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記録ID: 7178649
全員に公開
沢登り
金剛山・岩湧山

金剛山 妙見谷 妙見滝左岸 直登練習ルート チェストハーネス、マイクロトラクション編

2024年08月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
00:49
距離
2.0km
登り
193m
下り
54m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
0:37
休憩
0:00
合計
0:37
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金剛山登山口駐車場、600円、トイレ付きです。
コース状況/
危険箇所等
金剛山 妙見谷 妙見滝左岸 直登練習ルート チェストハーネス、マイクロトラクション編 は、コース的には金剛山登山口駐車場(写真1)から妙見谷出合(写真5)を経由して妙見滝(写真21)へ行き懸垂下降して登り返すだけのルートです。
目的地の妙見滝では前回の下の丸滝でのような簡易チェストハーネス、チェストアッセンダーではなく正式なチェストハーネス、マイクロトラクションを使って登攀します。
マイクロトラクション(写真25)は、簡単に言うと滑車(プーリー)付き棘々のある登高器(アッセンダー)です。
過去に荷重をかけずに棘々のないアッセンダー(シャント、マイクロアッセンダー等)で滑落未遂、滑落しているので、これからは棘々のないアッセンダーは登攀に使う気はもう絶対に起こりません!
このルートの危険な所はぐらぐら梯子(写真16)と滝を直登するなら妙見滝(写真21)ぐらいです。
以前に滑落した僕が言うのもなんなんですが、滑落には本当に注意しましょう!(笑)
また、妙見谷の水量はいつもより少しだけ多めでした。
妙見谷の妙見滝は、登山口からの距離、高さを含めた難易度から考えて僕個人的には懸垂下降と直登練習に一番いい滝かなと思っています。
そういえば、一番初めに懸垂下降の練習をしたのも妙見滝でした♪
その他周辺情報 下山後はどこにも行っていません。
今日は金剛山登山口駐車場からスタートです。
係員さん(料金徴収者)がいないので、料金箱に600円を入れておきます。
2024年08月26日 13:13撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:13
今日は金剛山登山口駐車場からスタートです。
係員さん(料金徴収者)がいないので、料金箱に600円を入れておきます。
とりあえず、ここで我慢していたトイレを済ましておきます。
いやあ、いつもながら助かるー!
2024年08月26日 13:13撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:13
とりあえず、ここで我慢していたトイレを済ましておきます。
いやあ、いつもながら助かるー!
この階段を登って行けば、千早城跡ルートです。
でも、目的地が違うので今回は行きません。
2024年08月26日 13:14撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:14
この階段を登って行けば、千早城跡ルートです。
でも、目的地が違うので今回は行きません。
妙見谷出合までの道路(府道)にいたカタツムリくん。
こんな所にいたら車に轢かれちゃうよ!
2024年08月26日 13:18撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:18
妙見谷出合までの道路(府道)にいたカタツムリくん。
こんな所にいたら車に轢かれちゃうよ!
妙見谷出合、妙見谷ルートの取り付きです。
ここへ来るのは本当に久しぶり♪
でも入口の所が何だか薮で鬱蒼としています。(笑)
2024年08月26日 13:22撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:22
妙見谷出合、妙見谷ルートの取り付きです。
ここへ来るのは本当に久しぶり♪
でも入口の所が何だか薮で鬱蒼としています。(笑)
妙見尾根直登ルート(仮称)の取り付き、ここも登る人が少ないのか薮で鬱蒼としています。
2024年08月26日 13:22撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:22
妙見尾根直登ルート(仮称)の取り付き、ここも登る人が少ないのか薮で鬱蒼としています。
妙見谷出合からすぐ入った所。
ふう、思ったより薮化していない。
2024年08月26日 13:24撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:24
妙見谷出合からすぐ入った所。
ふう、思ったより薮化していない。
妙見尾根ルートの取り付きです。
奥の上の方までモノレールが見えています。
2024年08月26日 13:27撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:27
妙見尾根ルートの取り付きです。
奥の上の方までモノレールが見えています。
妙見谷尾根ルートとの目印の小屋。
今日は珍しく小屋の扉が開いています。
2024年08月26日 13:28撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:28
妙見谷尾根ルートとの目印の小屋。
今日は珍しく小屋の扉が開いています。
あらら、こんな所にモノレールの端切れがあります。
2024年08月26日 13:30撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:30
あらら、こんな所にモノレールの端切れがあります。
ここは左の橋へ行きます。
真っすぐは行けません。
2024年08月26日 13:33撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:33
ここは左の橋へ行きます。
真っすぐは行けません。
黄色のテープが巻いてある左の谷道へ行くと、難路ですが千早本道2合目の井戸へ行きます。
2024年08月26日 13:34撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:34
黄色のテープが巻いてある左の谷道へ行くと、難路ですが千早本道2合目の井戸へ行きます。
2番目の橋から見た堰堤。
水が結構流れていて涼しそう。
2024年08月26日 13:36撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:36
2番目の橋から見た堰堤。
水が結構流れていて涼しそう。
ここも堰堤から水が流れていて気持ち良さそう♪
2024年08月26日 13:38撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:38
ここも堰堤から水が流れていて気持ち良さそう♪
横飛の滝、確かこの滝は直登できたはず。
2024年08月26日 13:44撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:44
