なんとか景色見られた笠ヶ岳 長いルートでやっとたどり着く
- GPS
- 16:01
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 3,005m
- 下り
- 2,910m
コースタイム
- 山行
- 0:53
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 0:59
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 10:31
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:02
天候 | おおむね曇り、一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笠新道、ほとんど休憩場所ありません。 |
写真
感想
平日歩きが多いですが訳あって、週末に笠ヶ岳へ。
色々大変でした・・・。
まずは新穂高の駐車場に着くまで。
朝見たら中央道が一部区間で事故のため通行止め!
一般道で回り道し、1時間以上のロス。
松本ICを降りて遅い昼食を。この時間をとらずに出発していればこのあとの渋滞に捕まらなかったのかどうかわからないけど、あれはあまりにひどかった。
思えば直前に救急車やパトカーが走っていったのはこれだったのだろう。
稲核橋のだいぶ手前で、渋滞ができていました。たまに対向車も来るので工事の片側規制かなにかと思ってしばらく待っていたけど、一向にすすまない。
1時間半くらい待って、ようやく少し進んだのだが、どうやら稲核橋での事故渋滞らしい。その後またせっかく動き出したと思ったら、警察に誘導され前の車が先に行ったところを区切りに、ちょうど止められてしまった。
対向車の順番待つのかと思ったら、そうではなくて新たな事故処理待ち。さらに数十分待つことに。
1本道の158号で、う回路もないから結局全部で2時間半くらい待ったかな・・・。
テント予定だったからまだこの時間でも希望があったけど、小屋どまりだったら今日は泊まれなかったかも。
新穂高の駐車場に着いたのは17:30前、暗くなったくらいにわさび平につくかな・・・? 小屋に電話すると、テント泊なら今からでも大丈夫とのこと。明るいうちにテント場につきたかったので、かなりのハイペースで歩きなんとか真っ暗になる前に到着。
わさび平には10張以上のテントが。
とても疲れましたが、なんとか今日ここまでこられてよかった・・。
さて翌朝。5:30出発。天気の良いときに稜線ルートを歩きたかったので、弓折経由で。でもなんとなく曇りっぽい。
「らくルート」のコースタイムで約9時間。テント装備では、過去2番目のロングコース。荷物は約20kg。あまり自信なし。水は、途中の鏡平で補給できるのがありがたい。(笠新道だったらスタート付近以外に水場はないから。)
標高差1500M以上あるけど、緩やかな登りなのでなんとか。これが急登だったら最近毎度のこと、ももにきて足がつるところでしたが、今回は大丈夫。
鏡平から先、しばらくすると展望が開けてきますがなんとなくガスっぽい。展望の稜線歩きを期待していたのですが、あまり見えず。
途中昼食をとり、ガスの中を進みます。
あー、展望さんよ、どこ行った?
長距離なので、荷物も重いし不安でしたがなんとかいけそう。
天気がさえないと、不安も増すものです。
なんだかんだで、15時前にはテント場に到着。
ほっとしたのもつかの間、テントを張る場所がない!すでに30張越えている。笠新道の方が早いし、双六からの人もいるし、自分はかなり遅い到着の部類だった・・・。
結局ちょっと斜めの草地にテントを張り、寝てみるとやっぱり斜めなので少しずつずり落ちてしまうけど、仕方なし。小屋からもっと遠くに離れれば平らなところもあるだろうけど、まあいいや。
今回1つ誤算が。鏡平で補給する水の量を間違えていた。100均で売っている水いれが、1Lだと思っていたのが実際500-600mLしか入らなかったのと、昼食で使う水を計算していなかったこと。
結果としては、ぎりぎりもったのだけど危なかった。
テント場でまずはゆっくり休み、持参した梨をまるまる1個食べる。水分いっぱいでおいしかった!
小屋で受付し、10分くらいの山頂へ。
山頂にいた時間に一瞬晴れ、杓子平くらいまで見渡せました。これを見れただけでもよかった。穂高までは見渡せなかったけど。
小屋で水購入のために並んでいると、列に並びたくない?おっさんが割り込んでビールを購入!?
正確に言うと列に割り込んで購入したのではなく、列をすり抜け、靴を脱いで建物に上がり、列の客に応対中の小屋の人に、窓口の横から(割り込んで)声をかけていた。電話中の人が物を渡されるとなんでも受け取ってしまうかのように、小屋の人もこれに応じていたがこれはアリなのか?もやもやした。
ここのテント場は、小屋から徒歩5分くらいのところにあるけれど、テント場から小屋へはガレ場の登りで、空気も薄いので結構きつい。
翌朝もよおしてからトイレに着くまで、暗くて道がよくわからないし、とても遠く感じました。もらさないでよかった・・・。
さて今日も展望は望めそうにないので笠新道から下ることに。ただ、抜戸岳から杓子平まで、ガスが晴れ視界が開けてよかった。
さてその先、急な下りが続きます。急とは言っても、手を使うような場所は少ないのが救い。でも休憩場所はかなり限られている。同じころにテント場を出発した多くの人は、ほとんど休憩なしに歩き続け、みんなすごいな。
重さはほとんど変わらないだろうに、みんな体力ある。
自分は何度か休憩し、ようやく笠新道登山口の水場に到着。つかれた。
ここからはふらふらとしながらも気をぬいて駐車場まで歩き。
風呂に入って、昼食食べて、あとは帰りのみ!
・・・とはいかなかった・・・。
なんで帰りもこんなに渋滞あるの?というくらい事故があった。
別に土日だからというわけではないだろうけど、帰りも事故だらけ。
1つ目は事故でなく工事渋滞だけど、プラスで40分くらいかかるとグーグル先生が言っているので高速乗る前に松本で時間つぶし。眠かったし仮眠とり、お土産買って、渋滞が20分くらいに減ったところで出発。
でもやっぱり渋滞イヤなので途中でIC降りてその区間は一般道に。時間つぶしにと思って寄ったラーメン屋がよかった。親ゆづりの味という店で、テラス席がよい。諏訪湖も見える。
その後高速に復帰したけど、今度は笹子トンネルで事故渋滞の情報。そこそこ流れているようなのでそのまま降りず高速で。
その事故の前だったか後だったか忘れたけど、また別の事故渋滞。車が逆さにひっくり返っていました。
そして、おきまりの小仏トンネル。松本出発時は抜けるのに60分かかるくらいの混雑だったけど、このころにはかなり解消していて20分で抜けました。車は流れていたので、この渋滞が快適に思えるほど、行きも含めてその前までの渋滞がひどかった・・・。
そして、夜中にようやく無事に自宅に到着。
今回は行きも帰りも、何か所の渋滞があったことか・・・。
登山もきつかったし、展望はわずかだったし(それでも雨に降られなかったのでよかったのだけど)修行にいってきた感じ。いい経験でした。
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