谷川岳・天神尾根ピストン〜風雨の山頂と虹の尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 636m
- 下り
- 636m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 7:50
天候 | 曇り→山頂付近は風雨→下山途中から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ロープフェイは、登りの始発が7時から,下りの最終が17時。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道としての危険個所はないが、雨で木道が湿っていて、よく滑りました。 |
その他周辺情報 | 下山後、ロープフェイ乗り場の喫茶軽食でソフトクリームとメンチカツをいただきました。メンチカツは美味でオススメとのこと。 |
写真
感想
シルバーウイーク初日、Iさん一家に谷川岳日帰り・天神尾根ピストンの山行に誘われた。Iさんご一家はお子さんが2人。一人は小学生なので自分の足で歩くが、もう一人は1歳半。必殺・ドイターの背負子で背負って上がるということだ。だいぶ大変そうだが、天神尾根往復なら時間に十分余裕があるし、景色を愛でつつのんびり気分でお供することにした。
7時にロープウェイ土合口駅に着き、準備をしてロープウェイ乗車,天神平駅を8時に歩き出す。丁度2〜30人の団体さんの直後を歩くこととなり、あちこちで渋滞するが、こちらも子連れでペース的には丁度良い。とはいっても熊沢穴避難小屋にはほぼコースタイム通りに到着し、ここで背負子を下ろしてお子さんの様子を確認しがてら、腹ごしらえもしてしばらく休む。
ここからは急登が続く。荷がかさみ、岩が濡れて滑るので、休みながら慎重に歩を進める。それまで霧雨だったのが、高度を上げるとともに風を伴って本格的に降ってきて、途中でカッパを着用し、更に進む。展望も聞かず苦しい登りが続くが、お父さんの方の脇からお子さんがひょいと顔を出しているドイターの背負子は注目度抜群で、すれ違い・追い越しの度に激励してくれるのが、こちらもうれしい。
やっとのことでガスの中に肩の小屋を見つけ、中に逃げ込む。ご一家はカップラーメンとココア,私はコーヒーで一息つく。背負子のお子さんは、下ろされて持参のチーズを静かにパクパク食べている。山頂まであと少しの距離だが、雨と北風が強く、これ以上登る気分ではないので、ここで折り返し下山と決意する。
下り始めてしばらく、南の空がだんだん切れてきて、水上方面や赤城山の展望が開けてくる。丁度「天狗の溜まり場」にさしかかり、岩の上でしばしパノラマを楽しむ。若干風が強いが、霧雨もあるためか虹が美しく出ている。7色が濃く見え、その上にもう一つかかって二重になっている。山頂の風雨ですっかり気分が萎えていたが、青空に映える光景を目にできてようやく満足し、更に下る。
帰りも熊沢穴避難小屋でしばらく休み、コーヒーを沸かし遅い昼食をとる。背負子のお子さんも、ここでお父さんからゴハンをいただく。更に下って天神平駅には16時前に戻り、麓の土合口駅の喫茶でソフトクリームとメンチカツをいただき、帰途についた。
山頂の天気は残念だったが、Iさんご一家と山のパノラマを楽しむことができ、まずまずの山行であった。
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