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Yamareco

記録ID: 7207617
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

枡水高原から弥山(大山)

2024年09月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:32
距離
5.8km
登り
1,047m
下り
1,050m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
0:18
合計
6:33
9:08
2
スタート地点
9:10
27
12:47
21
13:13
13:17
1
13:22
0
13:22
0
13:22
13:23
13
13:36
4
13:40
13:41
100
15:21
15:24
17
15:41
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
枡水高原駐車場
コース状況/
危険箇所等
リフト終点地点から上しばらくはススキ藪、樹林帯に続いては灌木藪、一般路にでるまでは石ザレ。
その他周辺情報 樽水高原に複数あり
2024年09月07日 09:09撮影 by  iPhone 14, Apple
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2024年09月07日 09:13撮影 by  iPhone 14, Apple
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2024年09月07日 09:13撮影 by  iPhone 14, Apple
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マツムシソウ
2024年09月07日 09:14撮影 by  iPhone 14, Apple
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マツムシソウ
ハギも咲く
2024年09月07日 09:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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ハギも咲く
草原を行く
2024年09月07日 09:23撮影 by  iPhone 14, Apple
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草原を行く
キキョウ
2024年09月07日 09:24撮影 by  iPhone 14, Apple
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キキョウ
2024年09月07日 09:25撮影 by  iPhone 15, Apple
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アキノタムラソウか
2024年09月07日 09:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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アキノタムラソウか
2024年09月07日 09:27撮影 by  iPhone 14, Apple
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登山自粛を、と
2024年09月07日 09:40撮影 by  iPhone 14, Apple
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登山自粛を、と
久々にヤマブドウの実るのを見る
2024年09月07日 09:59撮影 by  iPhone 14, Apple
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久々にヤマブドウの実るのを見る
ミヤマシキミがミカン科というのは解せないと思っていたが、こうして実を拡大してみると、案外・・・
2024年09月07日 10:11撮影 by  iPhone 14, Apple
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ミヤマシキミがミカン科というのは解せないと思っていたが、こうして実を拡大してみると、案外・・・
ツルリンドウ
2024年09月07日 10:23撮影 by  iPhone 14, Apple
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ツルリンドウ
ハンショウズル。大きい。
2024年09月07日 10:27撮影 by  iPhone 14, Apple
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ハンショウズル。大きい。
2024年09月07日 10:27撮影 by  iPhone 15, Apple
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日本海まで見通せる。
2024年09月07日 10:51撮影 by  iPhone 14, Apple
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日本海まで見通せる。
クサボタンがまだ咲いている。
2024年09月07日 10:54撮影 by  iPhone 14, Apple
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クサボタンがまだ咲いている。
タカネナデシコ
2024年09月07日 11:03撮影 by  iPhone 14, Apple
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タカネナデシコ
2024年09月07日 11:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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シコクフウロ
2024年09月07日 11:40撮影 by  iPhone 14, Apple
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シコクフウロ
シラタマノキ
2024年09月07日 11:48撮影 by  iPhone 14, Apple
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シラタマノキ
キュウシュウコゴメグサ
2024年09月07日 11:49撮影 by  iPhone 14, Apple
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キュウシュウコゴメグサ
マツムシソウが咲き乱れる
2024年09月07日 11:59撮影 by  iPhone 14, Apple
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マツムシソウが咲き乱れる
だんだんアルペンな様相となる
2024年09月07日 12:06撮影 by  iPhone 14, Apple
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だんだんアルペンな様相となる
2024年09月07日 12:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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2024年09月07日 12:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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枡水高原を見下ろしながら登る。
2024年09月07日 12:06撮影 by  iPhone 14, Apple
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枡水高原を見下ろしながら登る。
高度感がいい、
2024年09月07日 12:09撮影 by  iPhone 14, Apple
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高度感がいい、
2024年09月07日 12:14撮影 by  iPhone 14, Apple
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2024年09月07日 12:19撮影 by  iPhone 14, Apple
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2024年09月07日 12:22撮影 by  iPhone 14, Apple
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あのでっぱりまで行く。
2024年09月07日 12:23撮影 by  iPhone 14, Apple
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あのでっぱりまで行く。
コウゾリナの類。
2024年09月07日 12:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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コウゾリナの類。
弥山方向を見る
2024年09月07日 12:39撮影 by  iPhone 14, Apple
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弥山方向を見る
2024年09月07日 12:44撮影 by  iPhone 14, Apple
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マツムシソウで吸蜜するキアゲハ。
2024年09月07日 12:45撮影 by  iPhone 14, Apple
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マツムシソウで吸蜜するキアゲハ。
池塘に出た。サラシナショウマ。
2024年09月07日 12:46撮影 by  iPhone 14, Apple
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池塘に出た。サラシナショウマ。
石室。
2024年09月07日 12:48撮影 by  iPhone 14, Apple
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石室。
ダイセンキャラボク純林の木道を行く。
2024年09月07日 12:55撮影 by  iPhone 14, Apple
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ダイセンキャラボク純林の木道を行く。
2024年09月07日 12:59撮影 by  iPhone 14, Apple
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とりあえず山頂はここということになっている。
2024年09月07日 13:11撮影 by  iPhone 14, Apple
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とりあえず山頂はここということになっている。
2024年09月07日 13:26撮影 by  iPhone 14, Apple
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あそこから降りて来たんだ。
2024年09月07日 15:38撮影 by  iPhone 14, Apple
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あそこから降りて来たんだ。
2024年09月07日 15:41撮影 by  iPhone 15, Apple
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装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ ヘルメット

