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Yamareco

記録ID: 71925
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

塩見岳(お泊りデビュー☆)

2010年07月24日(土) ~ 2010年07月25日(日)
 - 拍手
hiro-t その他3人
GPS
--:--
距離
21.3km
登り
2,330m
下り
2,327m

コースタイム

1日目 5:52鳥倉林道ゲート-6:33鳥倉登山口6:45-9:00三伏峠小屋9:15-9:28三伏山-10:24本谷山-12:08塩見小屋13:00-13:50塩見岳西峰-14:00塩見岳東峰-15:00塩見小屋
2日目 6:00塩見小屋-7:30本谷山-8:24三伏山-10:33鳥倉登山口-11:15鳥倉林道ゲート
天候 にわか雨や雷の心配もない晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道 松川ICから約40km
まっすぐ大鹿村へ向かいます。
わかりにくい鳥倉林道への標識に従って進路を取ります。

駐車場は約20台。前日入りが賢明です。

国道152号線は長谷村〜大鹿村間で土砂崩落のため通行止めになっています。
松川町と大鹿村とを繋ぐ県道しかルートはありません。
コース状況/
危険箇所等
■鳥倉林道〜三伏峠
林道歩きが意外と長く、下山時には辛い思いをします。
自転車をデポしている人もいたので、自転車があるとかなり楽ができます。
三伏峠まで登り始めと、峠直下に急登があります。
それ以外は非常にゆるい傾斜で距離を詰めます。

■三伏峠〜塩見小屋
三伏峠からゴーロ地帯までの間は、150m程度の標高差を緩やかにアップダウンを繰り返します。
途中、道を塞ぐ倒木が3箇所ほどあります。
ゴーロから塩見小屋までの間はこれまでの標高差を一気に詰める急登となります。

