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Yamareco

記録ID: 7128084
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

白雲岳・小泉岳・赤岳 大雪山系の裏庭をつまみ食い♪

2024年08月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:14
距離
13.8km
登り
870m
下り
869m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:02
休憩
1:03
合計
7:05
6:35
34
7:09
7:12
17
7:29
26
7:55
59
8:54
9:14
22
9:36
9:37
8
9:45
29
10:14
10:45
26
11:11
10
11:21
11:27
1
11:28
33
12:01
43
12:44
19
13:03
12
13:15
13:17
23
13:40
銀泉台
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道から登山口の銀泉台までは長いダート道道。でも林道ではなく道道なので整備は行き届いていて走りやすいです。むしろ地元民スピード出しすぎ…。
登山口にはトイレあります。
登山届ポストあります。
靴を洗う水が出てます。(飲用不可)
コース状況/
危険箇所等
登山道には危険箇所はとくにありません。
ただし現地情報によると周辺に少なくとも10頭以上のヒグマが生息しているとのこと。そのうちの数頭は人間を恐れず、近寄ってくることがある…とのこと。熊対策必須です。
その他周辺情報 下山後に層雲峡温泉黒岳の湯に立ち寄り湯しました。日帰り入浴施設で600円。有名観光地ということでそれなりに混んでましたが、いいお湯でした。
銀泉台登山口を出発。
今日は朝から文句のない晴天だ。
ツ「行ってきます!」
銀泉台登山口を出発。
今日は朝から文句のない晴天だ。
ツ「行ってきます!」
ルリビタキが現われた。
ツ「カワイイ♪」
付かず離れずで我々を見ている。警戒されているのか歓迎されているのか、どっちだろう(笑
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ルリビタキが現われた。
ツ「カワイイ♪」
付かず離れずで我々を見ている。警戒されているのか歓迎されているのか、どっちだろう(笑
15分ほど林道を歩くと、いよいよ本格的な登山道へ入っていく。
15分ほど林道を歩くと、いよいよ本格的な登山道へ入っていく。
例えば旭岳やトムラウシ山に比べればマイナーな山だろうが、登山道は立派に整備されている。ちょっとホッとした。
例えば旭岳やトムラウシ山に比べればマイナーな山だろうが、登山道は立派に整備されている。ちょっとホッとした。
登山口が標高1500m近いので、あっという間に森林限界だ。
登山口が標高1500m近いので、あっという間に森林限界だ。
対面に見えているのはニセイカウシュッペ山とかいう舌を噛みそうな名前の山だろうか。
対面に見えているのはニセイカウシュッペ山とかいう舌を噛みそうな名前の山だろうか。
第一花園まで登ってきた。
ツ「なんかたくさん咲いてる〜♪」
昨日のトムラウシ山に引き続き、このコースも花が多そうで期待できる。
第一花園まで登ってきた。
ツ「なんかたくさん咲いてる〜♪」
昨日のトムラウシ山に引き続き、このコースも花が多そうで期待できる。
第一花園から先は少し急な坂道となった。
第一花園から先は少し急な坂道となった。
急坂を登りきると一転平らな台地上の広場に出た。ここが第二花園。
ツ「写真撮影が忙しいっぺ!」
急坂を登りきると一転平らな台地上の広場に出た。ここが第二花園。
ツ「写真撮影が忙しいっぺ!」
8月も中旬だというのに雪が残っている。たぶんこの残雪のお陰で花期が長いのだろう。初夏に咲きそうな花が今でも見られるのは天然の冷蔵庫のおかげだ。
8月も中旬だというのに雪が残っている。たぶんこの残雪のお陰で花期が長いのだろう。初夏に咲きそうな花が今でも見られるのは天然の冷蔵庫のおかげだ。
さらに一段登ると駒草平。名前に違わずコマクサがあちこちに咲いている。ここのコマクサは生命力が強いのか登山道にも普通に花を咲かせている。健気でカワイイ。
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さらに一段登ると駒草平。名前に違わずコマクサがあちこちに咲いている。ここのコマクサは生命力が強いのか登山道にも普通に花を咲かせている。健気でカワイイ。
とにかく広い駒草平。
ツートンが言うにはコマクサだけではなく、イソツツジなど他の花の痕跡も多いらしい。
ツ「花の最盛期に来てみたいっぺ〜」
茶「アーリーリタイア目指そうぜ!」
とにかく広い駒草平。
ツートンが言うにはコマクサだけではなく、イソツツジなど他の花の痕跡も多いらしい。
ツ「花の最盛期に来てみたいっぺ〜」
茶「アーリーリタイア目指そうぜ!」
ハイマツの中から突然耳をつんざく超音波が発生。
何事かと思ったらセミだった。
ハイマツの中から突然耳をつんざく超音波が発生。
何事かと思ったらセミだった。
ハイマツの林の中には池塘が水をたたえていた。砂漠のオアシスといった風情。
ハイマツの林の中には池塘が水をたたえていた。砂漠のオアシスといった風情。
なにせそこを一歩出れば植生に乏しい荒野なのだから。
なにせそこを一歩出れば植生に乏しい荒野なのだから。
再び急登が目の前に立ちふさがる。このあたりの地形は段丘のようになっていて、平らな場所と傾斜地の差が激しい。
再び急登が目の前に立ちふさがる。このあたりの地形は段丘のようになっていて、平らな場所と傾斜地の差が激しい。
この斜め組の階段がとても歩きやすい。段差が小さくて済むし、土が流れてしまって障害物競走のようになるのも防げそうだ。他の山域でも真似してくれないかなぁ。
この斜め組の階段がとても歩きやすい。段差が小さくて済むし、土が流れてしまって障害物競走のようになるのも防げそうだ。他の山域でも真似してくれないかなぁ。
東平到着。
駒草平ほどではないが、またしても広い平場が目の前に広がった。
東平到着。
駒草平ほどではないが、またしても広い平場が目の前に広がった。
青い空、白い岩、そして緑の絨毯。
登山口から1時間強でこの景色。
ツ「すんばらしいっぺ♪」
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青い空、白い岩、そして緑の絨毯。
登山口から1時間強でこの景色。
ツ「すんばらしいっぺ♪」
三たび急登が立ちふさがる。