横飛の滝、確かこの滝は直登できたはず。
妙見谷名物、ぐらぐら梯子。
気を付けて下りなければ。
2024年08月26日 13:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:45
妙見谷名物、ぐらぐら梯子。
気を付けて下りなければ。
ぐらぐら梯子を下りて来た所。
少し不安定ですが、大丈夫みたい。
2024年08月26日 13:46撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:46
ぐらぐら梯子を下りて来た所。
少し不安定ですが、大丈夫みたい。
ぐらぐら梯子からすぐ先の谷道。
ここもどこへ続くのか知りたいので、行ってみるのが楽しみ楽しみ♪
たぶん妙見尾根ルートへ合流すると思いますが、難路になりそう。
2024年08月26日 13:48撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:48
ぐらぐら梯子からすぐ先の谷道。
ここもどこへ続くのか知りたいので、行ってみるのが楽しみ楽しみ♪
たぶん妙見尾根ルートへ合流すると思いますが、難路になりそう。
いつもはここから入渓しますが、今回は新しいチェストハーネスとマイクロトラクションの実験なので、入渓しません。
2024年08月26日 13:50撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:50
いつもはここから入渓しますが、今回は新しいチェストハーネスとマイクロトラクションの実験なので、入渓しません。
妙見滝すぐ手前の倒木地帯。
以前は櫛のようになっていたのに地面に向かって刺さっている倒木の枝が減っています。
2024年08月26日 13:54撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:54
妙見滝すぐ手前の倒木地帯。
以前は櫛のようになっていたのに地面に向かって刺さっている倒木の枝が減っています。
これから直登の練習をする目的の妙見滝です。
遠くから見ると凄く高いように見えてしまう!
トップロープソロとはいえ、本当にこんな所を登ったのかなって感じです。
2024年08月26日 13:59撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 13:59
これから直登の練習をする目的の妙見滝です。
遠くから見ると凄く高いように見えてしまう!
トップロープソロとはいえ、本当にこんな所を登ったのかなって感じです。
先ずは妙見滝左岸の登攀経路のオブザベーション。
さあ、どこから登ろうかな♪
滝上部に4本指で第一関節分掴めそうな所があります。
そこを利用すれば何とか登れそう♪
おっと、アルパインソロではないので、先に巻き道で登らなければ。
2024年08月26日 14:01撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 14:01
先ずは妙見滝左岸の登攀経路のオブザベーション。
さあ、どこから登ろうかな♪
滝上部に4本指で第一関節分掴めそうな所があります。
そこを利用すれば何とか登れそう♪
おっと、アルパインソロではないので、先に巻き道で登らなければ。
右側(左岸)の巻き道で妙見滝を登った所。
いい所に平たい岩があります♪
先ずはここに座って休憩とクライミングの準備です。
2024年08月26日 14:21撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 14:21
右側(左岸)の巻き道で妙見滝を登った所。
いい所に平たい岩があります♪
先ずはここに座って休憩とクライミングの準備です。
袋入れ懸垂下降の準備ができました。
というか、ロープの袋入れは自宅で既に済ませています。
今回は滝の高さもあまりないためシングルロープで反転防止機能付きカラビナを使ってムンターヒッチで懸垂下降します。
懸垂下降ロープとカラビナを繋いでいるスリングロープが上下で捻れているので、後で直しておきます。
少し問題がありましたが、袋入れ懸垂下降自体は無事に終わりました。
それは感想の所で書きます。
2024年08月26日 14:50撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 14:50
袋入れ懸垂下降の準備ができました。
というか、ロープの袋入れは自宅で既に済ませています。
今回は滝の高さもあまりないためシングルロープで反転防止機能付きカラビナを使ってムンターヒッチで懸垂下降します。
懸垂下降ロープとカラビナを繋いでいるスリングロープが上下で捻れているので、後で直しておきます。
少し問題がありましたが、袋入れ懸垂下降自体は無事に終わりました。
それは感想の所で書きます。
今回の目的であるお楽しみのマイクロトラクションを登高器(アッセンダー)として使って登攀します♪
その結果は長くなるので感想の所で書きます。
2024年08月26日 15:31撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 15:31
今回の目的であるお楽しみのマイクロトラクションを登高器(アッセンダー)として使って登攀します♪
その結果は長くなるので感想の所で書きます。
懸垂下降の支点にした木。
右側の細い木にしました。
左側の木は太過ぎてスリングロープが巻けません。
2024年08月26日 16:45撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 16:45
懸垂下降の支点にした木。
右側の細い木にしました。
左側の木は太過ぎてスリングロープが巻けません。
少し離れた所から見た懸垂下降の支点にした木。
今回も懸垂下降、登り返しに使わせて頂き、本当にありがとうございました。
2024年08月26日 16:46撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 16:46
少し離れた所から見た懸垂下降の支点にした木。
今回も懸垂下降、登り返しに使わせて頂き、本当にありがとうございました。
妙見滝より先の妙見谷ルート。
時間があれば、この先も登って行きたかった。
残念!
2024年08月26日 16:50撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 16:50
妙見滝より先の妙見谷ルート。
時間があれば、この先も登って行きたかった。
残念!
先程の懸垂下降の支点にした木に付いている捨て縄。
次回からは木の根元まで登らなくても丈夫そうなので、ここを支点にしてもいいかな♪
今回は滝の直登練習の山行なので、レコはここで終了です。
2024年08月26日 16:51撮影 by  OPPO Reno5 A, OPPO
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8/26 16:51
先程の懸垂下降の支点にした木に付いている捨て縄。
次回からは木の根元まで登らなくても丈夫そうなので、ここを支点にしてもいいかな♪
今回は滝の直登練習の山行なので、レコはここで終了です。