■塩見小屋〜塩見岳
ザレた急登が続きます。
山頂直下はガレており、浮石もやや多いです。
下山時には特に注意が必要です。

■立ち寄り温泉
鹿塩温泉に立ち寄りました。
松川ICに向かう途中には小渋川温泉もあります。
駐車場は前夜のうちから満車です。
下山時には結構下の方まで車がありました。
2010年07月24日 05:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 5:55
駐車場は前夜のうちから満車です。
下山時には結構下の方まで車がありました。
三伏峠に向かう途中の木々の間からの景色。空木岳や木曽駒ヶ岳がすぐ目の前です。
2010年07月24日 08:34撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 8:34
三伏峠に向かう途中の木々の間からの景色。空木岳や木曽駒ヶ岳がすぐ目の前です。
三伏峠に向かう途中の木々の間からの景色。
仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳がいつもとは違う形を見せてくれます。
2010年07月24日 08:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 8:54
三伏峠に向かう途中の木々の間からの景色。
仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳がいつもとは違う形を見せてくれます。
塩見岳が見えました。
2010年07月24日 08:54撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 8:54
塩見岳が見えました。
やっとついた三伏峠小屋。
2010年07月24日 09:01撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:01
やっとついた三伏峠小屋。
三伏山から南東方向です。
2010年07月24日 09:28撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:28
三伏山から南東方向です。
標柱で見ると東海パルプの社有林は相当広いですね!静岡の南アルプス全域が社有地という感じがします。
2010年07月24日 09:30撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:30
標柱で見ると東海パルプの社有林は相当広いですね!静岡の南アルプス全域が社有地という感じがします。
左から仙丈ケ岳、手前に本谷山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。間ノ岳の姿が大きく、北岳の存在感が薄く感じます。
2010年07月24日 09:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:31
左から仙丈ケ岳、手前に本谷山、甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳。間ノ岳の姿が大きく、北岳の存在感が薄く感じます。
塩見岳が目の前にあるのにここからかなり回り込んでのアプローチになります。
2010年07月24日 09:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:31
塩見岳が目の前にあるのにここからかなり回り込んでのアプローチになります。
三伏峠小屋を振り返ります。
2010年07月24日 09:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:31
三伏峠小屋を振り返ります。
本谷山からの展望。中央は木曽駒ヶ岳?
2010年07月24日 09:32撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 9:32
本谷山からの展望。中央は木曽駒ヶ岳?
遠巻きなルートのため、塩見岳がなかなか近づきません。
2010年07月24日 10:24撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 10:24
遠巻きなルートのため、塩見岳がなかなか近づきません。
仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳
2010年07月24日 10:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 10:27
仙丈、甲斐駒、北岳、間ノ岳
北岳と間ノ岳のアップ
2010年07月24日 10:28撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 10:28
北岳と間ノ岳のアップ
本谷山は栄養が少ないのでしょうか、立ち枯れた木々やあまり成長していない花が目立ちます。
2010年07月24日 10:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 10:47
本谷山は栄養が少ないのでしょうか、立ち枯れた木々やあまり成長していない花が目立ちます。
ちょうどお昼時に塩見小屋に到着!
2010年07月24日 12:10撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 12:10
ちょうどお昼時に塩見小屋に到着!
塩見岳山頂にはだんだん厚い雲がかかってきます。。。
2010年07月24日 13:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:03
塩見岳山頂にはだんだん厚い雲がかかってきます。。。
赤と黄色のイワベンケイ
2010年07月24日 13:25撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:25
赤と黄色のイワベンケイ
ハクサンシャクナゲでしょうか。。。
2010年07月24日 13:27撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:27
ハクサンシャクナゲでしょうか。。。
名前を忘れました。
2010年07月24日 13:30撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:30
名前を忘れました。
間ノ岳に延びる稜線が綺麗!
2010年07月24日 13:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:31
間ノ岳に延びる稜線が綺麗!
塩見岳本体に取り付きます。手前3人が一緒に登ったメンバーです。
2010年07月24日 13:31撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:31
塩見岳本体に取り付きます。手前3人が一緒に登ったメンバーです。
名前を忘れました。
2010年07月24日 13:36撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:36
名前を忘れました。
イワベンケイが綺麗に咲いてました。
2010年07月25日 16:41撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 16:41
イワベンケイが綺麗に咲いてました。
名前を忘れました。一度にそんなに沢山覚えられません。。。
2010年07月24日 13:47撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:47
名前を忘れました。一度にそんなに沢山覚えられません。。。
この稜線を歩きたい!
2010年07月24日 13:52撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 13:52
この稜線を歩きたい!
いい景色ですね。。。
2010年07月24日 14:02撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:02
いい景色ですね。。。
蝙蝠岳への稜線も魅力的です。あっちに行きたくなります。
2010年07月24日 14:07撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:07
蝙蝠岳への稜線も魅力的です。あっちに行きたくなります。
東峰を見ながら西峰
2010年07月24日 14:14撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:14
東峰を見ながら西峰
山梨方面には入道雲?が。。。にわか雨が降っていそうです。
2010年07月24日 14:19撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:19
山梨方面には入道雲?が。。。にわか雨が降っていそうです。
ハクサンイチゲとは微妙に葉の形が違うような気がしますが・・・?
2010年07月24日 14:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:23
ハクサンイチゲとは微妙に葉の形が違うような気がしますが・・・?
ハクサンイチゲ
2010年07月24日 14:23撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:23
ハクサンイチゲ
リーダーは草花に詳しく、本当によく気が付きます。その観察力には脱帽です。
2010年07月24日 14:25撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:25
リーダーは草花に詳しく、本当によく気が付きます。その観察力には脱帽です。
松の実
2010年07月24日 14:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 14:49
松の実
日没です。
2010年07月24日 18:43撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 18:43
日没です。
日没の瞬間をカメラに収めることはできませんでした。
2010年07月24日 18:46撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/24 18:46
日没の瞬間をカメラに収めることはできませんでした。
ご来光
2010年07月25日 04:56撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 4:56
ご来光
朝は空気が澄んでいて遠くの山々まではっきり見えます。立山や剱岳まで見る事ができました。
2010年07月25日 06:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 6:03
朝は空気が澄んでいて遠くの山々まではっきり見えます。立山や剱岳まで見る事ができました。
「いいねー、この景色!帰りたくないね!」と一同(笑
2010年07月25日 06:03撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 6:03
「いいねー、この景色!帰りたくないね!」と一同(笑
仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳
2010年07月25日 07:30撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 7:30
仙丈ケ岳、甲斐駒、北岳、間ノ岳
名前がわかりません。
2010年07月25日 07:49撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 7:49
名前がわかりません。
名前がわかりません。
2010年07月25日 07:55撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 7:55
名前がわかりません。
後ろ髪を引かれる思いで下山します。
2010年07月25日 08:24撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 8:24
後ろ髪を引かれる思いで下山します。
オダマキ
2010年07月25日 11:10撮影 by  PENTAX K-7 , PENTAX
7/25 11:10
オダマキ
撮影機器:

