記録ID: 7141324
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ハイキング
白神山地・岩木山
白神岳まで薮漕ぎ
2024年08月14日(水) ~
2024年08月15日(木)
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
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体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 19:32
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,474m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
天候 | 0日目 曇りのち雨 1日目 ずっと雨 2日目 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
白神岳登山口まで歩き なお、八森駅はそこそこ電車があるが、白神岳登山口は全然電車がない |
コース状況/ 危険箇所等 |
0日目 八森駅から、取りつき点までアプローチ。林道に入るまでも入った後もアブが多い。林道は、渡渉があるが台風の後で増水していても(靴が濡れることを許容すれば)安全に渡れる。取りつきを確認しようと思って河原を歩いていたら、足が枝に当たった感触があった。よく見たら枝じゃなくてアブの大群だった。やばい。サイトしようとしていた河原手前の高いところまでアブに追いかけられながら逃げた。テントは雨で少しずつ濡れていく。悲しい。 1日目 テントが取りつきは、河原から渡渉した先にある。600くらい登る急登の最初が泥で滑って登りにくい。600くらい登った後の多重稜線は何回か間の沢に落ちたが、登りなおせば何の問題もない。サイト地の前後1pくらいは猿が大量にいて、荷物とかをとられるんじゃないかと思って少し怖かった。ちょっと前に行った飯豊で水が足りなくなってやばかったので、今回は水を10L担いでいた(重かった)。だが、雨で2Lも使わず、大量に持っていたので水汲みはせずにすんだ。 夜はテント全体が濡れて寒くて寝れなくてしんどい。翌日の好天に期待。 2日目 朝4時くらいにも雨が降っていてなえていたが、テントから外に出ると曇りで、歩き始めて少しで晴れてきた。ここまでそんなに濃い薮はなかったが、最後の400m登りが本当に濃い。ずっと1人でラッセルで、楽しいがさすがに疲れてきた。 ラッセルが終わると、薮が薄い岸壁を登る。手を滑らすと結構落ちるので注意が必要。登り終わってすぐ山頂かと思ったが、まだ白神岳は意外とある。ここから白神岳までは、尾根上より右の笹を伝っていくのがよい。 白神岳につくと、いろんな登山者がいる。避難小屋で泊まっている人が多い。道についてひと段落すると足裏のしわしわ病がえげつないことになっていることに気づく。あー。最後は、しわしわ病を我慢しながら一気に白神岳登山口にまで下りた。 雨で出すのが面倒くさく、スマホをそんなに使わず行ったがRFで特に迷うところは(多重稜線のところで何回か落ちたが)1,2か所を除き、なかった。完全に余談だが、1日目が終わるとスマホを充電できなくなっていて、下山してからもそうだったのでいろいろ見てみたところ、白い何かが充電口を覆っていることが分かった。近くの民家からつまようじをいただいて(ありがとうございます)、それを薮ノコで研いで細くして穿り出してみると、シュラフの羽毛だった。シュラフの羽毛がスマホの充電口に詰まっていて充電できなかったということらしい。あと、コードも壊れていてコンビニで新しく買ってようやくスマホを充電できた。さすがにスマホは山での生命線の一つなので、注意していたが、シュラフの羽毛で充電できなくなったり、コードが死んだりするのは想定外だったので皆さんもお気を付けください。 |
写真
感想
今回は、むちゃくちゃ熱いだろうという想定で、水を大量に持って行ったり、あとシュラフカバーがなかったので、まあいいかと思ってもっていかずに行ってしまった。あと、2人用テントがなかったので、45人用テントで行ってしまったり、防水に使っていたジップロックに穴が開いていて財布が浸水したり、いろいろと雨(特に雨藪)に対する対策が足りなかったなぁと反省している。
最後の白神岳への登りは最高だった。
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