奥穂高岳ージャンダルムピストン 上高地からまるっと周回
- GPS
- 15:12
- 距離
- 30.3km
- 登り
- 2,533m
- 下り
- 2,531m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:01
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 8:05
天候 | 予報通り12時過ぎくらいからガスってゴロゴロ⚡ 風が弱くてテント場快適 2日目は終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
2時間半待機して6時半の上高地行の路線バスに乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
馬の背のくだりは落ち着いて |
その他周辺情報 | 平湯の森は休業日… バスターミナルから反対側の奥飛騨温泉へ 寸志300円ほどであったまるぅ |
写真
感想
先週は台風で山に行けず、公共機関の山行がだいぶ狭くなってきた9月に入ってしまいました。
折立や七倉はまた来年ってことで、久しぶりに上高地スタートの山行をしてきました。
赤牛岳のときに直便ではなくてもまぁまぁ早い時間に上高地に入れることが分かり、岳沢からの周回ジャンダルム山行を計画しました。
簡易テントを担いでグングンと高度を上げて、岳沢には予定よりも早く到着。午後から天気が悪くなるとのことだったので、ブランコを横目にリスタート。登り一辺倒なので途中の広場でちょいと休みを入れながら、紀美子平を目指します。
天気が悪くなるにつれてお腹の調子が下り坂で、足取りが急に遅くなり、たぶん青白い顔で紀美子平に到着(笑)
めっちゃ人いるので荷物を置いてひとまず前穂高に向かうことに。我慢すればなんとかなりそうで、休み休み呼吸を意識してゆっくり登り、後続から何人も追い抜かれ、空身なのにどうしました?的なシチュエーションでした…
かろうじて山頂につき、誰もいないガスガスの山頂の岩陰でコトをすますことにしました。
やく2時間前穂高のピストンに時間がかかり、吊尾根のリスタートをする頃にはガスが立ち込めて視界も悪くなってきたと思ったら、雨が降り始めやばい状況に。
南陵の頭の手前でかなりの雨脚となり、頭上ではゴロゴロと雷もなりだしました。さっきまで腹痛でノロノロだったのに、ここで復活してスピード上げて南陵の頭をすぎ、奥穂高山頂をスルーして山荘をめざしました。
幸いにも雷雲は発達しないでくれて、山荘前のハシゴについたときには雨も弱まり空も明るくなってきました。
雨宿りを考えましたが、下の方が楽なので先にテントを設営するためにテント場へ。ちょうど21が空いていたので通路脇ですが迷わず設営し、荷物を開けて着替えなどして一息つきました。外もほぼ雨がやみ、段々青空が見え始め濡れたものを乾かそうと外に出たら、ポールのひび割れがひどくなり、通路にはみ出しそうな状況に。ポールを左右入れ替えて、補強をして再度張ってみたところ、無惨にもポールが裂けてしまいどうしようもない状況になりました。
場所が良かったので張り網を岩棚に括り付けて、ポールを利用してテンションをかけてなんとか一夜を過ごせるように体裁を整えました。
流石にシュラフカバーだけでは寒く、湯たんぽで対策したもののなかなか寝付けず、3時には準備をして4時過ぎに奥穂へむけていつものナイトハイクスタート。
星空がめちゃくちゃキレイで、あっという間に奥穂に到着しました。テント場から先行者が1人いるのはわかりましたが、すでに奥穂にはおらずジャンダルムに向かっている模様。だれも居ないと寂しいけど、先行者がいるなら心強く、日の出を待たずに5時にジャンダルムにむけて看板を越えました。
ユーチューブで一夜漬けしたので、どんな雰囲気か事前に知っていたものの、ウマノセのくだりは中腹あたりが個人的には一番怖く、ホールド探して足をジタバタ…。核心部のポイントを抜け、次は浮石が点在する激下り。先行者がかなり石を落としたらしく凄まじい音が鳴り響き、ちょっと距離をおきながら下りにむかいます。
ロバの耳の手前で先行者に追いついて、先を譲ってもらってトラバースを進み、赤く染まったジャンダルムとご対面。念願だったジャンダルムまであとひと登り。だいぶ裏側に向かうとの情報だったので踏み跡みながらすすんでいったつもりが、ちょっとルートを間違え、丸印が見当たらないので右往左往。ようやく丸印がみつかり正規ルートで初ジャンダルムに到着です。
残念ながらエンジェル不在でしたが最高のコンデションで楽々登頂することができました。
復路は落石に気を付けて、数組とすれ違って難なく奥穂に戻りました。よく出せば涸沢岳と北穂に向かって大回りで帰ろうとしましたが、遅くなるので今日はザイデン下ってカラフェスの雰囲気を見ながら4時間チョイで上高地に下りました。
10月は紅葉山行でまたきまーす。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する