感想

当初は塩見新道からの日帰りの予定でしたが、小屋泊に変更になりました。
1週間前に申し込みをしたときは既にキャンセル待ちだったそうで、運よく泊まる事ができました。
塩見小屋は幕営禁止なので、テント泊に熟達した他の3人も小屋泊まりです。

前日入りの車中泊で登ろうと夜22時過ぎに家を出発しました。
思っていた以上に早く着いてしまったため、高速が1000円になる時間まで駒ヶ岳SAで仮眠します。
鳥倉林道ゲートに着いたのは1時半頃で、その時すでに駐車場は満車に近い状態でした。

日本百名山にも関わらず行き交う人はそれほど多くはなく、マイペースに静かな歩きができました。
丁度お昼に塩見小屋に着いたときには山頂に厚い雲がかかっていたものの、お昼を食べ終えた頃には雲も流れて、小屋に荷物を置いて山頂へ行くことにしました。
間ノ岳や蝙蝠岳に延びる穏やかな稜線は歩いてみたくなりました。
いつかテントを担いで北岳〜間ノ岳〜塩見岳〜蝙蝠岳を縦走したいですね。

塩見小屋はそれほど混雑しておらず、8人収容の宿泊場所も8人の割り当てで寝返りを打っても大丈夫なくらい広々としていました。
食事も美味しく、とても良いお泊りデビューになりました。

他のところでは1枚の布団に2人や3人、ひどいところでは座って寝るようなことになったり、食事が驚くほど貧相だったりと怖い話もチラホラ聞きました。
そういう話を聞くとテントが欲しくなりますね!

南アルプスの奥深い場所にあって、いつもとは全く違う景色が印象的でした。
白峰三山を裏から見たのは初めてでしたし、甲斐駒や仙丈ケ岳、中央アルプス、北アルプス、立山・剱岳まで見る事ができて大満足です♪
大気の状態が不安定になりやすい梅雨明け後の晴天にも関わらず、雨や雷の心配がまったくない穏やかな天気でした。

帰りは鹿塩温泉で汗を流しました。
源泉の沸く井戸を写メに収めるといい事があるという噂を旅館の人から聞いて撮ってきました。
井戸などパワースポットブームとなっているようですね。

今回の反省点:
・三脚は軽く!(知人からの借り物で立派な雲台が付いていて、三脚だけでテント並の重量でした)
・歯磨きセットを忘れずに
・アタックザックは必要
・写真の練習をしよう(失敗作が多い。。。折角のカメラが宝の持ち腐れに;;)

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コメント

そうか、、
hiro-tさん

お仲間と一緒でしたか、
だから、宿泊、、。
私もだいぶ前に日帰り、また行きたくなっています。

直線距離にすると、うちからは、近いのですが、、

Y-chan
2010/7/25 22:03
一人だと日帰りですね
Y-chanさん、おはようございます。

仲間と一緒だったので、のんびりお泊りでした
一人ではガツガツ歩くので周りの景色、
特に にはあまり見向きしません

直線距離ではうちからも近いのですが、
車だとぐるっと反対側まで回りこまないといけませんし、
歩くとなると相当な距離ですよね。。。

リーダーが草花に詳しいので勉強になります。
おかげでちょっとだけわかるようになった気がします。
2010/7/26 10:03
プロフィール画像
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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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