黒岳〜白雲岳〜銀泉台

2024年08月11日(日) ~ 2024年08月12日(月)

• GPS: 15:46
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,136m
• 下り: 1,186m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 1:32
• 合計: 7:58

距離 8.8km 登り 870m 下り 418m

7:08 黒岳リフト七合目乗り場
8:47 9:28 黒岳
9:57 10:20 黒岳石室
12:47 13:09 北海岳
14:33 14:39 白雲分岐
15:06 白雲岳避難小屋

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 2:19
• 合計: 7:21

距離 8.3km 登り 265m 下り 768m

6:00 白雲岳避難小屋
6:49 7:00 緑岳分岐
7:18 7:48 緑岳
8:04 8:10 緑岳分岐
8:52 9:21 小泉岳
9:22 9:23 小泉分岐
9:48 10:21 赤岳
11:32 11:50 駒草平
12:19 12:20 第二花園
12:42 12:52 第一花園
13:21 銀泉台
13:21 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り、一時小雨
2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

◎黒岳ロープウェイ駐車場
https://www.rinyu.co.jp/kurodake/facility/#access
◎銀泉台＝層雲峡温泉
（道北バス 920円）

コース状況／危険箇所等

◎白雲岳避難小屋
テント泊1人1500円（登山道維持管理協力金1,000円を含む）
白雲岳避難小屋のサイトに混雑予想カレンダーあり。
フォームから事前連絡をしていきました。
https://www.hakuundake.jp/
・白雲岳避難小屋の水場は小屋から2分程度。沢で汲める。

その他周辺情報

◎上川ファミリーオートキャンプ村
入村料　大人1000円
バンガロー（中）4000円
ごみシール　200円
+消費税
https://x.gd/WdJAS
◎いきいきセンターたいせつの絆（日帰り入浴）400円
https://www.town.hokkaido-kamikawa.lg.jp/section/hokenhukushi/d57c9r0000000my6.html#s0

