折立〜雲ノ平
- GPS
- 56:23
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 2,418m
- 下り
- 2,421m
コースタイム
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:47
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:52
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 11:13
天候 | 2024/8/10(土)曇り時々晴れ 2024/8/11(日)晴れ 2024/8/12(月)晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●折立登山口駐車場(臨時駐車場、無料) |
その他周辺情報 | ●ゆ〜ランド 立山吉峰温泉(JAF割引 630円) https://www.yoshimine.or.jp/?page_id=37 ●夕食は、8番らーめん |
写真
感想
中々まとまった休みが取れない妹が、数年前から計画していた雲ノ平。
大東新道から沢沿いに高天原温泉経由で行きたかったのですが、姪っ子(中学生)も参加することになったので、直登コース経由とする。
余裕があれば高天原温泉にも行こうね!という、折立〜雲ノ平ピストンな家族登山となりました。
今回はロープもガチャも無いので、幕営装備等々&山ご飯(4日間3人分)を背負う。
途中水場はあるが気温がかなり高いので水は多めに担ぐも、やはりかなりの量を消費しました。
2024/8/9(前日)
有峰林道のゲートは6時オープン。
2時過ぎに到着した時には既に数百mの車の列となっていた。最後尾につき車中泊。
翌朝既に駐車場は満車の為、臨時駐車場へ。
2024/8/10(1日目)折立〜太郎平〜薬師峠キャンプ場
★1796mにて、子熊と遭遇
「熊がいましたよ」とすれ違う人から聞いてはいたのですが。
幅2m程、両脇が1m程の高さの土壁&笹ヤブの登山道。
前を歩く女性3人パーティーが立ち止まり、何だか様子がおかしい?と思った瞬間、「熊がいます!」と駆け下りて来た。
咄嗟に姪っ子を後ろに押しやり、笛を吹く。吹き続ける。
後ろのパーティーから男性が前に来てくれ、2名でストックを構える。
ほんの5m先の右側笹ヤブから体長1m程の熊が登山道に出てきた。
熊との距離5m程のこちら側(登山道下側)には、8名程の登山者。
熊の向こう側(登山道上側)10m程にも、登山者数名。
トイ状で急な登山道で、上に行っても下に来ても人がいる状態。
「こっちに来たら、ストックで押しやって坂道を転がり落とそう。」等と考えた。
登山道の上と下の人垣を一瞥した子熊は、「どっちも五月蠅そうだなぁ」と言わんばかりに、上にも下にも行かず登山道を横切り、左側の土壁を頑張って登り、その上の笹ヤブに入っていった。
一安心。。。ではなく、子熊だから親がいるかも?!
数名で、声を出したり笹ヤブに石を投げたりして、他に熊が居ないことを確認して通過した。
後日(2024/8/21)ニュースKNB NEWS NNNに載っていました。
https://news.ntv.co.jp/n/knb/category/society/kn222b6485b1b248189bd0e9de6d9a59b0
そんな一大事がありつつ、体調が思わしくなかった姪っ子も復活し、薬師峠キャンプ場へ。
みっちりとテントがひしめく中、ギリギリ4テンを張ることが出来た。
暑くてテントの中には居られないほど。
夕食はチーズフォンデュ。
2024/8/11(2日目)薬師峠キャンプ場〜薬師沢小屋〜直登で雲ノ平
薬師沢小屋は、何年か前に赤木沢に行って以来。懐かしい。
薬師沢出合からの急登は、岩を登る感じでなかなか急だった。
薬師、水晶、ワリモ、鷲羽、黒部五郎といった山々に囲まれた雲ノ平。
こんな高地に、尾瀬のような延々と続く木道の湿原(庭園)がある不思議。
要予約なのとテントを張れるスペースが限られている為、雲ノ平キャンプ場はゴミゴミせず、程よい距離感で幕営出来た。
濡れたテントを乾かしつつ張って、早めにご飯。うどん等。
あと2日歩くのは難しいということで、高天原温泉には行かずに下山を1日早め、明日下山することにした。
2024/8/12(3日目)雲ノ平キャンプ場〜薬師沢小屋〜太郎平〜折立
姪っ子も頑張って2時に起床。
ペルセウス流星群出現の時期だったので、流れ星を見ることが出来た。
ヘッデンを頼りに、4時出発。
今日も天気がよく、朝陽を浴びる黒部五郎をはじめ、360度綺麗な山々が見えた。
薬師沢出合までの急な下りはCTの2倍はかかると踏んでいたが、タイムリミットの9時までには薬師沢小屋に到着。
上の廊下を遡行されてきたパーティーの方々と一緒になった。
結局行けなかった上の廊下。
疲れてそれでもやり切った感でいっぱいの皆さんがうらやましかった。
太郎平までの最後の2時間の登りが、天気も良すぎてキツかったー。
ここまで来れば、あとは折立まで下るだけ。
妹&姪っ子も頑張った、楽しい家族登山でした。
<感想>
薬師、水晶、鷲羽と、自分が登った山々に囲まれたこの地に来れて、嬉しそうな妹と、テントやゴーロ登り、流星群と、イベントいっぱいな夏山を満喫した姪っ子。
2人が満足そうなので良かった。ガッツリ担いだ甲斐がありました笑。
運動部所属の中学生。体力は十二分。
急な岩場の登り下りは体力だけでは無いんだなぁと、すいすい降りていく人生の先輩方に抜かされながら慎重に一歩ずつ降りている姪っ子を見て思ったのでした。
登山中の小熊との遭遇、考えたくない……(そういや越百山を下山したときも遭ったね)
ご無事で何よりです。
そして姪っ子ちゃん、頑張ったねー!長距離を3日間歩き通したのすごい!!
同じように、人には興味無さそうで、自分のやりたいことに夢中な感じ。
幼い熊ってそうなのかな? 助かったよー。
姪っ子(真ん中)、テント2泊以上は初めてだったけど、行けて良かったよ。
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