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Yamareco

記録ID: 7208278
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

鈴鹿、↑太平尾根↘赤坂谷の沢散策↗↓段木尾根→七折ノ段滝→八風街道デ下山 

2024年09月07日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
oyacco その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:04
距離
7.9km
登り
800m
下り
804m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
1:47
合計
8:04
距離 7.9km 登り 800m 下り 804m
7:37
6
7:43
7:43
64
8:48
8:48
72
9:59
10:16
79
11:35
12:07
10
12:17
12:17
15
12:32
12:32
3
12:35
12:52
1
12:53
12:55
11
13:06
13:06
21
13:27
13:37
35
14:12
14:19
1
14:21
14:21
10
14:31
14:49
9
14:57
15:02
33
15:40
15:40
2
15:42
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八風ロッジ🅿少し上、岩ヶ峰登山口入口横の空きスペース  5, 6台分はあります
コース状況/
危険箇所等
太平尾根: 
県境稜線合流まで約600mの標高差を登る急登です  途中数ヶ所なだらかな箇所が有り心拍数もおさまります 標高676mカカシでは三池岳方面への展望が広がり、数分の休憩を取入れるのも良いでしょう

取付きから急な登りで、時々花崗岩砂礫のザレ場歩きが出て来ます この辺りは鈴鹿独特の風化花崗岩地のようで、ザレ場は滑りやすく下山時には要注意です

上部に上がればヤセ尾根になりますが中下部では尾根幅が広くなる箇所があり、時々はルート確認をお勧めします 岩場もそれなりに出てきますが、登りでは特に問題はなさそうです

段木尾根:
今回は下りに利用しました 県境稜線から段木尾根登山口迄、約400mの標高差を下ります 地図上、目視でその直線距離は1000mはなさそうですが、段木からのヤセ尾根のその斜度は急で、下山には不向きでした ただ、シャクナゲ、コシアブラ、シロモジ等が華やかな時期の登りには楽しめるかなとも思えます

因みに、段木は仙香山、北仙香山から中峠、八風峠、三池岳そして東尾根が湾曲する団扇の要の岩の頭、その段木から見上げる小さなピークが連続する八峰山の稜線の眺望は抜群です 



駐車場から5分程度歩くと太平尾根登山口です 目印は有りません しいて言えば左手のぼんやり白っぽい立看板がそれです
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駐車場から5分程度歩くと太平尾根登山口です 目印は有りません しいて言えば左手のぼんやり白っぽい立看板がそれです
急登から始まり、
直ぐにこんな立派な大木に出会えます
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急登から始まり、
直ぐにこんな立派な大木に出会えます
背が高い
モミの木かな
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背が高い
モミの木かな
興味を引く木々と岩々のユニークな組合せが次々と現れます
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興味を引く木々と岩々のユニークな組合せが次々と現れます
しばらく歩くと自然林に
日陰の下を歩けます
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しばらく歩くと自然林に
日陰の下を歩けます
目印は下部にはそれなりに有りますが、中部以上では殆ど見かけなくなります
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目印は下部にはそれなりに有りますが、中部以上では殆ど見かけなくなります
緩斜面が時々迎えてくれるので休憩しながら歩けます
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緩斜面が時々迎えてくれるので休憩しながら歩けます
岩がちな樹林帯、明るくて快適です
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岩がちな樹林帯、明るくて快適です
色んな形の岩組を見せてくれます
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色んな形の岩組を見せてくれます
明るい色合いになって来ました

ただ思っていた以上に尾根幅が広くなる場所もあり、時々はルート確認をお勧めします
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明るい色合いになって来ました

