鳳凰山(夜叉神峠登山口⇔観音岳)
- GPS
- 09:55
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,911m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:55
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口入り口に登山届けのポストがあります。 |
その他周辺情報 | 夜叉神峠駐車場には水洗トイレがあります。 |
写真
感想
南御室小屋のテン場で1泊し、鳳凰三山を往復する計画を立てていました。日曜日の予報が曇りのち雨と、いまひとつだったんので、夜叉神登山口から観音岳の日帰り往復に変更。いずれにせよ、かみさんにとっては初のロングコースです。
早朝の出発のため、前夜遅くに夜叉神登山口駐車場に入り、仮眠をとってのアタックとなりました。
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寝酒のせいで、軽い二日酔いの私を尻目に、かみさんは結構いいペースで登っていきます。夜叉神峠への道は、道幅も広く、歩きやすい登山道でした。ここは、2回目ですが、前回の記憶はありません。
夜叉神峠からいったんくだると、そこそこの急坂。ここもあまり記憶がありませんでしたが、下りの時に難渋したことを帰りに思い出しました。
急坂をおえると、今度は左に傾斜した斜面をえんえんと登ります。これが記憶に鮮明で、このコースの最大の難所?かも。人工林をこえると、ブナ林に。
杖立てからは石ころの多い登山道。傾斜はきつくありませんが、とにかく長い。山火事あとの開けた場所からは、天気が良ければ白嶺三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)が見えるはずですが、今回は雲に覆われ一瞬間ノ岳が姿を現したくらいでした。
苺平には9時過ぎに到着。まずまずのペースでしたが、ここで問題発生。かみさんが、塔の岳ナイトハイクで痛めたヒザ痛が出始めたと訴えたのです。本来は下りででるヒザ痛ですが、今回は登りでも痛みが....。
痛み止めを飲み、ゆっくり自分のペースで南御室小屋まで下ってみるとのこと。私は先に降りて、かみさんを待つことに。といっても、短い区間で5分ほど遅れてかみさん到着。本人はここで引き返そうと考えていたようですが、地図で確認すると目的地までの距離の8割は来ています。せっかく、あの日本庭園のような白砂を見せるために来てもらったので、ここで返すわけにはいきません。
しばしの休憩と、左ひざへの消炎剤の塗布で、再スタート。びっくりするくらいのキノコの生えた登山道をそこそこのペースで登っていきます。樹林帯の急坂を抜けると、ようやく開けた場所に出て、砂払い岳が目前に。ここから薬師・観音までは、まるで日本庭園。白砂と岩、そして低木の織りなす美しさは他では見ることができません。
薬師岳からは、白嶺三山、仙丈ケ岳、観音岳、そして反対側に富士山が見えるはずでしたが、到着したときには観音岳すらガスで見えない状態でした。
昼食休憩のうちに、観音岳が姿を現し、ときおり北岳山頂がガスの中に浮かびあがるところまで視界は回復しました。短い休憩でしたが、あとひと踏ん張りということで、雲上の白砂道を観音岳まで歩きます。ここは傾斜も緩く、本来なら左手に白嶺三山、右手に韮崎の街並み、右手前方には八ヶ岳...。南アルプス屈指の眺望が臨まれる尾根道です。
前回は地蔵岳まで急いでいたのでゆっくりできませんでしたが、観音岳は人も少なく、今回はじっくりと山頂の岩山まで登り、景観を楽しみました。白嶺三山のみならず、甲斐駒ケ岳もちょっとしか見えませんでしたが、仙丈ケ岳やオベリスクの聳え立つ地蔵岳は見せてあげることができました。
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帰りはそれぞれのペースでということで、南御室小屋まで先行し、そこでかみさんを待つことに。かみさんは20分以上遅れて到着。途中で痛み止めが切れたので再度服用し、自分のペースで降りることになりました。
南御室小屋から2時間で登山口まで下りた私は、車の中に置いておいたトレキングポールを持ち出し、再度夜叉神峠まで登りかえすことに。しかし、予想外に早いペースで降りて来たかみさんに、峠までの道のりの3分の2程度のところで遭遇。あとはゆっくりと、下山しました。
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私は火打山でのねんざ後、左足首の調子が悪かったので、受傷1カ月程度たっていましたが、整形外科を先週受診。張り薬と塗り薬の効果が少し感じられ、快方に向かているようです。かみさんも、整形外科を受診して、ヒザ痛を早く治してもらいたいと願っています。
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