感想

今回の山行は、新しく買ったチェストハーネスとマイクロトラクション(写真25)を使っての登攀が目的です。

1回目はマイクロトラクションとの違いが分かるように新しく買ったチェストハーネスには以前に試した棘々のあるチェストアッセンダーを付けて登攀してみました。
新しく買ったチェストハーネスはチェストアッセンダーを付ける胸の位置が簡易チェストハーネスよりも少しだけ高くなりロープを引くのが若干やりやすくなりました。
が、しかしチェストアッセンダーではロープを引くのにまだ若干引っかかりを感じます。

2回目は、新しく買ったチェストハーネスに今回のお楽しみであるマイクロトラクションを付けて登攀してみました。
1回目、2回目ともにローブの流れをよくするためロープは滝の下部にしっかりと固定された倒木に結び付けています。
2回目での登攀ではマイクロトラクションはプーリーが付いているためロープを胸の位置で引くのが、滑りが良くて本当にスムーズ♪
これは固定された倒木にロープを結び付けているのもその理由かもしれません。

という訳で、3回目は滝の下部に固定された倒木にロープを結び付けずに、つまりロープがぶらんぶらんの状態、ロープ自体の重みだけでチェストハーネスにマイクロトラクションを付けて登攀してみました。
ロープを倒木に結び付けていないにもかかわらず、先程と同様にロープを胸の位置で引くのに滑りが良くて本当にスムーズ♪
危険なのであまりお薦めしませんが、マイクロトラクションの下からカムの所に親指を押し当てながらロープを引くと、さらにスムーズ!
マイクロトラクションに滑車(プーリー)が付いているのが本当に大きいと思います。

マイクロトラクション、最高!
流石に値段が高いだけのことはあります。
しかも滑車付きでコンパクト!
もうこれがあれば、普通のマイクロアッセンダー、シャント(ツインロープ用アッセンダー)、ハンドアッセンダー、チェストアッセンダーはもう使えません。
登高器(アッセンダー)はマイクロトラクションの一択です♪
ただ値段が高いけど…(泣)

写真24で言っていた袋入れ懸垂下降の問題点はローブ投げ懸垂下降と違い袋の手前で前捌きを怠ると、ロープが袋の中で絡まってしまうことです。
これはさぼらなければ起こらないので、充分修正可能です。

今回でトップロープソロでやってみたいことは、大体できました。
後は試していないことはフットアッセンダーぐらいです。
いよいよ、次回からは YouTube動画 TAKEMOVIEの岳美さん が紹介されているアルパインソロに挑戦しようかなと思っています。
実は値段の高いマイクロトラクションを買ったのもこのアルパインソロに必要だからです。
グリグリ(アシスト機能付き確保器)に穴を空けて自作のショックアブソーバー(緩衝器)を作ってクイックドローを使って早くソロで登りたい♪
実はこれを書いている時点でグリグリはもうすでに穴を空け済み。
後は登攀時の滑落、墜落ために自作ショックアブソーバーを作るのみです。
また、アルパインソロシステムの検証をしてからの山行記録(レコ)を上げます。
いやあ、楽しみ、楽しみ。

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