ただ思っていた以上に尾根幅が広くなる場所もあり、時々はルート確認をお勧めします
幹が複雑に絡み合うように、大岩を取り囲み根を張り合っています 
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幹が複雑に絡み合うように、大岩を取り囲み根を張り合っています 
右手端のなだらかな山が三池岳
スッキリした山並み
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右手端のなだらかな山が三池岳
スッキリした山並み
カカシ676m、展望ポイントからです
北仙香山辺りから三池岳への稜線
贅沢言えば雲の一つでも流れていればなぁと
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カカシ676m、展望ポイントからです
北仙香山辺りから三池岳への稜線
贅沢言えば雲の一つでも流れていればなぁと
割と良く見かける変木、
いつもいつもここまでに至る過程はいかばかりだったんだろうと考えさせられます
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割と良く見かける変木、
いつもいつもここまでに至る過程はいかばかりだったんだろうと考えさせられます
大岩と変木のオンパレードです
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大岩と変木のオンパレードです
これも、複雑に入り組んでます
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これも、複雑に入り組んでます
ザレた道、綺麗てすけど
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ザレた道、綺麗てすけど
なかなかカワイイ、愛嬌があります
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なかなかカワイイ、愛嬌があります
シコクママコナでしょう
今回出会った唯一の花
今が旬なのかいろんな場所で見かけました
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シコクママコナでしょう
今回出会った唯一の花
今が旬なのかいろんな場所で見かけました
岩と変木
沢山見かけます
でも見飽きません
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でも見飽きません
標高850mを超えた辺り
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標高850mを超えた辺り
風も1, 2m程度流れて快適
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風も1, 2m程度流れて快適
結構急斜面ですが手掛りは有ります
結構急斜面ですが手掛りは有ります
稜線まで標高差約7, 80m
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稜線まで標高差約7, 80m
稜線に出ました
釈迦ヶ岳が見えます
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稜線に出ました
釈迦ヶ岳が見えます
稜線をほん少し釈迦ヶ岳方面へ歩いて、赤坂谷へ下り始めた所から、稜線を振返りパチリ 若いブナ林が広がっている山腹、「どこでも登山道」です
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稜線をほん少し釈迦ヶ岳方面へ歩いて、赤坂谷へ下り始めた所から、稜線を振返りパチリ 若いブナ林が広がっている山腹、「どこでも登山道」です
枯れた沢筋を今回は下ってみました
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枯れた沢筋を今回は下ってみました
実に爽やかな山腹を下ります
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実に爽やかな山腹を下ります
赤坂谷の沢です
歩き易く穏やかな沢歩きを楽しめます
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赤坂谷の沢です
歩き易く穏やかな沢歩きを楽しめます
こんな滝とは言えない程の小滝てすが美しい静かな滝壺です この丸っこい大岩がいいアクセントです
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こんな滝とは言えない程の小滝てすが美しい静かな滝壺です この丸っこい大岩がいいアクセントです
アマゴやイワナが泳いでいればもう最高なんですが
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アマゴやイワナが泳いでいればもう最高なんですが
きれいな流れ、小滝風
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きれいな流れ、小滝風
何やらサルノコシカケ風のキノコが
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何やらサルノコシカケ風のキノコが
岩と岩の間を縫うように這う流れ、やっぱり左横の赤っぽい滑らかな岩がアクセント
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岩と岩の間を縫うように這う流れ、やっぱり左横の赤っぽい滑らかな岩がアクセント
キノコも見かけないのて稜線へ登り返します
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キノコも見かけないのて稜線へ登り返します
すると、見つけました
キノコの幼菌の幼菌、一粒づつの大きさ約5mm程度、多分クリタケかなと 
次回来た時は楽しみです
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すると、見つけました
キノコの幼菌の幼菌、一粒づつの大きさ約5mm程度、多分クリタケかなと 
次回来た時は楽しみです
すこしアップで、色白さんに写ってますが本当は一つ手前の写真の色合いです
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すこしアップで、色白さんに写ってますが本当は一つ手前の写真の色合いです
県境稜線に戻り、仙香池へ歩いています

右下の露出した頭が段木、岩盤の台地なんでしょね 草木は育たず、今の季節は遮るものなく、直射日光を受け、ただ暑い

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県境稜線に戻り、仙香池へ歩いています

右下の露出した頭が段木、岩盤の台地なんでしょね 草木は育たず、今の季節は遮るものなく、直射日光を受け、ただ暑い

赤トンボ舞っています
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赤トンボ舞っています
少しアップで
ストックを横に伸ばして遊ぶと、止まってくれました
2
ストックを横に伸ばして遊ぶと、止まってくれました
お気に入りの一枚
標高900mの避暑
3
お気に入りの一枚
標高900mの避暑
尻尾を上向きに止まるのが多い
この枯れ木に止まったトンボ、次々にやって来た後続の4匹は皆さんこれと同じポーズでした
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尻尾を上向きに止まるのが多い
この枯れ木に止まったトンボ、次々にやって来た後続の4匹は皆さんこれと同じポーズでした
仙香池、この映り込みが好みです
2
仙香池、この映り込みが好みです
オニヤンマが時折腹を丸く曲げて池面に、ちょんチョンと
2
オニヤンマが時折腹を丸く曲げて池面に、ちょんチョンと
珍しく木の幹に
段木へ少し降りた所から、稜線を振り返って
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段木へ少し降りた所から、稜線を振り返って
更に少し下った場所からの仙香山
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更に少し下った場所からの仙香山
そして仙香山と北仙香山

