金剛山 妙見谷 妙見滝左岸 直登練習ルート チェストハーネス、マイクロトラクション編
- GPS
- 00:49
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 193m
- 下り
- 54m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金剛山 妙見谷 妙見滝左岸 直登練習ルート チェストハーネス、マイクロトラクション編 は、コース的には金剛山登山口駐車場(写真1)から妙見谷出合(写真5)を経由して妙見滝(写真21)へ行き懸垂下降して登り返すだけのルートです。 目的地の妙見滝では前回の下の丸滝でのような簡易チェストハーネス、チェストアッセンダーではなく正式なチェストハーネス、マイクロトラクションを使って登攀します。 マイクロトラクション(写真25)は、簡単に言うと滑車(プーリー)付き棘々のある登高器(アッセンダー)です。 過去に荷重をかけずに棘々のないアッセンダー(シャント、マイクロアッセンダー等)で滑落未遂、滑落しているので、これからは棘々のないアッセンダーは登攀に使う気はもう絶対に起こりません! このルートの危険な所はぐらぐら梯子(写真16)と滝を直登するなら妙見滝(写真21)ぐらいです。 以前に滑落した僕が言うのもなんなんですが、滑落には本当に注意しましょう!(笑) また、妙見谷の水量はいつもより少しだけ多めでした。 妙見谷の妙見滝は、登山口からの距離、高さを含めた難易度から考えて僕個人的には懸垂下降と直登練習に一番いい滝かなと思っています。 そういえば、一番初めに懸垂下降の練習をしたのも妙見滝でした♪ |
その他周辺情報 | 下山後はどこにも行っていません。 |
写真
感想
今回の山行は、新しく買ったチェストハーネスとマイクロトラクション(写真25)を使っての登攀が目的です。
1回目はマイクロトラクションとの違いが分かるように新しく買ったチェストハーネスには以前に試した棘々のあるチェストアッセンダーを付けて登攀してみました。
新しく買ったチェストハーネスはチェストアッセンダーを付ける胸の位置が簡易チェストハーネスよりも少しだけ高くなりロープを引くのが若干やりやすくなりました。
が、しかしチェストアッセンダーではロープを引くのにまだ若干引っかかりを感じます。
2回目は、新しく買ったチェストハーネスに今回のお楽しみであるマイクロトラクションを付けて登攀してみました。
1回目、2回目ともにローブの流れをよくするためロープは滝の下部にしっかりと固定された倒木に結び付けています。
2回目での登攀ではマイクロトラクションはプーリーが付いているためロープを胸の位置で引くのが、滑りが良くて本当にスムーズ♪
これは固定された倒木にロープを結び付けているのもその理由かもしれません。
という訳で、3回目は滝の下部に固定された倒木にロープを結び付けずに、つまりロープがぶらんぶらんの状態、ロープ自体の重みだけでチェストハーネスにマイクロトラクションを付けて登攀してみました。
ロープを倒木に結び付けていないにもかかわらず、先程と同様にロープを胸の位置で引くのに滑りが良くて本当にスムーズ♪
危険なのであまりお薦めしませんが、マイクロトラクションの下からカムの所に親指を押し当てながらロープを引くと、さらにスムーズ!
マイクロトラクションに滑車(プーリー)が付いているのが本当に大きいと思います。
マイクロトラクション、最高!
流石に値段が高いだけのことはあります。
しかも滑車付きでコンパクト!
もうこれがあれば、普通のマイクロアッセンダー、シャント(ツインロープ用アッセンダー)、ハンドアッセンダー、チェストアッセンダーはもう使えません。
登高器(アッセンダー)はマイクロトラクションの一択です♪
ただ値段が高いけど…(泣)
写真24で言っていた袋入れ懸垂下降の問題点はローブ投げ懸垂下降と違い袋の手前で前捌きを怠ると、ロープが袋の中で絡まってしまうことです。
これはさぼらなければ起こらないので、充分修正可能です。
今回でトップロープソロでやってみたいことは、大体できました。
後は試していないことはフットアッセンダーぐらいです。
いよいよ、次回からは YouTube動画 TAKEMOVIEの岳美さん が紹介されているアルパインソロに挑戦しようかなと思っています。
実は値段の高いマイクロトラクションを買ったのもこのアルパインソロに必要だからです。
グリグリ(アシスト機能付き確保器)に穴を空けて自作のショックアブソーバー(緩衝器)を作ってクイックドローを使って早くソロで登りたい♪
実はこれを書いている時点でグリグリはもうすでに穴を空け済み。
後は登攀時の滑落、墜落ために自作ショックアブソーバーを作るのみです。
また、アルパインソロシステムの検証をしてからの山行記録(レコ)を上げます。
いやあ、楽しみ、楽しみ。
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