感想

ここのところ朝は涼しくなってきたものの、昼間は相変わらず猛烈な暑さが続いている。先週、先々週と来客や台風襲来で裏山の六甲が続いた。この週末はちょっとランクアップしたいと思い、いろいろ考えてはみたが、遠くてもやっぱり大山、に落ち着いた。南面から登るとして、未踏のルートを探ると、弥山への面白そうなルートが二本ある。一つは一の沢の脇から一の沢源頭、二ノ沢源頭の上を通って弥山に達するものである。もう一つは南というより西側、枡水高原から弥山を目指すもので、この二つのルートを結んで周回した記録も散見される。弥山といえば、関西に越してきてすぐ、北面の夏道往復で登って以来となる。今回、当初は一ノ沢から登って枡水高原に下る周回を計画した。しかし、一の沢からのルートが近頃崩壊が進んで難度が増しているという記事があり、一方、枡水高原ルートは安定した道とのことで、今回は無理をせず後者の往復にすることにした。
枡水高原の初心者ゲレンデは、この時期緑の牧野となり、その向こうに大山が峻立して、さながらハイジの世界だ。このスロープ登りから今日の山行は始まる。夏のゲレンデ登りほどめげるものはないのだが、今回は秋の花に励まされて何とかしのいだ。とくに、ゲレンデ下部に咲くマツムシソウはうれしい存在だ。55年ほど前の8月半ば、甲州の甘利山に登った折、丸い山頂をマツムシソウの明るい紫が覆いつくす光景に心打たれたことが、鮮やかに思い出される。私はこの花の虜になり、種を採って帰って自宅の庭に撒いたのだった。種は発芽して立派なマツムシソウの株となり花をつけたが、その花びらは矮化し、決して見事な花をつけることがなかった。やはり野に置けレンゲソウ、を地で行ったような話である。マツムシソウで喜んでいると今度はキキョウが大輪の花で迎えてくれた。実は自然に生えるキキョウを見るのは初めてなのである。ここはもうすっかり秋の花々にかわっているのだった。そうこうして登っていくと、ゲレンデ斜面の最上部に何人もの人の姿がある。なんと、リフトが稼働しているのだった。そのリフト終点にはベンチがあり、その対面に立派な看板が立っている。この場所から登山は危険なので自粛を呼び掛ける看板だった。ということはここが登り口ということである。よく見ると、ススキやキイチゴのとげとげが覆いかぶさる藪の下に道型を認めることができる。一般の人にはそこに道があるとは想像もつかない藪である。気合を入れてここに突入する。半袖で突入したため、ススキの葉で皮膚に傷ができヒリヒリする。暑いが途中で長袖を羽織り、手袋を着用だ。出発時に普通の帽子で行くか、麦わらか、ヘルメットかと思案の末、ヘルメットを選択したのはkinuasaの卓見というべきものであろう。しばらくの藪漕ぎの末、樹林帯に入る。ここからしばらくは大した藪はない。全行程、マーカー等は一切ないが道型はしっかりしているので、問題はない。樹林帯の中をしばし登る。次第に樹高が下がってゆき、陽が射しこむようになり、視界が開けると、花の終わったオオバギボウシのお花畑が現れる。この先、休憩できる場所もないかもしれず、ここで昼食をとる。眼下には枡水高原の草原が広がり、吹き抜ける風が心地よい。ここからは傾斜も増して主稜へとまっしぐらに登る。身の丈ほどの灌木が両側からせり出して踏み跡を隠してしまっている。そんな灌木帯と草付きが入り混じった登路となる。コオニユリは実しか残っていないが、シコクフウロやキュウシュウコゴメグサは真夏と変わらずに多数の花をつけている。周囲の眺めは次第にアルペンな様相にかわり、足元は火山岩の石ザレとなって慎重な足運びを要求する。しかし、道はジグザグについていて、不安なところはない。このルート、登山自粛で荒れるに任せるのはもったいない。そう思いながら、草付きとザレを一歩一歩登る。遮るものの無い急斜面から下の緑の絨毯、そして日本海の広がりを眺めつつ登るのは爽快である。もっとも、いくら登っても下の眺めが変わらないというのは南アルプスの鉄炮登りのようだ。50年ほど前、白根三山を一泊で縦走した時、白根御池を下に見ながら何時間も日照りの中登り続けたのを思い出す。その点、大山はすぐに主稜に到達できるから楽である。ようやく、草付き上のピークに乗り上げると、前方に多くの人々の姿が目に入ってきた。稜線に出たのだ。ピークの後ろは池塘で一般道が通り、それを右に辿るとすぐに石室の出た。が、誰もここにはいない。どうやら、木道の架け替え工事で通行止めになっているらしい。工具もそのまま置かれているが工事自体は今日はないらしく、後ろめたい気持ちはあるが他に選択肢はないので、そのまま弥山山頂に向かう。夏道登山道と合すると、縦列登山となる賑わいで、仮山頂に達する。なお、ログのGPSは山頂部で乱れている。避難小屋でトイレを借りたからか??? あまりの賑わいにゆっくりする気になれず、そそくさと山頂を後にして通行止めの木道に入り、往路を下山する。このルートの高度感は胸のすく快感である。上部の草付きと石ザレの区間では、ルートは幾筋かに離合集散を繰り返す。灌木藪は前向き、後ろ向きの進行でこなして最後のススキ藪を抜け枡水高原の草原にたどり着いた時には、どっと疲労感に襲われる我々であった。それでも大山はいい。

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