市房山(2回目)※九州中央山地※
- GPS
- 06:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,148m
- 下り
- 965m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 7:48
◆足が遅いので通常はほぼコースタイムで歩いていますが、今回の山行はさらにペースを落としてゆっくり歩いています。さらに山頂直下で太股の痙攣で3度ほど倒れ込んで七転八倒したためにさらに時間を要しています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5号目下登山口の駐車場はかなり広い。簡易トイレがある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆5号目下登山口を出発し、最初に林道に出る間に、道幅が細くて、右側が斜面になっているところがある。 ◆植林帯は道幅がそれなりにあるが、植林帯を抜ける8号目から道幅が狭くなる。石や岩も多く、溝のようなところもあり、特に下りは歩きにくい。 |
その他周辺情報 | ◆西米良村温泉「ゆた〜と」 http://yutato.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ガスコンロ
|
---|
感想
2024年8月12日(月)【市房山】(2回目)
9日間(ほんとは10日間だったのだが…)の夏季休暇、お客様対応で出社の可能性がなきにしもあらずなので、帰省も遠出もせず宮崎で過ごすことにしたのだが、ドライブやクラッシク観賞ばかりでは芸がない。
というわけで、普段は車通勤なのでまともに歩くことすらなく、休日はドライブかクラシック鑑賞で運動不足のため体力低下が著しいのだが、夏の思い出作りのため、一年ぶりの山歩きに思い切って出かけることに(昨年も同じようなことを書いたような…)。
この夏の酷暑では低山はかなり厳しいので、2008年11月以来の2回目となる市房山にスタート地点の標高が高い宮崎県の西米良村の5号目下登山口から登ることにした。
※前回、2008年11月の市房山〜二ツ岩の山行記録はこちら
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5079762.html
久しぶりの山歩きで忘れものが多く、虫除けのスプレー、コンパス、前夜予備のバッテリーの充電までしたデジカメすら忘れる始末。
7時前に5号目下登山口の広い駐車場に着いたがだれもいなかった。
体力が相当落ちているはずなので、山頂までバテないように超スローペースで歩き始めた。
造林小屋OR休憩舎までの林道を歩いていると何やらかすかに昆虫の羽音の大合唱が聞こえる。もしかしたらハチの大集団かもしれないので警戒して歩いたが,どうやら単にハエ、アブ、ブヨなどのようだ。虫よけのスプレーを忘れたため、あっとい間に腕を何カ所も刺された。シャツを着てザックを背負っていたのに背中の下部も2カ所ほど刺され、翌日以降かゆくてたまらなかった。
造林小屋OR休憩舎から植林帯の本格的な登りが始まった。幸い陽射しが遮られて暑さに苦しめられることはなかった。久しぶりに山肌を踏みしめる感じがたまらなくよかった。植林帯を抜けたところが8号目で、そこから先は所々で樹木の背が低くて盛夏の太陽の陽射しに苦しめられた。風はほとんどなくて、時折少しだけ吹く風が涼しくて心地良かった。
右(東)側には一ノ瀬川の大きな谷を挟んで対岸に石堂山の山体が見えているが、夏雲湧く空模様で山頂付近は雲がかかっていた。9号目の標識のところで腰を下ろして、おにぎりをほおばった。山頂から南に延びる稜線に乗っかるところに、岩が空中に飛び出したようなところがあり、南側の眺めがとてもよくて、一ノ瀬川の大きな谷がよく見えていた。
山頂まであと標高差150m手前あたりから。恐れていた太股の表側がつり始め、2,3回倒れ込んで七転八倒しながら痛みが収まるを待った。そして痛みの再発におびえながらも牛歩戦術でなんとか山頂に到達することができた。コースタイムは通常2時間30分のところ、休憩と七転八倒タイムを含めて4時間30分ほどかかってしまった。
夏雲が湧く空模様だったが山頂に雲はなく、周囲の山並みを見渡せた。R388が通る湯山峠を挟んだ北北東方向には大きな山体の江代山、北北西方向には「二ツ岩」のピークと市房山から「二ツ岩」まで連なる鋭い山稜が見えていた。16年ほど前に当時の山仲間達と市房山から「二ッ岩」まで急遽大縦走?した記憶が懐かしく思い出された。
はるか南方には霧島連山が見えるはずだが残念ながら雲の中だった。
山頂では下山しようとする一人のハイカーに会っただけでとても静かだった。カップ麺をすすりながら一人占めの山頂を楽しんだ。下山の準備をしていると熊本県側からってから二人組が登ってくるのが見えたのでそれを機に下山を開始した。
一ノ瀬川を挟んだ対岸の山稜も夏雲がとれて石堂山とその右奥の天包山もよく見えた。午後の陽射しはますますきつくなり、時折吹く風も生ぬるく感じられるだけだった。久しぶりの下りもこの暑さと歩きにくい石と岩の多い細い山道に苦しめられて、ペースが上がらなかった。
山頂ではジージーという鳴き声のクマゼミ?が一匹?鳴いていただけだったが、下るにつれてつくつくぼうしが鳴き始め、林道を歩く頃には大合唱になっていた。
結局下りもかなりの時間を要してしまい、下山を始めてすぐにすれ違ったソロの男性が、5号目下登山口に下山後に片付けをしていたら下りて来られたぐらいのスローペースになってしまった。
下山後は西米良村の温泉「ゆた〜と」で汗を流してからのんびりと宮崎へ戻った。
明日からは筋肉痛で七転八倒する日々が待っている(笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
台風で遠征諦めたから、燻る夏休みを過ごしているのだけど、九州遠征して一緒に歩きたかったな🤗
コメントありがとう!ご無沙汰してます。
長い夏季休暇なんだけど、スクランブル出社の可能性もなきにしもあらずだったので、宮崎で過ごすことになったよ。でもさすがにすることないし、週末の土日登山と違って下山後にカラダを回復する時間もたっぷりあるので、暑いけど標高の高いところなら大丈夫と判断して、市房山を宮崎県側ルートから登ることにしたよ。5号目下登山口の標高は1000mほどもあるから暑かったけどそれほどでもなかったよ。
ほんとまた一緒に歩きたいね!
九州遠征、またの機会があればぜひ来てね!
今でも標高差500mまでなら太股もなんとか持ちますのでお供できます!
それ以外なら車でアッシー勤めさせていただきます!
まあ九州遠征までに少しづつ体力を回復しときます(笑)!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する