利尻山 鴛泊コース 【32座目/100名山】
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- GPS
- 08:07
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 8:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
翌朝セコマの開店を待ち買い出し→利尻北麓野営場にバイクを駐車。野営場にキレイな水洗トイレ、東屋、靴洗い場有り。水も汲めるが、登山口から少し先に名水100選「甘露泉水」があるので、折角ならココで給水したほうが良いと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■利尻北麓野営場〜6合目 勾配は非常に緩やかな樹林帯の歩きやすい道。滑りやすい箇所もないが、所々泥濘があった。 登山口からすぐに甘露泉水があるので、ココでたっぷり水を補給して登りましょう。甘露泉水が3合目。 4合目にベンチ有り。5合目は少し広くなっているのでココで休憩した。6合目は第一見晴らし台。ココで樹林帯を抜けて樹が低くなり展望が開けてくる。 ■6合目〜長官山 ここから勾配が少しキツくなる。笹の中を進み道幅がかなり狭い所も多い。登山者が多いので譲り合いの精神で進みましょう。 第二見晴らし台(簡易トイレブース有)。7合目とポイント毎に広くなっていて休憩しやすい。長官山までずっとピークが見えているが、多分偽ピークと思っていたけど案の定。長官山に到達すると、ようやく利尻山のご尊顔を拝見できる。 ■長官山〜利尻山頂 ここから勾配がしばらく緩くなり平坦路も多い。利尻岳避難小屋(簡易トイレブース有り)まで微妙な下り。避難小屋に長ベンチ有り。相変わらず道は狭い。 8合目を通り、9合目は広くてベンチも多数、簡易トイレブース有り。 標識にもあるがここからが正念場で真骨頂。勾配が一気にキツくなる。富士の形なので想像はしてたが中々の急登。かつ、火山らしく、ザレ場となる。 沓形コースとの分岐を越えて、少し登れば山頂を捉えられる。登山道の崩落が進んでおり、面白い手法で修繕されていた。ドラムっぽいのに砂を入れて段差を作っていた。 山頂はプレートと一緒に社がある。最高峰は南峰だが現在崩落が進んで立入禁止。北峰が山頂扱いとなる。山頂は広くはないが、ベンチ代わりの丸太もあって大休止も出来る。 山頂からは今まで見えなかったローソク岩が見え、北海道本土・礼文島など300°程度のパノラマが楽しめる。 |
その他周辺情報 | ファミリーキャンプ場ゆーにテント泊、一泊520円。PayPay使用可。ウォシュレット付トイレにゴミ捨て可能。セコマバイクで2分。1kmなので徒歩でも行けそう、と流石北海道。 道路を挟んで徒歩3分で利尻富士温泉有り。500円。電子マネー使用可。ヌルっとする温泉で大きな露天風呂、サウナ・水風呂完備。水風呂の水温が非常に冷たく10秒くらいしか入ってられなかったw |
写真
感想
100名山32座目、2024年10座目
毎年恒例の夏休み北海道ソロキャンプツーリング。去年2023年から山要素を取り入れるようになり、去年は大雪山旭岳と雌阿寒岳に登頂した。
今年はどこに行こうか考えたが、天気次第だけど利尻・礼文に久しぶりに来訪したいと思うようになった。山要素としては、100名山である利尻山と、礼文島では大した標高ではないが礼文岳と、愛とロマンの8時間コースという、礼文島を縦走するコースの踏破を計画した。
夏の北海道は、イメージ程晴れないので、優先順位としては利尻山を最優先にし、天気予報次第で柔軟に立ち回れるよう、キャンプ装備を積載して行く。
迎えた夏休み、2時間程度の仮眠を取って自宅を10日(土)2:00に出発。フル高速で新潟入りし、いつもの新日本海フェリーに乗船出来た。道北の天気予報は、11日(日)と12日(月)が予報が良かった。ただ、それ以降は温帯低気圧に変わる見込みの台風5号の影響か、予報は悪かった。
本当は礼文島に先に行ったほうが、フェリーのダイヤ的に効率良いのだが、前述の優先順位に従い先に利尻島に行くことにした。ここからはアクセス欄に記載しているので割愛。
相変わらず前置きが長いが、予想以上に爽やかに晴れ渡った利尻山。100名山らしくとても整備されていて、道幅は狭いもののとても素晴らしい山だと感じた。
序盤の勾配が緩やかなのも登りやすく下りやすい。標高差的には1,600m弱と上級者レベルに匹敵するはずだけど、これまでのトレーニングと山行を積み重ねた賜物でもあるが、そこまで大変とは思わなかった。
また2週連続で北ア縦走してたお陰か、汗はかくものの全く息切れすることは無かった。気圧の低い所を歩き続けたので、高山トレーニングになってたのかな。
長官山のピークから利尻山頂を拝見した時に、いきなりドンと現れるので、とても感動した。
ただ、富士山みたいな形なので仕方ないと思うけど、下界の景色があまり変わらないのがちと辛いところ。今回の場合は、礼文島に掛かっていた雲が少しずつ晴れてきたので、割と変化を楽しむことが出来たと思う。
この日以降はトリプル台風の影響か、北海道の天気予報は最悪に近い。どこかで好転してくれると良いな。
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