雲が少し流れ始めました
2
そして仙香山と北仙香山

雲が少し流れ始めました
三池岳の向こうには竜ヶ岳を望めます  ここから先、シロヤシロの回廊に入ります
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三池岳の向こうには竜ヶ岳を望めます  ここから先、シロヤシロの回廊に入ります
この石のある向こうが入口
毎年5月にはきれいでしょう
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この石のある向こうが入口
毎年5月にはきれいでしょう
また少し下り西方向を見ると、南峠手前の大崩壊地が
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また少し下り西方向を見ると、南峠手前の大崩壊地が
この大きな尾根は今朝登って来た太平尾根でしょう
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この大きな尾根は今朝登って来た太平尾根でしょう
段木です
仙香山から三池岳方面
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段木です
仙香山から三池岳方面
ホウライタケの部類かな
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ホウライタケの部類かな
面白い形状です
段木からここ「滝谷の大滝」迄は、ひたすら激下り、細心の注意で下りました
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段木からここ「滝谷の大滝」迄は、ひたすら激下り、細心の注意で下りました
「滝谷の大滝」が本名なのか

目視で高さ30メートルはゆうに越えていそうな、水勢いある折れ曲がる段滝、勝手に
「七折ノ段滝」
と名付けてみました

この七折ノ段滝を間近に触れて、今までの激下りのストレスが一気に雲散霧消する程でした、凄いいい迫力


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「滝谷の大滝」が本名なのか

目視で高さ30メートルはゆうに越えていそうな、水勢いある折れ曲がる段滝、勝手に
「七折ノ段滝」
と名付けてみました

この七折ノ段滝を間近に触れて、今までの激下りのストレスが一気に雲散霧消する程でした、凄いいい迫力


ここを軽く渡渉し終わると段木尾根登山口です
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ここを軽く渡渉し終わると段木尾根登山口です
ここから約2km越えの長い林道歩きとなります
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ここから約2km越えの長い林道歩きとなります
洋種ヤマゴボウの実が夕陽に照らされ綺麗です 河原に根付いていました
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洋種ヤマゴボウの実が夕陽に照らされ綺麗です 河原に根付いていました
八風神社御旅所の碑を通り過ぎ
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八風神社御旅所の碑を通り過ぎ
しばらく歩くと 幼菌タマゴタケ にお目にかかれました、いゃ〜ラッキー
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しばらく歩くと 幼菌タマゴタケ にお目にかかれました、いゃ〜ラッキー
成菌にも
形よく育ってくれてました
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形よく育ってくれてました
八風峠登山口、
振り返っての写真です
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八風峠登山口、
振り返っての写真です
直ぐ先左手には三池岳への登山口があり、ここから10分足らずで🅿
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直ぐ先左手には三池岳への登山口があり、ここから10分足らずで🅿

感想

今回は、太平尾根から登り、段木尾根での下山でした なかなかの「激下 リ」で 細心の注意で足を運びました  

太平尾根は下部から中部にかけて花崗岩の砂粒のザレ場が時々現れ、足元が滑り易く、下山時には滑って転倒もあり得る危うさは感じます

稜線まで登って下る周回だけでは面白みに欠けるので、まだキノコの季節には早過ぎるだろうとは思いつつ、赤坂谷へブナ林の山腹を下り、きれいな岩の多い沢を遡行してみました 大小滑らかな岩の間から高さ2, 3m程度の小滝が流れ落ち、そのきれいな滝壺を楽しめました

ナメコはまだでしたがクリタケらしき小さな小さな幼菌が一箇所だけ見受けられシーズンインも、もう間近

時間に余裕も有り、仙香池にも立寄りました 県境稜線に赤トンボが舞っていましたが、この池の端にも多く、時々羽を休めています そしてオニヤンマらしい大きなトンボが池面に尻尾をちょんチョンと差し入れ産卵を繰り返しているのも目に出来ました 

いつ訪れても日差しさえ有れば、池面に映る木々と空のリフレクションは美しく、ゆっくり落ち着ける池辺で、ランチも良いかも知れません

稜線から段木迄は普通の登山道、一段下った段木迄の間にはシロヤシオの回廊もあり、5月にはさぞ綺麗だろうと思われます ですが、その後滝谷出合まては写真を撮る余裕なく、田光川の沢の音を耳にしながらひたすら足を下へ下へと注意深く下ろして歩く緊張感溢れる約40分でした

ただ、下り降りて滝谷出合直ぐ横の大滝、勝手に名付けた「七折ノ段滝」は素晴らしく、今までの緊張が一気に解き放され、ここを下山に使って良かったと、大きなご褒美を頂いた思いです

秋が進んだ紅葉黄葉の時期には、七折ノ段滝を眺めてから、今度は段木尾根登って見たいもんです

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