三たび急登が立ちふさがる。

三度目の急坂を登りきると、今までとはまた少し違う雰囲気の場所に出た。標高も2000mを越え、より荒涼とした風景になった。
三度目の急坂を登りきると、今までとはまた少し違う雰囲気の場所に出た。標高も2000mを越え、より荒涼とした風景になった。
だだっ広い荒野の真ん中に、ぽつんと大きな岩が佇んでいる。そこが赤岳のピークだった。
茶「赤岳、登ったどー」
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だだっ広い荒野の真ん中に、ぽつんと大きな岩が佇んでいる。そこが赤岳のピークだった。
茶「赤岳、登ったどー」
北側の景色。
黒岳とかを見ているのだと思う…たぶん。
北側の景色。
黒岳とかを見ているのだと思う…たぶん。
月面を思わせる荒涼とした大地。
月面を思わせる荒涼とした大地。
さっきのが月面だとすると、こちらは巨大なクレーターか。荒々しい壁面を見せているのは五色岳? その向こうに見えているのは北海岳? とにかくどこを見ても日本離れした景色ばかりだ。
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さっきのが月面だとすると、こちらは巨大なクレーターか。荒々しい壁面を見せているのは五色岳? その向こうに見えているのは北海岳? とにかくどこを見ても日本離れした景色ばかりだ。
赤岳からの景色を堪能した後は小泉岳を経由して白雲岳へ。荒涼とした岩石砂漠へ歩みを進める。
赤岳からの景色を堪能した後は小泉岳を経由して白雲岳へ。荒涼とした岩石砂漠へ歩みを進める。
平坦すぎて山を歩いている感じがしない。
標高2000mで地平線が見えるとか。
どこの大陸なんだ、ここは。
平坦すぎて山を歩いている感じがしない。
標高2000mで地平線が見えるとか。
どこの大陸なんだ、ここは。
小泉分岐到着。アプリが山頂に到着したと告げたが、実際の山頂は少しだけ緑岳側にあるようだ。帰りに寄っていこう。
小泉分岐到着。アプリが山頂に到着したと告げたが、実際の山頂は少しだけ緑岳側にあるようだ。帰りに寄っていこう。
まず先に本命の白雲岳に行ってこよう。時刻は9時半だが、早くも恒例のガスが上がってきた。景色が閉ざされる前に山頂に着きたい。
まず先に本命の白雲岳に行ってこよう。時刻は9時半だが、早くも恒例のガスが上がってきた。景色が閉ざされる前に山頂に着きたい。
白雲分岐でトムラウシ〜大雪山の縦走路と交錯する。憧れの縦走路の一端に触れることができた♪
ツ「つまみ食いもいいところだっぺ」
白雲分岐でトムラウシ〜大雪山の縦走路と交錯する。憧れの縦走路の一端に触れることができた♪
ツ「つまみ食いもいいところだっぺ」
白雲岳は縦走路から少し外れた場所にある。分岐から片道30分弱の道のりだ。まずは山の側壁にあたる斜面をよじ登る。
白雲岳は縦走路から少し外れた場所にある。分岐から片道30分弱の道のりだ。まずは山の側壁にあたる斜面をよじ登る。
側壁を乗り越えると半円形の劇場かスタジアムのような広い空間が広がる。奥に見えるスタンドが山頂かな。
側壁を乗り越えると半円形の劇場かスタジアムのような広い空間が広がる。奥に見えるスタンドが山頂かな。
スタンドには椅子の代わりに岩がゴロゴロ。
スタンドには椅子の代わりに岩がゴロゴロ。
茶「段差がでかくて意外と大変(汗」
ツ「待って! 足が届かない!!」
茶「段差がでかくて意外と大変(汗」
ツ「待って! 足が届かない!!」
なんか最後にドタバタしたけど無事登頂!
茶&ツ「白雲岳、登ったどー!」
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なんか最後にドタバタしたけど無事登頂!
茶&ツ「白雲岳、登ったどー!」
白雲岳山頂から眺める大雪山旭岳。
緑と白のゼブラ模様が美しい。
ツ「絶景!」
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白雲岳山頂から眺める大雪山旭岳。
緑と白のゼブラ模様が美しい。
ツ「絶景!」
白雲スタジアムを最上段から見渡す。
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白雲スタジアムを最上段から見渡す。
うっすら街が見えている。
美瑛とかかな?
トムラウシ方面はすでに雲がかかっていて見えなかったのが残念だ。でも、堪能したぞ♪
