイスしてくださり、未体験ゾーンを何とか越えることができました、ありがとうございました!
2015年09月05日 09:52撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 9:52
後ろにいたガイドさんが要所要所でアドバイスしてくださり、未体験ゾーンを何とか越えることができました、ありがとうございました!
頂上到着ですが、下りのことを考えていて、素直に喜べません
2015年09月05日 09:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
6
9/5 9:55
頂上到着ですが、下りのことを考えていて、素直に喜べません
とにかくカメラだけでも撮って、無事下山してからゆっくり反芻することに。
2015年09月05日 10:04撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 10:04
とにかくカメラだけでも撮って、無事下山してからゆっくり反芻することに。
指先は傷だらけです
2015年09月05日 10:37撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 10:37
指先は傷だらけです
2015年09月05日 11:01撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 11:01
いよいよくだり。かにのよこばいの待ち。30分待ちなんて、昨年のタテバイ三時間待ちに比べたらなんてことない!
2015年09月05日 11:07撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 11:07
いよいよくだり。かにのよこばいの待ち。30分待ちなんて、昨年のタテバイ三時間待ちに比べたらなんてことない!
親切な茨城県の方々のグループに導かれて、無事撤退ポイントに戻ることができた。本当に感謝!
2015年09月05日 12:02撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 12:02
親切な茨城県の方々のグループに導かれて、無事撤退ポイントに戻ることができた。本当に感謝!
さらに前剱まで、同グループにくっつかせていただくことに。
2015年09月05日 12:27撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 12:27
さらに前剱まで、同グループにくっつかせていただくことに。
皆さん元気よく登られます。適度に間隔を空けて我々も。
2015年09月05日 12:33撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 12:33
皆さん元気よく登られます。適度に間隔を空けて我々も。
前剱の下りは、とにかく落石をしないよう、牛並にゆっくりゆっくり下りました。先のグループはとっくに下っていきました
2015年09月05日 12:57撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 12:57
前剱の下りは、とにかく落石をしないよう、牛並にゆっくりゆっくり下りました。先のグループはとっくに下っていきました
一服剱まで戻ってきて、少し安堵。調子こいて制覇ポーズ、だけどあれは前剱なんだな、、、
2015年09月05日 13:40撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/5 13:40
一服剱まで戻ってきて、少し安堵。調子こいて制覇ポーズ、だけどあれは前剱なんだな、、、
剱御前小屋への登りで振り返り。あの上に自分が行ったなんて信じられない
2015年09月05日 16:03撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 16:03
剱御前小屋への登りで振り返り。あの上に自分が行ったなんて信じられない
この辺りは立山フェスティバルの影響は少ないそうですが、満室のようで。女性部屋は1人空きがありました。夜は富山の夜景がキレイで、剱御前小屋に泊まって正解でした!
2015年09月05日 18:23撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/5 18:23
この辺りは立山フェスティバルの影響は少ないそうですが、満室のようで。女性部屋は1人空きがありました。夜は富山の夜景がキレイで、剱御前小屋に泊まって正解でした!
翌朝、奥大日の向こうに富山平野。夜景のかたちそのまま。
2015年09月06日 07:25撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/6 7:25
翌朝、奥大日の向こうに富山平野。夜景のかたちそのまま。
すぐ裏の別山へ。昨夜の夕飯後、談笑に付き合ってくれた東京のお兄さんたち。ありがとう、楽しかった!またどこかの山で会いましょう。あー富山の夜景写真もらっとけばよかった・・・
2015年09月06日 08:08撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/6 8:08
すぐ裏の別山へ。昨夜の夕飯後、談笑に付き合ってくれた東京のお兄さんたち。ありがとう、楽しかった!またどこかの山で会いましょう。あー富山の夜景写真もらっとけばよかった・・・
ヘリの運搬現場に遭遇。剱御前の向こうから回りこんて小屋前でホバリング
2015年09月06日 09:37撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/6 9:37
ヘリの運搬現場に遭遇。剱御前の向こうから回りこんて小屋前でホバリング
立っていると風圧で吹き飛ばされるので、伏せて撮影
2015年09月06日 09:38撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/6 9:38
立っていると風圧で吹き飛ばされるので、伏せて撮影
雷鳥坂の下り。小雨が降り始めて遠くほど霞んできた。草紅葉は始まっている
2015年09月06日 09:59撮影 by  DSC-TF1, SONY
9/6 9:59
雷鳥坂の下り。小雨が降り始めて遠くほど霞んできた。草紅葉は始まっている
室堂周辺で本当に雷鳥に会えるとは。このあともう一羽登場、
2015年09月06日 11:35撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/6 11:35
室堂周辺で本当に雷鳥に会えるとは。このあともう一羽登場、
さようなら、ありがとう立山
2015年09月06日 11:42撮影 by  DSC-TF1, SONY
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9/6 11:42
さようなら、ありがとう立山

