鈴鹿、↑太平尾根↘赤坂谷の沢散策↗↓段木尾根→七折ノ段滝→八風街道デ下山
- GPS
- 08:04
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 800m
- 下り
- 804m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
太平尾根: 県境稜線合流まで約600mの標高差を登る急登です 途中数ヶ所なだらかな箇所が有り心拍数もおさまります 標高676mカカシでは三池岳方面への展望が広がり、数分の休憩を取入れるのも良いでしょう 取付きから急な登りで、時々花崗岩砂礫のザレ場歩きが出て来ます この辺りは鈴鹿独特の風化花崗岩地のようで、ザレ場は滑りやすく下山時には要注意です 上部に上がればヤセ尾根になりますが中下部では尾根幅が広くなる箇所があり、時々はルート確認をお勧めします 岩場もそれなりに出てきますが、登りでは特に問題はなさそうです 段木尾根: 今回は下りに利用しました 県境稜線から段木尾根登山口迄、約400mの標高差を下ります 地図上、目視でその直線距離は1000mはなさそうですが、段木からのヤセ尾根のその斜度は急で、下山には不向きでした ただ、シャクナゲ、コシアブラ、シロモジ等が華やかな時期の登りには楽しめるかなとも思えます 因みに、段木は仙香山、北仙香山から中峠、八風峠、三池岳そして東尾根が湾曲する団扇の要の岩の頭、その段木から見上げる小さなピークが連続する八峰山の稜線の眺望は抜群です |
写真
感想
今回は、太平尾根から登り、段木尾根での下山でした なかなかの「激下 リ」で 細心の注意で足を運びました
太平尾根は下部から中部にかけて花崗岩の砂粒のザレ場が時々現れ、足元が滑り易く、下山時には滑って転倒もあり得る危うさは感じます
稜線まで登って下る周回だけでは面白みに欠けるので、まだキノコの季節には早過ぎるだろうとは思いつつ、赤坂谷へブナ林の山腹を下り、きれいな岩の多い沢を遡行してみました 大小滑らかな岩の間から高さ2, 3m程度の小滝が流れ落ち、そのきれいな滝壺を楽しめました
ナメコはまだでしたがクリタケらしき小さな小さな幼菌が一箇所だけ見受けられシーズンインも、もう間近
時間に余裕も有り、仙香池にも立寄りました 県境稜線に赤トンボが舞っていましたが、この池の端にも多く、時々羽を休めています そしてオニヤンマらしい大きなトンボが池面に尻尾をちょんチョンと差し入れ産卵を繰り返しているのも目に出来ました
いつ訪れても日差しさえ有れば、池面に映る木々と空のリフレクションは美しく、ゆっくり落ち着ける池辺で、ランチも良いかも知れません
稜線から段木迄は普通の登山道、一段下った段木迄の間にはシロヤシオの回廊もあり、5月にはさぞ綺麗だろうと思われます ですが、その後滝谷出合まては写真を撮る余裕なく、田光川の沢の音を耳にしながらひたすら足を下へ下へと注意深く下ろして歩く緊張感溢れる約40分でした
ただ、下り降りて滝谷出合直ぐ横の大滝、勝手に名付けた「七折ノ段滝」は素晴らしく、今までの緊張が一気に解き放され、ここを下山に使って良かったと、大きなご褒美を頂いた思いです
秋が進んだ紅葉黄葉の時期には、七折ノ段滝を眺めてから、今度は段木尾根登って見たいもんです
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