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うっすら街が見えている。
美瑛とかかな?
トムラウシ方面はすでに雲がかかっていて見えなかったのが残念だ。でも、堪能したぞ♪
帰りは基本的に来た道を戻るのだが、ちょっとだけ小泉岳に寄り道。山頂という言葉に違和感を感じるほど平らな場所だった。
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帰りは基本的に来た道を戻るのだが、ちょっとだけ小泉岳に寄り道。山頂という言葉に違和感を感じるほど平らな場所だった。
再び岩石砂漠を歩く。
このだだっ広さは天気悪かったら恐怖だなぁ。
再び岩石砂漠を歩く。
このだだっ広さは天気悪かったら恐怖だなぁ。
画面の左端にポコっと盛り上がっているのが赤岳。
あれが山頂って言われてもピンとこないよなぁ。
画面の左端にポコっと盛り上がっているのが赤岳。
あれが山頂って言われてもピンとこないよなぁ。
たっぷり大雪山の奥懐を堪能しました。
あとは銀泉台に帰るだけ。
ツ「花見ながら帰るっぺ」
茶「時間に余裕もあるし、ゆっくり見ていいよ」
たっぷり大雪山の奥懐を堪能しました。
あとは銀泉台に帰るだけ。
ツ「花見ながら帰るっぺ」
茶「時間に余裕もあるし、ゆっくり見ていいよ」
駒草平でキョロキョロ。
駒草平でキョロキョロ。
第二花園でキョロキョロ。
第二花園でキョロキョロ。
第一花園でキョロキョロ。
ツ「収穫あったっぺ! やば〜、大雪山系最高♪」
第一花園でキョロキョロ。
ツ「収穫あったっぺ! やば〜、大雪山系最高♪」
帰りは林道をショートカット。
帰りは林道をショートカット。
10分くらい短縮になったかな。
10分くらい短縮になったかな。
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
タカネトウウチソウ
いっぱい咲いていました。
タカネトウウチソウ
いっぱい咲いていました。
チングルマ
チシマクモマグサ!
お初です♪登山道から離れたところに群生していました。
チシマクモマグサ!
お初です♪登山道から離れたところに群生していました。
クモイリンドウ♪
クモイリンドウ♪
チシマノキンバイソウでしょうか?
チシマノキンバイソウでしょうか?
アザミ(何アザミ?)
アザミ(何アザミ?)
エゾタカネツメクサ♪お初です。
最後の咲き残りを目ざとく見つけます!
エゾタカネツメクサ♪お初です。
最後の咲き残りを目ざとく見つけます!
リシリリンドウ♪これ見たかった!
今年はイイデリンドウも見れたので嬉しい!
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リシリリンドウ♪これ見たかった!
今年はイイデリンドウも見れたので嬉しい!
チシマツガザクラ
チシマツガザクラ
メアカンキンバイ
メアカンキンバイ
イワツメクサ
イワブクロ
イワギキョウ
後ろに生えている葉っぱはなんでしょう?
とにかくこの葉っぱは何?と思う葉っぱが多かったです。
いろいろなお花が咲き乱れるのでしょうね〜
イワギキョウ
後ろに生えている葉っぱはなんでしょう?
とにかくこの葉っぱは何?と思う葉っぱが多かったです。
いろいろなお花が咲き乱れるのでしょうね〜
これも目ざとく咲き残りを見つけるシリーズ。
クモイユキノシタ♪お初です。
これも目ざとく咲き残りを見つけるシリーズ。
クモイユキノシタ♪お初です。
コマクサ
ウメバチソウ
アザミの群生

感想

大雪山系の奥深く、白雲岳に登ってきました。ここはトムラウシ〜大雪山縦走の途中ですが縦走する体力も根性もない我々は日帰りでつまみ食い(笑)
とにかく広い広いスケールの大きな景色に圧倒されました。夏の花もまだ多くのこっていて楽しめました。
ヒグマ情報が出ていて、下手すると殺されるので注意と書いてあったのがリアルでひびりました。

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技術レベル
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体力レベル
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2/5
体力レベル
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