感想

昨年、超混雑により撤退した剱岳に再挑戦。
私自身は鎖もハシゴも岩場も苦手だと自覚している。けれども、富山県民の友人の熱望により再挑戦することにした。苦手意識を少しでも小さくするために、今年もいろいろ歩いてきた。慎重に挑めば事故なくクリアできる程度の自信はできた。

一日目は剱沢小屋泊。小屋全体が清潔感あふれていて、トイレも布団もキレイだし、ご飯はおいしいし、朝日小屋と同じく私の中で最高の山小屋。部屋は女性部屋で、同じ上段の方々と談笑。源次郎谷を登る方、仙人池に向かう方。はー、レベルが違いすぎる!カッコいい!私にはできないけど!みなさん無事に目的を果たしただろうか。

二日目。前日の雨が信じられないくらいの秋晴れ。よかった。
【準備】
不要な荷物は剱沢小屋に置かせてもらい、ザックは小さく絞った。
ヘルメットは初めからきっちり被った。
手袋はしなかった。
ペットボトルホルダーなど、飛び出るようなものはザック内にしまった。
【登り】
昨年、苦手だと感じた前剱に至るガレ場。今年は歩き慣れたのか、特に不安なく通過できた。
未体験ゾーンは、岩に打たれた杭を足場にするパターンは初めてだったが、後ろから来たガイドのおじさんのアドバイスのおかげでクリアできた。
カニのタテバイは、ガイド本に書いてあるほど容易ではなかった。タテバイから頂上までも意外に遠くて気が抜けなかった。下りのことを考えると山頂で笑顔になりきれなかった。
【下り】
下りは、茨城県から来たグループの後ろにつかせてもらい、各所でアドバイスを頂きながらクリアできた。
カニのヨコバイは、鎖をつかんで座り込み、右足を足場に乗せたら、鎖と右足を支点に左足を回して壁に正対。あとはかに歩きだが、足場はツルツルに磨かれてしまっており、滑りそうで怖い。
昨年の撤退ポイントに戻るまでも、垂直なハシゴや鎖が連続し、僅かな足掛かり手掛かりをしっかり確保して登り下りする慣れが必要。
前剱のガレ場の下りは、やはり今年は大きな不安なく下れた、ただしとても、ゆっくりだが。
剱御前小屋に戻り、剱岳を改めて見たときに、ようやく緊張がほどけた。
【クーリングダウン?】
小屋の布団に座った途端、疲れて動けず。同部屋の方々とお話。ソロの方は、同じ石川県民!連絡先交換しとけばよかったー。二人連れは親子。お母さん曰く「富士山と剱は一度登れば十分」。激しく同意します!お母さんと来る娘さんもステキ。親孝行やなー。私もまだできるかな。
ホッとしたので、夕飯は豚汁を3杯おかわり。隣の夫婦が、今朝のご飯も隣だったらしく、「二人とも朝から大盛りのおかわりをしていたから」覚えていたとのこと。わー恥ずかしい(笑)剱岳もほぼ同じタイムスケジュールで登っていたようで、いろんな話をしていたら私たちが最後になっていた。ありがとうございました!
夕飯後、明日は帰るだけなので、のんびりティータイム。剱岳で見かけた山ボーイペアがいたので、しばし談笑。かたやカメラ片手に飄々と登って、かたやハーフパンツでなんとか登っていて、先の茨城県グループが応援(?)していたので覚えてしまった。彼らとは翌日も行動がほぼ同じになり、なんやかんやと楽しませてもらった。ありがとうございました!

三日目、雨が降るとの予報だが、山々がキレイに見えるので、のんびり朝食後、荷物は小屋に置いて別山へ。寒かったけど、最後に立山周辺の山々を見ることができて良かった。その後、思いがけずヘリの運搬現場に遭遇し、しばし小屋周りをうろうろ。ようやく下り始めた頃に雨がぱらつき、雷鳥沢につく頃には本降りに。面倒だったので折り畳み傘で室堂まで歩き、立山フェスティバルの各メーカーブースでいろいろ学んで、ようやく下山のバスに乗り込んだ。

夜、モツ煮込みうどん@糸庄を食べ終えたとき、ようやく今回の登山が無事に終わったことを実感した。

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