写真

8/11 4:59

8/11、5時の駐車場

8/11 6:01

夏期は6時が始発のロープウェイですが、5:50に臨時便が始発で出ました。私たちは6時のロープウェイに。

8/11 6:25

黒岳展望台より

8/11 6:58

七合目登山事務所

8/11 7:07

入林者名簿を記入して出発。

8/11 8:04

ヒョウタンボク
艶消し半透明の実と目のような黒点、めちゃくちゃ可愛い。
下山路にもたくさんありました。

8/11 8:23

いつもの目印の岩
（ロープウェイの案内に「まねき岩」とありました）

8/11 8:44

トリカブトも紫が深い色をしています。

8/11 8:47

黒岳山頂は人でいっぱいでした。

8/11 8:51

山頂に登り着いたところでいただいたお煎餅。
山の日8.11の日付入りでした。
ヒグマとナキウサギ！

8/11 9:10

黒岳山頂のコマクサ

8/11 9:27

イワギキョウ

8/11 9:30

黒岳石室に向かう

8/11 9:51

8/11 10:19

黒岳石室
白雲避難小屋の水場やヒグマの情報など伺う。

8/11 10:18

黒岳石室のバイオトイレ。
自転車漕ぎ方式　500円

8/11 10:21

登山道の整備で集まった方々。シュロの網の荷揚げと作業をされるようでした。

8/11 10:22

一面のチングルマ（の種）
開花期には真っ白なんだろうな…
種も好きですが花も見たい（欲張り）

8/11 10:29

8/11 10:38

夜空の落とし物、と勝手に呼んでいます。
大きなミヤマリンドウのコロニー

8/11 10:42

北海沢を横断する

8/11 10:55

太陽の光を浴びて開くミヤマリンドウ

8/11 10:58

ここは楽園か…

8/11 11:08

タカネトウウチソウ

8/11 11:10

雪渓の形、オオアリクイでは…？？？

8/11 11:22

8/11 11:23

あーあーあー
ワ　タ　ス　ゲ　…ですよ…
（遠いので望遠レンズでブレブレ）

8/11 11:30

そして足元はずっと続くコケモモの回廊

8/11 11:31

見てくださいこの輝きを。
実の裏側はまだ青い。ので酸っぱい。

8/11 12:23

雨の影響で登山道上部の崖が崩れていました。

8/11 12:31

遭難碑に立ち寄りました

8/11 12:51

北海岳
紋様が印象的な蝉。
足元にはもう一匹が、セミファイナル。

8/11 13:08

（蝉います。）

8/11 12:53

白雲岳方面にガスがかかり出しました。

8/11 13:10

左手の雲の隙間に烏帽子岳が見えました。

8/11 13:16

白雲岳は完全に白雲の中。

8/11 14:06

エゾヒメクワガタ

8/11 14:13

白雲岳の山腹
クモマグサの赤と白。めでたい。

8/11 14:15

可愛いぞ

8/11 14:15

クモマグサの群落
砂礫の斜面に最盛期でした。

8/11 15:04

白雲岳避難小屋の手前2分程度の所にある水場。
柄杓とジョウゴが置いてあって親切でした。
とても冷たく美味しそうですが、まず濾過です。

8/11 15:36

テント場脇のフードロッカー
蓋が頑丈に出来ていて、ヒグマの腕力を思ったらなるほど…というかなりの重さ。

8/11 15:44

白雲岳避難小屋のトイレ
紙は持参で、持ち帰りです。

8/11 15:58

小屋の前にトウヤクリンドウが。早くも秋の気配。
よくあるクリーム色ではなく白い花弁、筋が青味、緑味がかっていて印象的。

8/11 15:51

この日のテント場は40張弱、といった程度でした。
そして夜半まで、濃い霧。

8/12 4:31

夜明け。
スマホの電波は小屋周辺だと入ったり、入らなかったり。
日の出を見る人たちのシルエット。

8/12 4:34

8/12 5:38

手前に板垣新道の分岐
遠くにトムラウシ

8/12 6:04

昨日の霧は露に。

8/12 6:10

8/12 6:14

アオノツガザクラが、わずかにありました。

8/12 6:18

雪渓の上にロープでルートを示してあります。

8/12 6:23

残雪と雪解けと空とトムラウシ

8/12 6:31

朝日を受けて

8/12 6:32

苔も水滴を抱えて宝石みたいに光るし

8/12 6:45

何もかも眩しい

8/12 6:37

露の中に、空がある

8/12 6:58

ずっと空が大きい。
マンボウみたいな雲。

8/12 7:08

平らだな…平和だな…
前方が緑岳の山頂です。

8/12 7:09

アサギリソウ
もふもふで柔らかく触りごごちが最高
そして朝霧を集めてキラキラである。100点！

8/12 7:18

緑岳は大雪のメインルートの展望台だなあと思いました。
トムラウシ、十勝岳…

8/12 7:26

石狩岳の稜線、奥にニペソツ山。

8/12 7:26

日差しは暑いけれど、風も吹いていて湿度は低い。
いつまでも居られる。

8/12 7:17

平らだな…（2回目）

8/12 7:46

8/12 8:10

8/12 8:39

北ア双六岳の砂礫の平原を思い出してしまう

8/12 8:52

小泉岳
今日の白雲岳はスッキリ。
（昨日は真っ白）

8/12 9:15

もうトムラウシに雲がかかり始めた…！

8/12 8:56

8/12 9:03

あっという間に隠れていく

8/12 9:33

8/12 9:44

（かつて銀泉台から入山し、強風で薙ぎ倒され、眼鏡がブッ飛んで這いつくばったのはこの辺りか…）

8/12 10:08

赤岳の岩には登ってみると良いです。

8/12 10:13

とても素敵な景色が見下ろせるので。
旭岳が見えます。

8/12 10:39

ここに来てようやく生きのいい良いヨツバシオガマに出会えました。雪渓が遅くまであったのかな。

8/12 10:48

この銀泉台までのルートは本当にコマクサが多い。

8/12 11:34

コマクサ平の携帯トイレブース

8/12 11:37

8/12 11:41

8/12 11:18

ナナカマド

8/12 12:04

クロマメノキも1cmほどの実が色づいて、至る所で実っていました。

8/12 13:22

銀泉台登山口

8/12 13:23

登山口のトイレ。携帯トイレ回収ボックスあり

8/12 13:22

飲料用ではないと書かれていますが、水がジャンジャン出ています。靴洗いブラシも置かれていました。
登山事務所（無人）には北海道の携帯トイレブース設置エリアの地図がおかれていました。

8/12 13:31

銀泉台のバスは日に2本
電話、電波なし。
待ち時間にテントを干す。

8/12 15:11

15時半発のバスは15時に来ました。

8/12 16:06

なかなか年季の入ったバスに40分程揺られて層雲峡に戻りました。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

DC-TZ90 Panasonic

SO-52B Sony

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック テントマット シュラフ マット 行動食 非常食 飲料 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 熊撃退スプレー ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 虫除け 虫刺され薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

共同装備

テント フライ ポール アンダーグラウンドシート コンロ ガスカートリッジ コッヘル 調理用食材 調味料 GPS

感想

usagimori

久し振りの大雪山テント泊山行、どこに行くか迷いました。
白雲岳避難小屋は7月にクマ出没情報がありましたが、その後目撃情報はないようでした。
黒岳から入り、白雲岳避難小屋キャンプ地に泊まり、銀泉台に下山する計画にしました。
1日目、北海岳付近から雲が増え、テントを張る頃には小雨も降っていましたが、翌朝はすっきりと晴れ、朝の光に浮かぶ山々を見ることができました。
雪渓、お花畑、砂礫の稜線を辿って、初めて登った緑岳の山頂。
1ヶ月位前に来れたら、コマクサやウルップソウが一面に咲いていたのでしょうか。
以前銀泉台から登ったときは激しい風雨で何も見えなかったので、景色を楽しみながらのんびり歩くことができて、本当によかったです。

wkn

今年は道北、礼文に行きました。
北海道であとどこに居たいかと言われたらやはり大雪。
行きたい、ではなく「居たい」と言うのはその風景の中に在る自分を思うからです。

ヒグマの心配も、水場、人出、天気の心配も尽きることがないですが行けてよかったです。

何度行っても何度も素晴らしい。そして涼しい。
だが本当は7月に来たいですよね…仕事y（以下略